2010年02月14日

ユース広島遠征(郷原強化試合)1日目午後 vsガンバ大阪ユース

2010/02/13(土)13:00 @呉市総合スポーツセンター多目的広場
コンサU-18 1-0(0-0、1-0) ガンバ大阪ユース (35分×2)
得点者:榊翔太(後半23分)

午前中の試合のあとおにぎりを食べたりして頃合いを見てグラウンドへ向かってみると。
選手たちはすでにアップを始めていました。
その姿を横目に見つつ脇の道路を回っていきます。


ガンバのボール
ガンバの選手たちはチームカラーに合わせて青いボールを使っていました。


コンサのボール
コンサの選手たちはチームカラーに合わせて赤いボールです。


嘘です。(やっぱりうちの方が貧乏なのね。)


ガンバベンチ
ガンバベンチではホワイトボードを使って監督が選手に話をしています。脇を通り過ぎるときに「原口が~、そしたら~。」と話しているのがちらっと聞こえましたので、攻撃のパターンの練習でもしているのでしょうか。


コンサベンチ
こちらはコンサのベンチ


ボール準備中
審判が試合に使うボールをチェック中です。赤と青が混じっています。


選手入場
選手入場。
前半の副審当番は翔太のようですね。選手の先頭を歩いているのは今度は陽輔です。
午前中の広島皆実戦に続いて縦縞同士の対戦かと思ったら、ガンバのユニはもう縞々じゃなかったのね。


整列
よろしくお願いします。


コイントスは陽輔
コイントスは陽輔です。


前半開始時の円陣
前半開始時の円陣


ガンバの円陣
ガンバの円陣


前半キックオフ
コンサのキックオフで前半スタートです。


<前半のメンバー>

     11三上陽輔 27近藤勝成
  14菅原康介       35鈴木貴大
      29前貴之  28荒野拓馬
26津川暢彰 23奈良竜樹 22工藤直人 32小山内貴哉
          21松原修平


序盤、どちらかというと勢いをつかんだのはガンバのようでした。
前半1分のガンバの左CKは修平がジャンプしてキャッチしました。
前半4分、コンサの左CKは拓馬が蹴ります。
前半10分あたりまで、双方がっちり主導権争いの様相になりました。ボールを奪うのも奪い返されるのも攻め込むのも、スピーディーな展開で目が離せません。ピッチには修平の指示の声が響いています。渡邉くんがGKやっていた午前中の試合と比べて、さすが修平は経験を積んでいるなあと思うのは、指示の声がはっきりとして自信に溢れているだけじゃなく、はっきりとして具体的なこと。チームメイトひとりひとりに名指しで誰がどうしろというのを、短く、わかりやすく、ひっきりなしにてきぱき伝えてチームメイトを動かしています。
こうやって聞いていると、トップの選手も含めて「声を出す」というのは、簡単にできることではないんだと改めて思いました。
前半20分ころ、後ろからパスをつないでみんなで攻め上がっていきボールを奪われると、相手の攻撃もスピーディーに展開するのであがっている裏をとられそうになってみんなでまた必死に戻る、というのをお互いに繰り返しています。
おー、大変そうだけど、みんながんばれw


土みたいだけど枯れた芝生です
サッカーっぽい写真
一見、砂の上でプレーしているようにも見えますが、芝生が枯れて茶色くなっているのです。

午前中の試合と違うのは、ピッチの周囲にボールパーソン役の選手がいないこと。広島皆実高はホストチームとしてのもてなしなのか、人手がたくさんあるからか、ピッチ周囲にベンチ外の部員を配してボールボーイをしてくれていたのですが、ガンバとの試合ではピッチ周囲に誰もいませんでした。数えてみるとガンバも17名しかいないようでしたから、手が足りませんものね。
だから外にボールが出ると、選手が自分でボールを追いかけていって拾ってプレーに戻ることになるのですが、クラブユース同士の試合ってこういう場面ではえぐいですね(笑)。クラセンでボールパーソンがいなかったころのJ村での試合を思い出しました。
ボールが出ても、それが相手ボールだったら選手はしらんぷり。相手選手に拾いにいかせます。ときによっては副審役の選手まで、近くをボールが転がっていっても相手ボールならスルーです。思わず吹き出してしまいました。
え?私?
私の守備範囲は周囲50センチしかありませんから。思いっきり役立たずですの。

前半22分、ペナルティエリアの少し手前、右側タッチラインそばからのFKは貴之が蹴り、ゴール左寄りに飛びましたがゴール直前でクリアされました。


見に来ています
(隣のピッチでやっていた試合が終わったのか、広島の選手たちが近くに来て眺めていました。おかげでこのあたりで外に出たボールは、以後広島の選手たちが拾ってくれましたw)

前半25分、陽輔がゴール右側角度のないところから反対側のサイドネットめがけて打ったシュートは惜しくも左ポストの脇へ逸れました。
前半26分、ガンバのシュートは枠の左へはずれて助かりました。
前半31分、翔太が左サイドから右のターボの前のスペースへ大きめのボールを展開します。ターボが駆け上がって追いつき、拾って中へ切り込んでいきます。そのままターンして自分でシュートまでいく?と思ったのですが、ターボは中央の拓馬に落とし、拓馬が正面遠目からシュート。枠の左でした。残念。


攻め上がり中
(スピードに乗って攻め上がり中)


前半32分、陽輔が相手選手を背負いながらゴール前で後ろからのボールを胸で落とします。こういうところ陽輔は強くたくましくなった気がします。もう少し自分の足元近くに落とせたら自分でシュートにいけたのでしょうが、少し流れてしまい、左から駆け込んできたナリがそれを拾ってシュートしました。大チャンス!!ってタイミングだったのですが、枠の左。残念。枠内に行っていたらゴールでしたわ。
それでも前半の終わりころはずいぶん攻めるチャンスが増えてきたなあと感じました。立ち上がりはどちらかというと押されていた感じだったのですけれど。
前半33分、後ろからのボールを中盤中央でキープした拓馬が、貴哉が右サイドを駆け上がるタイミングをみつつ右前のスペースへ出す??と見せかけて、ゴールへ向かって中央を切り裂くスルーパスを出します。おおおっ!というほどきれいに通り、相手DFの裏へ抜け出したのは陽輔。ぴったりの呼吸だったのですが、陽輔のダッシュがスピードありすぎて?ボールへのファーストタッチが強くなってしまいました。ボールが相手GKの方へ流れ、拾い上げられてしまいました。うーん、惜しかった。
というところで前半35分ぴったりに0-0で前半終了です。


後半開始時の円陣
後半開始時の円陣


後半キックオフ
ガンバのキックオフで後半スタート


<後半のメンバー>

     11三上陽輔 36榊翔太
  34山下泰明       14菅原康介
     29前貴之 28荒野拓馬
12葛西大 23奈良竜樹 32小山内貴哉 26津川暢彰
         21松原修平


後半の副審はターボ
後半の副審当番はターボです。

後半1分、陽輔が右に出したパスに翔太が走り込みます。シュート打ててたら決定的な形でしたが、あと一歩で足が届かず、足先でちょっと触っただけでした。GKの方へ転がり、難なく拾い上げられてしまいました。
後半4分、拓馬が中央から左前の陽輔へ出したパスは惜しくもオフサイドでした。
後半に入ったころから周囲の空気がぐっと冷えてきました。風がないからまだ助かりますが、太陽が翳ったからなのでしょうか。手がかじかんできました。
後半10分くらいまで、なんだかピンチが続いているっぽい気がします。手が冷たくてメモをとりにくかったのや、私の集中力が途切れたのか、選手たちのプレーが少し散漫になってしまっているのか、理由ははっきりしませんが、ただぼんやり眺めているだけの時間帯になってしまいました。
後半19分、ヤスが左サイドタッチライン際で粘り強くがんばり、胸でトラップして前へつなげ、自力で突破します。ヤスってこんなに球際に強い選手だったのかと新発見な気分です。
後半20分の左CKは拓馬が蹴り、ファーに飛んだボールを大くんが頭で折り返しましたがシュートにはつながらずゴールラインを割ってしまいました。
でも一時期よりも押し戻してきた感じがします。少しずつチャンスの匂いもしてきた感じ。
って思っていたら。
後半23分、先制点を奪ったのはコンサでした。コンサの深い位置から割と長めのボールが相手DFの裏に出て、そこへめがけて翔太が走り込みます。翔太がボールに追いつく前にクリアしようと、相手GKが前に出てきました。GKがボールに近づいてきていたし、相手DFもひとりゴールとの間にいたし、ふつうなら翔太が前へ駆け込んだものの無駄走りになるかと思われるシーンでした。でもどういう経過だったか詳しくは思い出せないけれど、とにかく相手GKとDFの連携ミスと、走り込んだ翔太の競り合いが作用して、気づいたらGKと無人のゴールの間にボールが転がっていました。みんながハッとしたと思いますが、そこからボールに届くには前向きで走り込んでいる翔太が一番有利ですよね。翔太は難なくボールに追いついて、無人のゴールに向かってボールを蹴り込みました。(1-0)
サンキュー!!ってコンサの選手たちは、翔太に向かってというか相手選手に向かってというかどちらともつかない雰囲気で口々に叫びましたが、やっぱりこれはここまで何度もせっせと相手ゴールに向かっていき、相手DFにプレスをかけに行っていた翔太の動きが効いたのだろうなと思いました。
終盤にガンバに決定的っぽいシュートを打たれるピンチもありましたが、そこは修平ががっちりとキャッチして。安定した守護神ぶりを発揮してくれます。
もうすぐ後半35分になろうというところで


ガンバのFK
ガンバのFKになりました。


正面です
ペナルティエリアとハーフウェイラインのちょうど中間あたりの正面の位置です。
ガンバの選手が蹴ったボールはゴール前でワンバウンドし、それを修平が体の正面で抱えてキャッチ。そこで試合終了の笛がなりました。


終了
試合終了。わー、勝っちゃった。


寒くなって体が冷えてきたので、他のチームがまだ試合をしていましたけれどそれは見ないでホテルに向かい・・・。
夕方になってしばし考えました。
どうしようか、夕ごはんは何か買ってきてホテルの部屋で簡単に済まそうか、それとも外に食べに出ようか。さくっと検索してみると、すぐそばの駅ビルにお好み焼き&鉄板焼きのお店があるようです。
やっぱり広島に来たんだしー。
ということでお店に向かって歩きつつ、私の気持ちは「そのお店でもしサッポロビールを扱っていたら、ビールも飲もう。でもサッポロビールがなかったらアルコールはやめておこう。」たぶんサッポロは置いていないだろうなと思いつつ、自分に対する縛りのつもりだったのです。


ヱビスがある
あ、ヱビスがあるじゃん。瓶だけど。(生ジョッキは一番搾りでした。)
注文は、まだ食べたことのない「ネギ焼き」にしてみることにしました。だってノブリンが「うちでは最初はまずネギ焼きよ」と言っていましたから。他には何もないネギだけのお好み焼きだそうです。シンプルでかなり美味しいらしい。どんなだろ。ワクワク。


野菜山盛り
クレープ状に薄くのばした生地のうえに、どどーーんとネギが山盛りです。その奥で焼いているのは他の人の注文のふつうのお好み焼き。
クレープ状の生地の上に刻んだキャベツを山盛りし、もやしをたっぷり乗せ、それに削り節やら天かすやらいろいろ。野菜たっぷりでヘルシーです。


いただきます
焼けるのを待ちつつ、まずはビールを。うめーー。


肉をのせて
豚肉の薄切りをのっけて、ひっくり返して焼いている間に、その横に卵を割って薄くのばして円形に広げて焼き、焼けた卵シートの上に豚肉+ネギ+お好み生地のセットをそのままずらして乗せ、再度卵ごとひっくり返してソースを塗ってできあがり。


完成
じゃーん、完成です。
ネギがなんとも絶妙な旨味で、たいそう美味しかったです。これ、はまる感じ。
でもおそばやキャベツがない分ちょっとあっさり目のボリュームなので、サイドオーダーにモツの塩焼きも頼んじゃった。てへ。


モツ塩焼き
おつまみにちょうどよし。豪快に添えられた生キャベツがこれまた合うんですねー。
ハッピーな呉の夜となりました。


2日目の第1試合の様子は→こちら


posted by あきっく |17:50 | ユース | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:ユース広島遠征(郷原強化試合)1日目午後 vsガンバ大阪ユース

…やはりそちらに行くべきだったか…
こちらは色々な意味でいやな目に遭っています(特定)。

posted by ひぐま@火の国 | 2010-02-14 09:01

Re:ユース広島遠征(郷原強化試合)1日目午後 vsガンバ大阪ユース

>ひぐまさん
火の国にいらしていたんですね。
いやな目って、映画がつまらなかったとか?と思いましたが、そういえばいろんな意味で賑やかしい煩わしさかなあと想像したり(笑)。
お疲れさまでした。
どこかでレポしてください。楽しみに待ってます。

posted by あきっく| 2010-02-15 23:32

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