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2006年07月02日

昨夏のJ村 その2

今日はユースが登別大谷に5-2で勝ったとのニュースを見て、ホッとしつつ、今ごろは宮の沢で試合中だろうサテの健闘を祈りつつ、J村開幕前盛り上げ企画(去年のJ村話)の続きを。
昨夏のJ村話その1は→こちら



グループリーグの第2戦は、ヴィッセル神戸ユースとの試合でした。

2005/7/31 10:30 ピッチ2
コンサ 5-4(3-3、3-2) 神戸
コンサの得点者:横野、西、川村、藤田(PK)、藤田(PK)
大会公式記録は こちら→PDFファイル

スコアから分かるように、激しい打ち合いとなったこの試合。
スタメンは、前日の大宮戦から佐々木くんと久松くんが抜けて、廣中くんと横野くんが入り、4バック・1ボランチ・中盤ダイヤモンド。
後の高円宮杯のころには基本となるフォーメーションで始まりました。

前半開始時のメンバー

  9川村   18横野
     8西
14長沼       10藤田
     6大野
25西田 7松本 3廣中 2小田桐
     21平加

開始早々の前半2分、ぽんぽんとパス交換をしてあっという間に中央から横野くんがシュート!
それが決まってまずコンサが先制。(1-0)
しかし前半11分に、カウンターから完全に平加くんとの1対1に抜け出され、それを確実に決められて失点。(1-1)
前半20分、サイドをボールをもってあがった恭平が、左の深い位置にいた西田くんにパス。西田くんが左サイドをえぐってクロスをあげ、ゴール中央にいたコンサの選手を通り越して、その後ろにいた西くんがボールを拾いました。西くんはそのまま、ペナルティエリアの外側からシュート! ズバンとビューティフルに決まって、再びコンサが勝ち越し。(2-1)
でもなかなか試合は落ち着かず、見守るサポの気持ちは上がったり下がったりで大きく揺さぶられ、心臓バクバクです。
神戸の選手は大きくてがっしりした子が多く、そういうがっちり系の選手に2人がかりでボールを奪いにこられたりして、コンサの選手は孤軍奮闘。一人でキープしようとがんばらないで、みんなでカバーし合えばいいのに・・と見ている方はハラハラ。
また、体格差はセットプレーでは明らかに不利という感じがして、2失点目はまさしくそのセットプレーからでした。
前半27分、神戸の右からのCKをゴール前中央で長身の神戸の3番が頭でどんぴしゃに合わせ、豪快にゴール。(2-2)
でも気落ちせず、コンサはすぐにまた取り返します。
この日は何回も、左サイドの恭平がボールをもってあがり、テクニシャンでドリブラーの西くんを経由して前線のカワケンにスルーパス!というよいシーンがあったのですが、前半28分にそのうちの1回が見事に決まったという感じで、カワケンが西くんか征也のスルーパスに反応して抜け出し、きっちりゴール。コンサが三度リードを奪います。(3-2)

20060702-00.JPG

ですがどうかこのまま前半を終了してくれ~というサポも願いも届かず、前半終わり際の38分(この試合は40分ハーフ)、廣中くんのクリアミスor横パスを相手FWにカットされて、そのまま持ち込まれてシュートを打たれます。そのシュートは一旦右のポストに当たり、跳ね返ったボールは勢い弱く今度は左ポストに当たって、ゴールラインのすぐ前をころころと横に転がります。倒れたまま手を伸ばしてボールを押さえようとした平加くんの手がもうすぐボールに届く・・ところで、駆け込んできた神戸FWが体ごとボールを押し込んで、ああ失点。(3-3)
このペースじゃ選手もサポも持たないよぉ~と思うような展開で3-3のまま前半終了。気温32℃だしね。ハーフタイムはサポも各自給水に励みます。


後半もメンバー交代なく始まり、攻めたり攻められたり、どちらかというと神戸が押し気味かという感じで推移します。
後半16分にカワケンに代わって洋平イン。
暑い中いつものようにオダががんばっています。この日は恭平と西くんの調子がよかった。
後半20分に給水タイム。
じりじりと押され気味の展開のなか、がまん比べの状態で3-3のままスコアは動かず。「これまでずっとコンサ、神戸、の順で得点してるんだから、次にゴールが決まるのはコンサだ!」と私の根拠のない気休め発言に応えてくれたかのように、後半29分、ペナルティエリア内で神戸選手にハンドがあったという判定でコンサがPKをゲット! わーい、法則どおりだー。
これを征也がきっちりと決めて、ついに均衡を破ってコンサが追加点を奪いました。(4-3)
のこり10分少し。
なんとかこのまま行ってくれ~~とサポの応援もヒートアップしますが、そうは問屋が卸さなかった。
直後の後半31分にカウンターから平加くんと1対1に抜け出され、またもや追いつかれる。(4-4)
もういやだぁ~、振り払っても振り払っても暑苦しくくっついてくる~。
選手ももしかしたらちょっとがっくりしたかも。
そのすぐ後にゴール前少し遠目の位置で神戸にFKを与えてしまいます。
サポから見て遠い側のゴールだったので見にくかったのですが、そのFKに誰かが軽く頭で合わせて、ああっゴールネットが揺れた。
「変だよ、コンサ、神戸、の順できてさっき神戸だったんだから、次はコンサのはずじゃん!!」と涙目になるサポの気持ちが通じたのか(んなわけない)、どうやらそれはオフサイドだったらしい。
ノーゴールの判定にほ~~~っと脱力し、がぜん張り切るサポ。と多分、選手たちw
最後はペナルティエリア内で横野くんが倒され、それがPKになって、後半35分に征也が再びPKをきっちりと決めて、なんと5度目のリードですよ。(5-4)
シーソーゲームももうここまでにして欲しい。
そろそろロスタイムに入るところで、西くんに代わって健将くんがイン。時間を使う作戦でしょうか。
2回目のPKでリードしたあとはもう、攻められっぱなし。体をはってなんとか防ぐシーンが続きました。廣中くんのがんばりに助けられました。守備固めのために入った健将くんも、来たボールをはね返す強さではぴかイチ。がんばっていました。
こうして生きた心地のしないロスタイムを終え、ようやく試合終了。
グループリーグ第2戦は、からくも勝ち点3をゲットです。

なんか互いに落ち着きのないバタバタしたゲームで、神戸の選手もそんなに上手いという感じは受けなかったので、後に神戸ユースから6人がトップに昇格したと聞いて意外に思いました。

征也のPKは頼もしかったですね。
思えばJ村の始まる1週間前にプリンスの最終節があり、コンサは北海高校と対戦でした。最終節を前にコンサと勝ち点が並んでいた帯広北高は、この日すでに勝利で試合を終えており、コンサは、勝てば帯北との得失点差によりコンサが優勝、引き分けか負けならば帯北が優勝という追いつめられた状況でした。そういう大事な局面で、北海高校相手に先制点をあげたのは征也のPKだったと思います。試合自体は終わってみれば4-0の快勝でしたが、ここでPKをきっちり決めるかどうかで後の気分は変わってきますからね。ここぞといいうときのキャプテンの働きは頼もしかったです。
そしてこの日の2回のPKも、どちらも勝ち越し点につながる大事な場面でしたがいずれも成功。
思えばこの後も高円宮杯準決勝、滝川二高戦で、国立の大舞台で、テレビ放送(スカパーの録画放送だけど)がある中で、PKを2回ともきっちりと決めましたものね。私は今のところ征也がPKを失敗したシーンは見たことがない気がする。ぜひこれをフッキに(略


この日Cグループのもう1試合では大宮と清水が2-2で引き分け、2試合終わっての勝ち点は大宮と清水が4、コンサが3、神戸が0となりました。
コンサがCグループを1位で通過するには、次の試合でコンサが清水に勝ち、神戸が大宮に勝つか引き分けるとOKということになります。(大宮が勝つと大宮が1位、コンサは勝っても2位。)
コンサが清水と引き分けの場合には、神戸vs大宮の結果と点差次第によってはコンサが勝ち点4でグループ内2位になる可能性も残ってはいますが、勝ち点4では他グループの2位との争いではまず決勝トーナメントには進めないでしょう。(決勝トーナメント進出チームの決定方法は、しつこいようですが→このエントリ参照。)
ということで決勝トーナメント進出のためには最低限清水戦は必勝です。
グループリーグ第3戦は、一日の休息日をはさんで8月2日に行われます。

そのようすはまだ続く・・・のか?  →その3


posted by あきっく |14:44 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)

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