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2009年07月31日

クラセン(U-18)2009 準々決勝 京都ユース戦@J村 pitch5

2009/07/28(水)10:30 @Jヴィレッジ pitch5
adidas CUP 2009 第33回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
準々決勝
コンサユースU-18 1-2(0-1、1-1)京都サンガF.C. U-18 (45分×2)
得点者:駒井善成(京・前半41分)、久保裕也(京・後半2分)、工藤光輝(後半20分)
試合公式記録は→こちら(PDF)

(大会全体の結果や公式記録等は→クラブユース連盟公式サイトへどうぞ。コンサの日程・組合せについてのエントリは→こちらです。)
(グループリーグの試合についてはこちら→1日目ヴェルディ戦2日目セレッソ戦3日目徳島戦)


再び横浜から来たくまちゃんといわき駅で待ち合わせをして電車に乗ると。木戸駅までの間に雨が降ってきました。こりゃカッパが要るほどだねえ・・。
J村に着き、雨支度を整えてからグラウンドへ向かいます。

今日はカネとタカ
今日の水係&ビデオ撮影係は3年生のこの2人。
あなたたちが出れなくて残念だわ。


あれ?
あれ?さっき来てたのに、また??
と思ったら、相手の子たちでした。


全員で円陣
恒例の、試合前に選手・スタッフ全員で円陣を組んでいます。
試合開始が近づくにつれ雨は次第に小降りになって、キックオフのころにはほとんど止みました。
「やっぱりカッパ要らなかったかな。」と思いました。だいぶ涼しいとはいえ、ビニールのカッパを着ていると蒸し暑く感じるので。

選手入場
選手入場。


京都のダンマク
平日ですが、京都サポは太鼓つきで応援していました。

うちのも
うちは人数少なめ。(というか、サポは3人)
でも一生懸命応援するからねー。

前半開始時の円陣
前半開始時の円陣

キックオフ
京都の円陣


<前半のメンバー>

    11三上陽輔  9工藤光輝
14菅原康介           27近藤勝成
     6上原拓郎 28荒野拓馬
5十川祐樹 4鈴木健士 3松田恭司郎 37奈良竜樹
        21松原修平

(控え)
1安田翔、2大地優貴、13中山和弥、15西田謙太、18濱田克大、19木島翔太郎、35鈴木貴大

(交代)
後半13分 松田恭司郎 → 大地優貴
後半32分 三上陽輔 → 鈴木貴大
後半42分 菅原康介 → 濱田克大

試合が始まってすぐに(見ている方に)分かったことですが、雨上がりのピッチは、ボールも足元もずいぶんと滑るようでした。特に、足元を踏みしめてぐいっと動き出すような、対峙しての守備のシーンとか、ダッシュして走り始めるシーンで、足元を滑らせ転んでしまう選手が両チームに続出しました。
パスのスピードも変わるのかな、思ったよりもボールが長くなってしまったり、速くて追いつけなかったり、パスがつながらないシーンもけっこうありました。
それでも前半1分に陽輔が左サイドをえぐってチャンスを作りかけたり、トガがワンツーで突破してゴール前まであがっていったり、攻める姿勢は見せてはいたのです。
前半2分、京都が裏へ抜けましたがオフサイドでした。
前半3分、ミツが真ん中から左前へ、陽輔走れ~~!のパス。このあたり、やはり走り出しにくさとボールの速さからか、うまくつながらないのね。
前半4分に修平が声を張り上げて、味方のポジションどりを指示します。具体的な内容は忘れちゃったけど聞いてて「なるほど~。」と感心するものでした。やっぱり後ろから全体を見る目って大事ですね。
前半5分、拓郎から陽輔につないで、最後はナリのシュート。これは相手GKがキャッチ。
前半5分、コンサの左CK。拓馬が蹴り入れ、それに誰かが頭でうまくシュートしたのでしたが、GKの正面でキャッチされてしまいました。
前半6分、奈良くんがピンチの芽を摘むナイスクリア。全体にコンサのDF陣はうまくラインをあげていて、中盤も押し上げて、いい感じに京都にプレスをかけることができている感じです。健士くんが落ち着いた対応でうまく体をつかって相手の動きを封じ、ゴールキックにさせるところも安心して見ていられる感じです。
けど、安心できないのは、いつどこでどんなハプニングが起きるかわからないところです。思ってもいないところで足元が滑るものだから。
前半9分に京都の右サイドから揺さぶられ、シュートを打たれましたが修平がパンチして右CKに逃れました。このCKから、コンサゴール前でのドタバタになりました。守っているうちの選手がずるっと滑って相手が思わずフリーになったり、かと思うと相手選手もチャンス!ってところでコケそうになって体勢崩したり。ドタバタの末、大きくクリアできずにいる間に波状攻撃もどき(?)で何度かシュートを打ち込まれましたが、修平が防げないボールをカバーしていたフィールドプレーヤーがクリアしたり、ポスト選手が弾いてくれたりなど、運もあって失点を免れた感じでした。ようやく遠めにクリアできたときにはほーっとしたですよ。
前半10分、奈良くんがボールを持った相手選手に対峙したときだったかな、それとも自分でボールをもってフィードしようとしているときだったかな、それまでみんなの滑る様子を見ていた修平が、奈良くん(や他の選手たち)に対し、足元が滑るから飛ばないでボール蹴るように声をかけました。
前半12分、京都のCKです。蹴り入れられたボールに対して数人選手が飛び込みましたがボールにさわれず、ボールはゴール前を通りすぎました。ラッキーでした。すっげーこわい!と言っちゃうようなシーンでした。
前半13分、京都のシュートは修平が倒れ込みながら手を伸ばしてクリア。そこから京都のCKが2回続きました。
前半14分にまた京都のCKです。
相手の時間が続いているけど、がんばろう、と選手たちに向けて念(とコール)を送ります。
前半15分、拓郎のパスを受けたミツがカウンターで攻め込みました。
前半16分、拓郎が遠目からグラウンダーのシュートでゴールを狙いました。GKの届かないコースに飛んで(地面を走って)いい感じでしたが、惜しくもポストの左でした。でもようやくコンサが攻勢に出れた感じで気分が盛り上がってきます。
前半16分、康介のパスを受けた陽輔が、ゴール前でひらりとターンしてシュート。枠の左で惜しい~。
だんだんコンサが押し戻してきた雰囲気です。
前半18分、拓馬くんが中央で右に左にはたくボールは面白いのですが、両サイドが低めで追いつけず、大きなチャンスにはつなげられません。
前半20分ころまでの感じだと、コンサは中盤でも自陣ゴール近くでも、丁寧に細かいパスをつないでボールを持ちつつ攻めの形をしようとしている感じなのですが、ピッチが滑ることや、京都の選手がコンパクトに密集しているためボールが相手に当たってひっかかってしまうシーンが多くて、うまくいかず、逆襲されることになってしまうみたいです。なんていうか、京都はバランスよく選手を配置してボールホルダーに対してはそこそこプレスをかけてくるのですが、たとえば選手が2~3人でボールを奪おうとするとか、パス交換しながら流動的に攻め上がるというシーンがあまりなくて。こういうピッチ状況だと、うちのやり方の方がリスクが大きくなってしまうのかなあと思って見ていました(←しかしそれが悪いとは全然思っていない。)。
京都のこの守備が固い感じは、もしや・・・と指折り数えてみると、やっぱり、おっちたちが中3のときにクラセン(U-15)で対戦して大敗したのが3年前のことですもんね。京都もあのときのメンバーが多く残っているのかしら。監督もメンバーも変わっているだろうにチームの雰囲気が共通するなんて、やっぱり「三つ子の魂百まで。」なのかなあと感慨深くなりました。でも、そうならばなおのこと、今回はぜひリベンジしないと!


サッカーっぽい写真

サッカーっぽい写真
(サッカーっぽい写真。本文とは関係ありません。)

前半22分、陽輔が真ん中でポストして落としたボールを右からナリがクロスをあげますが、ゴール前で誰も合わせられず、残念。
前半23分、相手と対峙しているときに健士くんが足を滑らせ倒れかかりましたが、なんとか体勢ふんばってリカバー。この間、相手も滑っていて思うように動けていなかったのでピンチにはなりませんでした。京都は8番と33番がすばしっこく動いていてやっかいです。
前半24分、コンサのボールが相手にカットされます。飛んでくるボールを飛び込んで受けようとすると足が滑るし、かといって止まって待っているとその前に相手に入り込まれてカットされるし。困ってしまいます。なぜか京都の方が滑るピッチにうまく対応できているみたい。この差はどこからくるんだろう???と不思議に思います。うちのユースくんたちは雨で滑る天然芝には慣れていないからかしら???(京都のユースの練習場は人工芝じゃないのかな??)
前半26分、ミツが相手ボールをチェイスしてがんばりを見せます。ミツ、ナイス!と味方から声が飛びます。
前半26分、拓郎が左サイドを突破し、トガがあがっていって、高い位置からのスローインになりました。少しずつ相手ゴールに近づいていってはいるかな。
前半27分、拓郎ががんばって左CKをとり、それを拓馬くんが蹴ります。いいところで飛ぶんですが、あああ惜しい~という感じで合いません。
前半28分、ミツが倒されFKを得ました。そのすぐ後にも、今度は拓郎が倒されて相手ゴール正面でFKを得ました。
前半29分のチャンスは決定的でした。うまくボールをつないで中央を突破して、最後はゴール右斜め手前に入り込んだ陽輔が右足で豪快にシュートしたんですけどね。コースといい、絶対に入った!!!と思って飛び上がったのですが。GKの他にもうひとりDFがゴール前にいたようで、陽輔のシュートはそのFPにクリアされてしまったのでした。うわあああ、残念だ・・。
息詰まる白熱した展開だけに、先制点がとれたらずいぶん雰囲気が変わったかもと、サポとしては残念至極でした。なんだかほんとに京都の守備は固いという感じです。
けれど、コンサもだんだんといい雰囲気になってはきていて(やっぱり滑るからアクシデントは怖いものの)、前半31分ころのボールの組み立てなんてとても素敵でしたよ。選手の位置取りや動き方がいいのか、相手にボールをカットされても拓郎くんと拓馬くんがセカンドボールを次々に拾ってはまたパスを出していくのです。
前半32分、ミツがボールを受けてターンしてシュート。跳ね返されてもそれを再度拾って中につなぎ、拓郎がこぼれをミドルシュート。
だんだん押してきました。あと少しでゴールになりそう。がんばれ。
前半33分、拓馬くんのパスは楽しいなあと感心しました。このときはミツやナリと合わなかったのですが、呼吸があってくれば小気味よいチャンス演出になりそうなキラリ、ひらりとしたパスです。
前半34分、康介が相手選手に密着され、苦しくなってパスを出すかと思いきや、フェイント気味に体をずらしてターンすると、あら不思議。するりとフリーになって道が開けるんですね。康介のこういうところ、上手いよなあと感心します。でも康介の感心シーンは個人技での突破に偏っている気がして、康介のこの力がチームの連動と溶け合ったら、さらに素敵度が増すだろうに・・と妄想したりします。
前半35分、コンサゴール前でじわっと粘られ、ピッチ上を滑らすシュートを打たれました。枠の左でした。滑るピッチを利用したこういうシュートはやっかいですが、浮き球でゴール前に入れてくるボールなら、奈良くんがどんどん跳ね返すのが頼もしいです(足さえ滑らなければ。)。奈良くんって、けっこう背が高かったんだなあ、こんなにたくましかったんだなあと、この1週間弱での変化(←私の見る目の)に目を見張らされました。なんかすでに1年生らしからぬ貫禄がありますもの。や、それを言うならナリや拓馬くんもそうですけどw
前半36分、ミツが右サイドでボールを受け、そのまま前を向いてえぐってからクロス。クリアされて右CKになりました。
前半38分、京都にフリー気味でシュートを打たれましたが左へ逸れました。
前半39分、拓馬から右サイドをあがっていくナリにパスが出て、ナリが右からゴール前へクロスをあげ、それにミツが飛び込みました。ボールに合わせることができませんでしたが、ゴールの匂いがするいい形でした。
前半40分、奈良くんがよい戻りで相手ボールをカットし、修平に預けます。
攻めたり攻められたりの拮抗した展開で、このバランスを崩して先制点を奪えたら大きいよな、と思ったところで・・・、失点してしまいました。
前半40分、右からワンツーで崩され、それをゴール正面から流し込まれての失点でした。(0-1)京都の選手たちはそれはそれは大喜びです。とたんにみんな声が出て元気になっています。うーーーむ。
前半42分、京都のCKは、クリアしたボールを拾ってクロスをあげられましたが、そのままファーでゴールラインを割っていきました。
前半43分、失点してもうちのやり方は変えないようで、中盤でていねいにボールをつないでいこうとしています。拓馬、拓郎、奈良、ナリあたりが流動的に動きながらボールを動かして組み立てていく様子はとても魅惑的です。
その後は双方とも決定的な形にはならないまま、前半45分、ほとんどロスタイムなく前半が終了しました。0-1です。


ハーフタイム
(ハーフタイムのコンサベンチのようす)

ハーフタイムに「雨が降ってたけど、試合が始まるころにはあがった」と速報メールを送ったところで、大粒の雨が降り出しました。なんだかタイミングが悪い私。
というわけで、後半は雨が降る中で始まりました。

後半の円陣
(後半開始時の円陣)

後半キックオフ
コンサのキックオフで後半スタート。
メンバーチェンジはありません。

    11三上陽輔  9工藤光輝
14菅原康介           27近藤勝成
     6上原拓郎 28荒野拓馬
5十川祐樹 4鈴木健士 3松田恭司郎 37奈良竜樹
        21松原修平

後半1分、京都に右CKを与えました。と思ったら、ここから失点してしまいました。CKをゴール真ん前で完ぺきなヘディングで決められたものでした。(0-2)
あらーーー。これは仕方なかったかもしれないけど、ちょっと苦しい。
2点差になった勢いもあったのでしょうかね、後半5分くらいまでの立ち上がりは京都の方が元気だなあという感じでした。
後半5分、ミツから陽輔にスルーパスが出ましたが、オフサイドになってしまいました。
うちの選手たちは、体が動かないわけじゃないのですが、京都の出足のスピードがちょっと早い感じで、たとえばナリがせっかく相手ボールをつっかけて奪っても、ボールを止めて蹴ろうとしているところをかっさらわれるシーンがあったりします。ナリはまだプレーのスピードに慣れていないのかなと思いました。
後半8分、拓郎がピッチ中央からボールを左前へはたきましたが、これには康介もトガも動き出せませんでした。
後半9分、ピッチの左上隅で拓馬とナリが協力して相手ボールを奪い取りますが、そこからの攻撃がうまくつながりません。拓郎が「慌てんな!落ち着いて行こう!」と声をかけます。
相手に体を寄せられて力ずくで奪われるというようなシーンはあまりないのですが、相手が先に前に出てボールをカットするシーンが目立つのが気になりました。うちの選手たちは待ってしまうのかな。それともピッチが滑るので、それを警戒しるあまり、敏捷な動きをしにくくなってしまっているのかな。
後半11分、真ん中の陽輔から左側のミツへパス、それを右側のナリへ展開してナリがシュート。バーの上でした。
後半12分、左からのCKを拓馬が蹴り、恭司郎が頭で合わせましたが枠の右でした。これも惜しかったなあ。
後半12分、恭司郎に変わっておっちが入りました。奈良くんが中にずれて、おっちが右SBです。


    9工藤光輝 11三上陽輔
14菅原康介           27近藤勝成
     6上原拓郎 28荒野拓馬
5十川祐樹 4鈴木健士 37奈良竜樹 2大地優貴
        21松原修平
  

後半15分、おっちの右からのクロスがクリアされて、右CKへ。康介が蹴りました。
このころになると、雨はほとんどあがりました。
後半17分、なんだかコンサが少し押し戻してきた気配です。あのままずるずるとやられると嫌だなあと心配していたので、嬉しくなります。
そして後半19分、ナリからのフィードを受けてミツが相手DFの裏へ抜け出し、振り切って、完全に相手GKと1対1の状況になり、きっちりとゴールを決めました。(1-2)
わーーー!!さすが頼れるエースだわあ!

ミツゴール決まった!
でもこのときは、ゴールが決まっても誰も喜びの輪を作るでもなく。
気持ちはもう次のプレー(次のゴール)へ向かっているようです。

ボール寄こせ

早く寄こせ
早くプレーを再開しようと、急ぎます。

後半21分、京都のCKになりました。
後半22分、四方田監督がベンチから「時間あるから、慌てんな!」とみんなに声をかけます。そうそう、まずはあと1点、確実に決めていこう。
後半23分、康介から陽輔へのパスを、さらにミツに展開し、ミツのシュートは枠の左で惜しい。
けれど、その後もいい感じでコンサの攻撃は続き、こちらの時間帯になってきたようです。そうそう、何度でも繰り返しやっていこう。
後半27分、奈良くんがスライディングで相手ボールを奪い取ったのが素敵でした。

陽輔→ターボ
後半31分、陽輔からターボに交代になりました。

    9工藤光輝 35鈴木貴大
14菅原康介           27近藤勝成
     6上原拓郎 28荒野拓馬
5十川祐樹 4鈴木健士 37奈良竜樹 2大地優貴
        21松原修平


後半32分、おっちが俊足をとばして相手ボールを追いかけ、拾い返して味方につなげます。ターボ→ミツ→ナリとパスがつながり、おっちのクロスを康介がシュートしましたが、枠の上でした。
後半33分、京都が距離のあるところからミドルシュートを打ち、枠へ飛んでいましたが修平がジャンプしてキャッチしました。
後半35分、おっちからのクロスを相手がクリアしようとしたところ、拓馬くんに当たって出てしまい、CKではなくGKになってしまいました。運が悪かったわ。
後半37分、ミツもおっちもすごい勢いで走っています。みんなも駆け上がって全体で押し上げています。そう、そう。走り勝って勝とう。
雨のせいもあり、気温はそんなに高くなく、うちの選手たちは見ている感じへばって足が止まる様子はありませんでした。
でも京都の選手たちは、リードしているのになんだかとても苦しそうなことを言っています。見た目には(動きには)わかりませんが、お互いにかける声が「苦しいけど、がんばっていこう」というようなものばかりです。そっかー、京都も案外苦しいんだな・・と意外に思いました。

トガに代わって・・?
後半39分ころ、ハマが交代の準備をしているのが見えました。どうやらトガと代わるのかな?フレッシュなハマが左サイドを得意のゴリゴリの突破で駆け上がったら、そりゃ相手は嫌だろうなあ。

そう思っていたら、ピッチ上では、トガが後ろからボールをもって駆け上がっていくところでした。左から真ん中へ斜めに駆け上がっていくトガは、相手に寄せられても、ボールを膝でリフティングしながらうまくコントロールしてそのまま駆け上がっていきます。うわー、トガ、どうした?まるでゲームの選手みたいだあーとびっくりして見つめていたら、トガはそのままどんどん中央を突破して、なんとシュートまで打ってしまいました。GKが手でクリアして、CKです。

そのリフティングが効いたわけじゃないでしょうが(笑)、トガがまだ走れるならという判断になったのか、CKが終わって選手交代のボードが掲げられてみると、ハマは、トガじゃなくて康介との交代になっていました。
後半41分、康介に代わってハマが入ります。

    11三上陽輔  9工藤光輝
18濱田克大           27近藤勝成
     6上原拓郎 28荒野拓馬
5十川祐樹 4鈴木健士 3松田恭司郎 37奈良竜樹
        21松原修平


残り時間が少なくなり、私もメモをとっている余裕がなくなったうえ、ひとつひとつ再現してメモをとることもできないほどの猛攻が続きました。ロスタイムを含め、手元の時計で47分に試合終了の笛が鳴るまで、コンサの攻めが続きました。
1点差ですから、1点とれさえすればまた反撃の機会と時間を得ることができます。がんばれ、がんばれ。
そう祈りながら見ていましたけど、残念ながら追いつけないまま試合終了になりました。

残念
うーん、残念。

お疲れさまでした
みんな、お疲れさまでした。
結果は残念だけど、ナイスファイトでした。


たらればですし、素人の戯れ言ですが、このピッチコンディションがコンサにとっては悪い方に出たかなあと思いました。
終盤の走りを見る限り、うちの選手たちには体力的な余裕はまだあったように思います。「もしもこれが最初から思いっきり走り回れる乾いたピッチだったら、よかったかもしれないね。」と一緒に見ていたサポ仲間が話していましたが、確かにそうだったかもしれないと思いました。思いっきり走れただけじゃなく、自分たちでボールを動かして連動して攻めるパス回しもやりやすかったかも。
比較的涼しいとはいえ、湿気のある本州の夏の気候で走り負けしない体力があるなんて、ちょっとびっくりですが。さすが冬の間に走り込みをしたと報道されていただけのことはあるなあと感心しました。
次の高円宮杯が楽しみですね。

そしてこれも素人の感想ですが、J村に来てからのチームの変貌ぶりには驚きました。今年のチームは、正直に言うと、春先にはちょっと頼りなさというかひ弱さを感じていたのです。特に中盤を構成していた3年生がごっそり抜けたあと、今の3年生は試合に出ていた選手がもともと多くなかったのに、攻撃の中核となっていたヒロと巧くんがいなくなってしまいましたし。こりゃ苦労するんじゃないかなとも思っていました。プリンスやチャンピオンズリーグでの試合でも、去年と比べると中盤の充実度はいまいち、という印象を持っていました。
ところが、このJ村では、カネくんが怪我(?)で出られないというさらなる悪条件下であるのに、チームの軸というかセンターラインがしっかりとたくましくなった印象で、骨太なチームになったと思います。もしも当初の予定どおりヒロがJ村に合流していたら、こんなふうに素敵な拓郎とタカのダブルボランチを見ることができたのかしら?と思うと、複雑な気分になります。
(四方田監督は、ヒロをどこで使うつもりだったのでしょうね。中盤をダイアモンド型にしてヒロがトップ下、拓郎くんがワンボランチかなあとか想像していましたけど。あるいはFWにするという手もあるのかな?)

ヒロが入ってさらに攻撃力がアップしたチームも見てみたい。でも、今となっては、このチームのどこにヒロが入る隙間があるか、悩ましいなあとも思いました。
これって「嬉しい悩み」ってヤツですかね?(←まるで監督みたいw)

もうひとつ別の感想では、いつもだと、J村でのクラセンの時期にはまだチームがたくましくなるほど熟成されてなくて、高円宮杯のころにぐぐっと成長した形を見るという印象でした。でも今年は、そのたくましくなる時期が早めになった気がします。これって、チャンピオンズリーグのおかげでプリンスリーグ以外にも試合をする機会が増えたことも影響しているのかしら?
だとしたら「ユースが全勝だなんて、相手に歯ごたえなさすぎるんじゃないの?」とか思っていてすみませんでした。ちょうどほどよい練習相手だったのですね(←すごい傲慢)。


というわけで、みなさま。
秋の高円宮杯(U-18)や冬のJユース杯へ向けて、さらに楽しみが増えたようですよ。
・・って期待していると、ころっといっちゃうことがあるのがユース年代のチームの怖いところでもありますw


posted by あきっく |22:54 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)

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