2008年02月24日
PSM FC岐阜vs名古屋グランパス@長良川競技場
「岐阜って何県?」って聞かれて即答できないくらい、岐阜とか三重とか滋賀とか石川とか富山とか長野とか福井とか渾然一体となって区別ができない私ですが、たぶん岐阜は通りすぎたことはあったにしても、降り立ったのは初めてのことだと思います。 そんなわけで行ってきました。岐阜長良川競技場。 試合の中身のことはさっぱりで、無駄に写真ばかり多いです。 お気楽ネタ好きのお暇な方はおつきあいくださいませ。
JR岐阜駅から、シャトルバスの運行があるようでした。発車予定時刻の20分前だというのに、乗り場はすでにかなりの列になっています。名古屋サポっぽい装備の人が多いです。 バスがきました。 ぞろぞろと乗り込みます。 ・・とすると、私の前の人のところで係員に制止されました。バスの中は座席は空いていないけれども立って乗ればまだまだ隙間はありそうなのに。どうして??と思ったら「名鉄岐阜駅から乗られる方もいますので、申し訳ありませんがここでいったん区切らせていただきます。」とのことでした。でも続けてすぐに2台目のバスも増発されていて、待たずにすぐに乗り込むことができました。かえって座れてラッキー。JR松山駅発の時点ですでにぎゅうぎゅう詰めで松山市駅前で待っていた人を大量に積み残して増便もなかった愛媛のシャトルバスとは違いますね。バスを降りてスタジアムへ向かいます。 正面に見えているのがスタジアム・・と思いきや、スタジアムはその左手でした。正面のは野球場? おー、グランパスのバスだ。 おー、グランパスのトラックだ。 先日のユースバスを含め、どれもきっとトヨタ車なんでしょうね。 名古屋テレビの中継車もきています。 「羊の皮をかぶった」って。そういうコンセプトでいいのですか? 平成24年に開催されるというぎふ国体ののぼりが並んでいました。 国体ってこんな早くから準備するものなんですね。 スタジアム前の広場(メインストリート?)には、両側にいろんな屋台が並んでいます。お祭り会場のようです。 岐阜のオフィシャルショップもあります。 写真に使われているのは9番の選手。 「アイカー、早くもチームの顔か?」と思ったのですが よく見るとアイカーではありませんでした。 去年の9番の選手なのでしょうか。 飛騨牛の串焼きですって。美味しそう。 ゴリサンド! これは食べてみなくては。 これでもかというほどゴリサンド。さっそく列に並びます。 ロースターでじっくり焼いているのは、鶏胸肉をみっしり重ねたもののよう。 焼けた表面を大きなナイフで削り落としています。 ロースターの右下に写っているのがそのナイフ。 ロースターの下の部分で落とした肉をさらに焼いています。 「ゴリサンド」はピタパンのようなパンに焼いた肉や野菜を挟んだサンドのようです。 ロースターだけでは焼くのが間に合わないのか、削り落とした肉を一部奥の鉄板にも移して焼いています。 これがゴリサンドの包み紙。 中身はこんなでした。 キャベツと玉ねぎスライスとピリ辛風味の鶏胸肉。 美味しゅうございました。 ゴリサンドをゲットして、すかさずそのまま隣の飛騨牛串焼きの列にも並んでみたのですが。 30分待ってもほとんど列は進まず。まるで室蘭入江のやきとりの列のような進展具合です。キックオフ時刻も近づいてきたし、並びながら食べたゴリサンドがおなかの中でふくらんで、気づくとすっかりおなかがきつくなっていました。 というわけで、今回は飛騨牛は諦めて中に入りますか。 そう考えると博多の森の牛串の屋台は秀逸だなあ。あの雰囲気も。あの手際も。あの味も。 アップ中の選手たちの中にアイカーの姿を探します。 あ、いた。よかった。 名古屋のゴール裏 岐阜のゴール裏 JFLからJリーグに入るのは「昇格」じゃなくて「加入」だったよね、確か。 とか、細かいことはなしにしましょう。 昇格おめでとうございます。 長良川のスタジアムはこんな感じでした。 Jリーグの旗のもとにクラブフラッグが翻るのは、岐阜サポにとっては感慨深いでしょうね。 メインスタンドの屋根はなかなかりっぱです。 アップを終えて引き揚げる相川 あ!ディドだ! そういえばディドは名古屋のコーチだったですね。 選手入場前に会場を盛り上げるチアが出てきました。 いろんな年齢層のいろんなウェアの人が混じっているようです。 メインスタンドからふと正面を見上げると。 あれ?あの山の上にあるのは・・・。 お城だ~。 お城が見えるスタジアムなんて、なんか新鮮。 チアに迎えられて、フラッグを先頭に 審判団と選手が入場します。 フェアプレイフラッグの前に入場したのは岐阜のフラッグでした。 整列 皇帝ペンギンが雛を温めるみたいに、子供を暖めるコジ。 意外にも(?)子供好きなのでしょうか。 試合前に、主審と両チームの監督、キャプテンに対して 振り袖姿のお嬢さんたちから花束が贈られます。 なんとか着物学院の生徒さんたちとのことでした。 ひときわ人気者だったピクシー監督 名古屋の記念写真 岐阜の記念写真 岐阜市長によるキックインセレモニー。 市長は33番のユニフォームを着ています。 蹴り損ねてあらぬところへ転がったボールを、ピッチ内まで追いかけてさらに蹴る市長。 まじめというか、負けず嫌いというか(笑)。 キックオフ 試合は、いきなり立て続けに名古屋がチャンスを作るところから始まりました。名古屋が落ち着いてボールを支配して、おもしろいように岐阜選手の間をすり抜け、裏へスルーパスが通ります。 シュートはゴールマウスを逸れてゴールにはなりませんが、時間の問題かと思われました。やっぱりJ1チームとJ2に昇格したばかりのチームでは苦しいかなと思いました。 前半20分ころ、エリア内でたまらず倒してしまって名古屋がPKをゲット。 蹴るのはヨンセン。 きっちり決めて、まずは1-0と名古屋がリードしました。 でもそこから岐阜はなかなか良いがんばりを見せます。 DFの小峯が素晴らしい守備を見せてチームを引っ張っていました。 あの、東京ガスから長いことFC東京にいた、あの貫禄ある小峯ですよね? もうけっこうな年でしょうに、まだまだ元気なようすで感心しました。 攻め込んでFKを得て、それを蹴るコジ。 噂には聞いていたけれどコジは確かにボランチで、CKも蹴っていました。 ヨンセンはゴール前で恐い動きをしていましたが、でもシュートはなぜか枠外ばかりでした。もし自分のチームの選手だったらなんと評価するか迷うところでしょう。 そんな感じで名古屋リードの1-0のまま前半が終了。 ハーフタイムショー。 試合開始前に並んでいたチアの一部によるパフォーマンスです。 ドールズにはかないませんが、でもダンスのレベルはかなり高いと思いました。Jリーグの他のチアと比べても、ドールズの次くらいじゃないかしら。 メンバー交代のないまま後半が始まりました。 そして前半開始後まもなく(10分くらい?)、岐阜の14番が攻め込んで倒され、今度は岐阜がPKをゲットしました。 湧きあがる岐阜ゴール裏。 喜ぶ岐阜の選手たち。 (・・・PKは蹴る前に喜んじゃいけないんだよ。と思わずつぶやきます。) PKを蹴るのはコジみたいです。 (・・・よみがえる日立台での嫌な記憶。) そして・・・。 ああ、やっぱり・・。 コジの蹴ったボールはバーの上を越えて向こうへ飛んでいきました。 べ、別に、私が変なことを考えたからじゃないですよね?! 後半20分ころ、アイカーが交代出場するようです。 よっ!待ってましたっ! ア・イ・カ・ワ!! ア・イ・カ・ワ! コジout、27番in これで3人が交代したから、ゴリさんの出番はないのかなと、このときは思いました。 でも交代枠は3人じゃなかったようで、4人目の選手が入りそうです。 33番をつけてますが、さっきの岐阜市長じゃないですよね? そしてゴリさんも投入。 この試合でピクシーとゴリさんの競演がなければ華に欠けるというものでしょう。 アイカーとゴリさんの2トップです。 アイカーのルーキーイヤーのことを思い、ほろ苦いような甘酸っぱいような思いがこみ上げます。 名物アイカーオフサイド(爆)とアイカー豪快シュート!!はお預けでしたが、アイカー絶妙ポスト、アイカー裏抜け出し、アイカー雑トラップ、アイカーヘディング競り合いなど、そこそこにアイカー成分を補給できて楽しめました。 今年1年元気でがんばれよ~~、と念を送ってきました。 試合終了。 PKでの得点が決勝点となって、1-0で名古屋の勝利でした。 お疲れさまでした。 試合後に選手が挨拶を終えた後、名古屋ゴール裏から ♪ゴリ、ゴリ、ゴリ、ゴリ、ゴ~~~ル、 ゴリゴ~~ル、ゴ~リ、ゴ~~オ~~ル♪ と、ゴリさんのコールが起き、それに呼応して岐阜のゴール裏からも♪ゴリ、ゴリ、ゴリ、ゴリ、ゴ~~~ル、とコールが湧き起こりました。 ゴリコールに包まれるスタジアム。 なんて幸せな選手でしょうと思いました。 幸せな気持ちになって競技場を出ました。 さ、帰りますか。
posted by あきっく |23:51 | コンサ以外のサッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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