2012年03月27日

第4回マリノスカップU-17 3日目 星稜高校戦@マリノスタウンC

2012/03/26(月)13:15 @マリノスタウンCピッチ
2012第4回横浜F・マリノスカップU-17大会
グループリーグ(みなとリーグ)第3戦
コンサU-18 4-2(0-1、4-1)星稜高校 (45分×2)
得点者:星稜高校(前半27分)、下田康太(後半10分)、國分将(後半31分)、星稜高校(後半35分)、中原彰吾(後半41分)、ほぼ松尾雄斗(後半44分)
大会日程紹介エントリは→こちら



昨日マリノスに負けちゃったのでグループ1位は難しくなりましたが、でもそんなの関係なく良いプレー、良い試合が見たいよね。
そう思いつつ今日もマリノスタウンに出かけました。
平日なのに?(堅いこと言わないでw)




始まります
カメラを出すのが遅くなって、全員での円陣の輪がほどけてしまった後ですが。円陣のときには、みんなでいくぞ!みたいないつものかけ声の他に「消化試合じゃないぞ!」という言葉も聞こえました。
確かに、そっか。まだ順位がどうなるか、今日の結果次第でわかりませんものね。上方にも下方にも。


握手
互いに握手して挨拶





コイントスに臨む両キャプテン
双方のキャプテンは審判と握手して





互いに握手して
互いに握手して、そしてコイントス






前半開始時の円陣
前半開始時のコンサの円陣





星稜の円陣
星稜高校の円陣






前半キックオフ
星稜のキックオフで前半スタート




<前半のメンバー>

    18下田康太   32松尾雄斗
 26蒲生幹          25岡田洋平
     14神田夢実 6堀米悠斗
19濱下賢 24内山裕貴 29佐々木大輔 22小野能寛
         30輪島稜


(控え)
17中原彰吾、20永坂勇人、23井端純ノ輔、27國分将、28前寛之、31近藤諒大

(交代)
ハーフタイム 神田夢実、堀米悠斗、内山裕貴 → 中原彰吾、前寛之、永坂勇人
後半15分   下田康太、小野能寛 → 國分将、井端純ノ輔





立ち上がりはとっても優勢だったんです。
コンサがボールを支配して、ほとんどハーフコート状態に星稜を押し込んで。このままだと簡単にゴールを重ねて勝てるかなと思ったほどでした。
前半5分、ゴメスが中央から右前方にボールを展開。小野くんが駆け上がってゴールライン際までえぐるようにしてドリブルでゴール前に切り込みます。相手にクリアされましたけど、攻勢でいいですねー。
前半7分、コンサの最終ラインが押し上げており、うっちーが左サイドタッチラインそばの高い位置で出しどころを窺います。でもパスを出す前に詰めてきた相手にボールを奪われてしまいました。ボールを奪った相手を追いかけ、並走して外に追い込みつつじっくり対応するうっちー。中にクロスをあげられたものの、ゴール前でシュートを打たれる前にDFがブロックしてピンチを脱しました。あれ、もしダイレクトでシュートされていたら危なかったかもしれないけれども。シュートのタイミングまで3拍くらいあったから助かった感はあったもしれないけれども。昨日のマリノスだったら打ってきたかもしれない。
でもこのとき一緒に見ていたサポ友が「うっちー、以前だったらあそこで引き倒していたよね」と言ったのです。それを聞いて私も「うーん、確かにそうかも。」と思いました。ああいう風に奪われたときに、カッとしないで冷静にじっくり対応できるようになったうっちー。プレーが大人になったんだなあ。(←偉そう)
前半8分の右CKは、ゴメスが蹴りました。
前半9分、小野くんがボールを高くあげるようなリフティングで相手をかわしつつ、右サイドから中へ切れ込むように前へ進みます。リフティングをしつつ2人くらい抜いたんじゃないかしら。わあ、なんて変態。
前半10分、右サイドからのクロスをしもっこがスルーしてその後ろにいた松尾くんがシュート。GKがはじいて左CKになりました。
CKを蹴るのは夢実。するすると近寄ってきたゴメスに渡すショートコーナーでした。
前半11分、しもっこが左サイドタッチライン際でボールを受けてキープ。相手に囲まれて奪われそうになっても、うまくまた相手の前に身体を入れかえて、なおもボールを保持します。うまいなー。
前半11分、小野くんのシュートは打ち上げてしまいました。でもSBがあそこでシュート打てるなんて、なかなかいいんじゃない?(*´д`*)
前半14分、攻め込まれてシュートを打たれました。わじが横に手を伸ばしたけれども届かず、ドキッとしましたが、ボールが転がった先は枠の右でした。あれ、見切ったのかたまたまだったのか。
前半18分、星稜が右サイドからコンサ守備陣を崩してゴール正面からシュートを打ちました。打ち上げてくれて助かりましたけど。
なんだかだんだん攻め込まれる場面が出てきましたよ。
前半22分あたりになると、明らかに星稜がボールを持つ時間が増えてきて、組み立てて攻められている感じになってきています。どうしたんだろ。中盤でゴメスが走り回っているけれど、孤軍奮闘という感じです。もうひとりのボランチの夢実はどこへ消えた?と思ったり。幹くんと洋平くんの両サイドもしっかり高い位置でボールをキープすることができなくて、なんだか中盤全体が苦しい感じです。
前半24分、しもっこにボールが入ると収まるなあ、強いなあと感心。
前半26分、うっちーがドリブルで向かってくる相手に正対したと思ったら。次の瞬間、足元でぐいっと相手ボールを止めて奪ってしまいました。うわーかっこいい。






前半試合中
(走り回るゴメス)







ビデオ係やってます
1日目は反対側のベンチに座っていたのでわからなかったのですが、ビデオ係はクラブハウスのベランダから撮影していたんですね。だからきっと諒大くんがいるのに気づかなかったんだわ。
今日のビデオ係は阿波加くんです。今日は輪島くんが90分出るということかな。




前半27分、やっぱり攻め込まれているなーと思ったら。星稜がぐいぐいとパスを回してきて、ゴール正面から突破するように向かってこられました。コンサのDFが挟むように2人で絞っていきます。相手のドリブル(パスを受けたトラップだったかも)が大きくなり、コンサのDF2人と輪島くんの三角形の間にボールが流れて。
一瞬、あ、どうする?と間があいたように見えました。そして相手選手にゴールに蹴りこまれてしまいました。(0-1)
こういうとこ、やっぱり課題ですよね。みんなで声を出していこうよ。こんなに近くで見ているのに何も聞こえず、無言だった気がするもの。
ま、でも気を取り直して、ここからここから。

前半34分、しもっこが相手ボールを奪い、右前方のゴメスにパス。ゴメスが右サイドからゴールライン近くを回り込んで、ゴール前にパス。それを夢実がシュートしました。久々のコンサのシュートだったわ。

前半途中から私たちのすぐ横のベンチにどこかのチームの選手たちが来て、試合を見始めました。ピッチに近いからか、すっごく静かに見てるのね。サッカー少年たちがプレーを見て漏らす感想を聞きながら見るのはためになるし、おもしろいですが、あまりそれを聞けずに残念(笑)。
でも彼らが座るなり「14、かんだゆめみ」とか「6はほりごめ」とひそひそ話しているのが聞こえて、そっか彼らはやっぱり有名なんだ~と改めて感心したのでした。

でもそんな2人の輝いているとこはあんまり見せるシーンもないまま、前半40分には星稜の右からのシュートを輪島くんがからくも押さえて失点を免れるなどしながら、前半45分、0-1とリードされて前半終了となったのでした。





天然芝には鳩がたくさん
ハーフタイムに背後を見ると、天然芝ピッチに鳩がたくさんいました。(写っているのよりもっとたくさんいたのです。)
こっち側のピッチは人が走り回っているから来ないのか、人工芝だから来ても何もないから来ないのか。
なんだかおもしろい光景でした。





後半は彰吾がキャプテン
お、後半は彰吾がキャプテンですか。
じゃあゴメスは交代なのかな。夢実もかな。
このあいだゴメスがさがった後に夢実がキャプテンマークをつけていたはずだから。







3人交代です
後半から交代で入る3人が合流して






後半開始時の円陣
後半開始時の円陣






後半キックオフ
コンサのキックオフで後半開始です。





<後半のメンバー>

     32松尾雄斗  18下田康太
  26蒲生幹         25岡田洋平
       28前寛之 17中原彰吾
19濱下賢 29佐々木大輔 20永坂勇人 22小野能寛
         30輪島稜




後半1分、松尾くんのシュートは相手GKがキャッチ。






寛之がFKを蹴る
後半5分、コンサのFKは寛之が蹴るようです。
寛之の蹴ったボールは直接ゴールを狙いましたが、バーの上を越えました。

後半8分、シュートされましたが、わじが抑えます。
後半10分、小野くんが右サイドで相手との攻防。うまく抜け出てサイドを駆け上がります。しもっこがゴール前へ駆け上がりながら「おの!」と呼びました。小野くんは中へ横パスを送り、それを駆け込みながらしもが正面からシュート。ゴールネット上部に下から突き刺さりました。ブラボー!(1-1)

後半13分、ショートコーナーからのつなぎから、最後は松尾くんが頭でシュート。残念ながらGKの胸にボールが飛び込んでしまいました。
後半15分、しもっこと小野くんに代わり、マーシーと純ノ輔くんが入ります。賢くんが左SBから右SBに移るようです。


     32松尾雄斗  27國分将
  26蒲生幹        25岡田洋平
      28前寛之 17中原彰吾
23井端純ノ輔 20永坂勇人 29佐々木大輔 19濱下賢
          30輪島稜



後半25分、星稜が左サイドから攻め込んで決定的な形を作りました。なぜかシュートが決まらず助かりました。
後半26分、幹くんが相手ボールをカットして奪いました。お、いいぞ!
でもパスを出そうとしているところを奪われてしまいました。がんばれがんばれ。
ここまでなんだか一進一退の攻防です。
後半30分、賢くんのシュートは相手DFにクリアされ、それを拾った純ノ輔くんが再度シュート。GKにキャッチされてしまいました。惜しかった。
後半31分、マーシーがワンタッチでボールをはたいてスペースにボールを出し、それに松尾くんが駆け込もうとしたのですが、掴まれる感じで押さえられてしまいました。あれを振り切れるだけの強さが身につけば、もっとずっと怖いFWになるよねえ。しまふく寮のごはんをたくさん食べて育つのよ。






マッツォ!
本文とは関係ないけど、松尾くんのシーンなど。






行け~~!
「プレースタイルは『犬』」と言ったり「小型犬」と呼んだり(ごめん)、イタリア人風に「マッツォ」と呼んだり。
サポは好き勝手に呼んでますけど、愛されているってことだから許してん。嫌だったら言ってね。(←言えない?)





後半31分、マーシーがゴール前で右からのパスを受けて(出したのは洋平?もうひとり絡んでた?)、自分の前にいったん置き、GKと対峙。そして大きな切り返しでGKの身体をずらしてから、冷静にシュートをゴールにぶち込みました。(2-1)
逆転!!将くんストライカーだわ。

これで少し楽になったかなと思ったのですが。
後半35分、コンサゴール前でDF2人が中央に吊りだされる格好になって右側が空いたところから、ボールをゴール右手前に振られ、そこから決められてしまいました。(2-2)
うーむ。なかなかうまくいかないねえ。
イギョラ杯でのこと(規定時間終了後に同点なら引き分けで終わるかと思ったら、PK戦があってPK戦勝ちなら勝ち点2、PK戦負けなら勝ち点1となるレギュレーション)が頭に浮かび、思わず「この大会は引き分けだとどうなるんだろ」とごそごそ大会プログラムを見直す私。弱気ですみませんでした。






試合のようす
(試合のシーンをちょっと引いた視点から)




後半36分、星稜のシュートを輪島くんがかろうじて触り、CKに逃れます。わじ、サンキュー。
後半40分、左からゴール前へ飛ぶ低いクロスにマーシーが正面から飛び込んで、空中で右足先でちょんと合わせるようにしたお洒落なシュートは、残念ながらポストの右へ逸れてしまいました。惜しかった~。いい形でした。
後半41分、彰吾が松尾くんとのワンツーで相手DFの裏へ抜け出していきます。体が大きくなっているので迫力があるなあ。そして彰吾はそのまま豪快にシュート。ズバッと決まりましたよ!!(3-2)
さすが彰吾。頼りになる~(はあと)。
この時間に勝ち越し点は大きい、と思っていたら。
さらに後半44分、深いところから左サイド前方へ、サイドチェンジ気味に大きく展開されたボールをマーシーが前へ持ち込みます。そしてゴールの真横あたりから左からのクロス。飛び込んでいったのは松尾くんでしたが相手DFも2人くらいいて、誰に当たったのかよく見えないままボールはゴールに入っていました。やった!追加点!(4-2)
最後に押し込んだのが松尾くんだったかどうか確信もてなかったので、試合終了後に松尾くんに「最後さわった?」と聞いてみました。本人の答えは「触ってない」とのことでしたが、あそこで松尾くんが飛び込んだからこそのゴールでしたし、どこに当たるかは運次第なので(ほんと?)、「だいたい松尾くんのゴール」ということで良いと思います(笑)。
後半46分、幹くんががんばって左CKを取り、それをそのまま幹くんが蹴るのかなと思ったら、やはり寛之が蹴るようで。寛之の蹴ったボールに永坂くんが頭で合わせましたが、ポストの右で惜しかった。
そしてそのまま試合終了となりました。
終わってみると4-2という結果でしたが、途中はどうなるかと思いました。よかったよかった。






お疲れさまでした
お疲れさまでした。






それぞれ相手チームに挨拶
それぞれ相手チームに挨拶


星稜に勝ったものの、2勝1敗だからまあグループ2位かな。と思っていたら。
こちらより少し遅い時間の小机でのマリノスvs大津高校の試合で大津が勝ち、得失点差でコンサが1位ということになりました。
わからないものですね。確かに『消化試合じゃない』と言ったそのとおりですね。
マリノスオフィシャルサイトに載っている試合結果は→こちら(PDF)


というわけで、明日(というか今日ですが)3/27(火)は決勝戦で柏U-18と対戦することになりました。
柏といえば去年の暮れのGO FOR 2018 CUP でやはり決勝戦で対戦し、点を取り合った末に敗れた相手です。
よーし、あのときのリベンジだ。
柏に勝って、優勝して、気分よくプレミアリーグの開幕戦へとつなげたいですね。
優勝して喜ぶみんなの笑顔が見たいし(←これが一番)。

遠征が続いて疲れがたまっているでしょうけど、力を振り絞って、渾身の戦いを見せてくれるのを楽しみにしています。

ご都合のつく方は
 本日3/27(火)14:00~ マリノスタウンで柏U-18との決勝戦
お見逃しなく!


posted by あきっく |06:37 | ユース | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:第4回マリノスカップU-17 3日目 星稜高校戦@マリノスタウンC

やりますねえ今年のチームも。
一戦一戦の経験が(どのチームもそうでしょうが芝の上で練習出来ないコンサは特に)血になり肉になるこういう年代。
貴重な機会を設けてもらって有難いですね。

決勝戦とはこれまた凄い。優勝したらプレミアへの精神的なアドバンテージになりそう。

ぜひまた応援よろしくお願いします。

ああ早くSSAPで応援したい。

posted by tnfaki| 2012-03-27 07:42

Re:第4回マリノスカップU-17 3日目 星稜高校戦@マリノスタウンC

>tnfakiさん
こうして何回も本州に遠征して経験が積めるのは、札幌では雪で練習ができないのだから仕方がない(当たり前)と言いつつも、貧乏クラブのユースであるわりには本当にありがたいことですよね。(選手の親御さんたちの経済的負担も重いのだろうなと思いつつも。)

そして強豪チームの集まるフェスティバルにたくさん参加できるのも、先輩たちがこれまで築いてきた蓄積の賜だよなあと一昔前を振り返って感慨に耽ったりします。
こういう状態をできるだけ長く続けていきたいなあ、見守っていきたいなあと心から願います。

posted by あきっく| 2012-03-27 11:29

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