2010年12月13日
【第38節】思いっきり特別扱い
今さらですが、今季最終節の感想はやっぱり書き留めておきたいので。
2010/12/04(土)12:30 @札幌ドーム J2・第38節 コンサ 4-0(1-0、3-0) ロアッソ熊本 得点者:三上陽輔(31分)、砂川誠(64分)、西嶋弘之(75分)、三上陽輔(86分) 試合結果詳細はこちら→ 札幌公式 J'sGoalサマリー いよいよ今季のJリーグも最終節になりました。 最終節恒例の、J2は12:30から、J1は15:30からの全試合同時刻一斉開催です。 12:30キックオフって早いですよね。 おかげで、朝一番の飛行機で飛んで、千歳空港から朝一番の札幌都心行き高速バスに乗っても、ドームに着いたときにはいつもの待機場所に仲間たちはいませんでした。すでに列整理が終わっていました。持参したお菓子を広げるいとまもなしでした。 でも開場まではまだしばらく時間があって、優先入場には悠々です。 いつものように南3ゲートから入ると、入場口でお出迎えをしてくれていたのはほっちゃんでした。にこにことあの笑顔で。 思わず「ほっちゃん!!」と大きな声を出しながら近づき、「元気でね、応援してるからね。」と言いながら握手してもらって。 そのときはほっちゃんに会えた嬉しさで心弾んでハイテンションだったのですが、ほっちゃんの手の感触が残っているのを感じながらコンコースを歩いているとじわじわと目頭が熱くなってきました。 歩きながら一緒にいるサポ仲間と話もできない状態です。胸が詰まって声がうまく出ないし、話すと涙声になりそうで。サポ友も同様だったようで、無言で黙々といつもの席へ向かったのでした。 今日はオフィシャルパートナー、フェニックス様のKappaサンクスマッチです。 とりあえずいつもの席に荷物を置いて。さ、今日はいろいろ用事やイベントが盛りだくさんですよ。さっそくあちこち出かけましょう。
グッズ売店では今シーズン限りで退団するマコを惜しんで(?)マコTシャツが飾られています。本日この会場のみでの白黒各500着の数量限定です。 ふとその横を見ると。 あ゛!ソダンTシャツはいまだに残っていたの・・?「残りわずかとなっておりまーす」って。 そう言われるとついつい、むむむ。 12:30キックオフの2時間前ですから、まださほどおなかは空いていません。でも夕方までは持たないだろうから何か少し食べておきたいな・・と何にしようか迷いつつお店を見て歩きました。 あ、あのクラムチャウダーは! 確か・・ そうです、オフィシャルでほっちゃんがお薦めしていた「あったかメニュー」でした。 じゃあ今日はこれにしよう。一発で決まりです。 隣のお店で「鮭ハラス串」も買い込んで。(ビールも) 美味しかったです。 食べ終わって、そろそろサイン会の人垣も減って隙間から姿が見えるころかな?と期待しつつ2階コンコースのサイン会会場を覗いてみたら。 いました、いました。ゴンさんとヒロ。 そろそろ抽選に当たった人もおしまいとみえて、ヒマそうに人待ち顔で座っています。それでもさすが人気者。人の輪が何重にも取り巻いて近寄ってはいけないので、隙間から覗いて満足して席に戻ったのでした。 サポ仲間から「阿蘇カステラ」をいただきました。 これって「熊本を喰らえ!」という意味ですか? 試合前に美味しくいただきました。 ピッチにはドーレくんとドールズが出てきました。 サンタの帽子が季節感あって素敵です。 ドールズユースもいます。 ユースもクリスマス仕様で可愛いわあ。 いつものONE VISION のパフォーマンスの後、1年間の感謝を込めて? ゴール裏方向へ向けて赤黒のハート ユースはメインスタンドへ向かってやっぱり赤黒のハート そしてトップとサテライトとドーレくんはアウェイゴール裏方向へ向きを変えてそちらへも改めて赤黒のハート。 これはきっとアウェイドールズ向け、ですね。 ロアッソサポ コンサゴール裏 試合前のピッチ練習のため選手が出てきました。 まずは整列してスタンドに挨拶をしてくれます。 わーーーー!パチパチパチ!がんばれ~~! 選手紹介が始まりました。 熊本のスタメン サブメンバー イチはベンチスタートなのですね。 コンサの選手紹介の写真は偏向した一部のみです(笑) スタメンは、征也と マコと 陽輔 控えは ひっきーと 拓馬と 純貴 みんながんばれ~。 ボールパーソンは大麻高校サッカー部のみなさんでした。 よろしくお願いします。 そしていよいよ選手入場です。 USを中心とするサポ有志が前日から用意してくれた赤や黒のシートを掲げ、赤と黒の背景をベースに浮かび上がったコレオグラフィは・・・。 なんだろ? あ、「8」だ。マコの8だね! 引きで見るとこんな感じ。 マコ以外にも今季限りでコンサを退団する選手はいるし、その中でも藤さんや吉弘はこの試合のスタメンでもあるのだけど、でも「8」。 マコだけ特別扱いです。 だって積み重ねてきた時間と思い出が他の選手とは違うからね。 思いっきり特別扱いでいいんです。 ゴール裏に浮かび上がった「8」を胸を熱くして眺めながら、気になるのはマコがそれに気づくかしらということ。 赤いシートを掲げた隙間からチラチラと入場してきた選手たちの反応に注目してしまいます。 選手たちはメインスタンドに向かって整列して挨拶したあと スタメンの写真撮影。 まだゴール裏に目をやる時間はなさそうです。 写真撮影が終わり、選手の輪がほぐれてピッチ上に散らばり・・ あ、マコがゴール裏を見て、気づいて、両手を挙げてコールに応え そして深々とお辞儀をしました。 顔を上げた後のマコの動作から「もしかして泣きそうなんじゃない?」と思いましたが、あとでインタビューでマコはほんとに「泣きそうになったけど試合前だからこらえた」と言ってましたね。やっぱりそうだたのかあ。 【試合の感想は箇条書きで】
- 試合の出だしは熊本ペースに感じました。あれれれ?という感じでゴール前までこられてピンチの雰囲気になったり。早い時間にきわどいシュートも打たれましたよね。優也が止めてくれて助かりましたけど。
- このときの優也の対応は偉かったですよね。飛び出さずにがまんして冷静に止めて。試合を通じて、優也は以前より落ち着いた安定した守備ができているように思いました。ハラハラドキドキ自作自演の「優也劇場」も楽しいけれど、積極的な守備という優也の持ち味はそのままにそれに冷静慎重な安定感が加わるならそっちの方がずっと素敵です。控えGKとして過ごした時期の優也の苦労もこうやって実になっているんだなあ(←偉そう)と思うと、じんわり嬉しさがこみ上げてくるのでした。
- 熊本の2トップの片割れは磐田から移籍してきたカレンロバートです。というか、メンバー発表を見て「そういえばカレンって熊本に移籍してたんだっけ」と思い出したくらいにして。FWとしてのカレンの動きはやらしくってちょっと怖かった。最初のうちは。
- 「そういえばカレンと優也って同期じゃない? だってほら、2人とも市船がマリノス相手に天皇杯でPK戦までもつれこんだ時の市船メンバーだもんねえ。」「そうだね、同期生だわ。一緒にやったチームメイトだわ」「あのときのマリノスって確か前期・後期ともに優勝してシーズン完全優勝したんだよね?そのチャンピオンが高校生相手にPK戦までやっちゃったんだよね。」と昔話に花を咲かせている場合じゃないですね。でもちゃんと「マコは市船の先輩なんだから、優也もカレンもマコに花を持たせるようにしないとね。」と牽制もしてましたから。
- その牽制が効いたのか?しばらく経つとコンサが少しずつペースをつかめてきたような気がしました。パスがつながって惜しいシーンも出始めます。惜しい、あとちょっとだった!とか言いつつ。
- そうしたら左サイドをマコと純平で崩して、マコがスペースへ抜け出してクロスをあげたと思ったら・・。ゴール前でそれをダイレクトボレーできれいに決めたのは陽輔です!!陽輔、今季2点目です。でもゴールが決まったのを見た瞬間、私が叫んだのは「陽輔~~!!」じゃなくて、「うまーーーーい!!」でした。だってすごく上手いシュートでした。あれを決めるのそんなに易しくはないと思うのよ。フリーだったとはいえ。さすがゴール職人の本領発揮です。
- 前半のうちに先制点を挙げたことを喜び、それがとてもきれいな形からだったことを喜び、さらにそれが陽輔のゴールであることを喜び。なんという幸福感。
- 先制するまでは「とにかくまず先制して」と思ってるのに、いざ先制点が決まると、「1点じゃ安心できないから早い時間に追加点を」と望むのがサポの常。まったく欲深です。
- マコが熊本の最終ラインから抜け出して、マコが追加点を取るチャンス!!だと思ったのに~~。それを倒したGKのプレーはPKになるかと思ったのに~~。ファウルをとってくれないなんて。空気読めない審判!(←発想が間違ってる)
- 南雄太もさあ、柏でマコと一緒にやったことあるよね マコは柏時代の先輩でしょう? 今日はマコの大事な試合なんだからねー。頼むよぅ、まったく。(←やっぱり間違ってる)
- 後半になってエンドが変わり、コンサが私たちに近い方のゴールへ攻める向きになりました。そしてペナルティエリアのすぐ手前でマコが倒されFK。このときのマコは「触れなば落ちん」という風情で誘っていたようにも思うのですけどね。気のせいですね、きっと。
- FKのボールのそばに立っているのはマコですけど。今日のこの試合ですからここはマコが蹴るのでしょうけど。でも申し訳ないけれど私はこのとき入る予感は全然していませんでした。いつものとおりマコが蹴る→バーのはるか上に飛んでいく or 壁に当たってはね返る→マコ、エビぞり、のコンボだと思っていて、「これがマコ!」と言う準備万端でした。前半に蹴ったFKは「バーのはるか上」型だったから、今度は「壁当て」型かなと思ったほどにして。
- このとき目を惹いたのは芳賀ちゃん。何をやっているんだろう??と思いました。壁の後ろで、というより、GKのすぐ前で、何やら動いて見てみてはみんなに指示を出しています。はじめは「芳賀ちゃん、そんなところにいたらモロにオフサイドだよ」とハラハラしましたが、どうやら事前の指示をしているようです。壁の後ろでGKから見たらどんな風に見えるかを確認しつつ、壁の微調整をしているのかなと思いました。
- そんなふうに入念な準備をしているのを眺めつつも、私はゴールの匂いを全然感じていなかったんですよね。熊本の高木監督は試合後に「後ろから見ていてなんだか入る気がした」と言っていたそうで、ヒロもスタンドの上から見ていて入りそうな気がしたとテレビで言っていましたが、さすがプロは違います。
- そしたら、マコが蹴ったボールはすいっと弧を描いてきれいにゴールに吸い込まれていきました。入った!!入ったぁぁぁ~~~!!
- もうびっくり!というか、嬉しい!というか、こんなドラマチックな展開ってあり?!と思いました。マコが決めた。なんて叫んだか覚えてないくらい夢中で叫んでいた気がします。
- マコ、FKで直接決めたのってプロになってから初めてなんですって?!
そのわりには、それでもめげずに毎回蹴っていたの?、 - あまり時間をおかずにさらに西嶋の3点目が決まったりして、もうお祭りな展開。こうなるともう私の気分は「ノブリン、3点も入ったんだからもう大丈夫でしょ。早く純貴だそうよ。」マコの花道になる試合でマコもゴール決めたし、あと残るのは純貴のプロ初ゴールです。どうしても今季中に純貴のゴールを見たいし、そのためには純貴に長い時間を与えてあげて。ゴール決めないと年を越せないって本人も言ってるし。
- なのにノブリンったらイケズなんです。なかなか純貴を出してくれないの。選手交代のないまま時間が経って、残り10分を切るくらいになってようやく誰か出る!と思ったら、交代の準備しているのは慎也くんでした。なーんだ。(←ごめん)
- それでもなんとか残り時間でぜひ・・と念じていたら、リードを4点に広げる、陽輔の2点目となるダメ押しゴールまで飛び出したあと、ロスタイムにさしかかりそうな時間に交代に出てきたのは拓馬でした。
拓馬が入ります。
- 拓馬が入るのは嬉しかったですよ。Jリーグデビューとなった富山戦はほんのわずかな時間の出場でボールに触ることもできなかったから、そしてそれ以来ベンチ入りはしても試合出場はなかったから、今季のうちにボールにも触れる「ちゃんとした出場」ができれば・・と願ってはいました。拓馬がんばって!!と心も弾みました。
- でも目の前で陽輔が2ゴールを決めるのを見て、さらに拓馬にまで出場の先を越されてしまった純貴の気持ちを思うと。拓馬がピッチに入ったあと、目の前でガーーーッとアップをしている純貴の様子を見たときがこの日2番目に泣きそうになったシーンでした。1番目は入口でほっちゃんにお出迎えしてもらった後です。
- 拓馬がちゃんとプレーに絡んでボールも触れたのを確認したのは嬉しかったです。よかった。これで正真正銘のデビューができたね。
(ロスタイムは3分です。)
- このまま交代枠を残して純貴の出場はなし、という非情なことはさすがにノブリンもせず、後半ロスタイムに入ってから純貴の出番もやってきました。
(純貴がきそう!) (入ります)
- でもゴールを決めるには厳しい時間かもね。決める人もいるかもしれないけど。決めたら凄いけど。
- 試合終了間際には勝利を確信するGoWestを歌いつつ、ゴール裏には再び「8」のコレオが浮かび上がりました。ハッピーな幕引きになりそうでよかった。
- そして大量リードの4点差のまま試合終了の笛が鳴り、みごと完封勝利となりました。純貴のプロ初ゴールは来季にお預けになりました。来年こそお願いね、純貴。よい準備をして来シーズンを迎えてね。
思いがけない(?)大勝となりました。 ヒーローインタビューのお立ち台にまであがってしまった高校生。 この1年間で陽輔の立ち位置がこんなに変わるなんて。すごいです。 でもヒーローインタビューは陽輔と西嶋だけなの? 今日の主役のマコは? ゴールまで決めたのに。 と思ったら、ちゃんとマコには別枠でヒーローインタビューの番がとってありました。 マコ~。 チームがとても苦しく辛い時期に私たちと一緒に過ごしてくれたマコ。 ほんとにほんとにどうもありがとう。 マコは「こちらこそ『ありがとう』という気持ちです」と言ってくれたけど、でもやっぱり「ありがとう」という言葉しかない。 こんなにキレキレなプレーで、今日の試合もマコの活躍あってこその勝利という感じで、マコがいなくなってしまうのは本当に惜しく残念なんだけど。(ああ貧乏がつらい・・) どこか別のチームで思いっきりキレキレの活躍を続けて(でもコンサと対戦してキレキレなのは怖すぎていやん)、十分やり尽くしたと思ったらコンサに戻ってきてね。 ぜひユースくんたちを教えてね。←個人的願望 サンクスセレモニーの準備ができるのを待つ間。 純貴と拓馬が仲良さそうに寄り添っている姿を幸せな気持ちで見つめていたり。拓馬のユニにはちゃんとARANOって入ってるんだーと改めて確認してみたり。 幸せな気分で満たされたドームで、今季のサンクスセレモニーが始まります。 まずはドールズのパフォーマンス。 1年間ありがとうございました。お疲れさま。 (と言ってもドールズはこれからがまた各種イベントで忙しいけどね。) U-18の選手たちが出てきました。 大怪我をしてしまったらしいと聞いていた康介もちゃんとユニフォーム姿で参加しているのを見て一安心です。ああよかった。 だってスタンドで試合を観戦しているとき、チームジャージ姿の選手たちの中で康介だけ私服だったのだもの。つまりもう引退してしまったということ?と悲しく思っていたのだもの。 みんなと一緒にちゃんと歩けています。よかったよかった。 U-15の選手たちが出てきました。旭川と札幌、二手に分かれて整列します。 そして最後は元気にU-12の選手たちが出てきて。 ドーレくんとドールズとドールズユースも加わり、オールコンサドーレが一堂に会しました。 壮観だわ。 矢萩社長がシーズン締めくくりの挨拶をします。 クラブの未来につながり、クラブを取り巻く人への行き届いた配慮を感じる素敵なご挨拶でした。 続いてチームを代表して監督であるノブリンが挨拶。 挨拶が短かったのとその言葉に動揺して、うまく写真が撮れませんでした。
「ノブリン、今、『がんばってください』って言った?」
「どういうこと?来季ノブリンいなくなるの?」
不安な気持ちになりましたけど、その後ひぐまさんが監督会見でそのことに触れた部分を三角山放送などで流して教えてくれて、ノブリンの契約更新も正式に発表されて。
笑い話になりましたけど、ドキッとしましたわよ。ノブリンて案外口下手ですか? キックオフイベントなどで明るく振る舞うのは実は照れ隠しのぶっ飛び?(笑)
陽輔と拓馬はU-18の列じゃなくてトップの中に混じっています。 去年のこのときは2人ともユースの列の中にいたのにね。 きっと「来年はあそこにいるんだ」と決意をみなぎらせているユースくんたちがあの中にたくさんいることでしょう。良き哉、良き哉。 並んでいる選手を見ていて、コート着用の有無は試合に出場したかどうかの別?などと考えを巡らせたり。 汗をかいた人は冷えるといけないからコートを着ているのかな、とか。 でも征也は試合に出ていたのにコートを着ていません。 謎です。 後援会が選ぶMVPに選出されたのはGK高原でした。 アキレス腱断裂の痛々しい姿で松葉杖をついて前へ進み出ます。 MVPの表彰。 賞金20万円が授与されました。 (お金持ちチームならきっと1桁違う額の賞金もありえるのでしょうね。でも気持ちだから!気持ち!) GKがMVPというのはチームとしてはどうなの?と思わなくもありませんが、がんばった髙原のためにはよかったなあと思いました。 ユースの選手たちはここで退出です。 なんだか名残惜しく見送ったり。 そしてトップの選手たちは場内を一周するサンクスウォークが始まります。 陽輔と拓馬はどうするんだろ。 どうしたらいい?とちょっとおろおろした様子でいたら。 どうやら一緒に回るようにとの指示を受けたらしく、急いでトップの選手たちに合流して一緒に歩き出しました。 すごいねえ、高校生でこんな経験まで。 そういえば2005年のリーグ戦で征也が途中出場した鳥栖戦@ドームもホーム最終戦だったと思うけど、あのときは征也もサンクスウォークに参加したかしら? 現地にいたはずなのになぜか全然思い出せません。 どなたかご存じでしたら教えてくださいませ。 ひっきーが髙原のMVPボードを持ってあげています。 松葉杖でボードを持って歩くのはきついものね。 こういうときはやはりGKつながりなのかぁと感心したり。 ノブリンの表情はなんだか元気がありませんね。 さっきの挨拶のこともあるし、気になります。 ゴール裏のところまできたら、選手たちは一列に並んでいったん挨拶。 契約満了で退団する5人の選手たちの名が順番にコールされ、USのマフラーが5人にひとりひとり贈られました。 それから列が緩んだところで、ミノさんがマコを後ろから抱え上げました。 ミノさんに抱えられてゴール裏正面まで運ばれるマコ。 胴上げが待っていることはマコもわかっているでしょう。 そしてミノさんはこんなことができるほど足が回復しているんだなと、それも嬉しい光景です。 一旦は照れて?逃げたマコをミノさんが追いかけて再び拉致。ミノさん、走れるのね。 選手たちがマコを胴上げします。 まったくもって今日のマコは特別扱いです。 だって特別な選手だから。 特別な選手といよいよお別れなのは名残惜しいけれど、でもこれまで数試合かけて毎回マコの送別モードを繰り返してきて、トラメガで挨拶もしてもらったし、サポによる胴上げもやったし。 かなり気持ちの整理がついてきてたので、泣きながら見送る事態にはなりませんでした。別れの儀式を穏やかに見守ることができてよかったです。 マコの胴上げが済むと、さあ続けて次は誰の番? 征也がミノさんを選手の輪の中央に押し出して、ミノさんの胴上げが始まります。 それが終わると、サポがほった!ほった!とコール。 ほっちゃんは選手の輪の中に飲み込まれ、胴上げが始まる前からみんなに頭をベチベチ叩かれています。これは「若い子の担当」だそうです。 胴上げもおもしろがって乱暴モードで、すぐ脇のゴールネットの上に投げ上げられそうになったり(笑)。これも「若い子のお役目」だそうです。 藤さんもみんなで胴上げ。 そして最後に吉弘・・・のはずが、選手たちはさーっと吉弘の周りから輪を引いてわざといたずらっぽい雰囲気で吉弘に意地悪?をします。 その様子にサポからも笑い声があがって。 そして吉弘の胴上げ。 選手とゴール裏との交歓を近くで見ている陽輔や拓馬の目に、今日のこの光景はどんなふうに映ったかな。 数試合かけて手厚く懇ろにサポから送別されるマコの姿を続けて見てきて、他の若い選手たちはどう感じたかな。 こんなふうに長いことチームに貢献して、サポから愛され感謝される特別な存在になるのも素敵だな・・・と思ってくれたらいいなと思いながら征也や純貴や・・・他の若い選手たちを見つめたのでした。
今日の行事はこれで終わりません。 今年の新企画で、選手たちが希望者全員とハイタッチする「ありがとうハイタッチ」というのをやるんですって。 選手はたいへんだろうけど、でもせっかくだからどんなものか参加してみたいよね。 案の定「ありがとうハイタッチ」に並ぶサポは果てしない長蛇の列になりました。 でも今日の試合を反芻したり、J1の試合のようす(神戸と東京と仙台のどこが降格するのか)を伝える速報を追ったりしておしゃべりしていたら、2時間近くにも及ぶ待ち時間も苦になりません。 この間ずっとハイタッチを続ける選手はほんとに大変だろうと思ったけれども。 大型ビジョンには来季のキックオフイベントの予定告知もありました。 キックオフ2011は1/16(日)の予定だそうですよ。 予定を空けておかなければ。 ホバリングステージの芝をグラウンドレベルで見れる珍しさも。 あそこでハイタッチをしています。 会場入り口にはソダンがいて、ハイタッチの列には選手だけじゃなく監督も全コーチも社長もドールズもドーレくんもいて。 選手たちと近くで触れあえ、言葉も交わせるこんな機会はとても素敵でしたけれど、でも選手はあまりに大変で来年以降の実施は無理かもしれないなと思いました(笑)。 ドールズとのタッチは手に持ったポンポン越しなのは、でれでれオヤジからドールズを守るために(笑)これでよかったと思いました。
イベントをすべて終えて満喫してドームから出たら。外はすっかり暗くなっていました。 でも今日はまだ終わりませんよーー。 これから今季締めくくりの宴会です。 祝勝会になってよかった。にこにこ。 向かったお店はノルベサの1階にある Daigo です。ダイゴ。 赤黒の!!Daigoです!! こんなふうに「赤黒の!!」と声を大にして叫びたくなったのは、このころすでに大伍は新潟に完全移籍する方向と報道されていて、一方鹿島からのオファーの話はまだ出ていなくて、私にとって大伍のことは非常にナーバスになっていた時期だったからです。頭ではよーーく分かっていても、新潟への完全移籍は感情的に受け容れがたかったから。 そんなだだっ子みたいなことを言いつつお店の玄関をくぐり、中に入ると わあ、今日のお料理はしゃぶしゃぶ? (くまちゃん、いつも手配をありがとう。) まずは1年間お疲れさま~。 そして勝利にかんぱーい! お刺身盛り合わせ じゃがいものシャキシャキサラダ 豚しゃぶです お鍋に火をつけて お肉の下には野菜がたっぷり隠れています ごはんものはこれ。具だくさんです。 よく混ぜてからいただくんですって。 美味しそう。 豚と野菜を食べ終わったら次はこちらです。 鰤しゃぶと エビしゃぶ ぷりぷりで美味し~~。 詳しいことは忘れたけど、中標津の鶏の甘辛揚げ。 ビールに合いますよん。 1年の締めくくりが笑顔になって、みんなで盛り上がれてよかったです。 勢いに乗って2次会にいこーー!とコンサゆかりのお店に繰り出したら。どこも満杯で入れません。みんな同じ気持ちなのね、うふふ。 そんなこともなんだか嬉しい酔っぱらいなのでした。 じゃあね~、よいお年を~。今度はキックオフイベントでね~。 そう言ってみんなと別れて。 でも私の12月はまだまだこれからです。 Jユース(その後もう終わっちゃったけど)、高円宮杯U-15、インカレ、もしかしてユースの埼玉遠征?、そしてランタの高校選手権と、年末年始まで大忙しの予定です。 大忙しになるように、ユースくんたちぜひ勝ち上がってね☆
posted by あきっく |10:09 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(14) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
こんにちは。
思いっきり最終戦を思い出し…また泣いちゃったよぉ(T_T)
あきっくさんが泣いた所で…私は号泣してました(T_T)
嬉しい事がいっぱいだった最終戦。
この最終戦で色んな人が色んな決断をしたのでしょうね…。
こんな素敵な試合のレポを見るだけにしたおくのは勿体ないのでリンクしておこう。←良いかしら~?
ちなみに「ダイゴ」…気になっていたので様子が分かり良かったで~す。
次回行ってみようww
posted by mimicchi| 2010-12-13 11:27
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
あきっくさん、長いレポートありがとう。
なんでかな、涙がじんわりにじむよ。
2010年シーズンが、本当に終わっちゃったんだと読んでいて、じわじわと…。
毎年毎年、早く始まらないかなと3月を待っているのに
始まっちゃったら、あっという間で、不思議だね。
また「会」でお会いしましょうね! 楽しみにしています!
posted by ブラコン2号| 2010-12-13 11:28
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
なんだかその時のぐちゃぐちゃな気持ちとともに最終戦を思い出しました。
私も気持ちの整理して書けるときが来るかなぁ。
って、まだ整理できてないんかい!ですよね。
でも堀田君の新たな道が決まってホッとしています。
posted by ぴん| 2010-12-13 16:41
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
>mimicchiさん
せっかく気持ちが少し落ち着いたところをまた揺さぶって、2度泣きさせてしまったのね。ごめんなさい。
それもこれも「私の切羽詰まらないとやれない」体質のせいです。
って開き直ってどうする。
今回は「大伍の去就が発表になる前に赤黒Daigoで飲んだ話を書かなければ!」というのがリミットになりました(笑)。
リンクってどうされるのかわからないけどドキドキ
mimicchiさんならいつでもご自由にどうぞ~。
>ブラコン2号さん
最終戦まで担務おつかれさまでした。
1年終わってしまいましたねえ。
早かった気がするし、シーズン前のことが大昔のような気もするし。
次の「会」は行けるかどうかわかりませんが(笑)、またお会いできるのを楽しみにしています。
>ぴんさん
ほっちゃんの移籍先が発表されて、ほんとに安心しました。もしかしてとっくに決まってて、そういうアテがあってゆえの契約満了だったのかもしれないなと思ったりしました。
遠いから活躍する姿を直に見ることは難しいけど、日本語で情報収集できるからそこは助かりますねw
活躍を祈ります!
そして私たちも心身のケアをして新シーズンを迎えましょう。
サポやってると(勝手に無駄に)心労も多くていろいろ疲れるもんね、ほんと。
posted by あきっく| 2010-12-14 09:23
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
今年も北へ南へ列島大移動お疲れ様です。
きっちりハイタッチまで参加したんですね…そちらもお疲れ様ですw
我が家は、ハイタッチが始まるまで待って、ハイタッチをしばらく眺めてから、大行列を横目に帰途につきました…そうしたら、偶然にも南北連絡通路から家族と歩いて帰る(?)三上君と遭遇!!インタビューの時の花束を、お母さんが持っていましたww
でぇーーーそんな!お店があるんですね!
でも、絶対に行けないなーw
絶対に戻ってくると思っていたので、かなり凹んだ状態です…お金を残して行って貰っても、サポのこの虚無感は解ってくれないだろな…(本人も悩んだんでしょうが、ユースからの所属のクラブが、大伍の中でそんな位置づけなのかぁ…降格、昇格失敗の責…ボソボソ…)
山瀬移籍を完全に吹っ切るのに何年かかったか、また暫く、もやもやを背負わないといけないかーー
来年の選手名鑑の鹿と鯱のページには、また大判のポストイットが貼られるなw
posted by 30| 2010-12-14 14:39
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
最終戦、お疲れ様でした。
あきっくさんもDaigoで打ち上げだったんですか。
実は自分も、別の場所のDaigoへ行きました。
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1021967/
コチラは兄妹競演ですw
鳥しゃぶ、美味しうございました。
posted by 巣| 2010-12-14 23:22
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
あの日は入り口に蓑さんがいて「足が早く良くなりますように」と言ったところで声が出なくなってしまい馬鹿みたいにボロボロ涙流しながら席に向かいました。ううっ、思い出すだけで苦しくなります…
posted by さくら| 2010-12-14 23:49
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
>30さん
あのヒーローインタビューの花束は、使い回しじゃなくてちゃんともらえるんですね(爆)。
ハイタッチに陽輔や拓馬も参加しているんだろうか~?ってドキドキしながら近寄りましたが、さすがに無給の高校生たちをそこまで酷使はしていませんでしたw
大伍の件は、私は「新潟じゃなく鹿島へ」という線になった時点で気持ちもすっきり晴れ渡り、溜飲をさげた気持ちになってましたから、大伍のステップアップを祝って正式発表どんと来い!の気分でおりました。
なかなか発表になりませんねえ。なんか変な事態で(コンサに不利に)こじれてなければいいんですが・・・。
山瀬の移籍は私にとってもものすごいダメージでした。
で、なんだか、またしても・・・?
ポストイットたっぷり買い込んでおかなきゃならないかもですねえ・・・。(ため息)
>巣さん
あらあ、Daigoだけじゃなくて桜子ちゃんもですかー(違)。
そりゃ2倍美味しそうなお店ですね。
すすきの?
今度行ってみようかな。心の傷が癒えたあたりに。
>さくらさん
あ、ミノさんは私たちの隣の入口でお出迎えしてましたから、さくらさんはあちらから入られたのですね。
心の準備ができていないところに入口でいきなり近くで顔を合わせるなんて、反則ですよねー。
あの通路、どれだけの人が胸を詰まらせながら歩いたことでしょう・・。
毎年避けられないこととはいえ、ほんと切ないです・・。
posted by あきっく| 2010-12-16 06:49
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
やっぱり、この手の移籍に関しては女性の方が耐性が在る様ですねーww
ウチの嫁さんも「鹿」の方が…と言ってますwww
もう、来年以降のユース卒は7年契約に(爆
ウチは選手の意思を尊重し杉というか、もっと強く引き留めして欲しいですね…選手の為(クラブの為)に外に出すのも良いけど、サポの為、選手を留まらせる事をしないと、サポの目減りは続く事になるのに…
ジャンボドーレくんさん!
思い切り出遅れだったw残念
posted by 30| 2010-12-16 14:50
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
>30さん
大伍のことはじっくり振りきってかなりすっきりできたのですが、征也の方は思いがけず大きなダメージを受けてしまいましたw
やっぱり相手が新g(ry
ジャンボドーレくん、ご所望でした?
残念(>_<)
posted by あきっく| 2010-12-16 23:59
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
そうですね…n潟ってとこが…ゴニョゴニョ(-_-)
昨日、今日のウチの大盤振る舞いで、我が家は嫁さんが…思い切りヤバイwww
愛mのサポになるかな…なんて言い出したし、HFCはどれだけ危機感持っているのか…なんで、こんなに抜けていくのか?問題はHFCの中なのか?それとも、試合後の説教orススキノへ行こう?ww
こりゃーコンサ始まって以来の最大の『危機』な展開な気がするんですが…古田や三上の活躍が追いつかないですもんね(+_+)
posted by 30| 2010-12-17 18:45
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
>30さん
やっぱり30さんも新g...がひっかかりますかw
昨日いろいろ考えたんですけどね、いくらチームに「J1チームにふさわしいほど強くなれ」と求めたとしても、クラブ自体(=収支規模)がJ1にふさわしい強さにならない限りJ1定着は無理。
だから「貧乏でお金がない」と済ませないで、なんとかある程度のお金は用意できるようにクラブの経済的強化こそがんばらなきゃならないんじゃないかと思いました。
ですので30さんの奥様も、愛媛のサポになるのを思いとどまって、ここはぐっとこらえてチケットなりグッズなりでHFCの収入を増やすよう辛抱してくださいませ~。
あのとき支えた私たちがいるから今のコンサがある!といつか自慢してやる~~~~~。
posted by あきっく| 2010-12-18 08:04
鼻につ……く
( ̄  ̄)(_ _)( ̄  ̄)(_ _)
( ̄ー ̄)v
まあ、愛mサポは冗談でしょうが、年パスは冗談抜きに怪しい…一時的なものとは思うんですがねぇ
( ̄- ̄)ゝ
吉弘⇒大伍⇒征也⇒優也の雪崩はでかかったな~
ウチはアウエーゴル裏が定位置でして、サンクスウォークの時に、優也がゴールポストを「トントン」って触ったのを目の当たりにしてしまって…「えっ、今の何?」てな事があったのでした。結局あれはお別れの挨拶だったんですね…そんな事とか、
果たして乗越えられるだろうか…この危機
私はなんとか峠を越してるんですけど、とは云えHFCには、ばしばしメールしてますがwww
でも、今のままの状況なら、来年以降、毎年起こりそうですよね~とりあえず7、8年先まで!
(-_-)コンササポって妙なところで達観してるからー困るww
posted by 30| 2010-12-18 11:57
Re:【第38節】思いっきり特別扱い
>30さん
優也、そんなことしてたんですか・・・。
涙でるぅ。
今のままでは次は誰が・・?ってすぐに思い浮かびますものね。そうなるのは順調に育っている故で喜ばしいことでもありますけど。(涙)
もしそんなことになるとしても、来年は新潟ではないことを祈ります。かといって神戸とか大宮とかでも微妙だなあ~。
大伍の鹿島はやっぱり偉かったと思う。
サポの精神的負担の面でも。
でもなかなか発表になりませんねえ。
ひと思いに早くやってくれ~。
かと言って
posted by あきっく| 2010-12-18 17:54