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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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2008年10月22日
今の札幌の状態を見ると私には思い出す一つのクラブがある。 それは、現在、スペインリーグ1部のセビージャFC(セビリア)だ。 2006-2007シーズンこそ、コパ・デル・レイを優勝(国王杯。日本でいうと天皇杯)、 リーグ戦を3位で終わるような強豪だが(※2007-2008シーズンは、5位。)、 以前は、2部に降格することも多い、正にエレベーターチームだった。(※下記表参照。) スペイン南部アンダルシア地方にあるセビージャは、 (Sevillaの"ll"の発音の違いでセビリア、セビーリャとも呼ばれる。) 人口約70万人でスペイン第4の都市。 スペイン南部の政治、経済、文化の中心地であり、観光都市である。 そして、ちょうど2001年、セビージャFCが2部から1部に上がった年、 私はセビージャに行ったことがある。いい思い出もたくさんある街だ。 基本的に、スペイン人とはサッカーが好きだと仲良くなれる(笑)。 スペイン語がつたなくても、とりあえずスペイン代表選手の名前を並べると、 お前、日本人なのによく知ってるな!という顔をされて、握手を求められ抱きつかれる(笑)。 その時もそんな感じで、現地の人とサッカーの話で盛り上がった。 ただ、その当時、セビージャの人たちが異口同音に言うのは、セビージャは地方都市で、 金が無いから、今回1部に上がってもまたいつか落ちるだろうさという非常にさめたものだった。 スペイン南部のアンダルシア地方の人は暖かい気候もあってかスペインの中でも陽気な気質なのだが、 地元のサッカーチームに対しては、とにかくネガティブで、現実的だった(笑)。 この人たち、バル(バー)で話している分には、しおらしいのだが、 スタジアムに行くとかなり豹変する(笑)。 (※サッカーを見たいといったら、マドリッドみたいな都会と違って危ないから、 怪我をしたくなかったら、スタジアムには近寄るな!とすら言われました・・・(・・;)) この諦めにも似た雰囲気、だけど、サポーターは熱い。そう、どこかで見た光景なのだ(笑)。 さて、その熱いサポに支えられるもパッとしなかったセビージャFC。 実は、2001年に1部に昇格してから2部に降格していない。 (※下記表参照。その前は、昇格と降格を繰り返している。) 昔はエレベーターチームの代表格みたいに言われたが、 近年は、降格するどころか、強豪と呼ばれるクラブになっている。
○近年のセビージャFCのスペインリーグでの成績 (※プリメーラは1部、セグンダは2部の意味。) 1996-1997 プリメーラ・ディビシオン 20位 1997-1998 セグンダ・ディビシオン 7位 1998-1999 セグンダ・ディビシオン 4位 1999-2000 プリメーラ・ディビシオン 20位 2000-2001 セグンダ・ディビシオン 1位 2001-2002 プリメーラ・ディビシオン 8位 2002-2003 プリメーラ・ディビシオン 10位 2003-2004 プリメーラ・ディビシオン 6位 2004-2005 プリメーラ・ディビシオン 6位 2005-2006 プリメーラ・ディビシオン 5位 2006-2007 プリメーラ・ディビシオン 3位 2007-2008 プリメーラ・ディビシオン 5位 セビージャFC 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
転機になったのは、2002年に弁護士として活躍していたデル・ニド氏が、
セビージャFCの会長に就任したことによるとされている。
ただし、セビージャFCは、スペインでも屈指の下部組織を持つことでも有名である。
マルチェナ(スペイン代表 バレンシア)、レジェス(元スペイン代表 ベンフィカ)、
セルヒオ・ラモス(スペイン代表 レアル・マドリッド)、ケパ(ヘタフェ)、
ヘスス・ナバス(セビージャ)、ディエゴ・カペル(セビージャ)など
現所属を見ればわかるように、主力をビッグクラブに次々に引っこ抜かれても、
有望な若手選手を次々に輩出している。
そこで、実力はあるが、あまり移籍金のかからないお買い得の選手をスカウトし、
そこに自ら育成した若手選手を組み合わせることで、資金をかけずに
ビッグクラブに対抗できる強力なチームを作り上げることに成功したとされる。
セビージャの人口は、190万人といわれる札幌の半分以下。(アンダルシア州は、約780万人。)
そして、スペインでも経済的に貧しい地域とされる。
スペインは、サッカーが国技のようなところがあるので、単純に真似は出来ないが、
札幌にも可能性があると思わせてくれる事例である。
セビージャFCが示す、お金のない地方都市のクラブが成功するための一つのポイントは、
『下部組織の充実と優秀なスカウトの確保』だ。
これが長期的なチーム強化の視点に立ったときに、最も重要かつ堅実な路線だろう。
有能な若手を引っこ抜かれても、ビッグクラブから移籍金をせしめて
次々と有望な若手を育成して輩出する。そういう強かさが必要だ。
札幌の村野GMが進める育成路線は、このセビージャFCの例を見ても
地方のクラブが強くなるために、決して間違った方向性ではないと思う。
だから、私は、村野GMを支持するし、頑張って欲しい。
札幌を是非日本のセビージャにして欲しいと願っている。
2008年10月21日
今日は、色々と溜まっているものを吐き出したいと思います(笑)。 (※お見苦しい点もありますので、続きに書きました。)
まず、日刊、リストアップしただけで、なんで「招へいへ」になる? 札幌がオシム氏リストアップを認める 本人は監督をやる気はあるかもしれないが、周囲はあまり乗り気ではないこと、 具体的に札幌にくる話は全く進んでいないらしいじゃないですかと。 そんなもん、リストアップだけならどこのクラブでもできんだろーが! 話題性だけで一面に載せたとしか思えない。さしたる根拠も無く書いて、書いたもの勝ちか? 次、柏戦後、ピッチに降りた人。同情はするが、残念ながらルール違反です。 乱入サポーターに対し入場停止処分も(10/21 10:41) 「かっとなってやった。今は反省している。」じゃ許されない。 あの行為は、誰も得をしません。入った人は出入り禁止。HFCは、警備の強化を求められます。 多分、飛び込んだのは熱心なサポだろうから、観客動員は減る、 そして、警備費は余計にかかるで良いことはない。 当然、いい大人なんですから、自分たちが出入り禁止なる覚悟で選手に伝えたいことがあって 飛び込んだのでしょうけど、その後の社会的な制裁も受ける覚悟があって入ったと思いたい。 3つ目、昨日の深夜の「Fの炎」で平川さんがあげた降格の理由の3番目。(他の3つは賛同。) 「守備的から攻撃的な戦術の転換に失敗した」 そして、その理由が、 「相手FWが一人なのにDFラインに4人並べるのはどうか。」 逆じゃないかと。問題は、相手FW一人にこっちはDFラインに4人並べて、 なんでJ1最多失点なのかという点じゃないのですか? そもそも、攻撃という点で言うなら、 3バックとか4バックとかフォーメーションの問題じゃない。 4バックなら、両SBが上がればいい。しかも、両SBを攻撃的な選手に代えるという手段はやっている。 それと、攻撃的な戦術から守備的な戦術への転換は比較的容易だが、その逆は難しい。 ヤンツーが苦労したのと、その後三浦監督があっさり守備的に変えて J1昇格したのをみれば十分だ。最近、平川さんもお怒りなのか、持論に拘りすぎな気がする。 その他のコメントでは、最後の今後、安易に若手を使うのではなく ベストメンバーで望むべきというのは賛成です。 ベテランとか若手とかピッチの上では関係ない。若いからという理由だけで出しても意味がない。 先日の柏戦後の菅沼選手のコメント。 >「先制点を奪えたのはよかったが、もっと決めるチャンスはあったので、 >そこを決められるようにしたいと思う。このチームはポジション争いが >激しいので、今後もしっかりアピールしていきたい」 (※太字は、私が加筆。) 大事なのは、私が太字にしたところだと思っています。 最後に、村野GM辞めないで!
2008年10月20日
昨日、J2降格が決まって、早速来季の話も具体的になり盛り上がってきた。 道新、報知、日刊で三社三様の来季の監督人事に関する報道が出た。 まず、基本的な私のスタンスとして、新聞とはいえ、 特にスポーツ新聞の記事を鵜呑みにするのは大変危険であると思っている。 以前、私は、ある事件に対する新聞各紙の報道を比較するということをしたことがある。 その時のスポーツ新聞の記事の適当っぷりが、他紙と比べてすごかったことだけは書いておく。 例えば、他の大手紙がデータとして出した数字(これはどこの大手紙も同じ数値)と スポーツ紙だけが、それとはかけ離れた数字を根拠にしていた。 そして、それが問題になったり、謝罪されたということはなかったからだ。 (※一度やってみると面白いので、学生の方は、冬休みの自由研究に是非!(笑)) 道新は、三浦監督続投を軸に来季監督を模索しているという印象。 監督の去就「今は白紙」 HFC矢萩社長(10/20 10:38) >監督問題について「現時点では白紙。続投もあるし、そのほかの選択肢もあり得る」 この路線が、最も現実的な選択肢であると私は思っています。 報知は、他の日本人監督で探しているとのこと。 コンサ降格「1年で帰ってくる」…J1第29節 >次期監督に江尻篤彦氏(41)や柏の石崎信弘監督(50)など日本人指揮官をリストアップ。 ここで名前の挙がっている、江尻氏は、主にジェフで選手として活躍し、 U22日本代表のコーチ。ただ、Jリーグ含めて監督経験はない。 石崎氏は、札幌の前身である東芝出身。 現在、柏の監督であり、Jリーグでの監督としての実績も申し分ない。 ただ、柏をJ1に昇格させ残留させた実績があり、柏が手放すかどうか。柏次第という面が強い。 日刊は、監督候補にオシム親子の名前。正直びっくりした。 札幌総監督にオシム氏招へいへ オシムなぁ、オシムなぁ、それは願望はあったけど、正直想定外。 まず、1億といわれる年俸を払えないと思っていたから、完全に私の頭の中になかった。 ただ、この方、多分、ビッククラブからのオファーには元々興味のない人で、 今までの精神性からいって、弱いチームを強くすることに生きがいを感じている人。 また、オシムの故郷のサラエボは、冬季五輪を開催したことからもわかるとおり、 気候も同じく冬季五輪を開催した札幌と似ている。 元来、寒いところの人間が亜熱帯(失礼(笑))に住むのは、若いならまだしも色々と苦痛が多い。 健康面を考えると、日本に滞在する上で移動が難儀ではあるが、 住む分には、札幌はベストな選択といえる。寒いということが、こんなところで有利に働くとは(笑)正直、適当な記事の多いスポーツ新聞とはいえ、可能性は0ではないと思う。 他の名前があがっている日本人監督だと石崎さんが気になるが、 それなら、私は、三浦監督の続投の方が良いと思う。 ただ、オシムだと、三浦監督の続投支持派の私もさすがに心が揺れる(笑)。 監督で観客を呼べる知名度もある。多少、大枚はたいてもペイするだろう。 実績も今さら語るまでもなく超一流だ。 ただ、色々と問題もある。 まず、ヤンツー>三浦>オシムだと、アクション>リアクション>アクションになって、 本当に、札幌のサッカーに統一感が無い。 それと67歳という高齢。無理をすればまた、脳梗塞を再発する恐れもある。 どれくらい長い間、指揮を執れるか疑問が残る。 そして、オシム日本代表監督復帰待望論もある。日本代表監督に引っこ抜かれる可能性もある。 そして、最大の問題は、千葉を見ても日本代表を見てもわかるが、オシムは劇薬なのだ。 効果は絶大だが、効き目が強すぎるだけにその後が続かない。オシムの真似は、誰にも出来ない。 運良くオシムが来てくれたとしても、オシムがいなくなった後が、かなり問題になる。 オシムのサッカーをオシムの水準で引き継ぎ発展できる監督がいないからだ。 そうはいっても、その選手の育成手腕、サッカー哲学、戦術眼。 どれをとっても当代一流の監督であることに間違いはない。 興行的にも、話題性に弱い道民心理をがっちりつかめる。 しかし、この名前が出てくるとはね・・・。もう少し、事態の推移を見たいと思います。
2008年10月19日
今日の試合内容は悪くなかった。だから、最後に私は選手に拍手をしました。 結果は0-2での負けですから、結果だけ見たり聞いたら惨敗です。 きっとこれからの新聞報道やスポーツニュースでは、結果しか報じられないのでしょう。 そして、肩を落とす札幌の選手の映像とともにJ2降格を知らせるだけなのでしょう。 しかし、私は、その結果が出るまでの選手たちの過程をしっかりと見届けました。 今日は、1対1も体をはっていたし、マークの受け渡しとカバーリングもしっかりできていた。 随所できちんとキープしたり、しっかりパスを回そうとする意志も感じられました。何度か回そうとして危険なシーンもありましたが・・・(・・;)でも、厚別の風を最後まで味方につけられなかった。 札幌のシュートはことごとくGKの正面に飛び、こちらの失点はどちらもゴールラインギリギリで入った。 これが今季の札幌を象徴しているようです。ほんのちょっとの差、だけど大きな差。 今日の試合がもっと前から出来ていれば、 もう少しまともな結果になっていたかもしれないという内容ではありました。 結果だけが付いてこなかった・・・。 こうなりゃ、こっちも意地ですよ(笑)。 私はいつの日か再びJ1の舞台で、彼らが勝つ日が来ることを信じて応援します。 まあ、でも、拍手はしたけど、滅茶苦茶悔しかった。本当に悔しかった。複雑だった。 だけど、それしか思いつかなかったし、何か声をかける気の利いた言葉も見つからなかった。 この経験を思い出にしないで、絶対に捲土重来して欲しい。 この経験を活かせないやつが、今後、本当の意味で負け犬だと思う。
2008年10月17日
今日は、少々抽象的なお話です。 先日、日本代表は、W杯最終予選のホームでウズベキスタン相手に1-1で引き分け。 サカマガ元編集長の千野さんが、ブログでまた岡田JAPANに痛烈な苦言を呈しています。 千野圭一の辛口コラム第427回08/10/16「勇気」だけのFWではなく賢く、技術のある前田の起用を! 千野さん曰く、岡田JAPANにコンセプトがないと。 私は、日本代表テストマッチ -UAE戦-で、 オシムとは違うよりシステマチックな雰囲気の岡田流「走るサッカー」の 攻撃の形が、浸透しつつあると感じたと書きました。 ですから、この御仁が、正直何をそこまで怒っているのか 少々的外れではないかとも始めは思ったのですが・・・(・・;) 私は、一番大事なことを見落としていたのかも知れません。 千野さんが、岡田JAPANにコンセプトがないと言っている意味がやっとわかりました。 哲学がないんです。どうやって勝つかというフィロソフィーがない。 あるのかもしれませんが、それは少なくても現時点では感じない。 それが、私が岡田サッカーをシステマチックと感じた由縁かもしれません。 サイド攻撃とかSBがオーバーラップするとか、そういうのはチームとしてどうやって点数を取って、 最終的にどうやって勝つかというチームのコンセプトだったり、哲学ではない。 千野さんが言っているのは、恐らく局面で選手がどう動くかという戦術レベルではなくて、 もっと深いところで、勝つためにチーム全体で同じ絵を描けているかということ。 戦術の上のもっと大きな漠然とした考えみたいなものがない。 例えば、オランダのトータルフットボール、イタリアのカテナチオ、ブラジルの個人技。 そこまで歴史と伝統に裏付けられた哲学である必要もありませんが、 少なくとも、オシムのサッカーには、「人とボールが動くサッカー」のように、 チーム全体として、どうやって点数を取りにいってどうやって勝ちにいくか という哲学が感じられた。確かに、そこは根本的に違います。 良い監督とそうではない監督の一番の違いは、自らの哲学があるかないかだとも思います。 岡田監督は、今まで自分には明確なコンセプトがあるようなことを言っていますが、 少なくても現時点で、岡田JAPANにそれは感じられません。 W杯でベスト4を目指すというサッカーのコンセプトが見えてきません。 現に、マスコミでも岡田JAPANのサッカーを端的に表す様な形容詞がない。 監督の力量差といってしまえばそれまでかもしれませんが、 この記事から、チームが勝利するための哲学の重要性を改めて教えられた気がしました。 4-4-2、4-2-3-1などのフォーメーションは、 監督のコンセプトを具現化する手段でしかない。 さて、長い前振りでしたが(笑)、札幌の話。 昨季からの札幌の戦い方は、自分から攻めるという形に向いていません。 自陣のスペースを消し相手にボールを支配されても攻撃の糸口を与えず、 ボールを奪ってカウンターで1点をとり、後はリスクをかけずに守りきる。 これが、昨季の札幌の勝利へのコンセプトでした。 それを、突然コンセプトを変えても上手くいくわけがない。 今さらという人も居るかもしれませんが、 私は、今こそ、チームコンセプトを思い出すべきだと思います。 そこがぶれると勝てない。初心に戻って、チーム一丸になって欲しいと思います。 そうやってJ1昇格を果たしたという自信まで失う必要はないはずです。 今なら、また開幕の頃とは違うサッカーが展開できるかもしれません。
2008年10月16日
昨日、今の札幌の課題は、「攻守のバランスの悪さ」だと主張した当ブログですが、 (勝ちきれない理由は、攻撃か守備か) Ryosukeさんのコメントにもあったように、 攻守のバランスと一言にいっても実際に実行するのは難しい。 もう少し、この問題について具体的に突っ込んで行きたいと思います。 以前、箕輪選手が、守る時はある程度守れているし、攻める時はある程度攻めることが出来ている。 ただ、その間がないと語っていました。実は、この攻守の微妙な加減がないと思っています。 例えて言うなら、車でいうと1速(全力守備)と5速(全力攻撃)しかない感じなのです。 そんなマニュアル車、乗りづらい(笑)。それに燃費も悪い。 まず、サッカーは、90分間一方が攻め続けることも、守り続けることもない。 そして、攻めか守りしかないわけではなく、 手で扱う球技(ボールを奪われにくい)であるハンドボールやバスケと比べて、 足を使う(ボールを奪われやすい)サッカーは、その中間の時間が長い。 それなのに、全力で攻めたり守ったりし続けていれば、燃費が悪くガソリンが切れます。 攻めにも守りにも緩急がないのです。攻撃の全てがチャンスになるわけではない。 DFラインで回して、GKに戻してキックしてもいい。そういう時間帯があってもいい。 もっと休む時間があっていい。例えば、自陣でのマイボールを確実につなぐ、 プレッシャーのないルーズボールは正確にコントロールするとか、 それを全員が意識してやらないとそういう時間がつくれない。 J1のプレッシャーに負けて精神的な余裕がない。 したがって、根本的な原因は、ボールポゼッションができないという点なのですが、 ポゼッションができないがために、特に攻撃が単調になっている。 ボールを奪ったら全力攻撃、ボールを奪われたら全力守備。これでは、後半まで持たない。 これは以前から言われていることですが、もう少し、ポゼッションの意識を高めないと 単調な攻めに終始してしまう。特に両SH、CHあたりがこれを意識して実行する必要がある。 そして、今の札幌の攻めに課題があるとすれば、この部分ではないでしょうか。 試合をスムーズに進めるためにも、実行に移すのは難しいことは十分承知で、 札幌は1速と5速の間の時間帯をいかに多く作れるかが課題ではないかと思っています。 札幌のため、いや選手、監督自身のために、今後に繋がるサッカーをして欲しい。 J1は、貴重な経験の場なのだから。
2008年10月15日
中国の兵家、孫子はその有名な兵法書の中で、 かの有名な「己を知り、敵を知れば百戦危うからず。」と書いている。 この続きは、自分と敵のどちらかしか知らなければ、勝率は半分に。 どちらも知らなければ、勝てないと書いてある。 今の勝てない札幌に対して、勝ちきれない理由は攻撃にあるのか守備にあるのか。 月曜深夜の「Eスポーツ」の野々村さんと「Fの炎」の平川さん、 札幌のご意見番の二人が、札幌の現状打破に対して対照的なコメントをしていた。 要約するなら、野々村さんは、バランスを崩して得点を取るために 攻撃しているので最後の所で守備が崩壊して勝ちきれないとし、 平川さんは、勝ちきれないのは攻撃のせいだという。 確かに、点数を取らねば勝てないが、今の札幌は得点不足で勝てないわけではない。 それは、J1でぶっちぎりの最多失点58(17位は緑と千葉の43)と 得点32は全体の12位(最下位は大宮の28)というデータを見ても明らかで、 攻撃に問題がないとは思わないが、少なくともガンバ相手に3点とっても 勝ちきれないという守備の脆さにあると考えるのが妥当だろう。 例えば、バイタルエリア -第27節 FC東京戦-でも指摘したが、 勝ちに行って全体的に前がかりになり、バイタルエリアを空けるなど 布陣のバランスを悪くして失点することが多い。 したがって、私は守備というか、原因は攻守のバランスが悪いことにあると思うので、 野々村さんの意見を支持したい。 しかし、ある程度こうなることは想定できたはずだ。 以前書いたホーム勝点3では生ぬるい。でも書いたが、 昨季からの札幌の戦い方は、自分から攻めるという形に向いていないことを指摘した。 自陣のスペースを消し相手にボールを支配されても攻撃の糸口を与えず、 ボールを奪ってカウンターで1点をとり、後はリスクをかけずに守りきるという戦法だからだ。 それが、どうしても勝ちに行くために自らの勝ちパターンを崩してしまえば、 リスクはより大きなものになる。 これは日本代表戦に対してだが、金子さんがいうように、一般的に UAE戦 偵察隊に見せつつ隠せ【金子達仁】2008年10月09日 >自分たちよりやや力の落ちる相手が、負けないためにではなく勝つために >ぶつかってくるシチュエーションは、本来であれば、もっとも大差のつきやすい試合である。 今のように自らリスクをおかして攻めるというスタイルは今の札幌に向いていない。 上手く前半戦で勝点を積み上げられず、こういう状況に自ら追い込んでしまい、 昨季の勝ちパターンに持ち込めないことが更に厳しい結果を招いている。 したがって、繰り返すが、私は攻撃に課題があるというよりも、 攻守のバランスの問題だと思う。 これ以上、攻撃に偏重してもその隙(スペース)を突かれて失点するだけだ。 がむしゃらに行っても勝てなかったのだから、この中断期間で ちょっと落ち着いて攻守のバランスを取り戻して欲しいと思う。 勝てない札幌は、まず己を知ることが必要ではないか。
2008年10月14日
若干遅いですが、先週行われた2010年W杯最終予選、 日本代表のテストマッチUAE戦の感想です。 前半は良い形で攻めながらも0-0で折り返し、 後半、香川の代表年少得点記録3位で先制するも、 カウンター気味にサイドをドリブル突破され、そのまま中央に流れてミドルで一閃。 その後も惜しい形は作るものの勝ちきれず、結果的には、1-1で引き分けました。 その後のスポーツニュースの携帯アンケートで、8割位の人が岡田JAPANの出来に不満とのこと。 私はといえば、若手も試していたしこんなものかなという印象でした。 確かに、ホームで勝ちきれなかったこと、日本積年の課題であるチャンスは作るが 「決定力不足」を露呈してしまったことは不満です。 ただ、SBが中盤を追い越してオーバーラップしてサイドから崩し、ゴールエリアの角に 低いアーリークロスを入れ、中央に数人の選手が飛び込むという形は出来ていた。 (イングランドのアーセナルが、似たような攻撃しますよね。) 後は、最後のラストパスとシュートの精度です。まあ、コレが大きな問題なのですが・・・(・・;)岡崎や興梠などのオリンピック世代を試したこともあり連携不足の面もあったのでしょうけど、 今までよりは攻撃の意図をきちんと感じました。 守備に関しては、的確にカウンターの目を摘んでいましたね。 危ない場面は、上手く体をつかって止めにいっている。だけど、ファールをもらわない。 SBが上がった後のスペースにもちゃんとカバーリングが入っていましたし、 何より1対1で負けない。 日頃、札幌の試合を見ているから上手く見えたのかもしれませんが(笑)、 当たり前のことを当たり前にやっている印象でした。でも、それが難しい。失点のシーンは全体が前がかりになっていたこともあり、 サイドとDFラインの前にスペースが出来ていて、そこを使われてしまった感じです。 あとは、CBに現状だとやはり中澤とトゥーリオの代わりがいない。 一番気になったのは、4-2-3-1の布陣で、1トップは玉田でいいのか?という点。 玉田は体の使い方も上手いし、速いし、ポストプレイもこなせる。 ただ、一応UAE相手にボールは収まっていましたが、だいぶ削られていました。 1トップは、簡単に倒れていては攻撃が出来ないので、多少ファールされても 倒れないくらいのフィジカルとテクニックが必要なポジションです。 ですから、これから世界相手に玉田の1トップではきついのではないか という印象をどうしても持ってしまいました。 かといって、日本だと高原が復調すれば、1トップにはまるかもしれませんが・・・。 後は、1トップの下3の大久保、不完全燃焼っぽかった。 生粋のサイドプレイヤーではないので使い方の問題なのか、それとも、ただの不調なのか。 全体的に岡田監督が目標として掲げるW杯ベスト4には、もう一歩という印象は拭えませんが、 オシムとは違うよりシステマチックな雰囲気の岡田流「走るサッカー」の 攻撃の形が、浸透しつつあると感じた試合でした。それで実際に点数取れるかは、また別の問題ですけれどね・・・(・・;)
2008年10月13日
しばらく羽を伸ばしておりました。週末お越しくださった方すいません・・・(・・;) 監督問題については、19日に試合もあることですし、まだ降格も決まったわけではない。 言いたいことは大体書いたので、今後はしばらく静観していこうと思っています。 さて、アメリカの金融不安を背景に、世界経済の停滞が深刻になりつつあります。 今日のスポーツ報知から、コンサ、スポンサー減ピンチ >「ウチのスポンサーさんはあまり問題になっていないところが多いですが、 >それ(スポンサード)どころじゃないという企業もありました」と矢萩社長。 このような不景気に見舞われたり、今季のように資金難が原因で成績が低迷すると、 野球のように大企業がバックに付いて損失を補填すれば強くなるという 意見が出てくる。それは確かに、そうかも知れません。 しかし、責任企業丸抱えの構造というのは、一見良さそうですがリスクもあります。 その責任企業の経営が危機に陥ってしまった時、チームの存続すら危うくなる。 例えば、北京五輪でベスト4入りした、なでしこJAPANの選手も所属する TASAKIが来季なでしこリーグ退会 これは、本体の田崎真珠の経営悪化が原因です。 日本のプロ野球を見ればわかるように、時代とともにスポンサー企業も変わっている。 変わらず支え続けてくれる優良企業はほとんどない。本体が経営危機に陥った時に 本体よりもスポーツを優先する企業などありませんし、 その企業に余程のスポーツに対する思い入れと余裕がなければ、丸抱えは危険だと思っています。 さらに、責任企業が撤退した場合、運良く次の責任企業が見つかる保障もない。 従って、リスクを分散するという意味でも、 私は企業丸抱えではないクラブ経営の方が良いと思っています。 アメリカの大リーグMLBを見ればわかるように、特定の企業に頼るよりも、 多くの企業からお金を集められる可能性があるとも思っています。 スポンサーの問題も監督の問題も、 札幌が継続的に発展していくためにどうしたら良いか現実的に考えることが重要だ と思っています。まだ見ぬ責任企業やまだ見ぬ監督に期待を寄せ、 それで全てが解決してしまうような言説は私はごまかしだと思っています。 前回記事でよくここでコメントしてくれるRyosukeさんのコメントを 私が言いたいことをすごくよくまとめているので引用させてもらいます。 >責任を取るために辞任って言うのは、個人的には責任を取っているとは思えないです。 >たしかに解任されることが多いですけどねw >結局はチームをどういう方向性を持たせてやっていくかということ。 >資金がないから、継続性でそれを補うしかないですから、 >三浦監督ではなかったとしても、コロコロタイプの違う監督を招聘するのは、 >明らかに失敗になるから、そういった意味での三浦監督続投ということだと思います。 >海外で言えばパレルモが顕著な例ですよね。今は連勝しているみたいですけどね。 何が問題でそれに対してどうしたら良いのか。責任者が全て辞めてしまえば、 問題が解決するどころか、かえって問題は有耶無耶になり、チームがなくなる可能性だってある。 チームに対して前向きかつ現実的な視点を持つことが大切だと私は思います。
2008年10月10日
一貫して三浦監督の続投を要請してきた当ブログ。 多分、ここまで執拗にやってるブログはないという自負はあります(笑)。 でも、それくらい三浦監督には残って欲しいということなんです。 2003年を思い出してください。 2002年、監督を散々代え、補強もし負債だけ増やして結局降格。 2003年、1年での復帰を目指し、J1での監督経験のあるジョアン・カルロスと ブラジル代表経験もあるベット、ホベルッチを補強し、ウィルも居た。 誰もがうらやむ布陣で、結果はどうなったか? そして、金の切れ目が縁の切れ目だったこと。この時の遺産はあるのか? 少なくとも、2003年の経験を札幌は活かすべきです。
さて、HFCは、三浦監督の続投を望むならそれ相応の誠意を見せ、 相当の決意を持って選手やサポーター、スポンサーに説明しなければなりません。 まず、今季低迷の理由を明確にする必要がある。 理由① アルセウの開幕前の突然の退団とノナトの開幕前の補強の失敗。 理由② 特に、DFラインの怪我人の多さ。結果的に、昨季のCB2名が離脱。 (※ブルーノは、退団であるが。) 理由③ 資金難により、シーズン中に十分な補強による支援が出来なかったこと。 理由④ 開幕中に補強した選手も、チーム戦術にはフィットしていなかったこと。 (参考:クライトンと三浦監督。) 理由⑤ 期待したほど若手の成長が見られなかったこと。 理由⑥ 戦術で昇格したのに、上記の理由もありJ1基準に戦術を進化させることに失敗したこと。 ①~③は、明らかにフロントの責任です。三浦監督にはどうしようもない。 ④は、確かにクライトンは良い選手なのですが、 戦術に沿った補強とは言いがたいので、これも補強失敗になると思います。 (※シーズン中に、クライトンに合わせた戦術に変えることが、 札幌にとって、簡単なことなら話は別ですが・・・。) ⑤は、監督の責任もあるでしょうが、試合は監督ではなく選手がするのですから、 監督が若手の成長を促すことは出来ても、それを活かすかは選手次第なので 完全に監督のみの責任とは言いがたい。 ⑥に関しては、意見が分かれるところだと思います。 私は、三浦監督に全く責任がなかったとは思いませんが、 ①~⑤の理由により、⑥になった主な原因はフロントにあると思います。 従って、 責任論という話でけじめをつけるなら、村野GMのGM職からの降格を要望いたします。 私は、この処分すら必要ないと思いますが、 今季の低迷の主な原因が補強の失敗であるとするなら、 たとえ形式的であっても、そのトップに責任をとってもらうしかない。 しかし、HFCにとって村野さんの力は最早不可欠です。 そこで、GMの職を解き、育成に専念していただくということでいかがでしょうか? そこで、以前コメントをいただきましたが、確かに、選手と監督の関係が 上手くいってないという可能性は十分あります。 ならば、監督と選手の間のコミュニケーションを補完するために、 選手からの人望もある程度ある人物、 例えば、札幌OBをコーチもしくはGMに招聘してはどうでしょうか? (※自ずと人選は絞られますが・・・(・・;)) コーチとしてならば、監督よりも若干楽な立場で、経験を積むことも出来、 コーチになる人にとってもメリットがないわけではない。 若いコーチで選手と近い関係であれば、若手の更なる成長も望めるかもしれません。 更にS級もちなら、その人が非常事態の際は代わるということであれば、 サポーターの中でも納得する人が増えるかもしれません。 それと、これは思いつきなのですが、GMについては、 東芝サッカー部OBから探すのもひとつの手だと思います。 東芝サッカー部が前身であるにもかかわらず、縁があまりにも希薄です。 遺産は活かすべきです。まして、このつながりを維持することは、 「外地」である札幌が、「内地」方面の関係を構築することにも繋がるはずです。 ②の怪我人多発については、専属のフィジカルコーチを雇う。 ⑤も、若手のメンタルケアとしてカウンセラーを雇うのも一つの手段だと思います。 公募すれば、それほどお金をかけずに雇えるのではないかと思います。 ③については、上記の内容によって、早期のJ1復帰を実現する旨を伝え、 できるだけ今季並みの支援を必死で要請する。 そして、選手育成をメインとはするが、出来るだけ監督の要望に沿った補強は行う。 HFCは、本当に三浦監督の続投とチームの今後を望むなら、 それくらいの準備はしても良いのではないでしょうか? それでも、まだ、足りないような気もしますが・・・(・・;)
おかげ様で、本日、当ブログは10万アクセスを突破しました。 皆様には、日頃のご愛読、感謝しております。 ここ数日頑張りすぎで、私も流石にちょっと疲れてまいりましたが、 出来るだけ更新していこうと思っておりますので、 今後ともよろしくお願い申し上げます。
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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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