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2008年10月24日

チーム路線の対立か? -監督問題-

資金のない地方都市にあるクラブチームが、成功する方策はそれほどない。
限られた資源を有効に使うしかないからだ。
ゾーンディフェンスを考える。 -その6-
札幌とセビージャ(セビリア)FC。

そのためには、

・ユースとスカウトの強化。
・チームカラー(どういうサッカーをするのか)の固定。
・そのサッカーの実現をクラブがサポートする体制をつくる。

ことがポイントだと思う。それは多分誰が考えてもあまり大差はないだろう。


揉める要素があるとすれば、来季以降どういうチームカラーにするかという点だろう。

そう考えると、監督問題は、来季以降の札幌のサッカーを
どういうサッカーにするかの対立かもしれない。


報道から漏れてくる監督候補は、オシム親子、その下でコーチをしていた江尻氏、
そして、今の川崎Fの礎をつくり、現柏監督の石崎さん。
いずれもパスをつなぐ攻撃的なアクションサッカー志向だ。札幌でいうとヤンツー路線。

それに対して、三浦監督の続投が意味することは、
岡田、三浦路線というか、現実的なリアクションサッカー志向の継続。


さらに、来季の捉え方にもよる。育成メインでいくのか、J1再昇格に拘るのか。

育成メインでアクションサッカーの再来か、J1再昇格を目指してリアクションサッカーの継続か。

なにか、いつか来た道な様な気もするのだが、気のせいだろうか・・・(・・;)


しかも、単純にアクションだから、来季J1に再昇格できないというわけではないだろうし、
リアクションだから、育成ができないというわけでもないのだから、更に話がややこしい・・・(´Д`|||) 


リアクションサッカーは、堅実なだけにサッカーに面白みはないが、その分結果は期待できる。
アクションサッカーは、リスクが大きいために魅力的だが、
大勝も多いが負けも多く、成績は不安定になるというような一般的な傾向はある。
まあ、そうはいっても、結局は、選手と監督次第なのだが・・・。


サポーターというのは、私も含めて元来無責任なことしか言わない。

アクションサッカーの時は、ポゼッションして相手を崩すには技術が必要なのに、
結局、選手がヤンツーの要求に応えられないからこのままやっても無理だといい、
結果がでないなら面白くても勝たなきゃ意味がないという。
三浦監督が就任して、J1再昇格を果たすとホレ見たことかという一方で、
結果は出てもサッカーはつまらないという。(札幌は、バルセロナか・・・)
そしてJ1に昇格して低迷すると、今度は、J1では守備的な戦術は通用しないことはわかっていた。
それに戦術が難しすぎて選手にはわからないからレベルを下げろという。

技術もなく戦術も理解できず、かといって出来る選手をつれてくる資金もない。
それで、できないなら練習を沢山しろ!というが、沢山したら怪我をする・・・(・・;)


本当に、どうしろと?(笑)。


矢萩さん、あなたが社長なんですから、人に色々と意見を聞くのはいいのですが、
社長として、あなたがいいと思ったことをするのが私は一番だと思います。
そして、それが社長の仕事だと思います。

posted by whiteowl |13:35 | HFCの経営を考える | コメント(8) | トラックバック(1)

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チーム路線の対立か? -監督問題- - whiteowl's Point of View | コンサドーレ札幌オフィシャルブログ

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Re:チーム路線の対立か? -監督問題-

こんちは

いずれにせよ1年ぐらいでは成果が出ないかもしれないですね。

長期的に考えて、少しずつ強くしなければならないけど、成績や内容もある程度の成果を出さないと、サポーターやクラブ・スポンサーが耐えられない。

そのバランスが難しいですね。

個人的にはそろそろ面白いサッカーが見たいと思ってるんだけど、そのためにはもう2~3年耐えろという考えもあるかもしれない。

選手の方も、面白くないし、結果の出ないサッカーには耐えれないんじゃないかな? よくわからんけど

また長くなってしまた・・・

posted by つくる| 2008-10-24 14:13

Re:チーム路線の対立か? -監督問題-(つくるさんへ)

>いずれにせよ1年ぐらいでは成果が出ない

>もう2~3年耐えろという考えもあるかもしれない

1998年に札幌市と北海道からあわせて受けた10億円の融資の返済を
J1昇格残留の前提で今年から返済する計画だったわけですが、
早くも返済計画は行き詰まり、今季は単年度赤字必至となっております。

まるっきり戦術を変えてしまえば、2004年と同じで
J2で最下位も覚悟しなければなりません。

そうなったら、もっと観客動員が減ることが予想できますから、
私も面白いサッカーみたいですが、結果重視の現実サッカーを支持しているわけです。

posted by whiteowl| 2008-10-24 20:54

Re:チーム路線の対立か? -監督問題-

結果どうでしょう!
強ければスタジアムに 足向きますよね!
全国的にも人気の無い日ハムが黒字経営になったのは詰まんない試合でも 勝ってるからですよね。
強い=注目されるですよね!
もう1度 一からやり直せば強いチームになる可能性もあるのかな?
無いかな?
解かりませんが 強いチーム作りはコンサ首脳に任せました。 後は応援するだけです!
文句は 言いますが.....!

posted by プリオール| 2008-10-24 22:08

Re:チーム路線の対立か? -監督問題-(プリオールさんへ)

見た目にも楽しくて、勝てるチームなら誰も文句は言わないのでしょうけれど・・・。
それは、バルサでも難しいことですからね。

返済計画がある限り、結果重視が私は良いと思います。
育成メインだと、成績度外視にしないとやっていけない。
でもなんだかんだで、勝つことを望む人が多いですから、
育成メインにしてしまうとドンドン規模が縮小してしまうのではないかという危惧があります。

posted by whiteowl| 2008-10-25 22:30

Re:チーム路線の対立か? -監督問題-

突然の書き込み失礼します。大分サポです。
大分は人口が大分県全体で120万人しかいません。
だからクラブが地域密着を心がけて活動されているのを目にする事があります。学校やイベントに選手が出掛けて住民と触れ合う。単純ですがこうした積み重ねを選手とFCが協力していかないと生き残れません。
むしろ大分の田舎者から見ると政令指定都市の札幌市や北海道全体を抱えているコンサさんの方が遥かに市場や人の点でクラブ経営し易い様な気がするんですが、素人考えでスミマセン、ご不快なら削除して下さい。

posted by ざびえる| 2008-10-25 22:32

Re:チーム路線の対立か? -監督問題-(ざびえるさんへ)

書き込み、はるばる遠方からありがとうございます!

チームを強くするには、仰るとおりチームを支えるフロントの経営を改善することが必須です。
この間の記事にも書きましたが、スペインのセビージャFCの事例なんかは、
どこの地方クラブにも参考になるのではないでしょうか。

>クラブが地域密着を心がけて活動
地味ですが、「食育」や「コンサの森」、この間は、裁判員制度導入のイベントで、
コンサドールズや曽田選手が参加しています。
http://www.consadole.net/dolls/article/222

全くやっていないわけではないのですが、アピール下手なのか、
注目度が低く取り上げてもらえないのか・・・(・・;)

ただ、もう少し地域密着の活動とメディア戦略は見直すべきだとは思います。
そのための北海道新聞から来た社長だとも思って居いますし!

posted by whiteowl| 2008-10-25 23:01

失礼な事ばかり書き込みまして

コンサさんを見ていて残念に思うのはwhiteowl さん達サポーターが誇りを持って応援されているのに較べて失礼ながら選手達にはコンサドーレという誇りが薄くないかな?と思うんですよ。コンサさんに対する愛情というか。
2005年当時の大分が激しい残留争いしていた時に残留の反撃の狼煙となった浦和戦勝利の際に大分に在籍していたマグノ選手が「浦和と言う強いチームに勝てた。大分はまだ死んでいない。まだこれからと言いたい。」とコメントを残しました。
だから鴨池の時、西選手の同点弾を見て西選手がそんなコメントされるかなと思ったんですが。
因みに鴨池で逆転弾を入れたエジミウソン選手は2003年、2005年、2007年と3回大分を馘首になっても友人の高松選手や西山選手とフロントのオファーを受けると大分に復帰して残留に貢献してくれる本当に献身的な選手です。
コンサさんでプロ意識が見られたのは蓑輪選手位しか印象が無いんです。中山選手や吉弘選手みたいな有望な選手が居るのにそれが活かされていないのが勿体無く感じます。
色々と書き込みましてご不快なら削除して下さい。

posted by ざびえる| 2008-10-25 23:58

Re:チーム路線の対立か? -監督問題-(さびえるさんへ)

今日の記事にて、そのお返事とさせていただきます。

posted by whiteowl| 2008-10-26 13:56

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