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2016年06月15日

札幌まつり

毎年、6月14~16日で行われる「札幌まつり」。

14日は宵宮祭。
「ふれ太鼓」とか「先太鼓」と呼ばれる
太鼓が町内を巡行してお祭りの始まりを地域にお知らせします。
ふれ太鼓
  ふれ太鼓の出発風景。テケテンテン~♪♪ 15日は例祭。 山車を保有している祭典区の地域では、 山車が町内を巡行しお祭りのご祝儀を集めたりしています。 ご祝儀を出したお家や会社の前では山車を停車させて、お囃子に合わせて踊りの披露があります。
山車
  山車の中に舞台があって、お囃子や踊りが披露されています。 16日は絢爛豪華な神輿渡御が行われます。 神社神輿4基の他に、「連合山車」と呼ばれる祭典区所有の山車9基で 「神輿渡御」が行われ街中を華やかに練り歩きます。
パンフレットですが・・・
札幌まつりに係る地域の組織を「祭典区」と呼び、現在では31の祭典区が存在しています。 例えば、私の住んでいる東札幌は第26祭典区、 以前に勤務していた円山地区は第18祭典区、 現在勤務している札幌ファクトリー周辺は第9祭典区です。 お祭り時期になると、道路脇に立っている「北海道神宮例大祭」と書かれた白い幟旗に、 その幟を立てている祭典区の名前が記されていますので、どの祭典区が立てた幟かが判ります。
のぼり旗
この祭典区制は明治26年頃から始まったとされ、 各年の幹事的な役割を各祭典区が持回りで「年番区」として担っています。 祭典区運営の多くは、その地域に住む人たちや地域の企業の方たちの寄付や協力でなりたっています。
祭典区事務所
私は祭典区内にある単なる事業所のいち職員として程度のお手伝いしか関われてはいないのですが、 時間を見ては出来る範囲でお手伝いして地元の人との関わりを楽しんでいます。 宗教的な意味や祭事については詳しくは判らないのだけれど、 地域の名も無い小さな人達が集まって、力を合わせ、助け合って、 初夏の札幌をみんなで盛り上げる様子を見ていると得も言われぬ感動を感じます。 これってコンサの応援にも似てるんだけれど、 同じ目的に向かって小さな力が集まって生み出されるパワーって、なんか胸熱です。 150年ほど前には開拓の地であった札幌が都市へと発展していく中で、 地域ならではの特色を持ちながら受け継がれてきた札幌まつりの様々な行事。 地域に暮らす市民として、日々の平安を感謝しながら 札幌まつりを楽しむのも良いかな~と、思いまして徒然と書いてみました。


posted by しーちゃん |19:47 | 日常の事 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:札幌まつり

お手伝い、お疲れ様です
おまつり~歴史と地域のつながりと
中島公園行ってわた飴買ってくる私達とは
違う景色や様子を見聞きし、
住む街を愛おしく思えるのでしょうね

posted by chika| 2016-06-16 16:15

Re:札幌まつり

chika様
神輿渡御の16日は、残念ながら午後から雨に降られてしまったー。
とはいえ、それも含めて非日常を楽しみました^^
中島公園の賑やかな露店もお祭りの楽しみですよねー。
昔は、学校や会社もお休みだったのになぁ・・・

posted by しーちゃん| 2016-06-17 00:49

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