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2008年06月15日

ぐるっと回りたくない噴火湾

七飯でカブスリーグを見た翌日に室蘭でプリンスリーグを見るためには、当日中に室蘭へ移動してしまう方が楽だと思われたので、惜しい気はするけども手早く退散しました。

トルナーレ周辺の探索結果と、室蘭までの移動の途中で見た景色などを紹介します。

トルナーレから見る駒ケ岳
駒ケ岳
試合よりも山の方に見入ってしまいそうです。

敷地内には「トレーニング三兄弟」とも呼ぶべきモニュメントが立っていて、
三兄弟
後方には石柱のような物も並んでいます。

その一つ:これは岡田監督の手型です・・生命線は? 勝負運は?
勝利をつかむ手
無理な約束をしすぎて小指が曲が・・
他にも、トルシエの手型やブッフバルトの足型などがありましたが、手の形や足の大きさでサッカーをやる訳じゃないですから、有難味は感じませんでした。

最寄りのJR「銚子口」の駅舎:歩いて5分くらい
駅舎
入口には「虫が入るので戸を閉めて下さい」と書いてありました。

時刻表は、まるでバス停のような立派なフレームに入っていましたが、
列車ダイヤ
上り・下りの便を合わせても、1日に14本しかありません。

駅へ向かう道の脇に、ハート形の葉をしたマイヅルソウが咲いていました。
赤い実を食べたら赤い鳥になる
林の中ならどこにでもあり、秋になると赤い実をつけます。

隣の駅は「流山温泉」ですけど、昔、函館でJリーグの試合が行なわれる数日前だったか、「カチバチ」という彫刻の除幕式がありました。→参考ページ
確か試合の前日に流山温泉(の駐車場)に泊まって、トルナーレも探索してから千代台に行ったことがあります。

大沼公園の駅前商店街に、合宿を歓迎するバナーが下がっていました。
皮裂きコマイ
札幌ではこんなことは可能かな?・・チーム公式の記事
赤いチームは夕張で合宿するそうで、赤いダイヤが黒いダイヤの町に・・。

少し進んで、八雲町にある「噴火湾パノラマパーク」からの眺め
発展途上
函館で試合があった日の帰りにも寄りましたが、その時は閉館時刻を過ぎていました。

「パノラマ館」に入ると、愛想の悪い熊が迎えてくれました。
睨まれてもくまります
「熊の木彫り」は、別にアイヌが昔から作っていた伝統工芸品じゃなくって、八雲町が発祥の地なんです。
今でいう「産業振興」や「農家の副収入」のために「木彫りの熊」を商品化しました。それを木彫りが得意なアイヌも彫るようになって、創始者だと勘違いされる観光みやげになっています。

八雲町の郷土資料館には、初期の頃の小さい木彫り作品を展示してあったんですけど、見たいと思っても開館の日時が合わなくて、私にとっては幻の作品でした。(この大きな熊とは違います)

さらに進んで、道の駅「あぷた」から見た「噴火湾」の夕景
噴火湾
200年ほど前に、英国の「プロビデンス号」が船火事を起こして右の方の入り江に上陸しましたが、その艦長が有珠山や駒ケ岳の噴煙に囲まれた湾を「噴火湾」と呼んだので、内浦湾の別称になっています。

七飯から室蘭までの直線距離って大したこと無いんですけど、何しろ間は海ですから、噴火湾をぐるっと回らなければなりません。
噴火湾を囲む四辺形の一辺だけを移動すればいいはずなのに、遠回りして残りの三辺を移動してるようなもんです。
室蘭からは駒ケ岳が目と鼻の先に見えるので、森(または鹿部)まで海底トンネルを掘る計画・・なんて無いでしょうね。


posted by 雁来 萌 |08:31 | 蝦夷の細道 | コメント(0) |

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