スポンサーリンク

2007年07月24日

プリンスリーグ第9節

  ~~ 栄冠は君に輝く ~~

7月22日(日)に浜厚真野原サッカー場で、プリンスリーグ第9節(最終節)の5試合が行われ、コンサの対戦相手は、帯広北高校でした。
前節終了時点でのコンサの成績は、7勝1分の勝点22で1位、帯広北高は7勝1敗の勝点21で2位にぴったりと付けており、優勝を争う直接対決になりました。組合せ日程は最初から決まっていたのに、まるで千秋楽に全勝力士同士が優勝を争う取り組みに無理やり調整したような感さえ受けます。
ここに勝たないと優勝はありません。(引き分けでも足りる、という計算は考えないでおく)

帯広北
帯広北高(オレンジ) vs コンサ(赤黒)(2007.7.22:浜厚真)
今日の天気は曇り、雨の心配はいらないようです。

前半開始
スタメンは、GK:平加、DF:山川・加藤(大)・熊澤・松本、MF:竹内・鶴野・佐藤・能登、FW:大西・横野 でした。
ベンチには、岩田・福田・鎌部・岩月・伊東・小川・打矢・金子・玉岡 が控えています。

サポ
若干3名の熱心な人達が、無謀にも帯北の太鼓と若さに挑戦してアカペラで歌います。

大西
反対のエンドなのでよく分かりませんが、何と開始1分も経たない内に、大西が、意表を突く突破で先制点を上げてしまいました。(1-0)
転がっていくボールには、あまり勢いが無かったように見えたんですけども、これで大西はプリンスリーグ得点ランキングで2位を2点差に引き離しました。

前半は押していたと思うんですが、追加点が取れません。
鶴野
8分に竹内からパスを受けた鶴野のシュートは、惜しくも右へ外れてしまいます。
11分に、横野が前に出ていたGKの頭越しにループを打ち、無人のゴールに収まるはずでしたが、ワンバウンドしたボールがバーに当たって跳ね返ってしまいました。

担架
34分に、競った横野が後頭部を打って倒れ、いったんピッチ外へ運び出されましたが、ほどなく復帰しました。

涼FK
攻撃は主に反対側のエンドで行われるので、平加のFKのシーンを・・
残り1分にピンチがありましたが、ゴールキックになって前半を凌ぎ切りました。
 

後半開始
後半に交代は無く、今度は手前のエンドで展開します。

キャッチ
3分に山川が上がってクロスを入れ、中央で大西がキープしてシュートしましたが、キャッチされました。
右は山川や竹内、さらに鶴野がサイドを上がり、左は松本や能登が仕掛けますが、追加点は奪えません。
20分に横野に代えて金子が入りました。横野はベンチで額を冷やしており、頭の前も後ろも打ったのでしょうか。

次第に、帯北の攻撃を受けるシーンが多くなってきました。この辺で突き放したいところですが、相手も必死です。26分には近い位置でFKを与えてしまい、危険な匂いがする状態でしたが、壁に当たって助かりました。
ここで、能登に代えて打矢を入れました。

鳥の群れ
30分に右ライン際でFKを得ましたが、GKにはじかれてCKになりました。鳥の群れ(右上)が飛んで行くのは、不吉な前兆の場合が多いとか。(汗)
考えてみれば、ここは野鳥のサンクチュアリに近い場所です。

金子
ゴール前で金子が倒されましたが、笛は鳴りません。
今日の審判は、前半から流し気味のポリシーでしたが、これはファウルを取って欲しいな~。
38分に、大西に代えて玉岡が入りました。

終盤には帯北の攻撃も激しくなり、疲れが溜まっているせいかカウンターも受けます。
ベンチからDFに向けて「時間かかってもいいから無理すんな!」という指示が飛びます。「時間を稼げ」という意味ではなくて「焦って雑に攻めずに、丁寧に繋げ」という、正直な指示に聞こえるほどバタバタしてました。

セーブ
直後にCKを与えてしまい、これを平加が何とか押さえました。「失点して引き分けても優勝」という立場が、とても有難く感じました。

ヨングン
ロスタイム3分が示され、消耗していない玉岡だけはガンガン突進します。

終了
ついに終了の笛が鳴った途端、ベンチでは控えの選手達が集まって「俺~達の勝利だ 強~いぞ 強~いぞ」と歌いながら踊り始めました。

駆ける
ギャラリーに向かって走って来ると、敗退してガックリ肩を落としていた昨年の試合を思い出します。
挨拶

すっき~です~ さっぽろ~
サポーターからの「好っき~です~ さっぽろ~」のコールに合わせてノリノリになります。

思いっ切り喜びを爆発させる選手達
集合

困惑
・・を傍らで見て呆気に取られ、困惑する後輩達(笑)


帯北のFW・木村丈二くんは、かなり脅威でした。彼は、プリンスリーグ前半の頃は試合に出場していなかったと思いますが、後半になって出場して活躍し、帯北の得点源になっていたようです。

木村くんは、昨年の国際ユースで北海道代表に選ばれた選手です。関連記事は→こちら
国際ユースの試合を見てたら、後ろの席の札幌市民らしい観客が「ジョージ○△□」と話していたので、大会プログラムを探しても日系二世らしい選手名は無くて不思議に思っていたら、木村くんの名前でした。
彼は昨年の「のじぎく国体」のメンバーにも選ばれているし(あきっくさんの記事)、昨年の高校ユース新人大会(浜厚真)でも見かけました。試合に出場してたかどうかは記憶してませんけども。


今日の結果により、コンサの成績は8勝1分の勝点25で1位になり、昨年のリベンジを果たして優勝しました。
同時に、高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権大会への、北海道代表としての出場権を得ました。→大会概要
来年の知事杯でも、札幌地区予選を免除されて全道大会への出場権を得られます。(これで楽になる・・とは言っても、知事杯は優勝しないと天皇杯に出場できないし)

2位は6勝3分で勝点21の室蘭大谷高校、3位は7勝2敗で勝点が同じく21ながら得失点差が少なかった帯広北高校が続きました。→サッカー協会の最終結果(pdf:そのうち更新?)

※表彰式その他の記事は、次回にお送りします。


posted by 雁来 萌 |23:54 | 闘う若梟 | コメント(0) |

スポンサーリンク

スポンサーリンク

コメントする