2014年09月24日
足を伸ばして釧路・女満別へ
釧路地方気象台の庁舎は釧路市内にあって、駅から歩いて行ける距離です。 以前は幣舞橋を渡った先の高台の上に庁舎があって、釧路レーダーも同じ場所に立っていましたが(参考)、現在の釧路レーダーは釧路町の昆布森という地区にあります。(根室半島に同じ読みの地名がありますが、そっちは昆布盛という字) 昨年の夏に釧路・根室方面を探索する途中に通過した時は夜だったので(記事)、何も見えませんでした。 今年も帯広から釧路まで足を伸ばして(←どんだけ長い足なんだ?)、釧路レーダーを(外見だけ)見学してきました。
浦幌で夕食を食べたら暗くなり、音別のあたりで対向車線にパトカーが赤色灯を点けて停まってたので、誰かが捕まったのかと思ったら、立派な鹿が道路に横たわっていました(合掌)・・さすが釧路地方。 釧路レーダーの写真を撮るのは翌朝だとしても、場所だけは夜のうちに確認しておきたいところです。翌日も昼前後に中札内で試合があるから、翌朝は探索に手間取っていられないので。 レーダー探訪「釧路」の巻(2014/8/16) 釧路から厚岸へ向かう海岸沿いの道道から国道へ抜ける、4桁番号の道道の脇に立ってました。暗い夜空に白い球体がボーッと浮かんだ時には不気味でもありましたが。 昆布森の集落から登る別の道路もありますが、そっちは交通量がほとんど無く、その代わり鹿の家族が道路で遊んでました・・さすが釧路地方。 所々に脇へ入る細い道があり、何だろうと思って後で空中写真を調べたら、昆布を干す広場のような空地が何ヶ所かありました。海岸だけでは場所が足りなくて、山道の脇にも干し場を設けるほど昆布が採れるんでしょう。 反対側の方向から見たレーダー 必ずしも、丘の一番高い場所に立ってる訳ではなさそうです。 レーダー観測所の庁舎 灯台のような雰囲気のレーダー搭 道の駅「しらぬか恋問」の脇に展望台があったので、登ってみました。 「白糠ソーラーパーク」と言う施設らしく、今年の6月に竣工したようです。 見渡す限り、湖のように白く見えるのが全てソーラーパネルです。 左端を見れば、ソーラーパネルを並べていることが分かりますが、約62haの土地に13万4,400枚の太陽電池モジュールを並べた、と言われても・・
以前に紹介してあった女満別アメダスの測器の位置がどうも違うようなので、再確認してきました。→露場の写真(女満別空港の歴史) 釧路へ行った翌日の夜に、足寄・津別を経由して女満別まで行きました。 新しいマイカーは、後部座席を倒して助手席も倒せばほぼフラットになり、仰向けに足を伸ばして(←文字通り)寝れるから、長距離の旅も苦になりません。 アメダス再訪「女満別」の巻(2014/8/17) 滑走路の北端(金網の外)から見たターミナルビル(右)と滑走路(中央から左へ) 中央に測器が並んでおり、左に吹流しが吊るされています。 測器の周辺を双眼鏡でズーム撮影すると、 搭の上に風向風速計が2基、低い搭の上に視程計、左に温度計、シーロメーター、雨量計、積雪深計などが分かります。 毎日、釧路や女満別から中札内や帯広に戻って来るなんて、飛行機で移動してもおかしくない話ですが・・。
釧路から中札内へ向かう途中で、更別に寄りました。 アメダス再訪「更別」の巻(2014/8/16) 以前に探訪した場所から、国道を挟んで反対側へ移設されたようです。 国道に対して斜めに並んだ住宅地の隅っこに立ってました。 三角形の土地が公園のような草地になっています。 測器:環境は良いようです。 風向風速計と日射計 こんな住宅地に、観測の支障となる高層マンションが建つとも思えません。 更別村では「トラクターBAMBA」の競技が行なわれ、ここがその会場です。 数年前に荒れた競技コースを見たことがありますが、競技そのものは・・さぞかし迫力があるんだろうと。
帯広測候所の風向風速計だけは別の場所にあるので、試合が終わった夕方に探索してきました。 アメダス探訪「帯広の風」の巻(2014/8/16) JR根室線が札内川を渡る橋の横、札内川の堤防に立っています。 ここは河川防災ステーションの敷地に間借りしているようです。 河川緑地公園の散策路になっています。 風向風速計と日射計をズーム撮影 次は、利尻・礼文と奥尻だなぁ・・離島だから今年中に終わるかどうか・・。
posted by 雁来 萌 |21:42 | 気象細事記 | コメント(0) |
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