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2006年08月03日

川淵三郎杯(U-15)

U-15年代を対象にする「川淵三郎杯」が、7月28日(金)から31日(月)まで、倶知安町のニセコサッカービレッジで行われました。
ニセコサッカービレッジついては、過去の紹介記事や、Jリーグニュースをご覧下さい。

この大会は北海道クラブユース連盟が主催するものですが、公式大会ほど堅苦しくはなく、夏休み期間中に合宿しているチーム同志が対戦して、技術の向上や親睦にも役立つ・・という感じのイベントです。
 

7月29日(土)には厚別でファッションコンテストがあったので(笑)、その夜に発って30日(日)に大沼で行われるU-12の全道大会(道新スポーツ旗・北電杯)の準決勝・決勝を見に行く予定でいました。
ところが、厚別から帰って試合速報を見ると、うちのチームは29日の決勝トーナメント1回戦で敗退してしまったので、わざわざ土曜の夜から大沼へ出かける必要は無くなってしまいました。
拍子抜けはしましたが・・倶知安なら明日の朝早く起きれば間に合う・・という代替案はすぐに浮かびました。

倶知安町の市街地からニセコひらふスキー場へ向かい、花園エリアへ通じる坂道を登ってると、途中から山麓に立つテントが見えてきます。左折して砂利道へ入りますが、大会時には駐車場を整理する係員が立っているので、気付かずに通り過ぎることはないと思います。

駐車場には、旭川U-15のユースバスを始め、遠方から来てるチームのバスも並んでました。なぜか「奥寺スポーツアカデミー」というバスも・・。


山麓の芋畑と倶知安町の街並(2006.7.30)
実は、この街に住んでいたことがあります
 

各地から22チームが参加しており、5~6チームずつの4ブロックに分けて予選リーグを行い、ブロック1位のチームだけが決勝トーナメントへ進めます。札幌U-15を含むブロックは5チーム、旭川U-15を含むブロックは6チームからなっていました。

私が見たのは30日の試合だけなので、札幌U-15の2試合と、旭川U-15の2試合などについて説明します。前日の試合を終わった段階では、札幌U-15が1勝1敗、旭川U-15が2勝してました。
試合時間は30分ハーフで、札幌U-15のメンバーは2年生が主体で1年生が少し加わり、旭川U-15のメンバーはベンチの1名を除く全員が3年生、という違いがあります。


札幌U-15(2-1)室蘭SC
メンバーは、GK:石黒、DF:工藤(健)・嘉藤・菅原(涼)・長縄、MF:宇田・工藤(直)・金子・菅谷、FW:山口・福島 で始まりました。

前半21分頃に、宇田がドリブルで持ち込んでシュート、GKにはじかれたボールを自分で押し込んで先制しました。


札幌U-15(赤黒) vs 室蘭SC(白)、宇田の先制点に悔しがるGK
 

後半開始時に、菅原に代わって坂本(1年)が入りました。
6分頃には、金子が左サイドの深い位置からゴール右隅へ鮮やかなシュートを打って追加点を上げましたが、12分頃、相手の右からのクロスを左寄りの選手に足で合わせられて失点しました。


失点のシーン、勲平くん残念
 

その後、工藤(健)に代えて室田、金子に代えて菅野、宇田に代えて小山内(1年)、山口に代えて安居(1年)と、次々に交代しましたが、スコアに変化は無いまま終わりました。


旭川U-15(6-0)あつまSC
スタメンは、GK:斉藤、DF:京野・内田・田辺、MF:菅野・鈴木・塚原・藤田・菊地、FW:箭原・木島 という3-5-2です。

開始5分に箭原が中央を破ってのシュートで先制し、16分にはスルーパスを受けた箭原が追加点を上げ、ここで塚原に代えて佐藤(由)、菅野に代えて腕にテーピングをした小山内を入れました。
小山内は夕張で負傷しましたが、3週間経って出場可能なまでに回復しました。
その後、右からのクロスに箭原が足で合わせて3点目、木島が相手のボールを奪って4点目、ロスタイムには右CKを箭原がヘディングして5点目を上げて、前半が終了しました。


旭川U-15(白)の右CKに箭原のヘッド、見えるだけでPA内に17人
 

後半開始時に、菊地に代えて松原、木島に代えて藤村を入れました。
追加点はなかなか取れず、小山内に代えて菅野を入れ、終盤にはGK斉藤に代えて本池を入れた少し後に、藤田が右から入れたクロスに中央で箭原が足で合わせて得点し、試合終了になりました。


副審は札大の石郷くん(ユースOB)
 


さらに他の試合は行われているんですが、ここで一休みして昼食を取りました。
札大の吉田一貴くんと石郷裕二くんに会いました。聞けば、頼まれて札大サッカー部のメンバーが審判をしてるとのことで、夏休みのアルバイトを兼ねてるそうです。
クラブフィールズの中村拓朗くんも来てるし、旭川U-15の三浦監督を合わせたら、まるでユースの同窓会状態です。


海の家のような休憩エリア:宿泊施設ごとの表札?がかかっていて、
○○荘に泊まってる人達はこの一角・・という感じです
左側のKappaが旭川U-15、右側手前が札幌U-15
 


札幌U-15(1-1)リーブFC
スタメンは1試合目とほとんど同じで、GKが石黒から松原に代わっただけです。
風向は南寄りのはずですが、山麓に当たって吹き返してくるのか、北寄りの涼しい風が吹いてきます。DFの裏を狙って攻め込まれる場面も時々あり、苦しい試合でしたが、前半は(0-0)で終わりました。


試合開始前の円陣とベンチ
 

後半2分頃、相手の右CKからのボールを取り損ねて失点しました。
その後で、工藤(健)に代えて室田を入れ、金子に代えて小山内(1年)を入れましたが、スコアは動きません。
下の方のピッチで旭川U-15の試合が始まりそうなので、出口の近くに移動して見ていたら、ロスタイムの混戦から何とか押し込んで同点にしました。


札幌U-15(赤黒) vs リーブFC(青)、ロスタイムの同点弾
 


旭川U-15(10-0)登別Jr
スタメンは1試合目とほとんど同じで、FWの木島とトップ下の塚原の位置が替わっただけですが、旭川は前線の3人が入れ替わりながら攻撃することも多く、途中から3トップのようになっていました。

この試合は大変です。開始1分に木島が中央をドリブルで破って先制し、左からのクロスに菅野が頭で合わせて2点目、DF(京野)からのロングフィードがワンバウンドして相手GKの頭上を越える3点目、鈴木が右からミドルを打って4点目を上げました。
ここで、接触プレイで足を痛めた菊地に代えて藤村を入れました。
続いて、左CKを木島が足で合わせて5点目、左からのクロスを受けた塚原が6点目を上げた後、藤田に代えて佐藤(由)、木島に代えて松原を入れました。
さらに、右CKを箭原がヘディングして7点目、終盤に相手のボールを奪った塚原がGKをかわして8点目を上げ、前半が終わりました。少し休ませてくれ!


旭川U-15(赤黒)右寄りから菅野のヘディング、詰めるのは木島?
 

後半の数分で、箭原に代えて木島が入り、藤村とのパス交換から塚原が追加点を上げて9点目、左からのクロスに中央で木島がヘディングして10点目になりました。
ここで、競った相手の手が内田の目に当たったらしく、藤田と交代しました。
その後5分ほどして、やっと試合終了になりました。


素晴らしい環境です


札幌U-15は、これで2勝1敗1分になりましたが、ブロック1位は多分、他のチームになったろうと思います。
旭川U-15は4勝し、次の日の5戦目の引き分けを加えてブロック1位になり、決勝トーナメントに進んで順調に勝ち進み、優勝しました。
高円宮杯の予選にも勝って、全道大会へ進んで欲しいもんです。もちろん、札幌U-15も頑張ってよ~♪

ニセコサッカービレッジでは、石屋製菓杯:8月2日(水)~4日(金)、コンサドーレ社長杯:8月11日(金)~13日(日) などの大会も予定されています。


posted by 雁来 萌 |23:11 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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