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2006年07月14日

北海道クラブユース選手権(旭川U-15)

旭川U-15は道央ブロック予選で1位だったので、9日(日)の2回戦からの出場です。予選のレポートはこちらなどを参照して下さい。
前回のコンサU-15の試合のすぐ後、陸上競技場のピッチでSSS(札幌地区予選Cブロック2位)と対戦しました。


旭川U-15(赤黒) vs SSS(黄青)(2006.7.9:夕張)
旭川は自陣、SSSはセンターサークルで円陣を組む
 

35分ハーフの前半のスタメンは、GK:斎藤、DF:小山内・内田・田辺、MF:菅野・鈴木・藤田・佐藤(佑)・河本、FW:箭原・菊地 でした。
立ち上がりから、動きが少しぎこちなく感じました。緊張してるのかも知れないし、やや臆してる部分があったのかも知れません。三浦監督から「なんで逃げてんだ~」という檄が飛びました。

26分頃、ゴール前での守備が甘く、やや自由に打たれて失点しました。(0-1)
「見るな、アクション!」(見てないでアクションを起こせ)という指示も出ます。


前半の攻撃
 

接触プレーの後、SSSの選手が(自分で転んで)動けなくなりました。チームメイトから×印が示されて運び出され、慌しく交代選手が入りました。
その後、旭川の小山内が接触プレイの後で腕あたりを痛めたのか、我慢しながらプレイを続けていました。
 
間もなく救急車が到着し、SSSの負傷者がベンチからストレッチャーに載せられて運ばれていきました。

ハーフタイムに旭川のベンチを見ると、小山内が椅子に座って手当てを受けており、腕を包帯で吊られています。骨折かも知れないという話が、伝言ゲームのように観客席にまで伝わってきました。
救急隊員についでに診てもらいましたが、ベンチに座らされたままで救急車が去って行きました。救急車に2人乗せる訳にもいかないでしょうから。
 

後半開始時に、小山内に代わって佐藤(由)がFWに入りました。ゲームプランが狂ったので、苦しい交代であるし、ポジションも調整せざるを得ません。
ベンチでは、小山内くんが悔しくて泣いてるようです。大事な試合で負傷交代ですからね。

12分頃、箭原に代えて近藤を入れましたが、近藤は腿を痛めてるようで、念入りにマッサージを受けてから出場しました。
これで何とか形にはなりましたが、なかなか思うように攻めることは出来ません。

20分頃、菅野に代えて山田(陽)がボランチに入り、交代の度にポジションが少しずつ変わります。

疲労が溜まってきたのか、ピンチでは単純にクリアするだけで味方へのパスにはならず、すぐにボールを奪われてしまいます。
PA内で相手の攻撃を無理に止めてPKを与えてしまい、これを決められました。(0-1
後半のPKによる失点、ゴール脇で足を伸ばしてもらう河本
 

ここで足が攣った河本に代わって、FWの石岡が入りました。この辺になると、普段見れないような配置になり、チームとしてまとまって守備・攻撃することも難しくなってきます。


トータルスコアは(0-2)で負けましたが、技術・フィジカル・試合運び・メンタル・・の、全ての部分で少しずつ差があったように感じました。
札幌(U-15)と旭川(U-15)との兄弟対決は、また先延ばしになりました。次は高円宮杯に夢を繋げます。

後半の途中で2台目の救急車が到着し、小山内くんが家族に付き添われながら会場を後にしました。
前回も書きましたが、この日は風が冷たく、私はジャンパーを着たままだったし、ベンチコートを着てた観客も結構いました。
寒い日にはウォーミングアップを十分にしないと怪我をしがちです。


14日(金)に準々決勝が行われ、札幌(U-15)は帯広FCを(7-0)で下して15日(土)の準決勝へ進み、TFCジュントスと対戦します。


posted by 雁来 萌 |23:03 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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