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2006年02月04日

自前の芝は美しい

近年、サッカー用の天然芝グラウンドが相次いでオープンしているので、今回は3ヶ所を紹介します。
「札幌サッカーアミューズメントパーク」については、別の機会に詳しく説明する予定です。

小樽市望洋サッカー・ラグビー場
ラグビーにも使える小樽市営のグラウンドで、山麓の傾斜地をならした土地に天然芝が3面、クレイが1面あります。
直結した駐車場は容量が少ないですが、望洋シャンツェ下の駐車場も使えるし、付近の空地も駐車場として提供されます。
小樽市内からマリンヒルホテル行きのバスが出ています。
イベント時には飲物の売店も出ますが、途中のコンビニで買い込んできて、足りない物はホテル内の売店で補充するのが良いかと。
宿泊は、隣接しているマリンヒルホテルが便利です。近くの朝里川温泉や小樽市内に宿泊する方法もあるし、少し足を伸ばしてキロロリゾートや定山渓(朝里峠経由:夏場のみ)に泊まることも可能です。
熊は出ませんが(笑)、蜂は結構いました。蜂の縄張りを侵さなければ攻撃してこないのが普通ですが・・。

望洋サッカー場1


望洋サッカー場と白ユニのU-12チーム(2005.7.31)
 
望洋サッカー場2


望洋サッカー場:右奥が望洋シャンツェ(2005.7.31)
 
望洋サッカー場3


望洋サッカー場:奥がマリンヒルホテルと石狩湾(2005.9.4)
 

ニセコサッカービレッジ
以前、HFCの顧問をされていた成瀬さんが、私財を投じて作ったサッカー場です。
ニセコアンヌプリの山麓に位置し、天然芝が4面あります。正面に羊蹄山がそびえる環境は絶景で、それだけでも行ってみる価値があります。
知らない人には場所が分かり難いかも知れません。ひらふスキー場の花園エリアへ向かう道の途中から入りますが、林道のような道を走るので、ホントにこの道でいいんだろうか?と心配になります。駐車場の台数はあまり多くなく、林道の路肩に停める感じです。
大会時には軽食店が開設されていましたが、売店は倶知安町内かニセコ町あたりに行く必要があります。
宿泊施設は十分あります。ニセコひらふ地域のペンションなどと協力して地域の活性化を目指しており、夏場の稼働率を上げるために、サッカー大会や川下りなどの体験型レジャーに力を入れています。
難を言うと、自然のまっただ中なので、昆虫が多いです。補虫トラップをあちこちにぶら下げてあり、スズメバチやコガネムシなど、夏休みの自由研究に困らないほど捕まっていました。

ニセコ1


ニセコサッカービレッジ(2005.9.24)
メグミルクカップU-13リーグの旭川U-15チーム(赤黒)
 
ニセコ2


ニセコサッカービレッジと羊蹄山(2005.9.24)
 

浜厚真野原公園サッカー場
前回の記事で野原(のはら)のことを書きましたが、ここは「やげん」と読みます。
土地は厚真町から提供され、苫小牧地区サッカー協会・理事長の石塚さんが私財を提供し、支援者からの資金援助を受けて施設などを建設したサッカー場です。
天然芝が3面あり、芝を休ませながら交代で使っているようです。
駐車場は十分あり、公園の駐車場にも停められます。
公園の売店がありますが、キャンパー用のインスタント食品が主なので、事前に調達した方が無難です。
宿泊は、厚真町内や鵡川町内、苫小牧市内などでしょう。フェリーターミナルに近いので、本州からの合宿客を受け入れるのに便利です。
勇払原野に造成したので地盤が柔らかく、トラックが通ると少し揺れます。
太平洋岸に面しているので、夏場は海から霧が流れてきて涼しくなるし、かなり視界が悪くなることがあります。
 
野原2


浜厚真野原公園サッカー場とU-18チーム(2005.7.24)
 


このように、一個人が私財や退職金を投じて天然芝のサッカー場を作ろうと思い立ち、その夢を実現してしまう行動力と熱意、そして理解ある支援者のお陰で、北海道のサッカー界やサッカー少年達の練習環境が支えられています。
すいか隊員の目から見れば、必ずしも良質の芝には見えませんが、管理者の慈しみが伝わってくるグラウンドばかりです。
そんな芝生のド真ん中に、パイプ椅子を置いて座ったりしないで欲しいのです。


posted by 雁来 萌 |10:08 | 周辺環境 | コメント(0) |

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