2009年07月23日

1,2,3,4,5,6,8! はい、もう一度。

2009/07/22(水)19:00 @富山総合運動公園競技場
J2・第29節
コンサ 0-0(0-0、0-0)カターレ富山
得点者:いません
試合結果詳細はこちら→ 札幌公式 J'sGoalサマリー

タイトルの番号は背番号とかじゃありません。
ちょっと子供のころのことを思い出しただけの思いつきです。

富山駅前のシャトルバス乗り場へ行くと、バスを待つ人の列の横に富山のマスコット「ライカくん」がいました。(この時点ではまだ名前を知らなかったのですけど。)
ライカくんは、富山の県鳥・雷鳥と、県獣・カモシカの合体なんですって。ストライカーでもあるんですって。

シャトルバス乗り場で
アウェイサポの嫌がらせリクエストにも笑顔で応えています。

ライカくん
駅前で試合のアピールに励むライカくん。
スタジアムに行かなくていいの?それともライカくん実は何羽(何頭)もいるの?
2ショットで写真を撮らせてもらったり握手をしてもらったコンササポが「勝ち点3ちょうだい」と言ったら、激しく羽を振って拒否されてしまいました。


シャトルバス
バス乗り場にシャトルバスが入ってきました。
貸切の観光バスとか高速バスに使うようなりっぱなバスです。

健太郎のがもらえるなら
バスの乗る人ひとりひとりに選手ブロマイドの引換券が手渡されました。ありがとうございます。健太郎のをもらえるかしら。
(紙質とか印刷内容からして、たぶんこれ試合ごとに使い回すんだろうと思いますが、うっかり引き換えずに持って帰ってきてしまいました。ごめんなさいね。)

地図になってる
スタジアムとバス乗り場と引き換え場所の案内が裏面にあります。

バス代無料なのに
そのうえバスの中では、こんな割引券までもらっちゃいました。
「バス代が500円なのに300円分のチケットをくれたら、バス代が実質200円になっちゃうじゃないの。」と感心したら、なんと、バス代は無料(!)でした。しかも往復とも。
平日の試合のときは、いつもシャトルバス無料で運行しているんですって。驚いたなあ。
(でもこの割引券、アウェイ側の売店で使おうとしたら「これ、聞いてないんですよ-。すみませんねえ。」と断られてしましました。メイン側の売店まで行って飲み物を買ってきた人によると、あっちではちゃんと使えたそうです。)

オフィシャルショップかな
バスの中から、駅前のビルにこんなお店があるのが見えました。
カターレのオフィシャルショップでしょうかね。

ちょっと羨ましい
バスが通る道沿いには、こんなのぼりが。
なんだか羨ましい気持ちになりました。

スタジアムに着きました
スタジアムに着きました。
そういえば私、当日券を買わなきゃ。と思い、売店や案内所があるテントの当日券売り場へ。

こんなチケット
当日券はこんなデザインでした。
各試合共通なのかな。
でも会場は再入場もできる仕組みになっていたのに、再入場のチェックはどうしてるんでしょう??

当日券を買うときに「アウェイ側なんですが、どのチケットを買ったらいいですか?」と聞いたら、これです、と売ってくれたあと、向こうから親切に「入り口はわかりますか?」と聞いてくれました。
「いえ、わかりません」と答えると、クリアケースに入った案内図面を指さしながら教えてくれました。アウェイ側はこのあたりで、ここの入り口から入れるけど、こっち側のメインスタンド中央入口から中に入って中を通ってもアウェイ側へ行けますよ。と教えてくれました。
「川崎健太郎商店」はメイン側売店だとアナウンスされていたので「じゃあ『川崎健太郎商店』へ行くならメインから入った方がいいですね。」と言うと「そうですね。」と、係のお姉さんもにこにこしていました。

メインスタンド入り口
というわけで、富山サポに混じってメインスタンド正面入り口から中に入ります。青い紙製ボードとかカターレうちわとか、私までもらってしまってすみません。

張り紙と机だけかいw
あった、あった。
これが「川崎健太郎商店」か。
会議室にあるような長机が2脚並べられ、壁に張り紙がしてあるだけの「商店」ですけどw
でもこういう企画、健太郎もサポもきっと嬉しいですよね。
健太郎が選んだ北海道スイーツ「ベスト5」は、次の5品でした。

ドゥーブルフロマージュ
ルタオのドゥーブルフロマージュ。

生チョコ
ロイズの生チョコ

トマトゼリー
もりもとのトマトゼリー

白い恋人
白い恋人ははずせませんよね。

マルセイバターサンド
六花亭のマルセイバターサンド。

目の前で「売り切れ」のシールが商品の写真に貼られていきます。
限定10個とかだとコンササポとしては手を出せませんね。ぜひ富山の方に買っていただかなくては。

富山ゴール裏
アウェイ側のコンササポが固まっているエリアに着きました。
富山サポも正面の芝生席に陣取っています。

うちら
我が方はこんな感じ。
さすが平日の富山だけに少ないというか、よくもこれだけ来たというか。

うちの選手は奥でアップ
選手たちは向こう側のメインスタンド下のあたりでアップしているようです。

飛行機近い
離陸した飛行機がすぐ近くから飛び立っていきました。
カメラを構えたときにはもうずいぶん高くあがってしまいましたけれど、ホーム側ゴール裏の向こうから飛んできたときにはもっともっと近くて大きく見えたんです。
たしかこのスタジアムも空港から近いんでしたね。
先日の函館でも、飛行機がすぐ上空を飛んでいました。他でいえば博多の森も空港が近いスタジアムでした。

メインスタンド
メインスタンドにはきれいな屋根がついています。

選手紹介始まります
選手紹介が始まります。
ちょうどアウェイ側ゴール裏の正面、私たちからよく見える位置に大型ビジョンがありましたけれど、これ、反対側には同じようにあったのかしら?
自分たちの上の方は見えなかったので分かりませんでしたが。
アウェイサポにも優しいスタジアム構造です。

コンサの選手
コンサのメンバー

健太郎
けんたろう~~!
なんか印象変わってません?


ハーフタイムにこっちにも来た
ハーフタイムには、ライカくんが自転車に乗ってアウェイ側まで来てくれました。
コンササポも大喜びであれこれイジります。

ママチャリで帰る
ママチャリで戻っていく後ろ姿は、鳥というよりカモシカの風味が強いかな。


試合の感想というか、試合後の感慨というか・・。

  • まだ征也や大伍がユースにいた昔のころ、私は「いつかコンサの主力の多くをユース出身の選手で占められるようになったらなあ。」と夢を描いていました。ユース出身に限らなくても、新卒でうちに入ってプロとして育った選手とか。そういう意味からすると、この富山戦はまさに「夢が実現した」にかなり近い状態でした。スタメンに謙伍と征也と大伍が入り、ベンチには純貴がいて。ユース以外でも、スタメンのカズや宮澤くん、ベンチの俊ぴーなど「うちで育ってる若手」選手がいて。なのにこの試合を見ての私の感想は「私が望んでいたことって、こういうことだったんだろうか・・・?」という苦い思いでした。
  • この試合、選手たちは「勝ちたい」という思いを強くもって、一生懸命にプレーをしていることは伝わってきました。思ったよりも涼しかったとはいえ、湿度の高い空気のなかで、函館からバスで帰った疲れも癒えないだろうなか富山に移動して中3日で試合で。そんなコンディションの割には、一生懸命動き、ボールをはたいているように見えました。
  • それなのに私が見ていて不満を抱いてしまったのは、きっと、選手たちの中に「自分の手で(足だけど)」試合をコントロールしてやる。という我の強さが感じられなかったからだと思います。エメのような、俺王さまのような、西谷のような、クライトンのような、王様っぽさで「我こそは」と思っているようなプレーは見られませんでした。
  • ユースの試合だと、自チームも相手も同年代の選手だけで構成されているせいか、主力の選手たちの少なくとも数人は「自分の力でチームを勝たせる」という意欲を強烈に持っているように感じるんです。前目の選手だと「自分が点を取ってチーム(チームメイト)を助けなきゃ。」と思い、後ろの選手だと「自分が守りきってやる。そうすれば絶対に負けない。」と思っているような。ユース時代は、特に征也なんて顕著だったけど、自分がチームを引っ張って、自分の力でチームを勝たせてやる。と思っていたはずだし、実際、そうやってチームを勝たせてきました。それなのに今は、チームの「単なる一員」になってしまっている。自分勝手で他の選手と連携できない選手は困るけれど、強烈に光り輝く個性と自我がある選手たちが共鳴し合ってハーモニーになるチームが見たいのよ。ぜいたくは承知だけども。今のチームだと、誰もがのっぺらぼうでモノクロの部品みたいなんだもの。
  • 「サポーターが勝利を切望しているから、サポーターのために勝たなきゃ」と固くなっているのかな。結果を出したいあまりに慎重になって、だから最後の決定的な仕事をする(しようとして失敗する)勇気が湧いてこないのかな。サポーターとしては、トライして失敗するシーンを見せられるより、逃げっぽいプレーをされる方がずっとがっかりするし悲しい思いになるのだけど。お互いに相手を思っているのに、愛のすれ違いなのかしら。
  • 横へ横へとボールをつないで少しずつ前進していって、ようやくゴールに近づいてきても、前が空いていてもいったん横に運んでからじゃないとゴールを狙えないみたいなボール展開を見ていると、まるで私のスキーのようだと思いました。子供のころ私は、運動神経が鈍いうえに臆病だったので、スキーでスピードを出すのが怖く、転ばないように自分でコントロールできるスピードでしか滑れませんでした。斜滑降からターンを覚え、パラレルターンで滑れるようになる練習でも、スピードが出すぎるのが怖く、ゲレンデの幅をいっぱいに使って、ほとんど真横?と思うような角度で何度も何度もジグザグにターンして滑ったものです。ぐいぐいと自分の力で板を踏みつけてまっすぐ下に滑る勇気がなく、だから全然上達しないままでした。あれを思い出しちゃいました。
  • もしくは、エントリのタイトルにもある数字の数え方。小さいころ、妹たちと一緒にお風呂に入ったとき、妹に数字を教えるために湯船につかったまま「10まで数えたら出ていいよ」というのを時々やっていました。おっちょこちょいだったすぐ下の妹は、せっかく1、2、3と数え始めても、いいところまでいっても7か8あたりで間違ってしまい、また1からやり直しになるのです。後ろから組み立てて、組み立てて、ようやくシュートを打とうとするあたりでパスミスがあったり、「あれはシュート?」と迷うような枠をはずれるシュート?だったりのシーンは、あの残念!感に似ていました。子供のころのことばかり思い浮かぶのは、ここのところ富山のこととか中学のこととか昔話をいろいろ思い出していたからかしら。
  • 一方で、ワンタッチで次々とパスを出していくようすは、めまぐるしく面白いような顔の裏に潜む危なっかしさを感じていました。選手たちはとりあえず目の前のボールをさばくことに精一杯で余裕がないような。カーブの続く道路を自分の技量以上のスピードで車を飛ばしているようなハラハラ感がありました。なんとかハンドルを切ってカーブに対応し道を逸れずに走ってはいるものの、自分でコントロールしているわけではないので、緩急をつけられず、とっさのことには対応する余裕のない危なっかしさ。でもこれは、単純に、まだ技術が追いつけていないということなのでしょう。そのうち、ボール扱い、パスのスピードが上手くなってくれば、ボールに振り回されて対応するのではなく、自分たちで主体的にボールを動かしてパスを回していけるようになるかな。上手くなるように日々がんばってもらうしかないなと思いました。
  • だから、試合の結果や内容(現状)については、これが今の力なのだから受け容れるしかないとさっぱりと思えたのですが。帰りのシャトルバスの中で考え込んでしまったのは、私がこれまで考えていたことは間違っていたかな・・という思いでした。私は、ユース出身の選手たちに対して、小さいころからコンサで育ち、コンサに愛着をもっている選手ならば、成長してりっぱなプロ選手になっても、ひとかどの選手になっても、よそのチームに移籍することはあまり考えず、コンサでプレーすることを第一に考えてくれる可能性が高いのではないかと邪な期待と希望を抱いていました。でも、ほんとはそれではダメで、自分より上手い選手と一緒にサッカーをやるのは楽しいとか、コンサドーレでプレーしていることに第一の喜びを感じる、という選手ではなく、他の選手がどうあれ、自分がこのチームで一番上手い選手になってやる、チームで突出するくらいに上手くなって、目立って輝いて、いずれはもっと強い(もっと上手い選手がたくさんいる)チームに移って、そこでもさらに一番上手い選手になってやる。そうやってどんどん上昇してやる。という野望(?)を抱いた選手がユースからごろごろ出てくるようじゃなきゃチームも強くならないんじゃないだろうか。と思ったのです。愛する選手と愛するチームのために、愛する選手がチームから出ていくことを願わなきゃならないというのは、あまりに逆説的で自傷的な思いですけど。今のところヒロにはそういう視線の高さを感じているので、このままそれを失わずにいて欲しいと思います。かつては征也にもそういう匂いを感じていたんだけどな。このごろはあんまり感じなくなっちゃったな・・。
  • こんなふうに身の内を切るような悲しい希望を抱き続けるのは嫌なので、できればこれがチームの成長過程のワンステップであり、これを通りすぎると選手たちがコンサにいながらにして成長を続けていけるじゃない、こういう楽しいサッカーはコンサで培った仲間たちとの連携や共通理解のもとでしかできないもんね~~!と思えるような状態になることを祈ります。
  • (おまけ)うちに来たばかりの石川を「なおき!」ってコールするならば、純貴のことも「よこのっ!」じゃなくて「じゅんきっ!」ってコールしてあげて欲しい・・・。

シャトルバスを降りたら、嫌なことは考えず、とりあえず気分を変えてさあ飲むぞーモードへ。
富山の美味しいもの、満喫です。

とりあえず乾杯
まずはかんぱーい。

ほたるイカの沖漬け 氷見真たこ
ホタルイカの沖漬けと氷見真タコ。氷見というのは地名らしいです。

白エビの空揚げ 白エビのてんぷら
白エビの空揚げと、てんぷら。どっちも美味しい~。

サス昆布締め
サスの昆布締め。
北前船による交易で、富山では北海道産の昆布を使った料理が多いそうです。
サスって何?と思ったら、かじきまぐろのことだそうです。
新鮮なお刺身とはまた違う、一手間かけた美味しさがありました。

ひもの3種
ひもの3種。3種類あるのは分かったけど、それぞれが何の魚なのか不明でしたw

夜が更けて酔っぱらってくると、酔っぱらい(←私)の要望は、「『富山のブラック』っていうのを食べたーい。」というもの。
最初、九州の「ブラックモンブラン」のイメージでアイスクリームか何か?と思った富山のブラックとは、実は、ラーメンらしいのです。
でもグルメサイトで調べたり、お店の人に聞いたりしても、この時間(午後11時ころ)では無理ということらしい。

どうしてもブラックが食べたい!!(だだっ子)
富山ブラックとは「大喜」というラーメン店が出しているラーメンの名前で、しょうゆの濃い口系のラーメンらしいです。
営業時間は午後9時までですって。早すぎるよ~。

無理です。となっても、そこは酔っぱらい。だって食べたいんだもの。聞き分けがありません(爆)。
「じゃあさ、ほんとの元祖『ブラック』でなくてもいいから。それに似た感じのそれっぽいものでもいいから。」
一緒に酔っぱらっていた行動力あるメンバーが、ちょうどそこにいた運転代行会社のお兄ちゃんに聞いてくれました。最初は「ブラックは大喜さんだけだから、この時間では無理」と言っていたお兄ちゃんでしたが、「ぱちもん(←失礼?)でもいいから。」と粘る酔っぱらいに根負けして、それっぽい雰囲気でいいならと教えてくれたのがこのお店。

教えてもらいました
やったー。お店まだやってるー。

ふつうの「しょうゆ」ラーメンと「濃いしょうゆ」の2種類があり、お店の人は「県外の方なら、まずはふつうの「しょうゆ」の方がお口に合うのでは。」と勧めてくれました。濃いしょうゆだと、慣れない人によっては好みが分かれるらしい。「ブラック」は、この濃いしょうゆよりもさらにがつんと「濃い」そうです。

美味しかった~
というわけで、しょうゆラーメンにネギをトッピング。
色は黒いけどしょっぱいわけじゃなく、コクのある旨味で、美味しかったです。
真夜中に食べるのはどうかと思いますけど。(←酔っぱらいだから、そのあたりの自制心は無し。)


posted by あきっく |23:47 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(8) | トラックバック(0)

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Re:1,2,3,4,5,6,8! はい、もう一度。

>特に征也なんて顕著だったけど、
>自分がチームを引っ張って、自分の力でチームを勝たせてやる。
>と思っていたはずだし、実際、そうやってチームを勝たせてきました。
>それなのに今は、チームの「単なる一員」になってしまっている

うぇーんっ(涙)
うん。うん。そー思う。ホントそう思う。
やっぱり、あきっくさん凄いゎー。よく見てるぅー。
みんな良い子なんだけど、「良い子」なんだよねぇ・・・
ソコがめんこくもあり、物足りなくもあり・・・

posted by しーちゃん| 2009-07-24 00:21

Re:1,2,3,4,5,6,8! はい、もう一度。

>しーちゃん
やっぱりしーちゃんもそう思ってました?
ねえ。
>ソコがめんこくもあり、物足りなくもあり・・・
だから、なお切ないよねえ。
智樹も(ごにょごにょ)

posted by あきっく| 2009-07-24 00:38

Re:1,2,3,4,5,6,8! はい、もう一度。

石川くんは「なおき」で、純貴くんは相変わらず?「よこの」だったんですか~w
ん~、ゴール裏の方たちの期待度の違いなんですかね~f(^^;)
石川くんは即戦力として期待されてるけど、純貴くんはまだまだ!?な感じでww
けど、自分は悔しい?ので周りのひとと「じゅんきっ!」ってコールしてます(笑)

posted by はりぃ| 2009-07-24 08:42

Re:1,2,3,4,5,6,8! はい、もう一度。

>はりぃさん
そーなのよ、やっぱり「よこの」だったんです。
こうなりゃ、嫌でも「俺たちの純貴♪」と歌いたくなるような活躍をすればいいんじゃ!
ってことですね。
がんばれ~。

posted by あきっく| 2009-07-24 21:58

1×1,5-3,2+1,2の2乗! はい、ええわ

>ユース以外でも、スタメンのカズや宮澤くん、ベンチの俊ぴーなど「うちで育ってる若手」選手がいて。なのにこの試合を見ての私の感想は「私が望んでいたことって、こういうことだったんだろうか・・・?」
これ、近いのってバラ色の暗黒時代だった柳下氏のときにやってますよね。もちろんここに至る経緯は全然違うので同列にできないのは承知だけど、特に前目の人間って、マラドーナなんか別だけど、ある種の美意識が共有されないと「前向きのミス」ができないような気がするんですよね。

でね、この美意識って本当はサポ全員に持って欲しいけど、結果主義とは正反対にある概念なんですよ。だって「サッカーの鬼」になるか「勝負の鬼に」なるかですし、前者と後者では後者が最後に勝つ(前者は負けてもサッカーが残るが、後者は何も残らない。すなわちぎりぎりの必死度が違う)。
だけど後者を採れば、彼らも我等も成長の余地は間違いなく無い。うちは制約条件(財源など)で「普通の一流」と「超二流」しかないから、知恵でカバーするしかない。いいサッカーすればあとから勝ちがついてくる、とこっちもどすーんと姿勢をとらんといかんなぁと。勝ち点ばかり勘定してそこから強い弱いだけいうと、某総理のように「さもしい」になっちゃう。

プロって何かっていえば、スポーツ界では「多くの人に視てもらうこと」に集約できるから、じゃこっちもチームの考えている知恵を読み取るとか、いい目利きになり、そういうサポに出会えれば、選手も多少貧乏でも幸せなんじゃないかな、と思うようになってきたんですよ。「何でもいいから勝て」は理不尽だと思う。

posted by さいとー@横浜| 2009-07-26 23:15

Re:1,2,3,4,5,6,8! はい、もう一度。

>さいとー@横浜さん
私がこの試合で歯がゆく思えたのは、勝つ・勝たないの結果じゃなくて、選手たちが受け身で消極的に見えたからなんです。
でもそれも、「そう見えるような試合展開になった」という結果を見ているのかもしれません。結局は、どういう表現ができているかという結果でしか目には見えませんものね。だから「勝ち負けの結果じゃなくてー」と自分で思っていのは欺瞞かなと考えたりもします。
でもやっぱり、勝ち負けだけじゃなく(一時の一試合の勝ち負けだけじゃなく)、もっと長い目で見て選手たちに期待しているものってあるんだと自分の心のうちを覗いてみたりするのです・・・。

posted by あきっく| 2009-07-28 02:23

Re:1,2,3,4,5,6,8! はい、もう一度。

一緒に酔っ払っていた私が来ましたwww

選手にはもっと「俺が!俺が!」の気持ちでプレーして欲しいものです。まだ遠慮しているというか自信が無いのかもしれませんが、もっと『我』を出して欲しいな~と思います。

来年は、ホンモノの富山ブラックを食べませう♪

posted by 美玖| 2009-07-28 23:49

Re:1,2,3,4,5,6,8! はい、もう一度。

>美玖さん
あの節はどうもありがとうございました(笑)。
楽しかったですね(←試合以外)。

本物の富山ブラックはぜひ来年・・って言ってもいいのでしょうか?!

posted by あきっく| 2009-07-29 04:44

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