2008年07月19日

プリンスリーグ第8節 帯広北高戦@浜厚真

2008/07/19(土)13:05 @浜厚真野原公園サッカー場
プリンスリーグ第8節
コンサユース 2-0(1-0、1-0)帯広北 (45分×2)
得点者:玉岡營根、金子顕太(PK)

今日は仕事の都合で出発の時刻が制約される日だったため、いつもの早朝の便に乗ることはできませんでした。でも分刻みのスケジュールでうまく電車を乗り継いで羽田に着ければ、そして飛行機が定刻通りにきちんと飛べば、なんとか試合開始には間に合う予定でした。
今日のキックオフ時刻が13:05であることや、定刻どおり新千歳空港に着けた幸運に感謝しつつ、サポ仲間が待っていてくれる一般車の乗降場へ向かっていくと、その途中の出発ロビー前の広場の一角にはいつものように長い行列ができていました。
「花畑牧場の生キャラメル」の入荷を待つ人の列です。
すごい人気なんだなあと横目で見つつ、いつもその横を通り過ぎるばかりだったのですが。

これがあの!生キャラメルですかさらっと溶けます
なんと!
今日はサポ仲間が手に入ったからとお裾分けしてくれました。
おおお、これがあの! と、感激しながらいただきましたよ。
普通のキャラメルが普通の板チョコだとすると、この生キャラメルはロイズの生チョコみたいな感じ。ってわかりにくいですか?(笑)


そんなわけで、キャラメルを食べて観戦場所を確保して荷物を広げたら、もうまもなく試合が始まるところです。


みんなで円陣
いつものとおり、ピッチに入場する前にスタッフ、控え選手含めて全員で円陣。
ベンチがすぐ目の前なので円陣もカメラのフレームに入りきらないほどの距離でしたわ。

試合開始前のあいさつ
整列して挨拶

キャプテン熊ちゃん
コイントス

前半開始前の円陣
前半開始前の円陣

帯広北の円陣
帯広北高の円陣

前半キックオフ
コンサのキックオフで前半が始まります。

<前半のメンバー>

  11金子 9玉岡
23菅原      7竹内
  6佐藤 8鶴野
3松本 5上原 4熊澤 2打矢
    1曵地

(控え)
21松原修平、12加藤拓也、15鈴木健士、17大地優貴、18工藤光輝、22松田恭司郎、24西田謙太、26福永貴弘、27十川祐樹

ここ数節スタメンは背番号1~11でしたが、U-17代表に行ってて不在なヒロの代わりにスタメンに入ったのは1年生の菅原康介くんでした。
そして中盤がダイアモンドじゃなく鶴ちゃんと明生のダブルボランチのようです。

立ち上がりはコンサ優勢で始まりました。キックオフ15秒くらいでまず最初のシュートを放ったのはコンサでしたもの。
前半3分にはうっちが右サイドから切り込んでいってクロスをあげ、それに何人か絡んだあと最後はヨングンのシュート。GKにキャッチされましたが、いい感じです。
その後前半10分くらいまで、コンサは中盤でボールをカットして奪うことも多く、サイドから攻め込んだり中央でパス回したりいろんな形で攻め込んで帯北ゴールを狙います。
見てて楽しい展開です。
前半11分、うっちが攻め込んでCKをとりました。コンサの右サイドからのCKを蹴るのは康介くん。へえ、がんばれ。康介くんの蹴るボールは、チャンスのにおいがするなかなかよいボールでした。
前半13分には相手CKからコンサのゴール前で人とボールがごちゃごちゃ状態になりドキドキしたけれど、ともあれうっちが大きくクリアし、そこから逆にコンサのカウンターになりました。帯北選手が2人くらいしかいない広い空間で左サイドタッチライン近くを康介くんがドリブルで駆け上がり、中央あたりを併走していたヨングンにパスを出す?と思ったところを康介くんが倒されてペナルティエリアの少し手前あたりでFKを得ました。
蹴るのは清弥。相手GKがクリアして右CKに変わりました。
前半15分、鶴ちゃんの惜しいシュート。
前半16分、ヨングンがうまく抜け出てGKと1対1のチャンス。シュートを打とうと走り込んだところへ、出てきたGKの方が先にボールに届いてクリアされちゃいました。
前半19分、左側寄りの深いところから拓郎くんがサイドチェンジを兼ねた長いフィード。ちょっと大きすぎたかな?右のタッチラインを割る?と思ったけど、待っていたうっちはタッチラインぎりぎりのところで(体はラインの外な位置取りで)ジャンプし、ボールは中に残したままうまく胸でトラップして、ボールを外に出さすにキープしました。あれ、どういう仕組みなのかはわからなかったけれど上手かったなあ。
前半20分、帯北ゴール前でパスで崩して最後はファーにいたカネがフリーでシュート。惜しくもGKにキャッチされました。
前半22分、カネが右サイドをえぐってクロスを入れ、それを左から康介くんがシュート。
コンサはおおむねボールを支配し、惜しいチャンスをたくさん作るのですが、なかなかゴールにはなりません。
見ていて楽しいけれど、そろそろゴールが欲しいなあと思うところです。
前半25分、帯北の10番・木村丈二くんが放ったシュートは曵地くんがパンチ、こぼれたところをさらにシュートされそうになりながらもなんとかクリアしました。ひょえー、すごい危なかった、チャンスの数は大違いなのにここで帯北に決められたらショックだわと思って胸をなで下ろしました。
でもそのあたりから次第に流れは帯北の方に傾いていったような気がします。前半の後半はコンサの守備陣の活躍に注目する機会が増えましたもの。
前半36分、帯北が攻め込んできてゴール左側のゴールライン近くまで詰めてこられましたが、それに対応する熊ちゃんは顔色ひとつ変えず落ち着いたもの。相手を外側に追いやりつつボールを奪い取って、味方につなぎました。思わず「かっこいいわあ、、」とつぶやいてしまいました。

熊ちゃんとじょーじ
(前半のワンシーン)

前半38分、攻め込まれてピンチになりそうなところを、うっちがタッチへナイスクリアして助かりました。
前半41分には帯北のCKです。
やだなあ、流れはなんだか帯北だけど、このままきっちり守りきって前半を0-0で終えて後半へつなごう。
そんな気分で見ていたのに。
前半45分を回り、すでにロスタイムに入っていた時間だったと思います。
清弥がまんなかより少し左側あたりをドリブルで斜め外に攻めあがっていったと思ったら、そこからきれいにパスで回して揺さぶって2人くらい経由して最後はファーにいたヨングンがゴール右側からシュート。鮮やかに決まってネットを揺らしました。(1-0)
あんまりきれいな流れで決まったので、一連のプレイを見ていたはずなのに誰がどうやって最後はヨングンになったのか見ていた場面を思い出せなくなってしまったほど。こういうときにはリプレイを見たくなりますね(笑)。
ヨングンは一目散にコンサベンチのところへ駆け寄ってきて、みんなで抱き合って大喜び。

ヨングンゴールの祝福
ひとしきり喜んだあとピッチに戻るヨングン(中央)、カネ(右側)、明生(左側)の後ろ姿。

プレイが再開してまもなく前半終了の笛が鳴り、1-0でリードして前半を終了しました。気持ちとしてはずいぶん楽になりました(サポが)。


後半はメンバー交代なく始まるようです。

後半開始時の円陣
後半開始時の円陣。
白いユニだから目立つのか、みんなかなり汚れています。怜大なんてそういえば前半の早いうちから泥だらけになっていましたもんね。
それだけみんな体を張ってがんばっているということなのでしょう。

前半の途中から清弥が中に入っていることが多かったかなと思っていたところ、後半キックオフのときの立ち位置を見たらどうやらポジションチェンジをしていたようです。
清弥がトップ下の位置になって明生のワンボランチみたい。

   9玉岡 11金子
     7竹内
  23菅原    8鶴野
     6佐藤
 3松本 5上原 4熊澤 2打矢
     1曵地

後半3分、怜大のスローインを受けたうっちが右サイドをえぐってクロス。ペナルティエリア内、ゴール前中央のあたりで清弥が受けて、トラップしてそのままシュートだ!と思ったら、その前のハンドをとられちゃいました。ちっ、ばれたか。いいチャンスだったのに残念。

攻め込む
(拓郎、攻め上がる)

でもあんまりジリジリする間もないまま、わりと早い時間に追加点のチャンスを得ました。
後半6分、カネがドリブルでペナ内に攻め込んだところを倒されて、主審はPKを指しました。

PKゲット
どうやら蹴るのはカネのようです。
自分でとったPKだものね。
カネがボールをセットしている間、コンサベンチからはよもさんやコーチ陣がみんな口々に「こぼれ!」「こぼれ!」と大声で他の選手たちに指示しています。
どうやらこぼれ球にしっかりと詰めろということらしいですが、あらま、こぼれるのが前提ですか?
がんばれ、カネ(笑)。

ヤット式PK?
と・・と・・とっとゆっくりしたステップを踏んでから蹴ったのはヤットのコロコロシュートにも少し似た風味でした。

決まった!
決まった!

喜んで
喜んで

走ってきて
観客のいる方へ走ってくるカネ

パフォーマンス
目の前でゴールパフォーマンスを決めてくれました(笑)。

これで2点のリードになりました。
まだ気が抜けないとはいえ、「絶対に勝たなくてはならない」と思い詰めている身にとっては嬉しい追加点です。
選手たちもこれで元気が増したのかな。再びコンサが攻勢になったように感じました。
後半10分、清弥が相手GKと足元のボールを奪い合う展開。清弥が勝ってGKからボールを奪ったのにシュートが打てなかったのは惜しかった。
後半12分、うっちが右側の少し距離のあるところからアーリークロス?それともシュート?と迷うような速いボールを送り、それをゴール正面で頭で合わせて押し込もうとジャンプしたヨングンの頭と、キャッチしようと飛び出してきたGKの頭がゴンッ!と音を立ててぶつかりました。
うわあ、痛そう・・・・。
2人とも倒れて、でも先に起き上がったのはヨングンでした。ヨングン、強い。
立ち上がったヨングンに対して主審はイエローカードを呈示します。
うーん。まあ結果的には仕方ないか。でもヨングン、ナイスファイトでしたよ。
後半13分、康介くんが相手DFを2人くらい引きずったまま、左サイドからぐいぐいとドリブルで切り込んでいきます。なんとたくましい。
シュートを打てる位置に行く前にさすがに倒されそうになりますが、それでも体勢を崩しながらも足先でボールに触って斜め前方にいたカネに向かってそっとパスを出しました。
それを受けたカネくんがシュートしますが、ボールは惜しくもポスト左に抜けていってしまいました。


後半試合中
(後半のワンシーン)

後半20分、ヨングンに代えてミツがイン。ミツとカネの2トップになりました。
後半22分、康介くんに代えてタカがイン。タカはそのまま左サイドに入りました。

(後半途中からの布陣)

   18工藤  11金子
      7竹内
 26福永       8鶴野
      6佐藤
3松本 5上原 4熊澤 2打矢
      1曵地

後半24分、スピードを生かして走り回るミツがゴール右側からさっそくシュートを放ちます。枠の左に逸れてしまいました。惜しい。
後半25分、鶴ちゃんのミドルシュートは枠の少し上でした。
後半27分、鶴ちゃんがピッチ中央でボールを持ち、左サイドをあがっていっていた怜大へパスを出すタイミングをはかります。あうんの呼吸で、鶴ちゃんがスルーパスを出したのに合わせて相手最終ラインの裏へ怜大が抜け出しGKと1対1。
やった!追加点だな!と思ったのにシュートを打とうとしたところでオフサイドの旗があがりました。
えええええ、今のがどうしてオフサイドなの??と目の前で抜け出しを見ていたサポとしては納得がいきませんが、審判がそういうならどうしようもありませんし・・。
(でもね、その後どう見たってオフサイドだったミツへのパスが、副審のすぐ目の前だったにもかかわらずおとがめなしだったのは、その分のおあいこだったのでしょうかw)

後半32分、コンサの右からのCK。キッカーはタカです。タカもよいボールを蹴るんですね-。
後半33分、うっちが右サイドを独走し、あげたクロスに清弥が頭から飛び込みました。
フリーでドンぴしゃのタイミングでしたが、ボールは枠のすぐ左。惜しい~。
後半36分、カネがボールを持ったところで左サイドでタカが相手選手を引きつけておき、カネはミツにスルーパス。ミツが打ったシュートはGKがクリアし、最後は頭上に高くあがったボールをGKがキャッチしました。すごく悔しそうなミツ。
後半39分、ミツが右サイドからドリブルで攻めあがり、どうする?誰かがあがってくるのを待つ?ひとりで行く?と思って見ていたら、ミツはシュートを選び、それがCKになりました。
後半40分、タカが蹴り入れたCKは怜大の頭にぴったり合いましたが、バーの少し上でした。
後半42分、ミツからカネへパス。カネがクロスをあげ、それにうっちが飛び込みましたが、うっちのところへ抜ける前に途中でGKがキャッチ。あら残念。
残り時間が少なくなり、このままきっちり勝ってくれと思っていましたが、そりゃ帯北も最後の力を振り絞って攻勢に出てきますよね。
後半43分に打たれたシュートは曵地くんがジャンプして手を伸ばし、がっちりキャッチしました。ハイボールはほとんど曵地くんがとってくれるので助かります。
後半44分、あれ?あれ?いったいどうしたの?と思うほどコンサの選手たちが次々にさくさく抜かれていって、最後はシュートまで。こちらから見ていると入ったかと思うようなボールでしたが枠外だったようです。帯北のCKになりました。
ロスタイム3分が表示され、後半47分ころには怜大のナイスカット、その後コンサゴール前を右から左に横切るボールには合わせる帯北選手がいなくて助かる、という危ないシーンもありましたが、なんとか守りきって試合終了になりました。
2-0で完封勝利です。

勝ったー
勝った-。味方をねぎらうキャプテン熊ちゃん。

お疲れさまでした
お疲れさまでした。


コンサはこれで勝ち点24。
2位の北海も室蘭大谷に3-1で勝ったようなので、優勝の決着は最終節に持ち込まれました。
コンサは最終節で引き分け以上なら優勝です。
もしコンサが負け、北海が勝ちで勝ち点が並んでも、得失点差では5点リードしていますからまだコンサが有利ではありますけれど、北海が登別大谷に大勝する可能性も大いにありますから何ともわかりません。
得失点差勝負ではなく、ぜひ勝ち点差で優勝を決めたいものです。
そしてどうせなら引き分けじゃなく勝って優勝しましょう。
北海道プリンスリーグが始まって以来、まだ全勝で優勝したチームはないはず。
狙うは史上初の全勝優勝だ!
最終節の相手は室蘭大谷。12:05キックオフです。
厚別でトップチームの試合が始まるころには仲間にコンサユース(U-18)のプリンス優勝の報が届けられますように・・。


posted by あきっく |23:59 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)

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