2008年05月05日

プリンスリーグ第2節 登別大谷戦@札幌SAP人工芝

2008/5/5(月祝)12:05 @札幌サッカーアミューズメントパーク人工芝ピッチ
プリンスリーグ第2節 コンサ 2-1(1-0、1-1)登別大谷 (45分×2)
得点者:玉岡營根(前半33分)、三上陽輔(後半29分)、登別大谷(後半ロスタイム)
・・時間はおおよその目安です。

先週だったかな、東雁来にノルブリッツとコンサU-18のチャンピオンズスーパーリーグの試合を見に行ったサポ友から「凍えるほど寒かった」と聞きました。札幌はそのころ例年にないほどの陽気と聞いていたのに、やはり東雁来は別世界かと恐ろしく思いました。
それでも、半袖での汗ばむ陽気になってきた東京で過ごしていると、今の時期に本当にベンチコートが必要なのか半信半疑な気持ちを抱きながら、昨日の朝はカメラや携帯用椅子や敷物や・・、ユース観戦用の大荷物のほかに真冬用のベンチコートを抱えて、汗をかきながら羽田に向かったというわけです。
きのうは、風に吹きつけられて寒くなったとはいえ、さすがにベンチコートを着込むほどにはなりませんでした。
でも今日は・・。
ほんとベンチコートがあってよかった。なかったら凍死したかもしれない。と思うほどの寒さでした。東雁来、おそるべし。

今日は小雨混じり
霧雨状の雨が降ったり止んだり。強風が吹き付ける東雁来でした。
大会フラッグの配置は昨日と変わっているような気がする。


入場
選手入場。
今日は白いセカンドユニですね。白いとなんだか見ている方は寒く感じますが、選手は関係ないのかな。
手袋着用から(さすがに黒タイツ組はない)、半袖ユニ着用の選手まで、個性いろいろです。

<前半のメンバー>

   11金子  9玉岡
     10古田
 13鈴木巧     8鶴野
     18明生
3松本 5上原 4熊澤 2打矢
     1曵地

昨日のスタメンと比べると、左サイドが清弥くんから巧くんに変わりましたがその他は同じです。
前半4分、その巧くんがナイスシュートを見せました。ドリブルで自分で中へ切れ込んでいき、積極的にシュートを打つ心意気はいいですね。そのシュートは相手GKがクリアして、こぼれてきたところを拾った怜大が右前へクロスをあげ、飛び込んできた鶴ちゃんのヘディングシュートは枠の右に逸れたため得点にはなりませんでしたが、一連のプレイが終わったあとチームメイトからも「巧、ナイスシュー!」と声がかかっていました。
前半6分、変態ドリブルでペナルティエリア内に入り込んでいったヒロが、相手選手と対峙したまま小さなステップで小刻みに相手にフェイントをしかけます。私たちのすぐ目の前でのプレーだったので、魅せる小技を堪能できて、眼福、眼福。
前半12分には、左からのCKをヒロが蹴り、ゴール前で怜大がヘディングで飛び込むシーンがありました。あまりにどんぴしゃなタイミングと位置取りだったので、当然ゴールが決まった!と思ったのに、なぜかボールはゴール内には入りませんでした。どうしてだったんだろう・・。私たちが見ていた角度からの錯覚かしら?
大体いい感じだけれどまだゴールがないなあと思いながら時計を見たら、前半15分になろうとしているところでした。
まだこれからか。そう思ったのですが、前半15分、相手にいい位置でFKを与えてしまってちょっとドキドキしました。何事もなく終わってよかったです。
前半17分、少し相手に攻め込まれて、うっちがとりあえず前に大きくクリアしたボールを相手GKが掴もうとしたところを、ヨングンが泥臭く追いかけます。
そういう迫力ある泥臭さがヨングンの持ち味だよねえと思いました。ヨングンが小洒落たスルーなどを見せたときよりも、泥臭く突っ込んでいくプレーをしたときの方が、ヨングンらしくてひゃあひゃあ喜んでしまう私は、ちょっと固定観念を持ちすぎですか?小洒落たプレーがヨングンらしくないとまでは言いませんけれども(笑)。
前半24分、明生のミドルシュートを相手GKがはじいたり、カネくんが相手密集地帯をリフティングしながら反転して抜けだそうとしたり(オフサイドのなったけれど)、見せ場はけっこうあるのだけれど、そろそろゴールが恋しいです。
前半29分に左からのCKでヒロが蹴ったボールを熊ちゃんがヘディングでゴール右上隅を狙う感じのシュート。ボールは惜しくもネットの上に乗ってしまいました。
全体的にはコンサが押し気味とはいえ、この強風ですからどこでどうなるか分かりません。アクシデントが怖いので早くゴールが欲しい。
そんな気持ちで見つめていたら、前半30分、相手のロングパスが風に乗って熊ちゃんがジャンプした頭の上を越し、裏へ抜けて左側から鋭いシュートを打たれました。曵地くんは動けなかったので枠内にいっていたら失点だっただろうと思いますが、右ポストをかすめる感じで枠外だったので助かりました。
前半32分にはコンサの連続攻撃になりました。巧くんのシュートを相手GKがジャンプした手の先で触ってコーナーに逃げ、右から左からCKを何度か繰り返します。もう1回、もう1回。守っている方は冷や冷やものだろうなあと思いますが、そんな中の1回がとうとう先制点になりました。
前半33分、右からのCKをヒロが蹴り、それを正面で熊ちゃんがどんぴしゃヘッド! 地面に叩きつけたボールは惜しくもバーに当たってはね返りましたが、それをすかさずヨングンが頭で押し込みました。(1-0)
待望の得点です。やったー。
ヨングンに劣らず熊ちゃんもチームメイトからバシバシ祝福されているのがおかしかったです。
その後も、カネくん、うっちー、明生、怜大、鶴、ヨングン、巧、ヒロとかが代わる代わる絡んで(ってこれ、CBの2人と曵地くん以外の全員じゃんw)、決まりそうで決まらない惜しいシーンがいっぱいありながらも、双方ゴールはないまま1-0で前半が終了しました。

プレイ中
(前半のプレイ中)

ハーフタイム
ハーフタイムのベンチのようす。
四方田監督がボードを示しながら選手に指示をしています。
ベンチコートを着込んでいる選手もいる一方、半袖ユニのままの選手もいて、そのままでいいの?と見ている方が寒くなります。

着込んでいる
当番校のボールボーイだってこの状態ですから。

後半は選手交代なく始まりました。

<後半のメンバー>

  9玉岡 11金子
    10古田
13巧       8鶴野
    6明生
3怜大 5拓郎 4熊澤 2打矢
    1曵地

後半立ち上がりの5分くらい、シュートは1、2本あったかもしれませんが得点の匂いを感じさせるようなのはまだありません。
後半6分に左サイドを怜大がえぐり、クロスをあげたのをクリアされて左CK。CKでヒロが蹴ったボールを拓郎くんがシュートしましたが、上にあがってしまってGKがキャッチしました。

パンツの色
近くでプレーする選手たちを見ていると、なんだかパンツの色とシャツの色が違っているような気がしました。
シャツの方が白くてパンツはそれと比べるとくすんでいるような・・。
他の選手もみんなそんな感じで。
もしかして、パンツは去年のを使い回しで今年シャツだけ新調したとかそういうことはありますか?

後半13分、FKでヒロが蹴ったボールに合わせ、熊ちゃんが体勢を低くして頭からゴールに飛び込みましたが、惜しくも合わず。
1点リードしているとはいえ、もう1点欲しいと欲深な思いで見ていたら、FWが選手交代のようです。
後半14分、カネくんに代えて1年生の14三上陽輔くんがイン。この局面で新人を出すとは監督もチャレンジャーだなあと思いましたが、三上くんはU-15から昇格した選手ですから、選手同士はもうよく知っている仲で心配ないんでしょうね。
春に波崎遠征を見にいったときの陽輔くんは、頼もしいところと、チャンスでなかなか決められないところの両方の姿を見せてくれましたので、今日はどんな感じだろうとワクワクします。
陽輔くんはそのままカネくんの位置に入って、陽輔くんとヨングンの2トップになりました。
後半16分ころ、うっちーが右サイドをフリーで抜け出し独走。そのままえぐってクロスを入れ、ヨングンが頭から飛び込みましたが届かず。惜しい。
後半19分、CKのときにゴール前にいる陽輔くんを見て、1年生なのに大きいなあと改めて感心します。
後半21分、怜大がひざか足首を痛めたようで、ピッチ外に運ばれました。しばらく様子を見ていましたが、どうやらそのまま交代になりそうです。大事ありませんように。
後半24分、鶴ちゃんと怜大に代えて、7清弥と27十川くんが入ります。
十川くんが怜大のいた左SBに、清弥がいったんは鶴ちゃんのいた右サイドに入りました。

でもその後しばらくして、気づいたら清弥くんと巧くんの位置が逆になっていました。


  14三上  9玉岡
     10古田
 7清弥       13巧
     18明生
27十川 5拓郎 4熊澤 2打矢
      1曵地

後半29分、追加点は途中出場の陽輔くんでした。(2-0)
誰が出したパスだっただろう、真ん中をきれいなグラウンダーのスルーパスが通って、それに合わせて陽輔くんがゴール前に飛び出し、ズバッと強めのシュートがネットに刺さりました。
やっぱりザ・ストライカーという印象の選手だわ、と思いました。
後半32分、ヨングンに変わってミツがイン。
ミツと陽輔くんの2トップです。
コンサは2点のリードになって少しリスクを犯せるようになったせいか、このころから、さっきまでと雰囲気が変わって攻めモードを強めたように感じました。

最終ラインの熊ちゃんと拓郎くんがほぼセンターライン上にいる感じで、そのうえ熊ちゃんも拓郎くんも機を見て前に飛び出していったりもして、登別大谷陣内に押し込んだ状態で攻めに行きます。得失点差をできるだけ稼ぎたいということかな。
後半38分、拓郎くんに代えて22松田恭司郎くんが入りました。
最終ラインはこんな感じ。

 27十川 4熊澤 22恭司郎 2打矢

プレイ中
(後半プレイ中)

けれどもそういう攻めモードは最後までは続かず、登別大谷がパワープレーで一か八かの攻撃をしかけてくるようになり、なんとかこのまま無失点で終われと思っていたロスタイム。
ロスタイム3分というのにまだ終わらないの?もう48分になっているよと思っていたら、登別大谷がセンターラインから少し前あたりでFKを得て、それをGKが蹴るという全員攻撃モード。風に乗ったボールはコンサ最終ラインの裏に入り込んだ登別大谷選手との競り合いになり、ああ、危ないと思う何度かのボールの蹴り合いの応酬の末、ボールはコンサゴールの中に入ってしまっていました。
あーあ。
ゴールが認められるのとほぼ同時に試合終了の笛も鳴るという、悔いの残る失点でした。

得点版
最後の最後に忙しくさせてごめんなさい。得点板係さん。

お疲れさまでした
でもまあ勝ち点3はしっかりとれたのでよかったです。
お疲れさまでした。


posted by あきっく |16:38 | ユース | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:プリンスリーグ第2節 登別大谷戦@札幌SAP人工芝

あきっくさん ご無沙汰しております。

まずは順当な滑り出しおめでとうございます。
勝って当然というプレッシャーと金星を狙う高体連チームとですから気が抜けませんね。
今年は旭川実業が手強そうです。そろそろコンサ旭川出身の子が活躍している時期なのでしょうか。
今年こそ、高円宮杯での北海道枠を「2」にして欲しいものです。
その可能性があるのは、やはりコンサドーレユースなのでしょうね。

posted by 追っかけタイ!| 2008-05-06 13:53

Re:プリンスリーグ第2節 登別大谷戦@札幌SAP人工芝

>追っかけタイ!さん
お久しぶりです。
お互い、プリンスのまっただ中ですねえ。
武南はこれまでのところちょっと苦戦しているのですか?
今後の快進撃に期待ですね。
今年の旭川実業は強そうです。
どことやってもドキドキするのは変わりませんが、1戦1戦を大事にして、サポは楽しみ、選手たちは成長していって欲しいと思っています。

posted by あきっく| 2008-05-06 22:22

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