2006年11月27日

鬼門・日立台も撃破

2006/11/26 16:00 第51節 柏戦@日立台
コンサ 3-2(0-1、3-1) 柏
コンサの得点者:相川、フッキ、元気
結果詳細はこちら→ コンサ公式  J'sGoalサマリー

しびれる試合でしたねえ。2点差をつけられたのにめげることなく、そこからあれよあれよと3ゴール。どれもきれいなゴールでした。
このところ朝起きるときにかなり冷え込んでいたし、外を見ると雨の心配もある曇り空。試合開始は午後4時だから終わるころには真っ暗だろう。寒くなりそうだな。
そう思って買ったばかりのグラウンドコートを着込んでいったら、さすがに暑かった。いや、たとえ寒くてもあのゴール裏なら暑かったかもしれないけど。


柏駅を出たらまず目につくのは試合告知の看板。



電車の中でばったり会ったのをはじめ、レイソルロードを歩くにつれて仲間とどんどん合流になるのはどうしてでしょう?待ち合わせしたわけでもないのに。


スタジアムに着くと、アウェイ側自由席の半分(バックスタンド側)が黄色い席になっていて、赤黒用エリアはせまっ!というか緩衝地帯広すぎ。そんなに必要?試合後にスタジアムの雰囲気が殺伐となりそうな予感がするわけ?(笑)
ともあれぎゅうぎゅうのゴール裏で先に着いていた仲間が確保しておいてくれた手すりに入れてもらい、ふうやれやれとスタジアムを見渡すと、正面の柏ゴール裏ばかりじゃなくメインもバックも手に手に黄色いボードを用意し、あたり一面が黄色くなるようです。
そんな空間の中で目を惹いたのはこれ。


スタジアムの照明灯なんですが、支柱にある日立のバナーが赤いんですよね。支柱の色と合わせて赤黒と言ってもよいし。
思わず「日立のコーポレートカラーって赤だっけ?」と思い起こしてみるけど覚えておらず。でもスタンドにあるHITACHIMaxellも赤い文字だわ。
変な話ちょっと、これは勝ったな。と思いましたね。これまでここでずっと勝てていないのも忘れて。

昇格争いのまっただ中でホーム最終戦で燃え上がる日立台の雰囲気。
その雰囲気に気圧されることなく、むしろ気持ちよく煽られるような感じでコンサは試合に入れたようでした。始まってすぐに「ああ、いい感じ!」と思います。出足がよいし、みんながやることを共有してしっかり役割を果たしている感じ。スナマコの惜しいシュートもありました。
そんな中で征也はちょっと厳しかったですね。
こないだ走り回った疲れがとれていなかったのか、足の状態がよくなかったのか、それとも単純にどうしてよいか分からなかったのか、位置取りが中途半端で攻撃にも守備にもうまく絡んでいけてませんでした。
攻撃ではクロスを2本くらいあげた程度かな? 守備では1対1で対応しようとしても交わされてしまうことが何度か続き、それで引き気味になってしまったのかもしれないけど、みんなで連動した守備の一員としてはあまり機能していないと言わざるを得ませんでした。欲目で見ても。本人も修行が必要と痛感したのではないでしょうか。ま、悔しい思いをして上手くなっていくのでしょうから、これからもがんばれ(←甘サポのひいき)。
前半で印象に残ったのは、私たちのすぐ前にいた西嶋のクレバーな守備でした。人に対して決して強いわけではないけれど、足元のボール扱いが巧いのと判断がいいのとで、ピンチをチャンスに変えるシーンを目の前で何度も見せてくれました。
ゲーム初めから両チームとも息せき切ってという表現が似合うほどにめまぐるしく走り回り、特に柏の選手たちの気合いというか気負いは激しいもので、思わず「動物のお医者さん」のシーザーみたいだなと思ってしまいましたよ。試合展開は攻守の切り替えが速く、一瞬も気が抜けない感じでしたが、次第にコンサ側に深く攻め込まれるシーンが増えてきて、そしてゴール裏から見て右側のスペースがぽっかり空き、フリーで進入されてクロスをあげられる・・・と思ったら、失点。
電光石火でゴール前に飛び込む防ぎようのないシュートでした。

後半もセットプレーから失点してしまってきついかなと思ったのですが、そのすぐ後にアイカーが1点を取り返してくれたことで雰囲気ががらっと変わりましたね。征也が足を痛めて金子と交代してから見た目にも明らかに中盤の守備が安定してパス回しができるようになったのは、見ていてとてもワクワクしつつも心の隅にちくっと痛みを感じてもいたのですけど、アイカーのゴールのころにはそんなの吹っ飛んじゃってました。正直、選手たちを鼓舞するはずのゴール裏が、アイカーのゴールで元気をもらったという感じでした。
それからはもう負ける気がせず、たぶんいつか逆転してくれるという期待感とともにゴール裏は高揚してほとんどトランス状態(笑)。
フッキのゴール、元気のゴールとまさしく狂喜乱舞でした。周りの人たちと跳ねて抱き合ってハイタッチしまくり。

そしてそして、フッキ! こないだは冷たいこと言ってごめん!!
やっぱりあなた、すごいや。
柏の選手たちがフッキのドリブルに翻弄され、コンサのパス回しに翻弄されるようすは、見ていて実に痛快でした。というか、柏の選手たちは後半かなり足が止まってしまったのかしらね。黄色い選手で詰まったエリアでもなぜかコンサのパスがぴしっぴしっと通って。不思議な感じがするほどでした。録画したのを後で見てみよう。

試合終了の笛でしーんと静まりかえる日立台。
私たちはふだんのアウェイよりちょっと早いタイミングでそそくさと、でも高らかに「好きです札幌」を歌い、ずーーっと勝てなかった日立台での初勝利を祝ったのでした。
歌い終わったあとコールリーダーが、早く帰ろう、レプリカを脱いで帰るようにと呼びかけて、私もレプリカは脱ぎましたが、このグラウンドコートの背中はどうすることもできません(爆)。
いや、別に、あからさまなコンササポだからといって嫌な目に遭うとかはまったくありませんでしたよ。

帰り道のレイソルロードで、号外が配られていました。



こういう号外は試合の後に毎回出るんですって。
駅までの道は両側のお店がずらりとレイソルの旗やカラーで飾られ、本当に「レイソルロード」という雰囲気です。
福住からドームまでの道や大谷地から厚別までの道もあんなふうになるといいのになあ。

いつもならここで「美味しいビールを飲むぞぉぉぉ」と祝勝会になだれこむところですが、悲しいかな私は、祝勝会へ繰り出す仲間たちと別れてまっすぐ帰宅。
まだ仕事が残っていたのです(涙)。
せっぱ詰まらないとできない自分の性格を恨んでみても、まさしく自業自得ですね、はい・・。


posted by あきっく |12:32 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(4) | トラックバック(0)

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Re:鬼門・日立台も撃破

「2点差からの逆転勝ち」について調べてみました。

 直近はやはりあの試合、2002シーズン最終戦、曽田さんのハットトリックで広島を道連れにした試合です。

 それで意外に思えたのが、「0-2からの逆転勝ち」
 私にとっては有史以前と言える1997シーズンまでさかのぼらないとありませんでした。
ところがそれが2試合あってともにフロンターレ戦、5月25日厚別と9月4日等々力、そして驚くことにどちらの試合もバルデスの3連発でスコアは4-3でした。

 そういう意味では、あきっくさんは歴史的とも言える試合に立ち会うことができたわけですね。

posted by 淡路島のコンサファン| 2006-11-28 20:39

似合ってたよん

グランドコート!

でも、脱いでも脱いでもコンサなのは
さすがあきっくさんっす
でも、祝勝会を断るあきっくさんは
ほんとにかわいそうなあきっくさんでしたっ

かくゆう私も
前日も当日の朝も少し二日酔い
それでも、飲み会に参加する私も
さすがですねェ~(笑)

posted by くまちゃん | 2006-11-28 21:15

Re:鬼門・日立台も撃破

コメントくださっていたのにお返事が遅くなってごめんなさい。
ようやく仕事もなんとかなりそうです。(・∀・)

>淡路島のコンサファンさん
アウェイでの2点差をひっくり返す試合も
Jリーグになってから初めてだったんですってね。
2点差をひっくり返された試合なら、
厚別での福岡戦とか降格した年のドームでのマリノス戦とか、
封印していた思い出がよみがえるんですけど・・。

貴重な体験をさせていただきました。
願わくば、こういう経験を経て選手もサポも「まだ逆転できるんだ」という強い気持ちを身につけていきたいですね。

>くまちゃん
いやあ、楽しかったねえ。
でもでも試合後は可哀相だったでしょ、私。
反省して、次からはこんな悲しいことのないよう
きちんと早めにやっておく・・・ようになれれば苦労はしないんだが・・・。

posted by あきっく| 2006-11-30 00:34

Re:鬼門・日立台も撃破

柏戦お疲れ様でいた。
わても行っておりました。

名前をクリックして、先頭の「アップ」の文字をクリックしてみて下さい。w

ではでは。

posted by えんしゅりん | 2006-12-04 00:54

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