2006年09月02日
2006 Jユース湘南戦@馬入
レポが遅くなってごめんなさい。途中まで書いたらトップの試合の始まる時刻になっちゃって、トップの試合が終わったらしばらく手につかなくなってしまって・・・。 やっぱり私もサポの端くれなんだわと実感しました。ははは。
Jユースサハラカップ グループリーグ 2006/9/2 12:30 馬入ふれあい公園サッカー場 コンサユース 2-0(1-0、1-0)0 湘南ユース (45分×2) 得点者:大西、大西 いいお天気でじりじり日が照って暑かったです。先週の白恋のメインスタンドよりも暑かったと思う。座ってても汗が流れてシャツがぐっしょりでしたもの。 今日の会場は初めて行ったところでした。 馬入ふれあい公園の中には天然芝のピッチが2面と人工芝のピッチが1面あるようでしたが、天然芝のは河川敷にあって、りっぱだったのは人工芝の方でした。 体育館「ひらつかアリーナ」の隣に位置し、フェンスと生垣に囲まれたこぎれいなサッカー場で、昔の小学校の建物のような風情のクラブハウスが隣接しています。 奥に見えるのが体育館。 観客はフェンスの中に入ってピッチ脇の土手から見ることができました。 選手が近いです。目の前です。
選手入場。 あら、あんなところからビデオ撮影ができるのね(笑)。
今日のメンバーは 13大西 9横野 10長沼 18能登 17鶴野 5大野 20熊澤 3谷川 15加藤大己 2安藤 21平加 (控え) 16岩田、7松本壮平、8門間、27玉岡、34古田 前半5分、まずピンチがありました。 湘南の選手にDFの裏に抜け出され、平加くんと1対1になるも、平加くんがシュートをしっかりとキャッチ! ああよかった~と胸をなでおろし、「5分、平加セーブ」とメモしていると、やおら隣でユースヲタ仲間のOさんが「大西!大西!」とコールを始めたではありませんか。 え?と顔をあげると湘南ゴールの中にボールが入っているし。 わーーゴール?! やったー。 中盤から出たパスを受けた洋平くんがループ気味にシュートをし、ゴール上にはずれるかな・・と思ってみていたら中に入ったのだそうです。 ピンチの後のチャンスをしっかりと決めたということですね。こりゃいい。 でもその前もその後も、押しこんでていたのはどちらかというと湘南。コンサはボールがあんまり落ち着かず、中盤でじっくり形を組み立てることができません。 11分にはDFラインの真ん中を破られ、どフリーの湘南FWがドリブルでゴールへ突き進んでいきます。ゴールとの間にいるのはGK平加くんだけ。 あああーーあぶなーい!と思って見つめていたら、湘南FWくんは慎重になりすぎたのかそのままどんどんゴールに近づいていき・・・ペナルティエリアの中に入ってもシュートを打たずそのままゴールライン割っちゃうぞーというところまでドリブルして進んでから、左の角度のないところからシュートを打ちました。が、平加くんがこれを足をあててクリアしました。助かった。というか、平加くんナイス! 13分にもあわや1点ものという決定機を作られてしまったけれど、最後のヘディングシュートのところで谷川くんがきっちりと体を寄せていたためシュートは枠外へ。難を逃れました。 コンサはあんまりチャンスを作れないなあと思ったけど、20分ころ、相手がDFへ戻した長いボールを諦めずに追っていった洋平くんがゴールラインに近いあたりで追いついて、湘南選手からボールを奪い右隅から鶴野くんにマイナスのパス。シュートまでは持っていけませんでしたけど、こういうがんばりは見ている方も元気にします。たぶん味方も元気にするでしょう。 前半23分に給水タイム。 再開後もコンサはどうも中盤でボールをつなげることができません。 いきおい後方から長いボールを出して、それを横野くんや洋平くんが相手と競り合ってキープしようとする展開になります。この暑さの中で前線の2人がへばらないか心配になります。走るだけじゃなく、ジャンプするのもだいぶ体力を使うものなのでしょう? でも控えには門間くんも玉岡くんもいますからね。大丈夫かな。2人もそういう思いで行けるところまで行こうと思っているのか、相手DFにプレスをかけ、こぼれ玉を拾いと、ずいぶん運動量多く走り回っていました。 前半も終盤になると、ちょっといい形ができ始めます。 33分ころ、いい感じのスルーパスが出てそれに鶴野くんが飛び出しました。オフサイドにはなりましたけど、おお、久々にいいんじゃない?と思うシーンでした。 36分には湘南の選手にドリブルでペナルティエリア内まで持ち込まれましたが、大己くんがしゅぱっとスライディングタックルでボールをさらい、それを自分で拾ってコンサボールにします。素敵。こういうの助かるよね。 40分すぎからは、右サイドで安藤くんと鶴野くんがワンツーしながらあがっているのが多く見られるようになります。あの右サイドの連携はワクワクしますねえ。 44分には大野くんのスルーパスに横野くんが反応、シュートしますが惜しくもバー上。 コンサのいいシーンが増えてきたところで前半ももう終わりそうです。 最後は平加くんが菅野ばりに時間を使って無事無失点のまま前半終了。 (あ、でも平加くんの時間の使い方は、ころころ倒れたり痛がったりするようなそんなあざとい方法じゃないですからね。まっとうな時間稼ぎですからw)
メンバー交代はなく、後半が始まります。 やっぱり互いにボールが落ち着かない。 前半ちょっといい感じになりそうかなと思ったけれど、そう簡単にはいかないようです。 でもよく見たら、後ろから長いボールを横野くんや洋平くんに向けて単純に蹴っているというわけでもないんですね。後半5分ころに熊ちゃんから横野くんの頭をねらったアーリークロスなどは、合えば絶好機という意図が見えるもので(惜しくも合わなかったけど)、熊ちゃんはミスも多いけど(爆)こういうトライを繰り返しているんだー、と改めて感心しました。 後半6分には、洋平くんがセンターラインを少し越えたあたりの地点からDFの裏に抜け出して、ドリブルでゴールに向かいます。湘南GKが前に突進してきて、洋平くんの放ったシュートをパンチングで防ぎますが、それを拾った横野くんが遠くからGKの頭上を越すループシュート。もうちょっとだったのですがバーを越えてしまいました。 こうやって挙げているのはコンサのチャンスになったシーンですが、もちろんそれなりに危ないシーンもあるのですよ。でもなんだかここにきて各選手の1対1の攻防で粘りが見えるような感じになってきました。 ボールを持っている相手選手にがんばってつっかかっていって粘ってボールを奪う、体勢を崩しそうになってもなんとか足を伸ばして味方につなごうとする、行く手を阻まれそうになってもがんばって粘って突破する、などができる頻度が増え、中盤で組み立てができるようになってきました。それまで目立っていた安藤・鶴野ラインのあがりだけではなく、大野くんや恭平や能登くんからスルーパスやクロスが出るようになります。けっこうこれが効いているだな。なかなか枠内へのシュートまではいかないにしても。 後半23分に、再び給水。相変わらず暑いです。 後半も半分を過ぎると、見てる方としてはそろそろ残り時間が気になります。リードは1点だけだからできれば追加点をと望む気持ちと、とにかく無失点で守りきれば勝てるという思いと。 選手のプレイからも「失点は絶対にしない」という強い意思を感じます。 後半25分、相手選手と激しく交錯した形になった能登くんにイエローが出ました。でも危険の芽を摘むためにやむを得なかったな。 後半28分、スローインをしようとしていた安藤くんにイエローカードが出ました。どうやら遅延行為とされたようです。そんなに時間かけてたかしら? そういえば湘南GKは、コンサのGKやスローインになるたびにやたら「ハリー!」「ハリー!」と叫んでいました。 双方ぎりぎりのバランスで拮抗した攻防だから、2枚目のカードをもらって退場なんてなったらかなり痛いでしょう。遅延って思われないように気をつけてねと祈るような気持ちです。 後半31分、湘南FKの場面で、壁の準備も整わずコンサの選手もボールから十分離れていない段階で、素早いFKからゴール前にボールが入れられ、拾った湘南選手がシュート、それを平加くんがなんとかクリア!CKへ逃れるというシーンがありました。ひゃー危なかった。平加くんナイス! そのCKから再び湘南のシュートになり、平加くんがそれはそれは美しい横っ飛びで手に当て、ゴールライン外に弾きました。平加くんかっこいい。(実はそのシュートは触らなくても枠を逸れて飛んでいたのは内緒だ。) 後半33分、待望の追加点が生まれます。 中盤の恭平から湘南DFの間を抜く狙い澄ましたスルーパスが出され、オフサイドギリギリのタイミングでそのDFの間から抜け出した洋平くんがきっちりと決めました。パスのタイミングといいコースといい、GKとの1vs1を冷静に決めたシュートといい、どちらもお見事でした。 後半35分、もしかして洋平くんにイエローが出されたかも・・です。審判がカードを掲げたのは洋平くんに向けてだったように見えたのですが、ファウル自体は湘南のファウルでコンサのFKになったんですよね。湘南のペナルティエリアのすぐ前あたりで湘南のファウルがあり、審判が笛を吹いたのにプレイを続けて洋平くんがシュート気味にボールを蹴りましたので、それでカードになったのかな?と思いました。でももしかすると湘南の選手に出たのかもしれず、自信がありません。公式記録で出るといいのですけど。リーグ戦なのでカードの累積も気になるところです。 後半39分、もう足元へろへろになっていた洋平くんに代えて、玉岡くんが入ります。生きのよいところを見せて、走り回ってかき回すんだよ。なんだったら点をとっちゃってもいいからね。と思って見ている期待どおりに走り回るヨングン。後半42分ころには、左サイドを少しあがってきた熊ちゃんから、タッチラインに沿いに少し内側に巻いて入る感じのロングフィードが出され、それがヨングンにぴったり合ってヨングンがゴール前に持ち込むという、1年生コンビの素敵なシーンがありました。 ロスタイムに入り、「2点差あるから大丈夫かな」とドキドキしながら時計とピッチを交互に見つめる中、最後の湘南のCKをクリアした場面で試合終了の笛が鳴りました。 勝った!暑いなか最後までよくがんばりました。 正直に言うと、湘南ユースは関東プリンスで2位だというし、大宮には5-0で勝ったというし、先週白恋でコンサvs大宮の試合を見た感じでは湘南に勝つのは難しいだろうと思っていました。 それがこんな結果になるとは。 ごめんね、みんな。 今日はみんなが粘り強くがんばって1対1で負けないプレイができていたことが良かったと思います。 Jユースの次の試合は10/15(日)のホームでの湘南戦ですね。 しばらく間があくけど、それまでにまた練習を積んで次もまた勝ってしまいましょう。(湘南はその間に高円宮杯があるわけだな・・・。)
帰りの平塚駅ホームではキングベルの看板がありました。 コンサの試合の告知もあります。 (でもホーリーホック”ス”は余計だと思うぞ。) 3週間後にまた来るからねー。 そのころはもうこんなに暑くなきゃいいなあ。
posted by あきっく |23:54 | ユース | コメント(5) | トラックバック(0)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/akik/tb_ping/122
この記事に対するコメント一覧
Re:2006 Jユース湘南戦@馬入
あきっくさん、暑い中ご苦労様でした。レポートは本
当に詳しく、楽しく、試合を実際見ているような気に
なります。これからもよろしくお願いします。
posted by KAZU| 2006-09-03 06:01
Re:2006 Jユース湘南戦@馬入
詳細なレポありがとうございました。
平加くん、ナイスセーブの連発だったんですね。みんなの粘りと集中力の勝利か~!と嬉しく拝見しました。
10月の試合が今から楽しみです。
posted by s子| 2006-09-03 16:21
Re:2006 Jユース湘南戦@馬入
>KAZUさん、s子さん
肝心なところは見てなかったりする、主観入りまくりのレポですけどね(笑)。
楽しんでもらえたならよかったです。
次の試合のある10月が待ち遠しいですね。
高円宮杯があれば・・(って、言っても詮無いことを。)
posted by あきっく| 2006-09-03 19:01
遅いコメントすいません。
あきっくさん、こんにちは。
札幌が湘南を破ったと聞いて試合内容が非常に気になっていたので詳細レポ助かります。
やはり、湘南に走り負けなかったのが勝因みたいですね。
よくぞ、あの快速FWと猪狩を止めてくれました。
札幌0-1大宮
大宮0-5湘南
の試合の後だっただけに私も敗戦を覚悟しておりました。
湘南は関東プリンス2位ですが、大宮は埼玉でも関東プリンスに昇格できないチームです。(浦和、浦和東、武南)
ユースサッカーは分らないものですね。
posted by 追っかけタイ!| 2006-09-20 14:00
Re:2006 Jユース湘南戦@馬入
>追っかけタイ!さん
私はどうしてもボールを追いかけて見てしまって
ボールのないところの選手の動きや相手チームの選手のことまで見る余裕がないものですから
雰囲気だけのレポでごめんなさいね。
相手チームのこともこれじゃほとんど分かりませんよね。(汗)
>ユースサッカーは分からないもの
ほんと、これは実感します。
またよろしくお願いします。
posted by あきっく| 2006-09-21 02:00