2010年12月25日
【高円宮杯U-15】2回戦 札幌U-15vs横浜FマリノスJrユース@堺NTC
高円宮杯第22回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会
2010/12/23(木祝)13:20 @堺市立ナショナルトレーニングセンター 天然芝 S5 2回戦 コンサドーレ札幌U-15 1-1(1-0、0-1、0-0、0-0)PK3-5 横浜F・マリノスジュニアユース (40分×2+延10分×2) 得点者:國分将(前半17分)、深澤知也(横・後半19分) 試合公式記録は →こちら ひぐまさん撮影の試合ダイジェストは →こちら 堺NTCは初めて行きましたが、J村を近代的にしたような雰囲気でした。 クラブハウスの脇に大会看板が立てられていました。
クラブハウスにはショップも入って、りっぱな施設です。 会場の案内図もありました。 天然芝のメインスタジアムのほか、天然芝のピッチが4面、人工芝のピッチが8面。他に陸上トラック付きのグラウンドが1面と、多目的広場みたいのもあります。 駐車場もあるし、広い広い敷地は入口を入ったからといってすぐに会場に着くと甘く見てはいけない広さです。 コンサ札幌U-15の2回戦は天然芝ピッチで13:20からですが、同じピッチでその前にSSSの2回戦(vs宇治FC)もあるので、SSSも見るのを楽しみにして出かけました。 でもバスの本数と敷地の広さを甘くみていて(?)着いたらすでにキックオフしていたのですけれど。 コンササポがいるあたりに行こうとグラウンドの脇を通りながらピッチのようすを見ていたら、ちょうどSSSが失点するところでした。あら、がんばれ。 というわけで、着いたときにはこういう状況です。 まだ始まったばかり。がんばって。 大会幕はゴールの後ろ側に張ってありました。 対戦相手の宇治FCは京都のチームです。 さすが近いだけあって大勢の選手たちが応援に来ていました。 SSSは終盤に足がとまったのか集中がきれちゃったのか、続けて失点してしまいましたけど 点差ほどの実力差はなかったように思います。 宇治FCはよいチームでしたね。
続いてコンサ札幌U-15の試合が始まります。 対戦相手はマリノスのJrユースのうち、みなとみらいを活動拠点とするいわゆる「本体」の方です。マリノスのJrユースは横須に近い「追浜(おっぱま)」にもあって、最近は大会の成績でもトップへの人材供給でも追浜の方が実績をあげてきているそうですが。 ネット越しの観戦なので、ちょっと見にくいですね。距離は近いのですが。 右方向の視界はこんな感じ。 タッチライン近くやコーナーフラッグのあたりは心眼で見る必要がありそうです。 選手入場 の続き 横一列に整列して まずはベンチのある側(メイン扱い?)に挨拶をして 互いに握手をして挨拶します。 コイントスに臨むキャプテン・ヒロくん。 輪になって円陣を組むところ マリノスの円陣 手を叩きながら「赤黒の勇者」を歌っています。 ベンチメンバーも一緒に歌って。小声でしたけど。 歌い終わったら肩を組んで 行くぞ!って。 マリノスのキックオフで前半開始です。 <前半開始時のメンバー> 7蒲生幹 9國分将 14安達壮太 8岡田洋平 10前寛之(C) 5田代薫彦 4井端純ノ輔 22濱口魁 3内山裕貴 20倉持卓史 1輪島稜 立ち上がりは双方主導権争いという感じでどっちともいえないペースでした。ややマリノスが攻勢かなという気もしましたけれど。 前半17分、最初は薫彦くんが相手ボールをぐいっとカットしたところから始まったんじゃなかったかな、コンサのボールになって、壮太くんが左サイドからぐんぐんドリブルで持ち上がってミドルシュート。相手選手に当たったボールがちょうど将(まさし)くんのところへこぼれて、将くんがすかさずシュート。きれいにゴールネットに吸い込まれました。(1-0) コンサが先制です! (先制ゴールが決まって) (みんな駆け寄ってきて) (喜んでいます) 先制して気分が楽になり、ノったのか、前半21分あたりの時間帯はとてもいい感じでした。落ち着いてボールを回せるようになり、キープしたり相手をかわしたりのタイミングとか、CBが相手ボールをインターセプトしに飛び出してくるところとか。みんなうまいわ!と嬉しくなります。 後から振り返ると、このあたりのコンサの時間帯に追加点が挙げられていれば・・と思ってしまいます。 別の大会?練習??か何かで来ていたサッカーチームの少年たちが、コンササポに混じって一緒に応援してくれてました。 前半30分を過ぎたころになると、マリノスがピッチを支配している感じで、コンサは苦しくなります。コンサはボールがおさまらず、すぐにマリノスにボールを奪い返される感じ。相手のシュートがはずれてくれて助かるとか、ヒヤヒヤな時間帯が続きました。 でもなんとかリードを守ったまま、前半40分、前半終了となりました。 とりあえず前半終了 コンサのキックオフで後半開始です。 後半、コンサの選手交代はありませんでした。 フォーメーションも同じかな。 <後半のメンバー> 7蒲生幹 9國分将 14安達壮太 8岡田洋平 5田代薫彦 10前寛之(C) 4井端純ノ輔 22濱口魁 3内山裕貴 20倉持卓史 1輪島稜 後半はのっけからピンチでした。 後半3分、最終ラインの裏をとられ、稜くんと1vs1になりそうになってあぶねー! 最後はサイドネットで助かりました。 後半4分、マリノスに何度もシュートされそうになり、からくも守ります。 後半10分を過ぎてもまだまだマリノスペースで、コンサはどした??と言いたくなるほど押されっぱなしです。 後半14分には、やられた!と思うような決定的なピンチを稜くんがナイスセーブ。こぼれたところを拾われて打たれたのを、再び稜くんが押さえて、思わずほうぅぅっと深い息をつきました。稜くんありがとう。 後半17分あたり、そろそろ盛り返して~と思いつつ見ていたら、洋平くんから幹くんへ、わくわくするパスが通りました。幹くんがボールを受けてゴールへ向かいます。けれど寄せてきた相手選手を振り切ろうとしたときに引っ張ってしまったとの判定らしく、最後は幹くんのファウルになってしまいました。でもいいよ、いいよ。この調子。がんばれ~。 だけど後半19分にとうとう失点してしまいました。(1-1) むー。これだけマリノスペースだったら仕方ないかなとも思いました。 後半21分、薫彦くんに代わって快晴くんが入ります。 快晴くんと将くんの2トップで、幹くんがボランチになりました。 13住吉快晴 9國分将 14安達壮太 8岡田洋平 10前寛之 7蒲生幹 4井端純ノ輔 22濱口魁 3内山裕貴 20倉持卓史 1輪島稜 前線にフレッシュな快晴くんが入ってひっかきまわそうという作戦だろうと思いました。 後半26分、コンサの久しぶりのシュートは将くん。いいねー。 ところが後半28分、快晴くんがなんだか脚を気にして引きずっています。動けない感じ? あらら、入ったばかりなのにかわいそうに。 やっぱりプレーは難しいようで、後半30分、快晴くんに代わって葛西恭平くんが入りました。 恭平くんは左SBに入り、純ノ輔くんと壮太くんが1枚ずつ前にあがりました。 14安達壮太 9國分将 4井端純ノ輔 8岡田洋平 10前寛之 7蒲生幹 17葛西恭平 22濱口魁 3内山裕貴 20倉持卓史 1輪島稜 相変わらずマリノスペースは続いていたのですが、後半35分ころ、ようやくコンサもピッチを広く使えるようになってきたかな、少し盛り返してきたかな、という雰囲気になりました。 (試合中のワンシーン。本文とは関係ありません。) そこから後半終了までの10分強は、双方とも必死の攻防になりました。 どちらも疲れて足がとまりがちながら、最後の力を振り絞って捨て身の攻撃に出ている感じになっています。どっちのCBも落ち着いてしっかり守っていて決定的なところまでいかせません。 (ロスタイムは2分ですって) ロスタイムに入った後半42分、ハーフウェイラインを少し越えたあたりで洋平くんが相手とヘディングで競り合い、がちっと頭がぶつかった感じで相手のファウルになりました。いたそー。気の毒~。でもチャンス。 後半42分、ゴールまで25メートルくらいの正面で、コンサのFKです。蹴るのは寛之くん。 寛之くんが蹴ったボールはバーをかすめるようにしてゴールを越えていってしまいました。惜しかった。 というわけで後半42分、1-1で決着がつかないまま後半が終了し、10分ハーフの延長戦に入ることになりました。 延長前半開始時の円陣 マリノスのキックオフで延長前半開始 <延長前半開始時のメンバー> 9國分将 14安達壮太 4井端純ノ輔 8岡田洋平 7蒲生幹 10前寛之 17葛西恭平 22濱口魁 3内山裕貴 20倉持卓史 1輪島稜 延長前半2分、壮太くんがゴール右側からフリーで抜け出そうになり、チャンス!!と思いましたが相手DFに対応されてしまいました。 延長前半3分、幹くんが後ろに戻したバックパスのスピードが緩くなってを相手FWに拾われ、ピンチになりました。シュートがバーの上で助かりました。 延長前半6分、マリノスのパスがすいすいつながってコンサゴール前まで運ばれてしまいましたが、オフサイドになって助かりました。 延長前半8分、いい感じのコンサの攻め。あと少し! がんばれ! 延長前半はどちらにもゴールはなく、1-1のまま延長後半にはいります。 延長の前後半はエンドを替えるだけですからそのままかなと思ったら、やっぱり円陣を組むようです。 そしてすぐにキックオフの笛を待ちます でもマリノスも円陣を組むんだって。 そしてようやくキックオフ 延長後半3分、洋平くんが右サイドをドリブルでかけあがり、ペナルティエリア内まで持ち込みました。相手GKが飛び出してきて、シュートしようとする洋平くんともつれます。洋平くんは体勢を崩しながらもシュートしようとがんばりましたが、最後はGKがボールを押さえ込んでしまいました。残念。 (こういう状況です。) 延長後半5分、魁くんが粘り強くよく守りました。 延長後半はなかなかよい感じで進んでいます。なんとか勝ち越したいなあ。 延長後半8分、ハーフウェイラインあたりからのコンサのFK。途中頭で落としてそこから攻め込みたいところでしたが、シュートは打てませんでした。 延長後半9分、寛之くんから壮太への素敵パス。壮太くんがそれをゴール前ファーにいた将くんに向けてクロスをあげたのですが、大きくなってゴールラインを割ってしまいました。 延長後半10分、マリノスのCKを守りきって、PK戦に突入となりました。 これからPK戦に入ります 監督が選手たちに話をしています。 PK戦はマリノスの先攻で まずはコンサGKの輪島稜くんが守備につきました。 マリノスは21、18、20、12、5の順に蹴ります。20田中くんのときは稜くんの飛んだ方向と合っていて、あと少しで手が届きそうだったんですけどね。惜しかったです。 コンサは最初がキャプテン寛之くん。次が幹くん。どちらも決まりました。 並んで見守ります。 マリノスの3人目も決めて、次はコンサの洋平くんです。洋平くんはゴール上方を狙うという勇気あるキックをしたのですが、惜しくもバーに当たってしまいました。 でも大丈夫だから!!とみんなから声がかかります。 マリノスの4人目が決めて、コンサも卓史くんが決めたのですが、マリノスの5人目も決めたところで試合終了となってしまいました。 残念でした。PK戦は時の運だから仕方ありません。 コンサはいい時間帯のときに点をとりきる力が足りなかったのでしょう。劣勢のときによく守りきったと思いますけれど。 お疲れさまでした。 コンサ札幌U-15の高円宮杯はこれで終了し、このチームもこれで終わりになるのかな。選手の進路はいろいろでしょうが、この経験を胸に、これからもサッカーを楽しんで、がんばってね。
posted by あきっく |07:47 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)
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