2006年08月09日
オシム・ジャパン スタート
サポ仲間の友人から「トリニダード・トバゴ戦のチケット、バラで1枚余ってるんだけど、要る?」と聞かれて即座に「欲しい!!」と答えたのは、ちょうど興味をもってチケット販売状況を調べた直後だったから。 ここ数年、代表の試合は日程もろくに把握しておらず、テレビ観戦すらほとんどしていなかったのに、国立での試合があるなら行ってみようかなと遅まきながら思うようになったのは、「オシムはJ1だけでなく、J2とJFLの得点王も招集するつもりらしい」という記事を見たからなのです。 まあでも初戦から呼ぶようなことはないだろうなあと思いつつも、もしも新居が青いユニを着る(や、今でも青(とピンク)のユニは着てるけど。)なら、見逃せないぞという気持ちになりましてね。チケット販売状況を調べたら、とっくに完売だというじゃありませんか。仕方ないか・・と思ったところでしたので、友人の話は渡りに船でした。 予想どおり(?)やっぱり新居はメンバーには入りませんでしたが、でも山瀬が追加招集で呼ばれましたので、私としてはうれしさ満開。弾む気持ちで見に行きました。 それにしても新居が呼ばれるかも・・・と期待にドキドキし、山瀬の招集に心躍らせ、その割に今ちゃんの招集に無感動な私は、コンササポの中では少数派でしょうね(笑)。
(蛇足ながら追加すると、今ちゃんの選手としての素晴らしさは評価しているし、もちろん今でも好きですよ。味方にいるとこれほど心強い選手はいないと思っている。代表に呼ばれるのも当然。それでも「無感動」と言ったのは、今ちゃんは私にとって好きだけどいわゆるいい人で、ドキドキする好きとはまた違うということなのです。)
地下鉄外苑前駅は、改札口を出たところからすでにすごい人混み。地上出口に上る階段にも人がみっちりと詰まっていて、ノロノロとしか進みません。 「さすが国立でチケット完売だけあるなあ」と感心していたら、神宮球場でヤクルト-巨人戦もあったのですね。神宮球場を過ぎたところで人はかなり減りました(笑)。 沿道のお店はこぞって軒先でお弁当やおつまみなどの食べ物や飲み物を売っています。「場内で買うより安いよ~」と道行く人に声をかけています。 ふと見ると あ、サッポロビール。 今日の試合は「キリンチャレンジカップ」ですから、会場内のビールは全部キリンでしょう。ならここで買っていこうかなと思い、「ビールと焼きそばください。」 この選択は正解でした。中に入ると売店はすごい列でしたので、ひょっとすると試合終了までおなかをすかせたままになったかもしれません。 実は私、A代表の試合を見に行くのは多分初めてだろうと思います。 オリンピック代表、U-19とかU-20とかの世代別代表、なでしこ代表戦は見たことがあるんですけどね。 けっこうみんなレプリカや応援Tシャツを着ているもんだなあと感心しつつ門まで進むと、門の前で待ち合わせをしているらしき人の中に、あ、レッズのユニだ。 今日の試合はスタメン11人中6人(山瀬も入れると6.5人?)がレッズの選手ですから、レッズサポが”おだつ”気持ちは分かりますが、でもその色はまさに相手チームの色じゃないかい?(笑) 君が代を歌って、試合が始まります。 以前、アルゼンチンでのワールドユースなどを夢中になって見ていたころのなじみの選手がたくさんいて、なんだかフル代表とは思えないほどの親近感。素直に応援できる幸福感で胸がいっぱいになります。 山瀬は、前線から後ろまで運動量豊富に駆け回り、ときには鋭い飛び出しを見せ、気が利いたパスも出していて、あの懐かしい山瀬のままでした。しばらくちゃんと見ていませんでしたけど、手術して腰もよくなったようですね。 見つめながら嬉しさで思わず口元が緩みます。 ベンチから出て選手に指示を出している人がいる。通訳が一緒じゃないし、オシムさんじゃないよね・・? 誰だろ?と双眼鏡で見たら、大熊さんじゃありませんか。代表のコーチになっていたのですね。なんか笑っちゃうような光景でした。これも懐かしさなのかしら。 オシムさんは前日の会見では負けて課題が見つかるのも有益。みたいなことを話していたようですが、ともあれ勝つのは気分がよいものではあります。 ただ、後半は途中からなんかだれだれになってしまってましたよね。退屈な気分になったのは、山瀬が引っ込んだからだけじゃないと思います。急造チームだから連携でミスが出るのは仕方ないか。そういえば前半はレッズの選手ばかりだったもんなあ。とちょっと皮肉っぽく意地悪を言いたい気分になったのは、赤いチームが3バックの裏のサイドのスペースを使われることが目について心が痛んだから・・・かしら。もしかして。 ともあれ、我らが代表チームをこれから応援していこうと改めて思える、素敵な夜になりました。 これに加えて今後カズや智樹や謙伍や征也がメンバーに加わったら・・。なんて幸せでしょうね。 (小林大悟が途中交代で出てきて「大悟!大悟!」コールが起こったとき、「ダイゴと言えば大伍だろう。」と思ったのは私だけでないはず。)
今日の試合のプログラム(有料)と、入場口で配られた扇子(無料)。 プログラムの売り子の口上は「オシムジャパン初戦の記念にいかがですかー?」でした。
posted by あきっく |23:37 | コンサ以外のサッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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