スポンサーリンク

2006年07月30日

2006 クラセンU-18 2日目

グループリーグ第2戦 vsヴィッセル神戸ユース
2006/7/30 13:00 Jヴィレッジ・ピッチ5
コンサ 0-3 神戸(0-1、0-2) 40分×2
 (ベンチ入り18名、交代は4名まで)
公式記録 →PDFファイル

試合が始まる前には霧雨がちょっと降ったり止んだりでしたが、試合が始まるころにはあがりました。気温は涼しく、というより、ちょっと風が吹くと半袖では肌寒いほど。例年と比べるとコンサには運のよい天候です。
きのう負傷退場した門間くんはベンチ入りせず、今日は安藤くんがメンバーに入っています。
スタメンは、きのう2トップが横野くんと大西くんだったのが今日は大西、玉岡の2トップになっている以外は、昨日と同じです。きのうの後半と同様の4バックで始まるようです。

20060731-00.JPG


スタメン

  玉岡 大西
岡      鶴野
  長沼 大野
福田 廣中 谷川 熊澤
   塚本

ピッチ上はJ村名物とも言える強めの風が吹いており、コンサは前半風上になるエンドを選んだようです。神戸ボールでキックオフ。
試合が始まってからは日が照ってきて、雨の心配はなさそうでしたが若干気温が上がってきました。それでも暑いというほどはないです。


前半に風上から風下に向かって攻めるエンドを選んだということは、風の勢いを利用して前半のうちに先制点を奪おうという作戦・・と思ったのですが、思惑と違って(?)なかなかコンサが攻める展開になりません。今日も昨日と同様、相手が強いというよりは、コンサが「おーい、寝てんのか?」(byいつぞやの監督)と言いたくなるようなぼんやりした展開。どうしたのでしょう? 動き出し、ボールを持ったとき・持っていないときの判断、動くスピード、すべてが少しずつ遅いような気がします。
でも前半20分をすぎたころからようやくコンサのパスがつながるシーンが見られるようになってきて、前半29分ころ、大西くんがシュート! これがコンサの初シュートだったと思います。

20060731-01.JPG
(手前のネットがぼんやり写り込んでいますが
 心の中でカットしてください。(汗)


けれど前半31分に失点してしまいます。
失点シーンはちょっとお間抜けでした。
バックパスを受けた廣中くんが最終ラインでボールをキープして出しどころを探していたところ、ボールをかっさらわれ、決められてしまったのです。
でもこれは明らかな「ミス」。崩されてやられたわけではありません。
廣中くんはこれまでずいぶん助けられたシーンも多かったのですから、気にしないで、みんなで助け合って、なんとか盛り返し、取り返して欲しいと思いつつ見守っていました。
選手もたぶん同じように思っていたのでしょう。気落ちした様子もなくプレーを続けています。前半36分には、鶴野くんのミドルシュートがバーを叩く惜しいシーンがありました。でも前半シュートまで行けたのは、大西くんのと鶴野くんのその2本だけでしたね。

前半は0-1で終わりました。


後半開始から、大西くんに代わって横野くんが入ります。
大西くんの位置に横野くんが入って玉岡・横野の2トップになっただけで、他の布陣はそのままです。


  横野  玉岡
岡         鶴野
   長沼 大野
福田 廣中 谷川 熊澤
     塚本

前半風上のエンドであの惨状(失礼)だったものだから、後半風下になったらいったんどうなるのだろう?と心配だったのですが、後半が始まってみるとなかなかよい感じです。パスをつなげて攻撃ができるようになってきました。
向かい風はあんまり苦にしていないように見えます。
サポから遠いあちら側でプレーする時間帯が増え、近くに来るよりは見づらいけどいいよいいよー。ここで早いうちに1点を返せるとよかったんですけどね。
でも次のゴールは意外な形で神戸に生まれました。
札幌の攻勢を止めようとだんだんとファールが増えてきていた神戸でしたが、後半23分、神戸DFのクリアボール(インターセプトしたボール?)が前線へ放り込まれ、それを拾ってキープしようとする神戸FWとコンサ守備陣の攻防になりました。神戸の選手が露骨に廣中くんかな?谷川くんかな?のユニを引っ張り、その反動で両者前につんのめってバランスを崩す形になり、明らかに反則でしょとみんな思ったと思います。そこで動きが止まってしまいました。ところが審判はファールをとらず、思い直したようにその神戸FWがコンサDF陣とGKの間に止まっていたボールを拾って、塚本くんとの1対1に持ち込み、シュート。
ゴールが認められ0-2となりました。
「セルフジャッジはだめだよぅ~」とは思いながらも、でも止まってしまった選手の気持ちも分かります。
ちょっとがっくりきたけど、攻勢だったから、これからこれから。
ここで監督は、熊澤くん、大野くんに代えて安藤くんと能登くんを入れる2枚替え。
廣中くんが前線にあがって、またもや廣中大作戦になりました。

  玉岡  廣中  横野
能登  岡  長沼  鶴野
  福田  谷川  安藤
      塚本

廣中くんは前線から中盤まで走り回ってボールを拾い、なんとか攻撃につなげようと奮闘します。他の選手も一人ひとりが、相手がボールを持っているときは少しでも自由にさせないように、攻撃を遅らせるように、ボールを奪えるように粘り強くがんばり、自分がボールを持ったときは囲まれてもなんとかしよう、たとえ無理な体勢になっても足を伸ばしてなんとかキープし、味方に渡そうとします。
そう!そう! こういうプレーが見たかったのよ。
(もっと早く、最初からこうできればいいのに・・・。というのはJ村では毎年思うこと。)

でも、前がかりになってラインを上げているところに長いボールを入れられて、CKに逃げる結果になり、後半33分、そのCKからゴール前中央でヘディングでズドンと決められてしまいました。きれいなゴールでした。これで0-3です。
それでも諦めずに最後までがんばったんですけどね。
岡くんの気迫もかなりのもので、何度か相手選手に激しくこられました。神戸選手に出たこの日3枚目のイエローカードと、8番くんが退場になった一発レッドのカードは、どちらも岡くんを倒したことによるものです。
終了間際に退場が出て神戸選手が一人少なくなりましたけれど、人数が有利になるほどには残り時間がありませんでした。
そのままスコアは動かず、0-3で終了となりました。

20060731-02.JPG
(「もの凄い強風」というほどではありませんでしたが、試合中に本部席のテントが倒壊しましたw)



点差はともかく、サポの見る印象としては、昨日の試合よりはやりたいことができていた時間帯もあって、昨日よりは楽しい試合でした。
2敗してしまったので決勝トーナメント進出はなくなりましたが、残り1試合はぜひ勝って、一矢報いて欲しいです。

  • 試合終了間際に、コンサベンチ前で審判とコンサスタッフが集まってなにやらやっていると思ったら、チーフマネージャーの斎藤さん(育成普及部のブログも書いている方)が首から下げたスタッフパスをはずし、ベンチからピッチ外に出て行くじゃありませんか。退場になったんだろうか?審判に何か言ったんだろうか?と思いながらも確信もないし、公式記録にも載っていない(警告・退場の欄を見ていました)しと思ってここに書くのを控えていましたが、公式記録をよく見たら欄外に書いてあるではありませんか! なのでここでもバラしちゃいます(笑)。退席は褒められたことではないのでしょうが、でもそういう熱い斎藤さん、素敵です(笑)。

休息日を一日はさんで、グループリーグ第3戦は8月1日(火)10:30から、名古屋グランパスエイトU18と対戦します。


(おまけ)

20060731-03.JPG
駅に貼ってあった大会告知ポスター。U-18大会、U-15大会の共用ですね。

(さらにどうでもいいおまけ)
帰りに乗った特急スーパーひたちが取手駅手前で信号停止しました。
柏駅と南柏駅の間で架線に異常がみつかり(電線から火花がでていたそうです)、点検中とのことでした。30分以上そのまま停まっていたけれど、柏駅と松戸駅の間で架線が切断されて垂れ下がっており、復旧にはかなり時間がかかりそうとのことで、取手駅から常総線で守谷まで行き、そこからつくばエクスプレスに乗り換えるという振替輸送が実施されました。
去年の8月に開通したつくばエクスプレスには今後柏の葉に行く機会があったら乗ってみようかなと思っていましたが、思わぬ機会に初体験です。乗った感じは地下鉄大江戸線とか、地下鉄南北線から乗り入れをしている路線(なんてったっけ?埼玉スタジアムへ行くときに使うあれ)のような、普通の新しい路線という感じで、技術的な目新しさとかスピードとかいろいろあるのでしょうが私にはさっぱり分かりませんでした(爆)。
でも守谷から南千住まで快速で約20分でしたから、かなり速いのでしょうね。


posted by あきっく |23:58 | ユース | コメント(4) | トラックバック(2)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/akik/tb_ping/103
この記事に対するトラックバック一覧
ひぐまスポーツJ村版(2) 【ひぐまANNEX】

札幌ユース、グループリーグで敗退【福島】  第30回日本クラブユース選手権(U−18)は30日、福島県楢葉町のJヴィレッジでグループリーグの2日目を行い、コンサドーレ札幌U−18はヴィッセル神戸ユースに0−3で敗れた。札幌はグループリーグ2戦2敗となり、上位8チームに与えられる決勝トーナメント進出の可能性がなくり、今大会2位以内に与えられる高円宮杯全日本ユース選手権への出場の道も絶たれた。  31日は休息日で試合はなく、札幌は1日に名古屋グランパスユースとの間でグループリーグの最終戦を戦う。 「チーム」の

続きを読む
帰省 【ついんきゅうぴいずの部屋】

7月28〜31日まで、生後4ヶ月の甥っ子に会いに帰省していました。 しかーし、7月29日の14:00〜16:00までの記憶が全くありません。 気を取り直して、最終日31日は、ニセコにラフティングに来ました。 8:30に開始で、8:15集合とのことなので、気合いを入れて5:15に起床し、5:50に実家を出発しました。R230を親のデミオでぶっとばし、ニセコに着いたのは7:30。ここは空港でゲットしたガイド(くうかい北海道)に出ていたところなんだけど、地図がデフォルメされすぎていて、よくわからん。もっと、わか

続きを読む
この記事に対するコメント一覧
Re:2006 クラセンU-18 2日目

こんちわ。
いつも情報ありがとうございます。
帰省していて、某地にラフティングに来たら、コンサドーレバスがありました。U15の合宿かな?どっちもがんがれ!

posted by ついんずぱぱ| 2006-07-31 08:00

Re:2006 クラセンU-18 2日目

>ついんずぱぱさん
いらっしゃいませ。帰省中ですか。もしや厚別での湘南戦に日程を合わせて・・?(慌てて口をつぐむ)

ラフティングというと、川のあるところですよね?
うーん、難しいヒントだw
奈々子さんのブログ「たまねぎ畑のまんなかで」や奈々子さんとこ本館の掲示板によると、J村に行っていないU-18のメンバーは新得町で7/27~7/30まで新得フェスティバルに参加。
ニセコでは7/30に札幌U-15や旭川U-15の選手たちが川渕三郎杯に参加していたそうです。
大沼でもU-12の大会があったようです。
ついんずぱぱさん、これとどっかかすってます?(笑)

posted by あきっく| 2006-07-31 12:02

Re:2006 クラセンU-18 2日目

今日、パンフいただきました。いつもすみません。
しかも速達で…
おかげさまで大会を終える前に手に取ることができましたが
いやしかし…orz
ともあれ明日もよろしくお願いしますね。

posted by ぶらんか| 2006-07-31 20:00

Re:2006 クラセンU-18 2日目

>ぶらんかさん
急いで送らないと全試合終了前に届かないかと思って・・・。
なんて言いたくないよヽ(`Д´)ノ ウワァァァン

明日は日帰りだから荷物が軽いさ。(涙)

posted by あきっく| 2006-07-31 23:01

コメントする