2010年10月18日
甲府戦と日本代表。
甲府とのホーム厚別での試合は、1-1で引き分け。 ただ、古田が今季絶望になっていただけに、ユース三上のJ初ゴールは明るい話題! (※コンサドーレ札幌 古田寛幸 選手の負傷について 2010年10月14日) ごっつあんかも知れないけれど、あの位置にいたことが重要。 トップ昇格はまだ未定ということらしいけれど、 若い選手の活躍は、他の選手にも刺激になるに違いない。 是非、下からドンドン突き上げて欲しい(笑)。 ただ、学校に行かずにチームに帯同させるのなら、 色々事情があるのかもしれないけれど、 本人のためにも早めに進路を決めてあげた方がいいのではとは思う。 つーか、これで昇格させなかったら鬼でしょう(苦笑)。
さて、日本代表のザッケローニ新監督が、
早速、アルゼンチン戦で成果を出して注目されている、今日この頃。
戦術的には、岡田前監督のW杯前の戦術をベースに進化させた感じ。
監督交代と共に、大きくチーム戦術を変えるチームが多い中、現実的な選択だ。
違うと感じた点は、攻守の切り替えの早さ、縦への意識、選手間のバランス。
例えば、顕著なのが、中盤で後ろ向きにボールを受けた選手に対して、
SBが外からオーバーラップ、近くの選手も素早くフォローに入る。
ザッケローニが、試合中何度も指示を出していたが
全体的にコンパクトなので選手間の距離がよく、
ボールホルダーが止められても、そこからすぐにボールを前に配球出来ていた。
例えば、左サイドだと・・・
・図:左サイド(↑が相手ゴール側) (※ 〇:味方、●:相手、◎:ボールホルダー) ●(相手マーカー) ◎(ボールホルダー) ↑ 〇(長友) 〇(フォローの人)
SBがボールホルダーを追い越すことで、相手マーカーの意識が分散する。
ここで、ボールホルダーが一人で前を向けるチャンスも生まれる。
しかも、味方選手間の距離が近いので、
ボールホルダーがフォローに入った選手にボールをすぐ戻しても、
フォローに入った選手は、そこからオーバーラップした選手でも
パスを出した後マークを外した選手でも、逆サイドの別の選手でも、
選択肢がたくさんあるので、すぐ前に蹴り出せる。
これが面白いようにはまって、流れるような守から攻への切り替えが見れた。
さて、翻って我らがコンサドーレ札幌。
一応、異論はあるのかもしれないけれど(笑)、
以前から札幌は日本代表と近いサッカーを目指している。
ただ、札幌の場合は、攻めが停滞している時、
大体、SBのオーバーラップもボールホルダーへのフォローもなくなる。
こういう時、ボールホルダーが苦し紛れに一人で突破したり、
無理なパスを出してとられてしまうことが多い。
ザッケローニは、“後ろを心配せずに前に行け”と指示を出していたらしいので、
次から次と後ろから選手がボールホルダーを追い越して
オーバーラップしてきたのかもしれないが、
札幌の場合は、後ろを気にしてなのか誰も上がってこない。
おそらく守る意識が強いので、
守備の時に攻撃に行く準備(ポジショニング)ができていないのだと思う。
そして、攻守が入れ替わっても、
フォローもないので、ボールをキープできない、上がれないの悪循環に陥る。
両者の試合を見て、私が感じた代表と札幌の違いは、とりあえずソコ。
縦への意識、選手の距離感、ボールホルダーを追い越す動き。
石崎監督もよくコメントしてますが、札幌の選手に、
もう少し 前に上がる、勇気 or 自信 があれば、
もう少しチームも上手く回っていくのかもしれませんね(;´Д`A ```
posted by whiteowl |14:00 | Consadole Sapporo | コメント(0) | トラックバック(0)
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