2010年06月18日
試合の解説。
W杯期間中、様々な人の実況、解説を聞く機会も多くなる。 解説者で試合を見たり見なかったりもする。 最近の密かな楽しみは、実況と解説のやりとり。 実況の振りに、一々全部答える人、間をおいて答える人、全部は答えない人。 実況が的外れなことを言ってるとやんわりと否定する人、 一応受けてそういう考えもあるがといってから否定する人、 頭ごなしに否定する人、質問そのものを無視する人(笑)。 色々なタイプがあるし、状況によっても対応が変わってくる。 解説にその人のサッカー観や人柄も反映するので、そういうところも面白い。 あー、だからこの人、監督のオファーこないんだなぁとか(笑)
基本的に、テレビの場合は、見ていればわかるので過剰な実況や解説は必要ないと思っている。 だから、四六時中喋っているより、適度に間がある方が個人的には好き。 無理矢理トークで盛り上げようというのは好きじゃない。 試合が面白かったら勝手に盛り上がる。 実際、すごいプレーの時の実況なんて、選手の名前連呼してるだけだ(笑)。 本当に面白い試合は実況も解説もいらない。あっという間に終わってしまう。 さて、これからそういう試合を何試合見られるか楽しみ。
posted by whiteowl |15:40 | Column | コメント(7) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:試合の解説。
こんにちは。
それ、すごく分かります!
私も煩い実況&解説は苦手です…。
W杯も少し聞いて聞きやすい方に変えて観てます。
(民放とスカパー)
あまり喋り過ぎるのも聞きづらいですが
適度な説明がないのも…「今のは?」ってなるので
ちょうど良い感じのがいいなぁ。(←自分勝手)
posted by mimicchi| 2010-06-18 17:20
Re:試合の解説。
テレビ以上に描写が必要で、それでいてイラナイところはバッサリ削るラジオの実況をお薦めします。
ただし、テレビ以上に技量の差が顕著に表れますから当り外れも大きいですけど。
posted by みんみ | 2010-06-18 21:31
Re:試合の解説。のお返事。
>mimicchiさんへ
コメントありがとうございます。
そうですね。私も選べる時は選んでますね。
>適度な説明がないのも…「今のは?」ってなる
そうですね。交替選手の名前と入ったポジションの位置の確認とか、
プレーの特長の説明もあると嬉しいですね。
たまに解説の方がチンプンカンプンなことを言っていて、
実況がとてもまともという場合も稀にありますね(笑)。
どっちもひどいと消音にします(苦笑)。
>みんみさん
ラジオは結構聴く人で、想像力を膨らませてから
後で映像で確認するという作業も面白そうですよね。
コンサの試合だと選手のプレーの特長が大体頭に入ってるので、
実況だけでもかなり状況が想像できるのですが、
W杯だとさすがにどんな選手なのかわからない場合が多いので、
その辺りがラジオだとつらいです(-"-;A ...
>テレビ以上に技量の差が顕著に表れます
これは、まったく仰るとおりだと思います。
posted by whiteowl| 2010-06-18 23:09
Re:試合の解説。
NHKの中継が一番見やすいですね。民放は、アナウンサーやら解説が騒いでるだけって印象です。
ただNHKは早野氏が解説してる時は別です。
昨日のドイツの試合も
「クローゼがクローズしました」
とかダジャレを発言して、NHKのアナウンサーがスルーするというお約束があるので、それがいつ発動するのか気になるのでw
posted by langu| 2010-06-19 08:17
Re:試合の解説。のお返事。(languさんへ)
>早野氏
やらかしてましたね(笑)。
早野さんは、オヤジギャグのせいで
なかなか監督になれないわけではないと思いますけれど(-"-;A ...
最近思うのは、日本人の解説者は守備の緻密さを褒める傾向にあるし、
セルジオさんとかは、なんで攻めないのかとか攻撃に関するコメントが多い。
攻撃より守備への意識の方が、日本の解説者も高いんだなぁと。
さらに、こう着状態を打開するための攻撃のアイディア、
戦術変更の意図とその対応策になると、
なるほどと思うような解説をできる人は限られてきますね。
posted by whiteowl| 2010-06-19 15:04
Re:試合の解説。
ののさん(野々村芳和)が最高峰だと思っていますよ。彼の解説の一番のよさは試合を楽しんでいること。楽しそうに解説してくれるから聞いていて楽しいです。あと普通におかしかったらおかしいと言うし、気持ちが大事ですよねーっとしか言わないおぽんち解説者と違って細かい解説もできるし、審判にも突っ込んでくれますし、最高です。
あと川勝良一は監督としてのコメントを読んでも、いつもチャンスを決め切れないと嘆き、残りの試合で上位に進出(昇格から下方修正)できるよう頑張っている某決定率100%への挑戦を続けている監督と比べるまでもなく、明らかに細かくわかりやすく伝えることのできる人で解説者としてもかなりよかった。
風間八宏も大衆向けで必ずしもコアでない民放、NHKの中でがんばってますね。
これらの人は多くの解説者が適当にごまかしている部分を細かく説明してくれるので、具体的でわかりやすく感じます。
あと解説が守備を語るのは、サッカーの分析とは基本守備の分析から始まるから、という点が一番大きいからではないでしょうか。攻撃とはすなわち守備の穴をついていく行為であるし、よく攻めるチームも全く攻撃できないチームも、ともに相手の守備に対してどうアプローチをしているか、という説明が必要なので、どのチームを解説しても結局守備の説明が多くなるのではと思います。
ただ日本代表戦は別。あれは玉石混合のサッカーをとにかく盛り上げるのが第一で、選手の個人的パフォに賞賛しとけばいいもの。どうせ素人は内容より勝敗にしか興味ないし、だったら一緒に応援しましょうという空気を作り出して、勝ったときにやったーとかいっておけば、楽しい試合に十分なんでしょう。
posted by kokoro| 2010-06-21 00:09
Re:試合の解説。のお返事。(kokoroさんへ)
ののさんの解説は私も好きですね。
あの解説を超える解説者がののさん退団後にコンサドーレから出てこないという事実が、
今の札幌の低迷の要因の一つを如実に表しているんじゃないですかね(-"-;A ...アセアセ
>解説が守備を語るのは、サッカーの分析とは基本守備の分析から始まるから
そこに異論はなくて、私が解説者が攻撃よりも守備を“褒める”傾向にある
と思った理由は、下の2つでしょうか。
①相手の守備を分析した上で、どう攻めるのが効果的かという打開策の提示があるか。
そして、そういうプレーをした時に、そのプレーを褒めるかどうか。
②良い攻撃をした時に、なぜ今チャンスになったのかという説明が、
今なぜピンチを防げたのかという説明に比べて少ないと感じていること。(個人体感比(笑))
例えば、攻撃は失敗することの方が多いですから、当然、守備がよく守った。
という結論になることが多いわけですが、そのチャンスが
なぜ生まれたかという見方からの説明は少ないんですよ。
それこそ、風間さんはその辺りもきちんと説明してくれますよね。
そういった具体的な攻撃の打開策、アイディアを持ってる
指導者、解説者が少ないんじゃないかって思うわけです。
代表に関しては、とりあえずサッカー観る人を増やしてもらえればいいですよね(-"-;A ...
posted by whiteowl| 2010-06-21 14:46