2010年06月15日
チームワークの勝利。
始まってしまえば、何だかんだですっかりW杯漬けの毎日を送っています(笑)。 個人的にも、W杯中断期間に入るかも(笑)。 個人的には、開幕試合で見たメキシコのサッカーがやっぱり好きです。 クラブW杯の時に、メキシコのチームもやってましたが、 左サイドで溜めて逆サイドに一気に展開、代表チームもやってましたね。 得点になったメキシコのマルケスのシュートフェイントもすごかった。 足はインサイドで左に蹴ってるのに、ボールの飛んでる方向が逆(笑)。 あの場面で、落ち着いて蹴れるところがまたすごい。 しかし、圧倒的にメキシコがポゼッションしながらも、南アフリカが組織的な ゾーンディフェンスを敷いてきてスペースがなく崩しきれなかった。 全然実力は違いますが・・・、 まるで“三浦札幌(南ア)vs石崎札幌(メキシコ)”の試合を見ているようでした。 そういえば、三浦監督、W杯の解説もやってますね。 やたら ゾーンの説明が多い 気もしますが(笑)。
最後に、日本代表勝ちましたね。 とりあえず良かった(-"-;A ... 本当に、唯一といっていいチャンスをモノにして勝った。 今まで取り組んでたポゼッションからの崩しではなく、 守備を固める現実路線に転換しての勝利。 岡田監督、守備戦術に関してはやはりさすがといったところでしょうか。 W杯前の練習試合で負け続けたのが、 方針転換の踏ん切りをつけさせたのかもしれませんね。 得点になった本田のマークを外す動きも、 クロスに対してカメルーンはボールウオッチャーになりやすいという スカウティングの事前情報があったんじゃないかと思ってます。 組織的な守備とスカウティングという、よく言われる“スタミナ”以外の 日本の長所が出た試合だったのかなと。 実力は圧倒的にカメルーンの方が上だったと思います。 しかし、カメルーンはチーム内外で様々な問題を抱えていたようで、 戦う以前の問題があったのかもしれません。 そういう意味で、日本は、中田が嘆いていたチーム内の温度差という 前回のドイツW杯の反省を活かした試合だったのかもしれません。 最後はもう終始押し込まれっぱなしで、決してかっこいい勝ち方ではなかったかもしれませんが、 今の日本代表の選手・スタッフのチームワークの良さが発揮されての 勝利だったのではないでしょうか。
posted by whiteowl |13:00 | World Cup | コメント(5) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:チームワークの勝利。
全員がサボることなく走り続け、集中を切らさず90分戦い抜いたからこその勝利でしたね。
初戦特有の探り合いが有利に働いた面もあるでしょうが、1人でも欠けたら勝利はなかった。
全員でもぎ取った勝利ですね。皮肉にもこれで俊輔の居場所がさらになくなったような・・・。
posted by フラッ太| 2010-06-15 14:49
Re:チームワークの勝利。のお返事。(フラッ太さんへ)
>全員がサボることなく走り続け、集中を切らさず90分戦い抜いた
逆に、本田は守備では穴になってしまうのでSHに置けなかったんじゃないですかね。
ずっとワントップで使い続けた理由はそれくらいしか思いつかない。
俊輔を外したのも英断でしたけど、
守備と縦への突破優先と理には適ってますよね。
それくらいとにかく堅守速攻優先の試合だった。
岡田監督は、形振り構わず勝ちにいった感じがしてます。
>初戦特有の探り合いが有利に働いた
そうですね。
次のオランダ戦、オランダは決勝トーナメント進出を決めに来ると思うので、きつそうです(-"-;A ...
posted by whiteowl| 2010-06-15 15:53
Re:チームワークの勝利。
>組織的な守備とスカウティングという、よく言われる“スタミナ”以外の日本の長所が出た試合だったのかなと。
組織での守備という点は、非常によいものを観た気がしています。セントラルMF3人のバランスもよかった。
大久保、松井も"当"たっていて、よく動けていた。
ただ、先制できたことで、"組織的な守備"の追究でよい試合になってしまったので、"どうしても点を取らなければいけない"という状況で"何ができるか?"は未だ不明。
攻撃面が行き詰まって、"変化をつけたい"という状況で"何ができるのか"を個人的には観てみたいと思っています(変化をつけにくいメンバーを選んだと思っているので)。
>次のオランダ戦、オランダは決勝トーナメント進出を決めに来ると思うので、きつそうです(-"-;A ...
きつそうですね(苦笑)
ただ、何を考えてオランダ戦に臨むのか…興味があったりします。
私なら…オランダ戦は"カメルーン戦の延長"を意図します。"組織的守備の追究"。ドローならもうけもの。
なので、デンマーク戦に外したくない選手は…オランダ戦には出しません(イエローもらった選手もいるし)。選手を入れ替えても、同じような"組織的守備"はできるのか。オランダ相手に試せるのは大きいと。
現実的には、デンマーク戦への準備を万全にすることが求められるでしょう(決勝トーナメントに進むためには)。
中4日で高地でのゲーム、W杯初出場だった選手たちの疲労(メンタル含む)はかなりのモノではないかと。
グループリーグの3戦を"真の意味で戦える"チームになっているか、国としての"サッカー力"が成長しているかが問われるところでしょうか。
マスコミなんかは"オランダ戦も行けます"みたいな感じになっていますが…現実を鑑みて、グループリーグを突破できる(可能性を高める)采配ができるのか?
個人的にはそんなところに注目しています。
posted by はげお| 2010-06-15 20:59
Re:チームワークの勝利。
プレスうんぬんで本田がワントップになったわけではないと思いますよ。ちゃんとフォアチェックもしてますし、オフザボールの動きも、いちいち唸るしかない感じでした。また、本田のボールが収まると、中盤が前を向けるので、危ないバックパスがなかったと思いました。
岡田氏得意の相手の長所を消す作戦がうまく行ったなあという印象です。エトーが孤立していましたからね~
それよりも大久保が、あんなにボールを追いかけてたことに軽く衝撃がw
posted by langu| 2010-06-16 09:16
Re:チームワークの勝利。のお返事。
>はげおさん
>"組織的な守備"の追究でよい試合になってしまったので、
>"どうしても点を取らなければいけない"という状況で"何ができるか?"は未だ不明。
そうですね。同じような感想を持っています。
ただ、攻撃に関しては、あまり多くは期待できないかと(-"-;A ...
>デンマーク戦に外したくない選手は…オランダ戦には出しません
そうですね。
ただ、オランダ戦、カメルーン戦同様だとすると押し込まれる可能性が高いと思うんです。
オランダ戦は勝つ可能性も低いですし、ここはメンバーを入れ替えるなら、
一か八かで今までやってた積極的にプレスするサッカーを
やってみてもいいんじゃないかと私は思っています。
>languさん
>プレスうんぬんで本田がワントップになった
本田が前線でボールの収め所になってたし守備もしてたことは認めます。
ただ、終盤、本田の足が止まった後、岡崎、矢野の投入も
結局、本田のワントップは変わらなかった。
本田が後ろにいても怖くないし、守備をさせるなら他のものの方が良い
という岡田監督の判断だったのではないかということです。
>エトーが孤立
3人で囲んでましたね(笑)。
カメルーンでは、エトーがパスの受け手ではなく、
出し手になっていたことも助かったかなと。
大久保は日本代表だと結構守備も頑張ってる印象はありますよ。
ただ、簡単に倒れすぎだと思いますが(-"-;A ...
posted by whiteowl| 2010-06-16 13:21