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2009年07月31日

降格圏の監督が総入れ替え。

J1降格圏の3チームが、全て監督を代えた。

18位の大分が、シャムスカからポポヴィッチへ。
17位の柏は、高橋氏からネルシーニョへ。
16位の千葉は、ミラーから江尻氏へ。


秋春制のシーズンオフにあたる今の時期に監督交代をするのは、
より幅広い監督の人選という意味で、好機ではあった。

昨季の札幌も、監督を代えるなら、このタイミングであったと思う。


心配なのが、大分。
昨季は、ナビスコ杯をとり、リーグ戦も4位。“地方の星”と言われた。

しかし、今季は、元々選手層は厚くなかった上に
昨季の疲労が出て、選手が揃わなかった。
今の成績だと監督交代をしてもかなりきついだろう。


来季のことを考えるなら、降格したとしてもポポヴィッチ監督を
来季も続投させるかさせないのかが、また一つの分かれ目になりそう。

降格して監督も交代させると、札幌よりは経営規模は大きいが、
経営状態に決して余裕があるわけではないので、
草刈場になって選手が流出し、J2暮らしが長くなる可能性がある。

一昨年の広島のように、監督交代で試合内容が改善されて、
降格したとしても来季に希望のもてるサッカーが出来るか。


監督解任の意味【西部謙司】2009年07月29日

「この環境では一貫性のある強化がやりにくく、失敗への恐れが
チーム作りを硬直化させる結果に陥りやすい。監督は何人も代わっているが、
チームはほとんど変わらない、全く進歩がないというパターンだ。」


残留を目指すのが当然だが、最悪の事態も見据えて堪えきれるか。
西部さんのいうように、その場しのぎの監督更迭を続けても、
一時的なチームへの不満は減るが、チームそのものが強くなるわけではない。

苦境にあっても、場当たり的ではなく、長期的な計画性と継続性を持てるか。
それが、あるのとないのでは、リカバリーの差になって表れてきそうだ。


posted by whiteowl |14:12 | J-league | コメント(0) | トラックバック(1)

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