2009年04月27日
強風と退場で一致団結。 -第10節 横浜FC戦-
2009年J2第10節、横浜FC戦は、1-0でアウェイの札幌が勝利し3連勝。
順位も8位と真ん中より上に。今季初の無失点完封試合のおまけつき。
しかし、前半19分に、2枚目のイエローをもらって西嶋が退場して、
試合の大半を10人で戦うことになり、スタジアムには激しい強風。
結果論でいうなら、どちらの不確定要素も札幌に有利に働いたことになりますが、
札幌にとってはどう転んでもおかしくない試合でした。
スタジアムが強風ということもあり、前半風上の横浜は、ロングボールを蹴って走ればチャンスになる。 そして、必死に走ってクリアしたボールは、風に戻される(;´Д`A ``` あの強風では、ちょっとまともなサッカーにならない。 普通に考えれば、前半の風下は必死に耐え、後半風上になったら逆襲する というゲームプランになりそうなわけで、それを札幌が意図的ではなく結果的にやったことに。 下手に前半攻めようとしてDFラインを上げると、 DFラインの裏に広大なスペースをつくって格好の餌食に。 そこに風に乗ったボールが伸びて、決定的なピンチを招きかねない。 だから、10人になって、風下の前半に、 より守備の意識が明確になったことはプラスに働いたと私は思う。 守備側にとって向かい風になる強風時は守りにくい。 正直、前半、西嶋の退場だけでよく済んだと思う。 前半の19分で西嶋を退場させた主審の家本氏だが、 昨年のスーパーカップで一人劇場をやってから、 各方面で相当ぶったたかれたようで、その凹み具合がNumberの記事にもなっていたくらい(-"-;A ... 家本主審。 -嫌われた審判を読んで- まあ、どっかの緑みたいに開始数秒で退場させられた例もありますが(;´Д`A ``` 【道スポ】退場処分に意見書提出も (04/27 10:09) 西嶋は「勝ったから、レフェリーについてはあまり言いたくないですけど…。あの時間帯で(自分が警告を)もらったことで、その後の判断基準が変わった」と、納得できない胸中を明かした。 三上大勝強化部長(37)も、「良いゲームをする上で、レフェリーをリスペクトしなければならない。でも、現状でそれは難しい」とし、後日、マッチコミッショナーへ意見書を提出する可能性を示唆した。 個人的な感想ですが、家本氏、良くなってると思います。 判断基準が変わったと西嶋が言ってますが、もしあの判断基準のまま イエローを出し続けていたとしたら、西嶋一人じゃ済んでいないですよね。 まあ、ということは、間接的にあの西嶋の退場は、 若干やっちまったなぁという自覚があったんでしょうねぇ(苦笑)。 かつての家本氏なら、西嶋の退場後も杓子定規に判定基準を変えず、 かえって退場者を出しまくって、試合の主役になっていたのではないかと(-"-;A ... それに、それまでの高圧的な態度じゃなく、 ちゃんと選手とコミュニケーションとってましたよね。 まあ、プロの審判の最高峰であるSRが、 それで良いのかということはさておき、←Σ(- -ノ)ノ エェ!? 良くなっていることは実感しましたよ! 三上さんが意見書を出すのは良いですが、そもそもあの西嶋のファールは、 イエローかどうかは議論の余地があるとしても、ファールであることには変わりない。 それに、札幌の選手はファールを使って止めることが多い。 体を張って守るのは良いですし、昨日は強風で守りづらかった。 それに、時にはプロフェッショナルファールと言われる ファールで相手を止めることも必要だと私は思いますが、 相手にセットプレーのチャンスを与えることになりますし、 今年はまだ10節だというのに累積警告で出られない選手もチラホラ。 出来ればファールをしないように守る意識も札幌には必要なんじゃないでしょうか。 そして、そういう方向で対処した方が、今後のためにもなると思われまする。
試合のことじゃなくて、家本氏の話題が長くなってる(笑)。やっぱり主役張っちゃうのね・・・(-"-;A ...まあ、後半はクライトン様様でしたね。←簡単にまとめようとしている(笑)上原の投入が遅かったかなぁと感じましたが、あんだけクライトンが 前線で頑張ってたら代えづらいでしょうねぇ(笑)。 あと、西はどんどん器用貧乏になっていきそうで怖い(苦笑)。 前半、風上の横浜がもっと簡単に放り込んでくるかと思ったのですが、 どうもパスサッカーに変えようとしている?ようで、つないでくれたので助かりましたね。 一方の札幌は、退場と強風で、札幌に出来ることは限られていた。 不確定要素によって、どっちに転ぶかわからない試合で、 それを強い気持ちでやった方が勝ったということではないでしょうか。
【J2:第10節 横浜FC vs 札幌】試合終了後の各選手コメント(09.04.26) ●早川知伸選手(横浜FC): 「(10人の相手を崩せなかったのは)現状の力なのかなと思います。ああいう風にされるとちょっと。向こうの方が精神的にがんばろうという気持ちがますます強くなった。終わってから監督も言っていたけれども、基本的なところで戦えていないのが1つあると思う。まだまだです」 今まで一方的にこういうコメントを言う方が多かったような気がするんですが・・・(;´Д`A ``` 相手から戦っているという言葉を聞けて、それがまた嬉しいですよね☆
posted by whiteowl |15:40 | 2009 J-league Games | コメント(3) | トラックバック(1)
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強風と退場で一致団結。 -第10節 横浜FC戦- - whiteowl's Point of View | コンサドーレ札幌オフィシャルブログ
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Re:強風と退場で一致団結。 -第10節 横浜FC戦-
西嶋が退場になったジャッジは、彼が一枚目のカードをもらった時とさほど基準の違うものだとは思えず(むしろ、あそこで出なければ“じゃあ、さっきのは何なの?”となったのでは)。おっしゃるとおり、ファウルし過ぎなのです、ウチの選手が。
あと、選手のプレーに対して審判が先入観云々を良く聞きますが、ファンもジャッジについて先入観持ち過ぎ。笛が吹かれる前にブーイングの準備している人、多過ぎ(笑)。本当に巧いか下手かは、審判の経験はありませんし、ルールもゲームを観るのに支障がない程度にしか知りませんけれど、昨日は“ええっ、そこは流してよ!”と思った例のヤツ以外はそれほど不可解なものでもなかったです。
posted by MasaMaru(現地で観戦)| 2009-04-27 16:17
Re:強風と退場で一致団結。 -第10節 横浜FC戦-
西嶋のプレーに関しては2枚目のプレーはイエローを出されても文句言えないですが、
1枚目は個人的には「う~ん・・・」って感じです(笛は吹かれるでしょうが)。
プレスに行くぶん接触プレーが増えて・・・というのを差し引いてもファールが多いのもまた事実。
安易に手を使うことでファール(またはカード)を誘発している気がします。
あまりに多いと「札幌はラフプレーが多い」という先入観を持たれかねないので、要改善ですね。
posted by フラッ太| 2009-04-28 12:05
Re:強風と退場で一致団結。 -第10節 横浜FC戦-のお返事。
>MasaMaruさん
現地応援、お疲れ様でした!
観客が5000人くらいで、そのうち札幌のサポが1200人くらいだったとか。
ほとんど札幌のホームか?って雰囲気でしたよね。
>ファンもジャッジについて先入観持ち過ぎ
これはあるでしょうね。
まあ、贔屓のチームを贔屓目で見てしまうのは仕方のないことかと(笑)。
クライトンが流さないから、怒ってましたね(笑)。
>フラッ太さん
基本的に、日本の審判は、笛吹きすぎだと思いますね。
プレーを流さないことも多く、試合がブツ切れになって観づらい。
その辺りが、欧州のプロリーグと比べての歴史の浅さなのかもしれませんが・・・(・・;)
だから、家本氏を始めとした日本の審判の方々に精進してもらうしかないんです(笑)。
posted by whiteowl| 2009-04-28 14:31