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2009年02月27日

FW魂。

開幕まで@1週間ちょっと。

開幕ホームの仙台戦に向けて、フォーメーション、スタメンともに固まりつつあります。

今季のJ2は、年間51試合という未曾有の長丁場。
それを27人という少人数で乗り切らなければなりません。

さらに、ノブリンのサッカーが、“積極的に走る”サッカーでもあり、
選手の疲れの溜まる中盤以降、チームの総合力、選手層が試されることに。


今季、主に4-2-3-1というフォーメーションを採用することになりそうな札幌。
そして、1トップには、キリノが入りそうです。


そうなると、

札幌石崎監督、FW宮沢を右サイド起用(日刊27日)
 26日の練習でJ2札幌の石崎監督は、右サイドハーフにFWの宮沢を起用した。
「うちは前の人間(FW)が多い。(宮沢)裕樹だけでなく
(横野)純貴、(中山)元気、(石井)謙伍もいる。いろんな可能性を試しておかないと」。

2トップなら、まだ出場の可能性も広がるわけですが、
FWの椅子が一つしかないとなると、自然とFWの出場の機会は減ります。

ただ、チーム事情として全員が戦力とならなければきつい。
そのためには、選手が複数ポジションをこなせるユーティリティープレイヤーにならなければいけない。
ただ、その場合でも、FWの選手には、MFにはなって欲しくないと思っています。


日本では、“FWは点を取る人、MFはゲームを作る人、DFは守る人”
といった意識が強いのかなと思っていて。
でも、私が思うサッカーの魅力の一つって、カオスなところだと思うんですよ。
攻守の切り替えが早いし、その分岐点もはっきりしていない。
ボールを持っている方が、攻めているというわけでもない時すらある。

だから、例えば、相手の中盤のプレッシャーがきつければ、
もっと最終ラインから組み立てたっていいだろうし、
(札幌DF趙が裏司令塔!攻撃の起点に(日刊27日))
MFは、もっと点を取りにいって良いと思うんですよ。

そして、サッカーの最大の魅力は、何と言ってもゴールな訳です。
とにかく、日本代表の試合を見ても、少しでも隙があればゴールを奪う
という貪欲さが世界との差でもあるのかなと。

それが、日本の選手に一番足りないところだとも思うんです。
プレシーズンマッチのダニルソンのミドルは、
遠目からでも積極的に狙っていないと打とうと思わないし、打たなければ決まらない。


今季、SHに挑戦するであろうFWの選手には、
そのまま、壱ポジションとしての“MFになる”のではなく、
FWとしての“得点への意欲”というか“FWとしての魂”はもったまま、
確かに求められる役割は異なってはくるでしょうが、
MFや他のポジションに挑戦して欲しいと思っています。

posted by whiteowl |15:30 | Consadole Sapporo | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:FW魂。

久しぶりです!
攻撃的ですね!
石崎監督!?

試合内容見なきゃ判らないところあるけど、新聞紙上で書かれている布陣で戦うんなら、最初は負ける事も念頭にあるんでしょうね!

個人的には、上里キャプテンなんて考えても見なかったし! 
まさかスタメン候補とも考えてなかった!

嬉しい誤算です!? 

posted by プリオール| 2009-02-28 00:18

Re:FW魂。(プリオールさんへ)

仕事、忙しいみたいですね!

ボランチに上里、ダニルソンのコンビとか、
SBに藤田とか、かなり攻撃的ですよね。

だから、尚のこと開幕戦の試合内容が気になるところです。

開幕スタメンメンバーを、サブになった選手がどれだけ突き上げるかが、
長いJ2を勝ち抜く上でも重要になってくるんじゃないでしょうか。

posted by whiteowl| 2009-03-01 17:36

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