2014年07月03日
愛感じるね
仲間の旅立ちは淋しくもあり、頼もしくもあり。 寮生の仲間がヒロユキくんを送り出す様子には愛を感じますね。 少子化が課題になっている現代。 兄弟・親戚が少ない今の時代は身の回りの同世代が兄弟やイトコのような存在になっているのかなぁと、我が家の子供たちを見ていて思ったりします。 しまふく寮の子たちはプロの世界でのライバルでもあり、仲間であり、兄弟のような存在に見えますね。 誰かが期限付き移籍を経験し、戻ってきたとき一回り成長した姿を見て刺激を受けたり感じることもあるのかな。 今はSNSなどのツールも発達しているので連絡は取り合えそうですね。 毎朝楽しみに見ているNHK朝ドラの『花子とアン』。 赤毛のアンの翻訳をした村岡花子さんの伝記ドラマですが、遠く離れた人への連絡手段が手紙や電報、都会だと電話という時代。 人と交わす言葉のひとつひとつに重みを感じるようなドラマです。 現代の「速さ」や「データ量」を追求するデジタルな世界に疲れを感じる私にはちょうどいいの(笑) エコロジーは必要かなと思うのですが、デジタル環境の進歩には「使う人間がアナログだからさ」と脱線気味です。 主人公の「はな」と村岡さんの恋の行方にハラハラ・ドキドキですが・・・ もうひとつの注目ポイントは「なは」の親友「蓮子」。 この仲間由紀江さん演じる「蓮子」が歌人の「柳原白蓮」だと知った時は大興奮でした。 柳原白蓮さんを知ったきっかけは林真理子さん著の『白蓮れんれん』。 タイトルはポップですが柳原白蓮という一人の女性の人生がほぼ忠実に書かれた伝記小説です。 彼女がどのような人物だったのか、どのような人生を歩んだのか、当時の女性の生き方や時代背景も一緒に読み込める一冊です。 数年前に偶然文庫本を見つけ(新刊の時は「読んでみたいな」と思ったまま忘れ去った)「あ、前に読みたかった本だ」と気づき即買い。 夢中になって一気に読んでしまいました。 今でも一年に一度か二度読みますね。 伝記小説という特性上、多少デフォルメされている部分もあるのでしょうけど。 ドラマの蓮子さんと重ね合わせて見るのも今後の楽しみです。(宮本役の俳優さんの演技がちょっとなぁ・・・) ほわっとした「愛」が毎回楽しかった『続・最後から二番目の恋』も終わっちゃったし。 ちょっと二番目ロスな私。 『アメトーク』でも見ながら寝るか!←愛はどこへ行った??