いつも心にコンサドーレ

2014年11月25日

若手の成長はプライスレス

朝早く出かけ、日付が変わってから帰宅した最終戦。

今シーズンの試合はこれで全て終わってしまったのだなぁ～。
もう少し粘りたかったけど…そこは来季頑張ってもらおうか。

来季と言えばのの社長がご挨拶の中で「稲本選手にオファーしてあります」と
この際だから、ぶっちゃけちゃいましたが…
たぶん、そうするだろうな～と予測しておりましたので「あ、やっぱり？」という感じなのでありました。

稲本選手が『川崎の来季構想から外れる』『Ｊ１，Ｊ２問わずオファー待つ』のニュースを見た夫が
「稲本だ！稲本を獲得するぞー！」と獲得にかなり前向きでしたので　（←強化部か！）
これだけ飛びついちゃう人がいるんだから、ののさんも放ってはおかないよね～
と思っていたのでありました。

もちろん稲本選手の実力はかなり評価した上で。


この、ぶっちゃけ発言は、もしかしたらここでする予定はなかったのかもしれませんが
あの一言でスタジアムの雰囲気が変わりましたよね。

…が、その続きがすごーく大事だと思うのです。


＜以下、野々村社長の挨拶の言葉より＞

ここで、はっきりクラブが「若い選手が伸びるため」に何がしたいかという所を
最後に話させてもらうと…

やっぱり…砂川がいて、河合竜二がいて、小野伸二がいて　（ここで大拍手）
そういう、経験もあって本当のプロフェッショナル、且つメンタリティーを持っている選手たちを
来シーズンは若い選手たちが何としてもその壁を越えて欲しい　（さらに大きな拍手が）

ま、稲本はどうなるか分からないですけど、そういうベテランを来シーズンこそは
若い選手が越えてその中でしっかり１週間を過ごせれば…

彰吾も１点くらい獲れると思うんですよ！　（またまた大拍手）( *´艸｀)

繰り返しになりますけど、僕らはまだ劇的に能力のある例えば凄い外国人選手を
連れて来れるようなクラブではまだないんで、そこは努力しますけど
今いる北海道出身の若い子たちが来シーズンどれくらい伸びるか、またそこに、
うちのクラブの将来がかかっているということも、もう一回皆さんも頭に入れて応援してください。




ここで彰吾くんの名前を出たのは良かったな～。
これを聞いて多くの人が「そうだ、そうだ。来季は頑張れよ彰吾！」と思ったのではないでしょうか。
彰吾くんが決めていれば…というシーンが多かっただけに。


彰吾。のの社長から、すっごい宿題を出されちゃったね～(ﾟДﾟ;)
これは、ただ『ゴールを決めろ』っていう単純な事じゃないよぉぉ。
ゴールを決めるにはまず試合に出る事が前提だものね。
その為にはキャンプからしっかりアピールして、ポジションを掴んで、リーグ戦のメンバーに選ばれて
その上で試合に出て、さらにゴールに絡む動きをしてからのゴールだものねー。

今シーズン試合に出たからって来シーズンも出られるとは限らないし、
新しい選手も入ってくるだろうし、それこそ夢実くんやゴメスくんも戻ってくるしね。

これは、かなり厳しい宿題を出されたぞ。彰吾。
でも、それだけ期待してるって事なんですよね。彰吾くんに。


ゴンさんも
「あそこまで体持っていけてるんですよ。そこにいる事は素晴らしい事なんですよ。
じゃあ、それを完結させる為にはどうしたら良いの。
もう技術磨くしかない。ＧＫを見るしかない。ボールの持ち方を工夫するしかない。
そういう事を感じて次に活かすんです。」
とエールを送ってますからね。がんばれ！彰吾！



のの社長がサラッと言いましたが「砂川がいて河合竜二がいて…」という言葉で
来季、砂さんも河合さんもまた一緒に戦ってくれるのだという事が分かりましたｗ
他の皆さんも感じていたように私も、もしかしたら砂さん引退？と思っておりましたので
現役続行を知り嬉しく思います。

やっぱり砂さんがいないとダメなんですよね～。


…って、それじゃダメなのか(^-^;
つい先日、アウェイ愛媛戦の時の録画を観たばかりなので尚更、砂さんマジすげー！
となっているのでありますが、そこを越えなければね。





（稲本選手オファー発言に）
「まぁでもオファーですからね。そこが微妙なところでね～。まあ、実際に
来てくれたら凄い戦力にもなりますし
若手を伸ばすためにもね大きな材料ですよ、これは。」　とゴンさん。


・・・来てくれたら…来てくれたらって言いましたか？今？
キャー。これって札幌目線での言葉ですよねーー(≧▽≦)
ゴンさん…自分のチームとしてコンサを見ててくれている～(≧▽≦)
ただ単にＯＢとしてじゃない『コンサ愛』みたいなものを感じたのは私だけでしょうかｗ



健作さんが
「シンプルに言うと若手だけでは戦えないと。ベテランの力が必要でと若手の融合ですよね」
と言っておりましたが、まさにそれ。
「大事なところでリーダーとなる存在がいなかった」部分が足りなかったところだと。


確かに河合さんの存在の大きさは河合さん不在時に痛感しました。
ここに河合さんがいてくれれば…と。


のの社長の挨拶を受け解説のゴンさんがおっしゃった言葉もまた心に沁みました。

河合がいなくても戦える集団にならなければダメなんですよ。
どう考えても河合にずっと頼っている訳にはいかない訳ですよね。
そういった所で、じゃあどうするのかと言ったら「試合でやれなければ」と言うけれども、
試合でやれなければ練習なんですよね。練習の中でどれだけ自分をさらけ出せるのか、
さらけ出した者同士がぶつかり合って、己、相手を高めあっていけるかって言うのが
試合に出てくる訳ですよね。それを続けていくしかないんですよ。

そう考えた場合、伸二、砂川、竜二、ま、稲本であっても
それを越すだけ「なにくそ」「倒す」「越える」「いらない」ぐらいの
メンタリティー、技術、戦術…色んなものを高めなければいけないと思いますね。
それが出来た時にはコンサドーレの確固たる力がついたという事になるんじゃないですか。



やはり越えるべき壁は大きくて偉大なり。
でも、壁は高ければ高いほど、大きければ大きいほど越え甲斐があると思います。
壁も簡単には越えさせてくれないだろうしね。



健作さんが「外から見たコンサの環境の良さ」に触れておりましたが

それを受けてゴンさんは…
「今、与えられている環境というのは当たり前の事じゃないんです。
ここでやれるって言う事はすごく幸せな事なんですね。そこで自分が流されやすくなるんです。
でもそこで如何に自分で色んな事を必死でサッカーに懸けられるか。当然ストレス発散の場は必要です。
ただやる時、やっても２時間です。そこでどれだけ集中できるのか。そこでどれだけ戦えるのか。
相手との戦い、味方との戦い、自分との戦い。
それをグラウンドの上で展開する。その日々の積み重ねが試合に活かされる訳ですよ。
それが出来てるかって言うと、まだまだヌルイところはあるんじゃないかな。というのは感じました。」
と言っております。


これは昔から言われておりますが、今シーズンはレンタル移籍で多くの選手が
いわゆる「他所の釜の飯」を味わってきましたので気持ちの面でも
強く変わっているのではないかと期待します。



書きだしていたらキリがないのですが（ただでさえ長い文章なのに…）
最後にこれだけ残しておきたい。（もう、この記事は備忘録にしちゃう。うん。）


「上手い選手は多いし、今シーズン伸びた選手もいっぱいいると思うんですが
もうひとつふたつ上に行く為には厳しさが絶対必要になります」　という健作さんの言葉にゴンさんは


結構簡単に試合に出られちゃう環境なんですよね。でも、そうじゃないんだよ…と。
出たら出た事に満足するんじゃなく出たところで自分がどう表現できるのか、
それがチームの為になっているのか。というものを是非グラウンドの上で表現してもらいたいですね。

言い訳を探して欲しくないんですよ。とにかく何かあった時はまずは自分の責任。
自分がやれなかった事からの結果だと言う物を受けとめて次に繋げてもらいたい。
そこであそこがいけなかった。これだからこうだったんだと言う事を
逃げずに自己分析をして次に繋げてもらいたいなと思いますね。



メンバーに入って良かったじゃなく、試合に出て終わりじゃなく…その先が大事。
「言い訳を探して欲しくない」いうと言葉が重く響きます。



強化費があればＣ．ロナウドでもファンペルシでも連れて来られるのかもしれませんが（希望含む）
他のチームと比べても断然少ない予算の中でチームを編成するには若手の伸びしろに賭ける部分が
大きかったのだと思います。


伸びしろはあると思うんだけどな～。
まだまだ色々な何かが足りないという事なのでしょう。

アジア大会やＵ－１９選手権を経験して何を得たのか。
選ばれて終わりではなく、そこで得たものを次に繋げる。その次とか何か…。
それはチームを勝利に導く活躍をする事なのではないのかな。

若手たちには、試合のメンバーに入れないと落胆するよりも
何で自分を選ばないんだ！自分を出せば勝たせるのに！と煽るくらいの自信と
その自信を裏付けるプレーを練習からもっともっと見せて欲しいな。


君たちの成長が明日の勝利に繋がるのだから。



「今いる北海道出身の若い子たちが来シーズンどれくらい伸びるか、またそこに、
うちのクラブの将来がかかっているということも、もう一回皆さんも頭に入れて応援してください。」
という野々村社長の言葉をもう一度かみしめて。


その可能性は無限大。人は常に進化し続けるのだ(^_-)-☆




さて…稲本選手の獲得がどうなるでしょうか。

「色んな経験してもらいたいですよね～稲本にも。
僕も伸二もこれだけ恵まれたというか、それでも雪国ですよ、そういう厳しさもある。
その中で経験することもまたひとつ自分の人生を大きくしてくれるんじゃないかなぁ～と
思いますよ。そういう姿をぜひ北海道の皆さんに、札幌の皆さんに見せて欲しいな～」

とゴンさんも言っておりますよ～。稲本選手ｗｗ

…で、最終節の観戦記とかは後ほどゆっくり書きます～。
もう、時間はたっぷりあるし。

あ、今季の「流行語大賞」とか「今年の漢字」とかも書かなきゃなぁ。
それから例のカレンダーの記事も…(/ω＼)　←しょごちゃん並みに宿題山積み

posted by mimicchi ｜11:57 | ホーム観戦記 | コメント(7) |

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