2011年06月17日
胆振の学校はイブリガッコ
秋田には「いぶりがっこ」という名物の漬物があり・・石川県には動橋(いぶりはし)という地名があって、「いぶりばし」と濁って呼んでいたように記憶しているけど、現在は濁らないんだそうです。 昨年の花見は楽しかったですよ。 今年も室蘭で「なまらうまいぜ! 西胆振スタジアムグルメ」と題したお祭りが開催されるとあって、それならば予め西胆振の物産を下調べしてから馳せ参じなければ失礼だろうと思い、今回は酒肴趣向を変えて中山峠経由で室蘭のお祭り広場に向かいました。 当初は前日に出発して、あちこちで寄り道しながらのんびり走ろうか・・とも考えていたけれど、雑用が多くて準備が間に合いませんでした。 前日から行って道の駅で泊まってるのも、なんとなく時間の無駄使いのように思えたし。
当日の朝に出発して間もなくの札幌市南区で、完全にひっくり返ってる車がいました。 気を取り直して峠を通過し、アメダス探訪「喜茂別」の巻 喜茂別中学校のグラウンド(右)とアメダス(左) 観測所は喜茂別中学校の脇にありますが、校舎は閉鎖されているように見えました。 支柱に抱かせた温度計の通風筒:中に温度センサーが入っています。 野生動物と同じく、風上から接近してはいけません。 積雪深計:右斜め下に向いている箱からレーザー光を発します。 レーザー光が当たる位置にある、積雪0cmの基準面 「郷の駅 ホッときもべつ アスペーラ」で「豪雪うどん」にそそられながらも、これから暑くなる時期にうどんを茹でることもあるまいと思い留まり、洞爺湖の東岸を南下して壮瞥へ・・期せずして去年とは反対方向に本願寺道路を辿っていますが、そういう目論見ではありません。 道の駅「そうべつ情報館i」を「そうべつサムズ」って覚えてたら、古い名前なんですね・・それとも、農産物直売所を単独に「サムズ」と呼ぶのでしょうか。 以前はいかにも直売所(というより、農家の倉庫)のような雰囲気で果物が並んでましたが、少しアカ抜けた感じです。 ここで既に、室蘭のお祭り広場では売っていないと思われる土産物だけを買い込みました。 ほどなく現れた「昭和新山鉄橋遺構公園」(参考)という標識 これが遺構なのではなくて、ただの駐車場です。 でも、この場所自体が胆振線の線路跡のようにも見えます。 色あせた説明版に書いてあるように、右下の駐車場から登って左の方に歩いて行けば、昭和新山の隆起によって放棄された鉄橋の遺構に辿り着くようです。 しかし先を急いでいるので、今回は寄りません。 続いて、アメダス探訪「伊達」の巻 道の駅「だて歴史の杜」を含む総合公園の一角にあります。(手前はゲートボール場) 公園の北側は住宅地でしたが、さほど障害にはならないようで、立地条件は(現在のところ)良いようです。 電源・通信装置の格納箱と注意書き 実は、航空写真を見て下調べした段階では、こっちの場所だと思ってたんです。 右側のマイクのような形をした柱はGPS測量に使う「電子基準点」で、左側の小屋は震度計でした。 見込みが外れて焦ったけど、アメダスは近くに見つかりました。 電子基準点は20kmくらいの間隔で全国に分布しており、その測量結果は地殻変動の監視にも利用されます。(例えば) 実物は2ヶ所でしか見たことが無いけども。 やっとこさ、年に一度のグルメ祭りが行われる会場に到着しました。 あいにく桜の季節は過ぎてしまいましたが、虎杖浜の地名にもなった虎杖(オオイタドリ)が周辺に生い茂っていました。 子供の頃は、乾燥して固くなったオオイタドリの茎で笛を作ったり、チャンバラなどに使ったもんです。 「やきとり」は良いとして、「とり串し」とはどんな珍しいグルメ食品ですか?? 室蘭生まれのくせに魚介類が好きじゃないので、ツブやホタテやキンキは避けて、「なっとうピザ」を食してみました。去年は恐る恐る「納豆ぎょうざ」をトライして正解だったのですが、いずれも猫舌の身には熱くて食べ難い食品でした。 ヘルシーな嗜好として「鹿肉串焼き」は外せないけど、昼前と夕方の2回も食べたらヘルシーどころじゃないかも。 犠牲になった鹿達の冥福を祈らずにはいられませんが、これも増え過ぎてしまった故の運命と思って諦めて下さい。 「コンサどーら」は、泥?で作ったにしては味が良かったものの、色の鮮やかさがイマイチな感じで・・例えば生地にイカスミを混ぜて餡にはトウガラシを混ぜれば、さぞかし美味し・・。 一緒に求めた「アロニアジュース」は「アロエジュース」かと思っちゃいました。少し渋味があり、ポリフェノールやアントシアンが豊富なんだとか。 「目が霞んで読書もままならない、加齢による目の衰えが気になる、疲れ目やショボショボ目」という症状にお勧めらしいから、正に打って付けなジュースです・・一杯飲んだだけで効き目があるとも思えませんが。 この日の室蘭の最高気温は、札幌よりも5℃近く高かったとか・・どうりで汗をかき過ぎたし、日焼けもしました。 鬼の被り物を脱いでチラシを配る中の人は、優しげな青年のようでした。 そんな性格じゃぁ、鬼は務まらんぞ。笑 いよいよド-ルズ・・の手前の人、怪しいです。 ちなみに、札幌市北区で見つけた保育園 正確には「ナーサリー虹の会 新川西さくらこ保育園」という施設だそうです。 結局は、胆振の学校にも寄らなかったし、漬物も買いませんでした。(←看板に偽りあり)
噂によると、次節の試合からは自衛手段として、選手達に水鉄砲を持たせるんだとか。。。
posted by 雁来 萌 |21:45 | 蝦夷の細道 | コメント(1) |
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この記事に対するコメント一覧
アメダス伊達は移設
梅本町の「だて歴史の杜」の脇にあったアメダス伊達が移設されて、館山下町へ移りました。
JR線路の近くに位置するようですが、どこにあるのか不明です。
posted by 萌 | 2016-02-14 21:49