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2006年06月17日

クラブチーム選手権(U-12)

今年から「クラブチームサッカー選手権(U-12)大会」が始まりました。
他のカテゴリーと同じように、「クラブユースサッカー選手権(U-12)大会」という大会名になるような話だったと記憶していますが、理由は不明ながら微妙に変わって「クラブチーム~」という名称になりました。
お急ぎの方は印から読んで下さい。

大会自体が「クラブ作り推進事業」として位置づけられ、大会目的の中には「クラブ作り推進を目指し・・」という文言を含むことが、他のカテゴリーと違います。
また、選手の登録数は30名以内で、その構成は「第4種登録選手(U-12)20名以内で、なおかつ第3種登録選手(U-13)を最低5名以上(10名以内)加えなければならない」となっており、試合中は「U-13の選手を常時3名出場させる」ことになっています。

通常の大会では「下部組織から補充してもよい」という規定がありますが、この大会は逆で「上部組織から補充しなければならない」という意味です。
この規定がどういう目論見があるのか分かりませんでしたが、実際に試合を見ると納得できました。

話を簡単にするために年令じゃなくて学年で表現すると、試合中の構成メンバーは、小学6年生(以下)が8人+中学1年生が3人=11人 となります。
この年代で1年間(365日)の成長のギャップは大きいです。
体格も技術もかなりのハンディがあり、小学生は中学生に飛ばされます。先日の練習は、この大会の準備だったのか?と後で気付きました。

能力があって体格の良い中学1年生を加えられるチームが勝ちやすくなるので、小学生と中学生の両方のチームを育成できるクラブが成績を残せるような大会であり、「小中一貫教育」ができるクラブが有利になる一方、小学校のサッカー部や小学生のカテゴリーしか持っていないクラブにとっては、この大会には参加すらできない「厳しい仕打ち」になります。
 

前置きが長くなりました。
11日(日)のこの大会の最終日を見るため、後ろ髪を引かれながら芦別を発ち、滝川市の空知川河川敷サッカー場に行きました。石狩FCとの対戦と、SSSとの対戦がありました。

試合は25分ハーフで行われ、小学生の試合としては長い方でしょう。
交流試合のようなもんですから、線審はチームのメンバーが務め、たまに主審から線審に教育的指導が入ったりします(笑)。ルールを覚えることと、審判の役割を理解する良い機会です。
 

石狩FCとの試合の前半が始まり、うちのU-13のメンバー3人は誰かいな?と思ったら、見たことの無い顔ばかりです・・でも、見覚えのある選手もいます・・が、彼は先日認識したばかりの旭川U-15の選手のようです。
他のU-13選手の顔の特徴を覚えておいて、試合終了後にオフィシャルガイドブックで確認したら、控えも含めた5人全員が旭川U-15の1年生だったようです。

スタメンは、GK:紀井、DF:佐々木(陸)・伊藤a・田代・秦、MF:前・深井(一)・神田・中原、FW:武井a・阿羅a でした。("a"は旭川の選手)
開始8分ほどで中原が痛み、藤井に代わりました。一進一退の攻防になり、目まぐるしくて落ち付いていられません。得点の無いまま前半が終わりました。


コンサ(赤黒) vs 石狩FC(紫)(2006.6.11:滝川河川敷)
攻めますが、惜しいシュートが多く、得点になりません
 

後半は、GK:紀井、DF:佐々木(陸)・成田a・田代・秦、MF:前・久保・神田・藤井、FW:阿羅a・山下a でした。
5分頃、山下がドリブルで得点すると(1-0)、1分後に阿羅が右寄りからゴールの左隅へ打ち込みました(2-0)。
12分頃に、相手の右クロスを中央で足に合わせられて失点(2-1)しましたが、3分後に中央で山下が打ったミドルはGKの頭上を越えてゴール(3-1)、2分後には再び山下が左に流れながら右隅へ打ち込みました(4-1)。
終了1分前に右寄りからドリブルで抜かれて失点し、(4-2)で終了しました。


体格がモノを言います


一試合おいてSSSとの試合が始まり、前半はGK:福永、DF:紀井・伊藤a・成田a・神田、MF:前・深井・山下a・藤井、FW:稲田・中原 で始まりました。(GK訂正)
何しろSSSですから、思うようにさせてくれません。ピッチのすぐ脇に座ってるので、ボールが行き交う度に体の向きを変えてると疲れます。
シュートが外れる度に何度ズッコケたことか・・前半は(0-0)のまま終わりました。


彼等はひざまずきません・笑(2006.6.11:滝川河川敷)
 

後半は、DFが久保・伊藤a・田代・秦 に変わり、MFは阿羅a・深井・神田・武井a に変わりました。
チャンスがある代わりにピンチも多くて、お母さん方の悲鳴も響きます・笑。
12分頃に、神田に代わって藤井が入り、フォーメーションを変えましたが、依然として試合は動きません。
23分頃、右寄りからシュートを打たれ、このこぼれ球を押し込まれて失点し(0-1)、結局これが決勝点になって負けてしまいました。


コンサ(赤黒) vs SSS(黄青)


posted by 雁来 萌 |01:27 | 闘う若梟 | コメント(4) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:クラブチーム選手権(U-12)

初めまして
私もU-12を見続けて4年になります。将来の名選手を探すのが楽しく
出来る限り練習や試合は見ています。そんな中、噂では聞いた事がありましたが
ものは試しにと、U-10での注目選手を見てきました。
U-10山崎七郎杯全市大会 コンサドーレVS札幌西 
前半はコンサドーレ押せ押せながらゴール奪えず、0-0
後半注目の選手出場とあって緊張して見ていましたらホイッスル後10秒足らずで
こぼれ玉を左足でゴール。(利き足は左なのか?)
そのあと持ち玉をドリブルでかわせるボールをアシストしゴール。
3点目はDFからのスルーパスにタイミング良く抜け出しシュートするがキーパーに
阻まれゴールならずと思いきや転んだ体制から立ち上がりこぼれ玉を自ら詰めシュートし
ゴール。私も思わず手を叩いてしまいました。
終わってみれば5-0前半の0-0は何だったのでしょう。
私も用事がありこの1試合しか見ることが出来ませんでしたが、何と頼もしい選手が
いると帰り道、鼻歌を口ずさみ家路に着きました。
家に帰り背番号9という事だけ覚えていますが遠目で見ていた為顔がわかりませんでした。
雁来萌さん名前わかりませんか?

posted by レードサンコ| 2006-06-19 14:30

お役にたてず

レードサンコさん、いらっしゃいませ。

土曜日は夕張でU-15の大会があったので、山七杯U-10は見ませんでした。
真栄小に寄ってから夕張へ行くハシゴも考えましたが、両方とも中途半端になるので諦めました。

4年生はこの春に入団してから2・3度しか見ていないので、識別できる選手は半数ほどしかおらず、練習着の番号は把握していますが、試合時の背番号は誰が何番なのか分かりません。

確かに、一度見ただけで「この子、すげぇ~」という選手もいて、気になる選手の正体を突き止める(笑)のも、自分だけの楽しみですから、この先のU-10サッカーフェスティバルとか、その優秀チームによるドームでの前座試合とか、(もし行ければ)岩内町長杯もあるので、焦らずじっくり観察しましょう。

posted by 萌| 2006-06-19 22:00

お手数お掛けしました

萌さんお手数をお掛けしました。
知人との会話で練習着の番号は4番とわかりました。(知人にも詳しい人がいます)
練習着と試合着では番号が異なるのですね?。勉強になりました。
今度、練習着4番の選手確認してきます。楽しみが増えワクワクします。
きっと萌さんも同じなんでしょうね。
まるで、将来の横綱候補を序の口から探し当てるような、、、。
岩内町長杯も期待して見に行こうと思います。

posted by レードサンコ| 2006-06-21 12:30

多分、北斗くん?

岩内町長杯の最終日を見てきました。

多分、佐々木くんだろうと予想していた通り(U-12に佐々木くんは4人もいますが)、小柄ですばしっこくて器用なFWが左側にいました。
背番号は9番だったし、佐々木北斗くんだろうと思います。
今日も活躍していて、準決勝で1点、決勝で1点取りました。

posted by 萌| 2006-07-17 22:01

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