2010年06月04日
後藤純男美術館@上富良野
5月29日(土)にカブスリーグU-15の試合があって旭川に行きましたが(記事)、その前に、以前に展覧会で見て面白かった絵を展示してある、「後藤純男美術館」(上富良野)に寄りました。 札幌から富良野へ行くんだから、当然ながら桂沢湖を通る国道452号線と道道135号線を通って、島ノ下で38号線に合流するルートを通れば、2時間ほどで着きます。上富良野まではもう少しかかりますが。 景色としては、樹や花や岩以外にあまり見る物の無い路線(シーニックナイウェイ?)なのに、中国語で観光案内を書いた看板が道路脇に立っていました。 このルートって裏道だと思っていたけど、中国人観光客も通るんですか? 曲がりくねってアップダウンが多くてトンネルもある細い道路なのに、大型観光バスが通るんですか? キタキツネも歩いてましたよ・・観光客が来るからこそ歩いているという可能性も否定できないけど。
後藤純男美術館は、上富良野の市街から十勝岳(の登山口)に登る道路の近くにあります。 富良野から上富良野へ通じる国道を通るよりも、東側にある農道を通った方が走りやすいかも知れません。(特にラベンダーシーズンは) 国道と平行に、広域農道がはるか先まで真っ直ぐ走っています。(奥の山は芦別岳と富良野スキー場) 目的地を探しながら向こうから走って来たので、こんな景色は見えませんでした。 美術館の全景 右側が展示室やレストラン、左側がアトリエ(非公開)などになっています。 十勝岳連峰には雲がかかっていました。 手前は畑ばかりです。 2階のレストランに併設されているテラスから見た方が景色は良いんですが、写真を撮るには電線が邪魔でした。 反対側の市街地の方を見下ろすと、こっちにも畑が広がっています。 この辺も、かつて十勝岳の泥流が流れ下ったのでしょう。 美術館の案内パンフレットをスキャン 日本画の画家で元々は古都の風景を題材にしていましたが、北海道の自然風景を描くようになりました。(一番上が十勝岳連峰、その左下が流氷) 絵の特徴としては、水平な線が何本も走っています。 他の美術館で彼の作品を最初に見た時には、それこそ手前に電線が走ってるようで違和感がありましたが、そのうち感じなくなります。 オリジナルグッズのクリアファイルをスキャン 『塔映』三部作のうちの「花」という作品で、奈良・斑鳩の「法起寺(ほっきじ)」の三重塔を題材にしているようです。 複製でも50万円します。 関心がある方は→カタログ(PDF:942kB)または楽天市場をご覧下さい。(私にはクリアファイルしか買えません。) ずっとここに留まりたい気分を振り払って旭川に向かうと、深山峠を越えた辺りから渋滞してたので脇道に入ったんだけど、かなり時間をロスしてしまいました。 ラベンダー観光や丘巡りの最盛期には、こんなもんじゃ済まないでしょうけど。
posted by 雁来 萌 |07:26 | 蝦夷の細道 | コメント(0) |
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