2010年05月31日
カブスリーグU-15第4節
5月29日(土)に、北海道カブスリーグU-15の第4節の試合が行なわれました。 コンサ札幌U-15は七飯のトルナーレでアンフィニと対戦しますが、翌日に厚別でトップチームの富山戦が行われる都合上、七飯まで日帰りするとなると辛いです。 それでやむなく、旭川の忠和公園で昼前から行われる、2部のコンサ旭川U-15と帯北アンビシャスとの試合を見に行くことにしました。 例えば七飯に行って大沼あたりに1泊し、翌日もカブスリーグを見ながらトップチームの試合は念を送るだけ、という選択肢もあり得ます。 そんなことをしてたら、三上くんの初出場と古田くんの初得点を見逃すという、悔やんでも悔やみ切れない結果になるところでした。 旭川からの帰りにどこに寄り道しようかと考え、都合が合わなくて断念したことがある上富良野町の「後藤純男美術館」にリトライすることにしました。(後日に報告予定) そうすると、帰りよりは往きに寄った方が時間的に楽だろうと思い付き、朝も早く目が覚めたし桂沢湖を経由すれば近くて早いので、余裕を持って旭川に着くつもりでした。 ところが陽気のせいか悠長にあちこち寄ってたのがタタり、試合会場に着くのが遅れてしまいました。(こら)
忠和公園に着いた時には雲がほとんど無い晴天で、そよ風が心地良い吹き方をしていました。 ゴール枠の後方から眺めてみた、コンサ旭川U-15(赤黒)と帯北アンビシャス(灰橙) コンサ旭川U-15のスタメンは、GK:小野、DF:村上・間崎・久保・木村、MF:森木・橋本・荒木・千葉・原、FW:中山 で、控えは9人いました。 24分に右からクロスを入れそうなチャンスがありました。 しかし26分には、アンビシャスの右クロスから混戦となるピンチを迎えます。 29分にいきなり主審が笛を吹いたので何事かと思ったら、アンビシャスのGKが時間を浪費したという判定のようです。 別に、僅差のリードを逃げ切ろうという時間の使い方でもなかったので、ちょっと厳しい判定かも知れません。 この間接FKは少し左へ出して原がシュートを打ちましたが、正面でキャッチされました。 33分にインターセプトから右奥でスローインを得て、さらにCKを得ましたが、得点にはなりません。 35分に橋本がミドルを打つと、GKがジャンプして何とかキャッチされるという惜しいチャンスがありましたが、森木の右クロスがゴールラインを割ったところで、前半を(0-0)で終えました。 向かいに見える唇のような形をした嵐山が気になりますが、説明版がありました。 アイヌ語では「チ ノミ シリ」、意味は「我ら・祈る・山」だそうで、「カムイノミ」とか「アシリチェップノミ」の「ノミ」と同じなんでしょうか。 この山の麓に「アイヌ文化の森 伝承のコタン」という施設があって、アイヌの住居などを復元してあります。 日高の浦河町に「乳呑」(ちのみ)という地名があり、アイヌ語で「チノミ」という発音を聞いた日本人が思い浮かべる漢字としては、これしか無いですよね。 旭川U-15に交代は無く後半が始まりました。 いきなり1分も経たないうちにFKを得て、このキックを妨害したアンビシャスの選手にイエローカードが出ました。やり直しのFKは高く飛び過ぎました。 4分に左サイドから右の荒木の前へ出したボールはオフサイドにならなかったけど、荒木がクロスを入れて森木が打ったシュートは弱くてキャッチされました。 5分にはアンビシャスのクロスをクリアし損なって打たれたり、Pエリア付近でかわされて打たれるなどのピンチがあり、いずれも枠を外れて助かりました。 13分に中山が突破してGKに迫るチャンスとなり、こぼれ球がラインを割りそうになりながら残ったものの活かせませんでした。 14分に荒木が打ったミドルは上へ外れて行きました。 17分に、森木に代わって石川が入りました。 18分にGK小野と交錯したアンビシャスの選手が倒れ、顔を打ったようだけど旭川側のFKになりました。 22分頃に、中山に代わって吉田が入りました。 23分にはPエリアの外でFKを与えましたが上へ飛び、双方ともシュートの精度が良くありません。 26分に橋本が右クロスを入れましたがヘディングが合わず・・。 ここで、原に代わって渡部が入りました。右手を負傷しているようです。 27分に得たFKのリスタートを素早く前へ送り、吉田が走り込んでシュートを打つアイディアは良かったけれど、報われません。 30分にアンビシャスが右寄りから攻めて、打ったシュートは旭川のゴールに入りましたが、バレバレなオフサイドでした。 31分に渡部の突破からCKを得て、一度はクリアされた左CKを間崎が放り込みましたが、防がれてしまいます。 ここで、千葉に代わって三浦雅が入りました。 34分に、今度は旭川のGKが時間の浪費によるファウルを取られました。浪費するつもりなんてサラサラ無いのに、何か不自然な判定に感じます。 この間接FKを蹴るのを妨害したとして、旭川にイエローカードが出されました。 やり直しのFKは辛うじてセーブしてCKに逃れ、 アンビシャスの左CKはファーに流れてヒヤヒヤです。 37分にはGK小野が飛び出してクリアした時に相手と交錯し、イエローカードを受けました。Pエリアを出た位置でのFKは旭川の壁に当たり、最後はオフサイドになりました。 ピンチでクリアした時に木村が鼻血を出したようで、代わって佐々木が入りました。 最後はボンボンと大きく蹴り合うような展開になり、渡部へボールが出るチャンスはありましたが、結局は(0-0)の引き分けに終わりました。 なかなかすっきり勝ち切れないトップチームに似てきたかな?・・と思ったら3点も取って逆転勝ちしちゃうし・・。
道の駅ごとに一休みしながらのんびり12号線を帰る途中、深川あたりでは田植えに備えて水を張ってありました。 まるで岩橋英遠の世界ですが、水田でカラスが(意外と念入りに)行水をしてました。 滝川の周辺では、満開の菜の花が黄色い絨毯を敷き詰めたようで、もしゴッホがこれを見たらどんな絵を描くか・・と考えたりします。 道の駅の裏手に、屯田兵屋が保存されていました。 美唄の屯田兵屋は以前に見たことがありますが、ここは初めてかも知れません。 近くで草刈りをしていた職員が「中を見れますよ」と言ってくれましたが、本来の開館日ではないので遠慮しました。板壁の隙間から覗いた限りでは珍しい展示品は無さそうだったし、他にあちこちで見学してますから。 岩見沢駅にも寄って、グッドデザイン賞を受賞した新しい駅舎などを見てきました。(これも報告予定) ・・駅舎を見に行ったんじゃないのか?
一方の七飯のトルナーレ会場では、コンサ札幌U-15が(6-0)でアンフィニに爆勝したとか・・ちょっと意外。 また、翌30日(日)に行われた第5節の試合で、コンサ札幌U-15は(2-0)で札幌ジュニアに勝ち、コンサ旭川U-15は(6-0)でプログレッソ十勝に勝ちました。 第5節までの一巡りが終わった段階での成績は、1部のコンサ札幌U-15は5戦全勝で1位、2位が3勝1分1敗のアンフィニ、3位は2勝1分2敗の札幌ジュニア・・となっています。 2部では、コンサ旭川U-15は2勝2分1敗で2位に上がりました・・とは言っても、2部の勝点は上から9・8・7・7・6・4 と並んでいますから、この先どう転ぶか予断を許しません。
posted by 雁来 萌 |21:35 | 闘う若梟 | コメント(0) |
スポンサーリンク
スポンサーリンク