スポンサーリンク

2010年05月15日

健康診断の経過観察ツール

毎年、午前中で終わる程度の健康診断を夏期に受けています。
色々な検査が終わった後に医師からの簡単な説明を受け、1ヶ月ほど経ってから詳しい検査結果が送られてきます。

昨年から検査結果をWebページ上に入力してくれて、自分のパスワードを入力すれば検査結果をいつでもどこでも見られるようになりました。
→例えばこんなページ

検査結果の報告書なんて、とかく行方不明にしてしまいがちなので、このシステムは便利です。
しかも、このシステム(というかツール)の利点は、数値の変化をグラフ表示できることです。

毎回の検査項目ごとの数値の変化が可視化されるので、味気ない数字の比較だけでは(数字が嫌いな人は特に)ピンと来ない体調の変化を、強制的に思い知らされます。

さらに、他の日付や別の診療機関で受けた検査結果を、自分で追加することが出来ます。
そんなことが出来るのなら、過去の受診記録が6回分あるので、これらを入力してみようと思いました。

他にも、通院してる病院で受けた血液検査の結果もあるから、表示できる数値のデータセットを10回分まで増やせることになり、この入力作業は自分にとっておもちゃが増えるのと同様な喜びを享受できます。

 
例えば下図は、肝臓の障害を示す酵素「γ-GTP」の値で、異常が無ければいつも似たような値を示すだけだから、その変化を見ようとしたって面白くも何ともないのが普通です。
γ-GPT
ところが一昨年の入院直前に受けた検査の際は見事に(?)突出していて、1桁以上大きな値になっています。
参考までに、この酵素の基準値は「85以下」だそうです。

その時の入院生活とその後の節制・摂生の効果によって、体調が元に戻ったどころかメタボ気味の体質まで解消しました。(→参考記事)

体重値が直接分からないように「BMI」値で示すと(笑)
Bijin Maid Index 値
羨ましいですか?
「BMI」(Body Mass Index)値は、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値で、日本では25以上を「肥満」と定義しています。
この値も万能ではないので、基準値以下だからと言って健康に問題が無いとは限らないんですけどね。

確か、少し太り目の方が長生きしやすい傾向があると記憶していますが、そんな確率論的な傾向は生命保険会社が料率を計算する時に使えば良いのであって、バラツキがある個々人の寿命には適用出来ませんから。

考えようによっては、ソクラテスになって悩むよりもになって空を飛ぶ方が楽しいかも知れないし・・飛べれば、の話ですが。

 
昨年から、メタボレベル判定のために腹回りも測られるようになりました。
腹囲を測っただけでメタボか否かの判定を下すのは大雑把過ぎると思うけども、メタボ判別フローチャートの【Step1】で即「メタボに非ず」と判定されました。

何段階かの分岐を経て最終的に「白」と判定されたのならば(たとえ「黒」でも)納得しますが、最初の設問で即座に決め付けられると、何だか門前払いにされたようで物足りない心境です。

相撲の新弟子検査?
出べその場合は?
こんな体形だったら、わざわざ測るまでもなく判定を下せるんじゃないかと・・。


posted by 雁来 萌 |00:05 | 雑念 | コメント(0) |

スポンサーリンク

スポンサーリンク

コメントする