スポンサーリンク

2010年01月29日

旧きを訪ねて新しきを知る

先日、市内のあちこちの施設(not派遣村)を回って勉強してきました。

まず芸術の森へ行き、ホントは「かんじきウォーク」でもしてゆっくり歩きたいところですが、当日は用事が多くて時間的に余裕が無いので、また今度にしました。
(次回以降も「また今度」になりそう・・)

シンボルの池は、すっかり氷と雪に覆われてしまいました。時節は大寒ですから。
出てこい池の鯉
こうなったら浮き輪は無用の長物に過ぎないので、備えておく理由は有りません。
そもそも近付けない

芸術の森美術館の展示内容は前回の訪問時から変わっていないので、次回の開館20周年記念イベント「芸森の名品」に期待するとしてパスし、今回は芸術の森工芸館で開催されている「あかりメッセージ2010さっぽろ」~「アカリトモス」を鑑賞してきました。
アカリをトモス
札幌市立大学などの、芸術を専攻している学生の作品が多かったようで、柔らかい頭で考えた新鮮な発想を基に作られたカラクリを、安直に作動させる前に想像を巡らすのが楽しかったです。

石油タンクの横にある水道?に積もった雪の帽子
雪帽子
積雪層の断面を作ってインクで着色したい衝動を抑えつつ、写真を撮るだけで帰ってきました。

以前に紹介した彫刻作品も、雪に囲まれて静かに佇んでいます。(急に喋り始めたら一大事だし)
佇む像

かつて大学村にあった有島武郎旧邸は、冬期間は休館中だけど希望すれば観覧できます。
あり、しまった
何となく、札幌近郊に建てられている山小屋の雰囲気に似ています。

 
芸術と文学を勉強した後に道庁赤レンガを久し振りに訪れ、ここは日本史と世界史と語学の勉強でした。
どうちよう
人の顔に見えるなら、それは錯覚です。
建物のあちこちに開拓使のシンボルである「五稜星」が飾られていて、今まであまり意識していなかったけれど、サッポロビール園の建物と造りが似ているのも当然ですね。(建築の勉強もせねば)

注意書きを読んだり写真を撮ったりするのに気を取られている間に、頭上から雪や氷が落ちて来るんです。
注意1秒、毛が3本
館内では、一昨年のサミット関係の展示が増えてました。観光客らしい団体もぞろぞろ歩いており、話している言葉は韓国語でした。

古い生活用品を展示するコーナーにありました、昔の湯たんぽが。
元祖エコヒーター
北海道関係の古いモノの展示は、開拓記念館に行った方が存分に楽しめます。

これも懐かしい、貯炭式のストーブ
萌える黒ダイヤ
鋳物なので少し脆いし、時々爆発するし、たまに煙突掃除をしなければならないし・・。

道産品を展示してあるウィンドウに、見覚えのある「えだ豆」がっ!
そのままえだ豆
これって、道庁に展示して外国の賓客に見せるほどの畏れ多い商品なの?

外に出ると月が出ており、気が付けば日は西に傾いています。(天文学だよ)
月に借り
右奥の方に、かなり背の高いビルが建つんだとか。

 
次いで「かでる2・7」を訪れました。
かでる前
玄関前で来訪者を歓迎する雪だるま・・雛祭りか?

この建物には、アイヌ文化振興・研究推進機構北海道立アイヌ総合センターがあり、展示品の個数は多くないけれど無料で見学できる資料展示室があります。
これは郷土史と文化人類学の勉強に違いない。

 
すぐ隣に道警のビルがあり、屋上のタワーにカラスがタカっていました。
ヘリポートでしょ、そこは
カラスを見てサッカー協会を連想するのは新しい人で、神武東征の神話を思い出すのは旧い人です。
ここは法律と日本史の勉強かな?

 
最後に、お年玉くじが当たらなかった年賀はがきをこちらに持って行って、福祉の勉強をしました。

今日の用事を全て片付け終わらないうちに日が暮れてしまい、残りの用事(区役所や札幌市資料館など)は後日に回すことにしました。


posted by 雁来 萌 |23:21 | 雑念 | コメント(0) |

スポンサーリンク

スポンサーリンク

コメントする