2009年06月08日
カブスリーグU-13・札幌 vs レアリッザーレ
6月6日(土)の10時から札幌ドーム・サブグラウンドの天然芝ピッチで、カブスリーグU-13の第3節となる、札幌U-13とレアリッザーレとの試合が行われました。 当日は、トップチームがドーム内部で試合前日の練習をしていましたが、サブグラウンドの方ではカブスリーグの試合と、ブロックカブスU-15の試合(人工芝ピッチ)が行なわれていました。 展望台の入場料500円(=駐車料金の優待あり)を払ってトップチームの練習を見るよりは、300円の駐車料金でカブスリーグの試合を見る方が楽しいですから。 コンサはカブスリーグU-13の第2節まで、順調に勝ち星を重ねています。1試合で13点も取ったチームに比べれば得失点差が少ないので、今のところは3位に甘んじていますけど。
レアリッザーレ(白) vs コンサ札幌(赤黒)
コンサのスタメンは、GK:皆川、DF:藤本・深井・清野・藤井、MF:中島・倉持・鳥居・鈴木、FW:平川・佐々木北 でした。
1分に、佐々木(GKの手前)が右寄りを突破し、GKを見定めて打ち込みました。(1-0)
5分には再び佐々木が長距離をドリブルで進み、GKをかわして右へ出したボールに自分で追い付くという、1人ワンツー技を見せてから打ち込みました。(2-0)
ほとんど1人舞台のようなパフォーマンスです。
7分には、鈴木が左サイドを奥深くえぐってクロスを入れ、平川が右寄りからスライディングして足を合わせました。(3-0)
レアリッザーレのDFはかなり高い位置に保たれており、コンサはオフサイドを取られることが時々ありました。
それを避けるためには手前でボールを受けて走り込むという、ドリブル競走の様相を呈しています。コンサを疲れさせるのが狙いなのか?
17分に右サイドへ流れたボールを藤本から平川に渡し、平川(右端)が独走して左隅へ蹴り込みました。(4-0)
このドリブルの途中で、何か黒い物体をピッチ上に落として行ったようです。写真の右側を拡大すると・・チームメイトが見下ろしている黒い物体を、戻った平川が拾い上げて右足に履きました。
つまり、途中で靴が脱げたままドリブルを続けてシュートを打ったらしく、こういうのを「シンデレラボーイ」と呼ぶのでしょうか。(違?)
裸足で最後まで走って打ち切ったのは、見上げた根性ではあります。
他にもコンサのシュートやCKが何回あったのか、数える気にもならないほどでした。
21分に右サイドを攻め上がったチャンスから混戦気味になり、倉持(左から2人目)が中央から左へ流れながら右隅に打ち込みました。(5-0)
25分に藤井の左クロスを受けた鳥居(右端)が、GKを見ながら落ち着いて左へ打ち込みました。(6-0)
ロスタイムにはハーフウェイライン付近から鈴木(主審の右)がドリブルで独走し、GKをかわして中央へ打ち込みました。(7-0)
主審が時計を見ているように、ここで前半が終わりました。
気が付くと、試験場の林では蝉が鳴いたり止んだりしています。
後半に向けて控え選手を全員投入し、皆川・藤本・清野・中島・鳥居・平川がアウトして、信田・島倉・高橋・新田・熊倉・名古屋が入りました。
藤井がFWに上がり、中盤はダイヤモンドになったようです。
後半も1分から得点を重ね、まず藤井(左奥)が独走してGKをかわし、狙い定めて中央へ転がしました。(8-0)
6分にも藤井(左端)が突破して、PAに入った位置からシュートを打ちましたがバーに当たってこぼれ、
詰めた新田や鈴木が打ちましたがクリアされました。
12分に鈴木(手前)が右サイドを独走してシュートを打ち、こぼれ球を佐々木(左ポスト横)が押し込みました。(9-0)
ボールは右ポストの陰になっています。
13分に新田が深い位置でボールを競って得たCKから、倉持、島倉、佐々木と渡ってシュート、さらに鈴木が左から打ったシュートのこぼれ球に、右から倉持が合わせました。(10-0)
これも、ボールが右ポストの陰になっています。
鈴木や名古屋が独走してシュートを打ったり、佐々木がループを狙ったりしましたが、セーブされたり枠を外したりしました。
藤井はバイタルエリアでテクニックを駆使しながら、自分で打ったりオシャレパスを出したりして、(いわゆる変態の)素質があります。
21分にゴール前での競り合いになり、倒れながらも出したボールを拾って蹴り込んだのは、名古屋のようです。(11-0)
23分には相手GKがバックパスを受け損なって慌ててクリアしたチャンスがあり、CKが続く攻撃になりましたが、鈴木が右から打ったシュートはバーに当たって流れました。
25分に左サイドからの攻撃で名古屋がクロスを入れ、ファーから鈴木がヘディングで打ち込みました。(12-0)
26分には何度目かの鈴木の独走となり、落ち着いて流し込みました。(13-0)
一方的な攻撃だった29分にカウンターを食らって独走を許し、GKも外されてシュートを打たれ、DFが懸命に戻って間に合いはしましたが、わずかに右へ外れそうなのでそのままゴールラインへ流しました。
得失点差の争いをしてる時に、余計な失点は避けなければなりません。
30分に新田が右からシュートを打ち、こぼれ球を左から名古屋が押し込みました。(14-0)
ロスタイムに藤井が右から打ったシュートが、左ポストに当たって跳ね返されたところで試合終了となりました。
60分間の中での14回の得点シーン(とハプニングな場面)を、24枚撮りのフィルムを使って漏れなく無駄なく撮影するのは難しいです。
得点経過のメモを書いている間にキックオフが始まってしまい、顔を上げたらもう相手ゴールに迫っていて、慌ててカメラを構え直すことの繰り返しですから。
これでコンサは3勝目を上げ、他チームの(13-1)というスコアに呆れていたのに(14-0)になってしまいました。しかし、まだSSSの得失点差には届かなくて2位になっています。
翌日には恵庭陸上競技場で第4節の試合が行われることになっていますが、当日は室蘭でプリンスリーグの試合も行われ、カブスリーグを見てから室蘭に向かってもプリンスリーグのコンサ戦(14時10分)には間に合うのが、かえって悩みの種です。
タイヤが磨り減ってきてるので、雨が降って濡れた路面を急いで走るのは好ましくないし。
posted by 雁来 萌 |23:25 | 闘う若梟 | コメント(0) |
スポンサーリンク
スポンサーリンク