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2008年06月30日

プリンスリーグ第5節

6月28日(土)の正午過ぎから浜厚真野原公園サッカー場で、プリンスリーグの第5節となる、旭川実業との試合がありました。

当日の室蘭の予想最高気温は20℃くらいだったと記憶していますが、同じ胆振地方でも浜厚真の気温は室蘭とは違います。参考になるのは日高地方の浦河の予想気温であり、確か16℃か17℃だったと・・しかも霧がかかることもありますから、半袖だけで済まそうとするのは無謀です。
念のため長袖のジャンパーを持参したのが正解だったほど、肌寒い天候でした。

ユースバスは、夕張で行われるU-15のカブスリーグへ調達されたのか、浜厚真へはJR北海道バスで来ました。
JR北海道バス

旭川実業(白) vs コンサ(赤黒)
試合開始
コンサのスタメンは、GK:曳地、DF:打矢・熊澤・上原・松本、MF:鶴野・佐藤・竹内・古田、FW:玉岡・金子 でした。
ベンチには、松原・十川・鈴木健・加藤・葛西・福永・菅原・工藤・三上 が控えているようです。

当面のライバルである旭川実業にしっかり勝っておかないと、今年のプリンスリーグの先が見えてきません。
思い起こせば(またか)、一昨年のプリンスリーグ第4節で、いくらシュートを打っても旭川実業のGKにはじかれ、(0-1)で敗れたことが原因とは言えませんが、その年は4勝2敗3分という不本意な戦績で5位に終わってしまいました。

昨年の旭川実業はさほど成績が良くありませんでしたが、今年は快進撃しています。何試合かを見た限りでは、トップの石澤くんにボールが渡ると、あらら・・と見てる間にゴール前まで独走して打ち込んでしまい、その体格やスピードを誰も止められない状態でした。

彼はU-18の選抜メンバーにも選ばれて得点しているし、昨年の国体や国際ユースの北海道代表選手でもあるし、トップチームの練習にも参加しています。

コンサとしては、攻め急いでカウンターを食らうと命取りになりかねないので、とにかく石澤くんだけは突破させないように、慎重に守らなければなりません。
対する旭実の方も、無駄なチェイスはせずに守りのバランスを保ち、チャンスがあれば攻め上がる、というプランのように見えます。

前半18分のスローイン
スローイン ステーキ
互いに相手の出方を窺いながら、攻めるところは攻め、守るところは守るという、見応えのある展開になりました。

22分に竹内が倒されましたが、これは旭実のFKになり、
旭実のFK
蹴られたボールは右へ外れて行きました。

28分に玉岡がくさびになり、右から金子がクロスを入れますが、ボールは流れて行きました。
GKも飛べばバーに当たる
このGKは、ジャンプすれば頭がバーに当たりそうになるほどです。

前半は得失点なく終わりました。(0-0)
慌てず落ち着いて処理し、狙ってパスを通すという方針のようで、前半は相手の動きを見極めながら対応しておいて、ハーフタイムで作戦を練るものと思われたので、特にもどかしさは感じませんでした。
 

交代なく後半が始まりました。
10分の打矢のクロスはクリアされました。旭実も必死です。
クリアされる

17分に竹内が倒され、相手にイエローカードが出たところで、玉岡に代わって工藤光が入りました。
鶴野FK
ちょっと距離があるFKを鶴野が蹴りましたが、左へ外れてしまいました。
19分には逆に佐藤にイエローカードが出され、旭実のFKはコンサの壁に当たり、こぼれたボールを打たれたものの、GKが正面でキャッチしました。

膠着したまま息苦しい展開になってきましたが、22分に上原が左サイドを思いっ切りえぐってクロスを入れ、中央で待っていた竹内が左足でボレーを打つと、鮮やかにネットに刺さりました。(1-0)
清弥の奇跡
待望の先制点に駆け寄って喜ぶコンサと、茫然とする旭実

この頃から、ほとんどハーフピッチだけを使う攻撃が続きましたが、追加点は奪えませんでした。
33分に、金子に代わって三上がFWに入りました。

ところが直後の34分、警戒していた石澤くんの突破を許し、右寄りから左隅へ打ち込まれてしまいました。(1-1)
失点だぁ

残り10分ほどで試合は振り出しに戻りました。向こうのピッチでは2位の北海が勝ったようなので、引き分けでは足りません。気を取り直して全力で点を取りに行きます。

40分に古田からのパスを受けた竹内が左からクロス、工藤が飛び込みますが、高さが足りずにキャッチされました。
ミツジャンプ

43分には、鶴野がスライディングして奪ったボールを古田が遠めから打ちましたが、バーに当たってしまいました。
ナイスミドル

45分にも鶴野が奪ったボールを左からクロス、右から竹内が蹴りましたが、右へ外れて行きました。
左足よ再び

さらに2分ほど後に、三上が左寄りで粘ってキープしておいてパスを出し、鶴野がやや後方から「俺がやらずに誰がやる、シュートはこうやって打つんだ!」という声が聞こえてきそうなオーラと共に右足を振り抜くと、ボールはゴール右隅へ入りました。(2-1)
(写真がありません)

再び突き放して喜んでるうちに時間を使ってしまったかも知れませんが、試合が再開して10秒なのか30秒なのか経った後で、終了の笛が鳴りました。

旭実にとっては、悔やまれる結果でしょうけど、両チームとも、よくここまでやったという内容でした。
か弱い心臓が止まるかと


第5節を終わって、コンサと北海高校が全勝のままで、1敗した旭川実業はやや後退しましたが、まだ油断はできません。
相変わらず無失点で得失点差が多い北海が首位に立ち、コンサは得失点差が1点足りなくて2位になりました。
4位の室蘭大谷が北星付属に負けたため、優勝争いは3チームに絞られた感がします。

次節の第6節と第7節の試合は、7月5日(土)と6日(日)に帯広の森運動公園で行われます。
プリンスリーグで唯一、「遠征」と感じる距離と日程であり、これは日帰りしてられません。(室蘭にも泊まっただろう!というご指摘は・・ご指摘として謙虚に受け止め・・)


試合が始まる前に、15時から旭実と練習試合を行うということが知れ渡っていたので、これを見逃す手はありません。
試合が先に終わった奥の方のピッチを使って、35分×2本の練習試合を行いました。
改めてお手合わせ
メンバーは、プリンスリーグに出場しなかった2年生や1年生が中心でした。

山口の得点と、
紫苑

大野の得点とで2点取りましたが、
景裕
4点取られて(2-4)で負けました。
プリンスリーグの試合結果と逆じゃなくて良かった・・。


posted by 雁来 萌 |23:58 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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