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2008年06月26日

全日本少年大会・北海道予選

全日本少年サッカー大会の北海道予選が、6月21日(土)と22日(日)に千歳市青葉公園サッカー場で行われました。

コンサU-12は、先月に行われた札幌地区予選で優勝して北海道予選へ進んでおり、21日の北海道予選1回戦では北見オニオンキッドを(8-0)で降し、2回戦では函館SSを(6-0)で降しました。

22日は準決勝2試合と決勝が行われ、準決勝の組合せは、コンサU-12 vs くりやまFC、FC大曲 vs 伊達サッカー少年団 の対戦になりました。

青葉公園サッカー場は、知事杯の試合などで何度か来ています。
折しも千歳市内では、2週間後に迫ったサミット会議(への参加者の警備)に対応すべく全国津津浦浦から集合した警察車両があふれて(二酸化炭素を排出して)おり、それらの検問をかいくぐって(?)試合会場に辿り着くのは至難の技・・でもなく、何事もありませんでした。
朝早い時間帯だからスムーズだったのかも。

画像を反転した大会横断幕
大会横断幕


準決勝の2試合は、9時からピッチ2面を使って同時に行われました。
試合時間は、20分ハーフの前後半です。

コンサ(赤黒) vs くりやまFC(白)
準決勝開始
コンサのスタメンは、GK:北原、DF:渡邊・倉持・高橋・磯見、MF:平川・中島・深井・鳥居、FW:鈴木・佐々木 で、磯見は5年生です。

かごめ型の円陣
かごめ円陣

7分に佐々木が裏へ抜けて突破し、GKをかわしてゴール右隅へ打ち込みました。(1-0)
北斗先制
ベンチから、「プレイが小さい、もっと思い切り」という指示がありました。なまじボールの扱いが上手だと、狭い範囲でちょこちょこ渡しながら進みたくなるんでしょう。

16分に深井が左寄りから打ったシュートがバーに当たりましたが、こぼれ球を鈴木が拾って右からクロスを入れ、佐々木が左からヘディングして追加点を上げました。(2-0)
北斗ヘッド
ここで、磯見に代わって高嶺がMFに入り、深井がDFに下がったようです。
 

後半の開始時に、渡邊に代わって佐藤、平川に代わって熊倉、鈴木に代わって5年生の筌口が入りました。

1分に左クロスが入り、交代したばかりの筌口(主審の陰)が右から打って楽な展開になりました。(3-0)
筌口追加点

しかし、5分にコンサ左サイドを破られてゴール右隅へ打たれ、右ポストに当たって入ったようです。(3-1)
ブレブレ
慌てて片手で写したので、思いっ切りブレています。

この前に4人の交代を準備して待っていましたが、失点して形勢が悪くなったためか、交代を諦めたようです。
9分になってから、佐々木に代わって鈴木が入る交代だけを行いました。

12分には、右サイドをかわされてシュートを打たれるピンチがありましたが、左へ外れて助かりました。

14分に鳥居に代わって平川がトップ下へ入り、さっそく高さを生かすポスト役になっていました。
16分に中島に代わって森川がDFに入り、佐藤が中盤へ上がったようです。

終盤には、深井が左ライン際から前線へフィードしたボールがCKになったり、ミドルを打ったりしたチャンスが続きました。

ロスタイムの右CKを熊倉がヘディングし、浮いたボールを再び頭で打ちましたが、キャッチされました。

結局、後半は立ち上がりの1点だけでしたが、トータル(3-1)で勝ちました。
決勝までは間があるので、いったん駐車場へ引き上げて、軽い昼食を取ってから決勝戦に臨みます。


決勝は12時から、コンサU-12と、FC大曲を(1-0)で降した伊達サッカー少年団との対戦になりました。
(また)思い起こせば、伊達とは一昨年の岩内町長杯(つまり今回と同じ年令のメンツ)の決勝戦で対戦しており、この時はコンサが終了直前に突き放して優勝しています。

伊達(白) vs コンサ(赤黒)
決勝開始
決勝戦だけはワールドカップ方式の入場になり、中央で並びます。
コンサのスタメンは、GK:北原、DF:森川・倉持・高橋・深井、MF:平川・中島・高嶺・鳥居、FW:鈴木・佐々木 と、準決勝とほとんど同じで、高嶺は5年生です。

伊達の選手達は、かなり体格が良いです。
コンサもCBの2人は上背がありますが、前線の3人は小柄なので、ちょっと不安です。すばしっこさとテクニックでは負けないし、簡単には倒れませんけど、相手を引き摺って力任せに突進するのは難しそうです。

円陣・・あと一つ
屈伸

開始1分にいきなり伊達にFKを与えましたが、左へ外れて助かりました。直後に今度は高嶺が倒されて、左ライン近くでFKを得ましたが、
朋樹倒される

このFKはGK正面に飛んで止められました。
止められる

8分にも右ライン際からのFKがありましたが、合わせたヘディングは上へ外れて行きました。
10分のピンチからカウンターになって佐々木が突進しますが、GKが出てクリアされました。

伊達はクリアを兼ねて中盤や前線へロングボールを放り込んできますが、コンサDFが判断良く出て頭で撥ね返していました。
たまに突破されることもありますが、伊達のシュートは精度が悪くて助かっていて、前半は膠着したまま(0-0)で終わりました。
 

交代なく後半が始まりました。
パスのテクニックには相当の差があって、かなり好きなようにボール運びが出来るし、相手陣内深く進んでクロス・・とまでは事が運ぶんですけど、シュートが惜しくも外れたり、ゴール前でゴタゴタしてるうちにクリアされたりして、得点することが出来ません。

6分の鈴木の突破から得たCKのチャンスは再びCKになりましたが、中央でのヘディングは浮いてしまいました。
ヘディングは上へ

8分には、平川のクロスのようなシュートがバーに当たってこぼれ、
バーに当たる
これを拾って打ったシュートは再びバーに当たって打ち上がってしまい、ボールの行方を追いながら天を仰いでしまいます。

直後の9分、絶好のチャンスで前がかりになり過ぎたか、カウンターを受けた時に伊達の左サイドの選手がフリーになっていて、そこにボールが渡って独走を許し、打たれたシュートはGKの手を逃れて右隅に入りました。(0-1)
失点
スローモーションのようなボールの行方に見入ってしまい、慌てて撮った写真は不良品になりました。

コンサの反撃は十分に威力がありました。両サイドを上がって中央にクロスとか、後方に下げてミドルとか、多彩な攻撃は(スコアがビハインドじゃなければ)楽しいシーンばかりです。
しかし焦っているのか、シュートは浮き気味になっています。

右サイドを突破したいシーン・・小学生でも、やることは同じです。
右サイドの攻撃

15分に得た右CKを高嶺が蹴り入れると、左から倉持がヘディングで打ち込み、やっと同点に追い付きました。(1-1)
※カメラの不調により、肝心な場面の写真がありません。

さらに猛攻が続いてCKが連続しましたが、GKにはじかれるし、せっかくGKが飛び出してるチャンスにも押し込めません。

ロスタイムの混戦には何本シュートを打ったのか分からないほどですが、何度打っても入らない時は入らないもので・・。
大混戦
小学生用の小さいゴールの前で混戦になると、上の方には隙間があったとしても、足元には守備側(や味方)の足が並んでいて、打ち込む隙間が無かったりします。

ついに終了の笛が鳴り、(1-1)で終わりました。
決勝戦だけは、5分ハーフの延長もあります。
 

いったんベンチに戻って一息ついてから延長が始まり、森川に代わって佐藤が入りました。
延長でもシュートは数多く打ちましたが、ことごとく外れたりキャッチされたりオフサイドになったりして、残り時間はどんどん減っていきます。
外れていく

しかも伊達のGKはPK戦に自信があるようで、のんびり時間を使っています。
少し上の年代ならば遅延行為でカードが出されたりする場面なのに、主審は「小学生がそんな事をするはずが無い」とでも考えているのか、時間の浪費に無頓着で注意すらしません。

40分間の戦いで1点ずつしか取れなかったんですから、延長の10分間にそうたやすく点が入るものでもなく、結局は延長も得失点なく終わって、北海道代表チームを決める最後の手段はPK戦です。
 

コンサの先攻でPKが始まりました。
これだけの激戦の後ですから余力が残っていなくても仕方がないのに、さすがに全道大会の決勝戦に勝ち残ったチームだけあって、10人のキッカー全員がキッチリ枠内に打ちました。

コンサは3人目のキックを止められました。
止められる

対する伊達は5人目まで全員が決め、(4-5)で敗れました。
止められず


終了後に表彰式が行われ、
表彰式
各チーム毎に記念撮影も行われましたが、どんな表情で収まっているのか・・。

8月2日から行われる全日本の決勝大会には伊達サッカー少年団が出場することになり、昨年まで連覇していたコンサはお留守番に回りました。

北海道サッカー協会のHPに、大会の様子(pdf)が載っています。
・・写されてるし(笑)


posted by 雁来 萌 |20:02 | 闘う若梟 | コメント(1) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:全日本少年大会・北海道予選

おれはくりやまFCの13番

posted by くりやま| 2008-07-01 14:49

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