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2007年07月03日

プリンスリーグ第6節

  ~~ スィーツは大地の恵み? ~~

前日に引き続いて、7月1日(日)に行われたプリンスリーグ第6節の対戦相手は、昨年の優勝チームである札幌第一高校でした。第5節を終わった段階で、コンサは相変わらずの首位ですが、第一高校は5位に退いています。

第一高校
札幌第一(青) vs コンサ(赤黒)(2007.7.1:帯広の森)
昨日とは打って変わって(予定通り)晴天になりました。しかし、北風なので気温はあまり高くなく、湿気も無くて爽やかです。

前半開始
スタメンは、GK:平加、DF:山川・加藤(大)・熊澤・松本、MF:古田・鶴野・佐藤・能登、FW:大西・横野 と、昨日とほぼ同じ布陣でした。ベンチには、岩田・福田・鎌部・岩月・伊東・打矢・竹内・玉岡・金子 が入っています。

古田
22分に、大西がボールを奪って古田へパスし、古田(右端)が打ったシュートは左へそれてしまいました。

飛び出すGK
31分のカウンターで大西へ出したボールに対し、相手GKが飛び出してきて大西と交錯するかと思ったら、第一のDFと交錯しました。このGKは、飛び出すのが好きなようです。

シュートをバーに当てられたピンチもありましたが、チャンスの方が多かったようです。前半は風下だったので我慢になるのは止むを得ませんが、惜しいシュートをたくさん打ったのに負けた試合もあったしなぁ。
横野ミドル
やっと43分に、横野(右端)が右45°の遠めから打ったミドルが鮮やかに入りました。(1-0)
45分に大西のヘディングが、惜しくもゴールネットの上へ乗ったところで前半が終了しました。
 

後半開始
後半開始時に交代はありませんでした。前半は1点だけでしたが、後半に爆発してくれることが期待されます。

大西-1
早速2分のカウンターで大西が独走し、GKを避けてゴール左隅ギリギリへ蹴り込みました。(2-0)
この後、ベンチに向かってボウリングのパフォーマンスを見せました。

大西-2
こうなりゃもうイケイケになり、6分には古田が出したトリッキーなパスを右寄りの大西が受けて独走し、GKを見ながら狙いを定めてゴール左隅へ転がしました。(3-0)

駆け寄る
駆け寄る古田(左)と大西(右)

9分に、能登に代えて竹内が入り、第一高校の方はGKを交代しました。

大西-3
15分に山川(右端)がオーバーラップして右サイドを突破し、深い位置から入れたクロスを大西(ゴール右)が流し込んでハットトリックとなり(4-0)、この後2人はハグハグしてました。

19分の左CKを鶴野が蹴り入れ、右から走り込んだ加藤がスライディングして長い足を伸ばしたものの、惜しくも届かなかったチャンスがありました。
21分に、山川に代えて岩月が入りました。
岩月は練習中に交錯して鼻を負傷したと聞いているので、思い切ってプレイし難いのではないかと心配になります。

痛む横野
26分頃の攻撃で、横野が交錯して肩の辺りを押さえながらゴール前に倒れていましたが、お構いなくプレイは続行されます。

立てない横野
「攻めて行ったら踏まれるんじゃないか」と思ってると、ホントにコンサの攻撃がゴール近くまで迫ったりしました。

30分に、痛んだ横野と大西に代えて金子と伊東が入り、鶴野がFWに上がりました。
続いて、GK平加に代わって岩田が入りました。

竹内ボレー
33分に、鶴野のシュートがはじかれたこぼれ球を金子が拾ってクロスを入れ、右から竹内が倒れ込みながらボレー気味にゴール左隅へ打ち込みました。(5-0)

岩月
心配した岩月も、相手ボールをカットして右サイドを突っ走ります。

36分に、古田の足が攣ってしまいましたが、交代枠を使い切っているので、少し回復してから復帰しました。

岩田
終盤44分に、右45°からのFKのピンチもありましたが、岩田ががっちりキャッチしました。

挨拶
帯広遠征も連勝し、無失点の堅守で首位をキープしました。(どこかで聞いたような台詞)


第6節の結果により、コンサの成績は5勝1分の勝点16、次いで勝点15の帯広北高、同14の室蘭大谷、同13の北海高校が追っています。

懲りずに前回と同様な解析を行い、最終順位を予想してみると、
順位|1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
チム|C R H K D J S Y O U
となって、KとD、OとUが入れ替わりました。前回の予想によると、帯広ではKもDも1勝1敗(のはず)でしたが、Kが辛くも2勝を収めた一方、Dが2敗してしまったことが影響しています。

次節は第7節になりますが、7節が終了した時点で9節終了時点の最終結果を予想したとしても、それは「予想」と言えるほどの遠い将来の話ではないし、誰が予想しても似通った結果にしかならないので、解析や予想は行いません。

次節以降の予定としては、上位チームが星の潰し合いをしてる間にコンサは勝点と得失点差とを稼いでおき、最終節で帯広北高と対決する、というシナリオになっています。


第二試合が始まって間もなく、椅子が揺れたような気がしたので、風が強いから揺れたのかと思ってました。やや後に再び揺れたので、どうやら地震らしいと認識しましたが、立ってる人は気が付かなかったようです。
「さすが、地震の宝庫・十勝だ」と思いましたけど、これが雁来だったら「遠くをダンプが通ってるな」で終わっちゃいます。

十勝地方では製菓業が盛んですが、それは菓子類の原料となる、小麦、砂糖、小豆、卵、牛乳、バター、果物、野菜・・を全て目の前で生産できる土地柄だからでしょう。
大地の恵みを受けたこれらの原料を利用して作る「スィーツ」は、畑のパッチワーク模様と共に十勝地方を特徴付けるキーワードになっています。
しかし、たとえ「スィーツ」というお洒落な言葉で正当化したとしても、糖分はやがて脂肪に変わるという生体反応は不変の法則です。

大地の恵みは、裏側から考えると悪魔の誘いとも言えます。


posted by 雁来 萌 |22:46 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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