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2014年08月16日

尾張徳川家の至宝展@近美

7月5日から8月24日まで、道立近代美術館で「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」が開催されています。→道新の展覧会公式ページ

この展覧会は、昨年の1月から東京、福岡、北海道を巡回しています。

かなり昔に徳川美術館そのものを見学したことがあるので、本家に展示されている物品のほんの一部しか見れないのが惜しいですが、滅多に行ける土地でもないので貴重な見学機会ではあります。

大きく分けて、尚武、清雅、教養のジャンル別に展示してあり、武具や芸術、文化、工芸などの逸品が並んでいて、中でも白眉なのが国宝の「源氏物語絵巻」と「初音の調度」だろうと一般的には解釈されますが、私にとっては日本刀に最も興味が湧きます。

擦り傷のような傷が付いている刀身が多かったのが残念ではありましたが、研磨に出さず伝来したままの姿で保存するということも大事なんでしょう。

 
順路の最後は「木彫り熊のルーツはここにあった!~尾張徳川家と北海道八雲町の深いかかわり」というコーナーになっていて、「八雲町郷土資料館」が所蔵する木彫り熊の資料が展示されていました。→参考記事


展示物の写真を撮れないので、代わりに美術館周辺で撮った写真で、立つ鳥お茶を濁しておきます。

中庭に朽ちて倒れそうな梅の木が立っていました。
うめ・・ではなく、 うろ

たわわに実る梅の実を写真に撮っていたら
黄色くなるまで待って

肩に梅の実が落ちてきて、万有引力を発見しました。←オマエが?
形がリンゴに似てなくもない
これを持ち帰って梅酒でも仕込み、「ニュートンの梅酒」として売ろうかとも考えましたが、野鳥の食糧を奪ってはイケナイので自重しました。

こちらはクルミの実です・・葉の食痕はマイマイガの仕業でしょうか。
葉の食痕は何の仕業?

地表を這う根から新芽が生えていました。
根も葉もある噂

切株の中に落ちた種からも芽生えています。
一種の接ぎ木?

ベンチに貼ったタイルの隙間からも新しい生命の萌芽
ニッチ花壇

北一条通に面した歩道脇の花壇に、トリミングされた植え込みがあります。
草むしりが大変だ

観覧者1,000万人達成の記念植樹がありました。
そのうち百人くらいは自分だろう

1977年のオープン以来、昨年の10月に1,000万人を超えました。
早いもので37年

 
常設展示室では、札幌国際芸術祭に関連した「都市と自然」という特別展が開催されていました。
こちらの2階は撮影自由なので、何枚か写しました。

壁も床も天井も白い部屋の中に、白いテーブルとクッションが置いてありました。
白い濃い部屋
目がおかしくなりそうです。頭も?

テーブルの上には中谷宇吉郎関係の書籍が並べられていて、クッションに座りながら読めるようになっています。
雪穴のようなもんだ

ロビーにて:最近の公衆電話はこんなにオシャレなんですね。
もしもしカメよ
数字が大きくて見やすいし押しやすそうです。
緑色の電話機って、そのうち博物館に展示される時代になりそう。

 
庭に展示されているモビール
逆S字
池の水面に映る形は直接見る形とは全く違う、という発見がありました。

直近まで近付いて下から見上げれば、空を背景にしてこんな形が見えるのかも知れませんが。
逆Z字

らせんにしか見えなかった作品が、S字やZ字に見えるなんて・・芸術は楽しい。


posted by 雁来 萌 |21:09 | 雑念 | コメント(0) |

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