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2013年10月16日

ぬかびら・三股とアーチ橋

クラセンU-15の1次ラウンド3日目(8/17)の午前中に、昨年は暗くなってマトモな写真を撮れなかった「ぬかびら源泉郷」と「三股」を1年ぶりに再訪しました。

まずは漢字で書きたい糠平に寄って、
アメダス再訪「ぬかびら源泉郷」の巻(2013/8/17)
1年ぶり

草丈は問題ない程度です。
超音波式

問題の(屋根より高いが樹よりは低い)風速計
樹に負けた
ここは元々、強風が吹く地域ではありませんが。


三国峠まで行きました。昔は未舗装の砂利道でしたが、現在は快適なルートになっています。
峠ぢゃ
この峠は、降った雨が日本海に流れ下るか、太平洋へ下るか、それともオホーツク海へ下るか、という運命の分かれ道になっています。昔はこの近くにも雨量計を置いてありました。

中央の三股盆地にもやが漂っています。
あの辺が十勝三股
夜間の放射冷却によって盆地に冷気が溜まり、かなり冷え込む地形になっています。


アメダス再訪「三股」の巻(2013/8/17)
明るいと変哲がない
柵すら無いけど、誰も来ないような場所だから・・アーチ橋探訪や鉄な人は来るんだけど。

レストラン「三股山荘」の横にあります。
山荘の飲み水はこれで賄い・・ません

近くに、十勝三股駅の付随施設だったような廃墟がありました。
整備工場か

三股山荘の横に駅名板を立ててあります。
終着駅

向かいのバス停の中に・・そりゃぁ、泊まりたくなるだろな。
熊も来ます

帯広へ戻る途中で、優美な橋が見えました。
この曲線が素晴らしい
この辺に旧国鉄士幌線のア-チ橋がたくさん残っていることは知ってるけど、わざわざ歩いて見に行くのは時間がかかるので敬遠してましたが、走ってる車から見えたら寄って行かざるを得ません。

道路の脇から遊歩道が伸びてて、橋の近くまで行けました。ただし頑丈なフェンスに妨げられて橋までは行けません。
明日に欠ける橋
いくらコンクリート製とはいえ、叩いたら壊れそうな橋を渡りたいとは思わないです。

調べたら「第五音更川橋梁」という名称のようです。


次回からは、北見・網走方面のアメダス探訪が(間欠的に?)続きます。


posted by 雁来 萌 |21:40 | 気象細事記 | コメント(4) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:ぬかびら・三股とアーチ橋

はじめまして。アメダス探訪毎回拝見させてもらってます。他にもアメダスを巡って歩く人のブログは幾つかあるのですが大体途中で挫折する人が多い中で、ねばり強く続ける雁来さんの
パワフルさ、行動力(特に2011年8月の十勝と今年の南へ北へ東へ)には、ただただ感服するばかりです。アメダスを見て歩くのが好きな私も、もっと頑張らなければと思う昨今です。
いよいよ残り6カ所との事ですが、どの辺りでしょうか。私は道内の情報は自力で調べ全部把握していますので、よろしければ提供いたします。佐呂間ですが今年の6月26日から
27日にかけて市街地西側の西富地区(推定44度01分00秒、143度45分36秒の辺り)に移設したようです。置戸常元は道道1050号と道道88号の交点より310数メートル北東の辺りから北西に
向かって140メートル近く山道を登った所(43度37分14秒 143度26分28秒の辺り)にあるようです。ちなみに小金湯(2011.10.25~10.31移設、42度57分51秒80,141度13分03秒53 旧地点
より南西155メートル)、更別(2012.6.25~6.26移設、42度39分10秒34,143度11分43秒43 住宅地南東端)、帯広(風・日照 42度54分34秒40,143度13分24秒60 札内川河川敷)もご存知
でしたでしょうか。いつか立ち寄った際にはご活用ください。本当なら雁来さんと直接会ってアメダス談義でもしたいものですね。1時間ははなしていられるでしょうか。全地点制覇を
目指してお互い頑張りましょう。長くなってすみません。

posted by アメダストラベラーズ| 2013-10-17 21:37

趣味と実益を兼ねた調査

アメダストラベラーズ さん、いらっしゃいませ。

私の場合、趣味でアメダス地点を巡っているのではなくて、必要があって見て回っているので、途中でギブアップすることはありません。

観測点を発見することが目的ではなくて、周囲の地形などと気象特性との関係を頭の中に入れることが目的で、それが自分の役に立つからです。

実は、詳しい虎の巻を見ることも出来ます。
ですが、答を知ってから問題を解いたって面白くもなんともないので、敢えて虎の巻を見ないで出かけています。
手探りしながら自分の頭をフル回転させて答を探すのが楽しいので、ここに答を書かないで欲しいのです。残り6ヶ所がどこなのかも秘密です。(そのうち4ヶ所は既に分かっているし)

アメダスを見て回るようになったのは、観測地点ごとの便利帳のようなデータベースを作りたいからです。
地点ごとの気象特性を示す図表ならばデータを集計するだけで済みますが、その他に周辺環境に関する説明や、周囲の状況を把握する写真を添える必要があるので、わざわざ現地に行って周囲を調査し、写真を集めています。

posted by 萌| 2013-10-17 23:04

Re:ぬかびら・三股とアーチ橋

それは大変失礼いたしました。ちゃんとしっかりした目的があったのですね。良かれと思ってやった事が逆に仇となってしまったようで何か怒られたような気分にもなってしまいました。
私も大体似たような目的で各地を回っています。今はどうなのかわかりませんが、例えば手稲区の山口は北側に背の高い植生が隣接していましたが、その影響で露場付近の風の通りに影響し、
なおかつ夏場のよく晴れた日はほぼ真上からの日射によって日だまり効果ができてしまい周囲よりも気温が上がってしまうとゆう現象が起こります。芦別に関しても市街地にあるうえに
周囲がアスファルトだらけでやはり北あるいは西方向には2階以上の庁舎がネックとなり風通しや日だまりといったものが起こってしまいます。夏場に天気予報を見ていてもその時間の気温の
ランキングでそれらの地点が1位になる事もよくありました。私自身はそれらの地点が出て来てもあまり信用はしてないです。ぬかびら源泉郷も写真で見る限り北の方向にかなり高い樹木が
立っているようでほとんど風の観測になっていないんでしょうか。といったように地点ごとの設置方法や環境も様々な上に個性もあるので研究のやりがいがあります。今まであまりこうゆう
報告をしてくれる人がいなかったので雁来さんのような人がいてくれて遠方の人でもアメダスについて色々研究をしている人にとって様々な地点の様子を知る事が出来て私自身も意外な発見し、
勉強にもなっています。かなり貢献度は高いと思います。私自身もまだ行った事の所もありますので毎回ワクワクしながら楽しみに待っています。ちなみに北海道以外でどこか気になる
地点はありますか。これからも報告を期待しています。早くコンプリートできるといいですね。20120年は笑ってしまいました。

posted by アメダストラベラーズ| 2013-10-18 01:01

18000年以上生きてました

山口については、「日だまり効果」とはどういう効果なのかよく分かりませんが、他の効果も考えています。
一つは手稲山から吹き下ろすフェーン現象で、もう一つは札幌の市街地から流れる熱気です。

東京では真夏の午後に海風が吹くので、高温になった空気が風下となる北側に流れて、埼玉県や群馬県の気温が上がる効果が知られています。(藤部さんの研究など)
札幌でも、都市域で出来た高温な空気が南東風の風下にあたる石狩湾方向へ流れて、山口での気温が高くなるのではないかと。
昼過ぎに海風が吹き始めると、風上にある林もなんのその、山口での気温は急激に下がり、さらに海風前線が内陸へ進んできて、札幌で(突風というほどではなくても)急に風が強まり、気温も下がりますね。

芦別に関しては「都市域の気候を観測している」と解釈せざるを得ず、他の地点と比較し難しいので、街外れにある運動公園が適地ではないかと思っています。

posted by 萌| 2013-10-23 20:28

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