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2013年08月07日

天塩川遡行の地に立つ像

留萌中部・北部~上川北部のアメダス探訪の第1回目に続き、2回目は遠別から中川までを紹介します。

アメダス探訪「遠別」の巻(2013/6/8)

予想通り、遠別中学校(の隣)にありました。
グラウンドの向こう

ここは遠別町民農園だそうです。
えんべつファーム
まだ季節が早いので作物は育ってませんが、畑地の手入れをしてる人がいました。

測器の後方に農園が広がっています。
作業するのは暑そうだ

海からの西風か・・な~んにも障害はありません。
風は弱い


アメダス探訪「天塩」の巻(2013/6/8)

国道が直角に曲がる交差点の近くなんですが、何の施設にあるのかは知りませんでした。試験場があったという資料も見たけど。

確かに、道路から見えました。でも、どうやって近付けば良いのか・・
見付けたことは見付けたが

ぼうぼうに生えた草で腹を擦られながら進み、現場まで来れました。
辿り着けた

畑地の真ん中だから、何も障害はありません。
草原のようなもの

どうにも不思議なので、反対側からアプローチしてみました。
看板を見ると楽しそうだが
「畑地かんがい実践センター 天北ほ場 町民農園」と書かれた看板がありました。これこそが、試験場だった施設なんでしょうか。

農園というより、畜産品評会の会場という雰囲気です。
牛を並べるような

獣魂碑まで立ってたら、益々怪しい(←何が?)です。
魂魄この世に留まりて

な~んだ、こっちの道から進めば簡単だったんだ。
後の祭
近くに家畜診療センターがあったので、この辺に畜産試験場のような施設があったのではないかと・・。

 
鏡沼海浜公園に寄りました。
何の形?
利尻島は見えたけど空が霞んでたので、見せられるほどの写真は撮れませんでした。

ここにも松浦武四郎の銅像が立っています。
上流の方向を眺めております
彼はここから天塩川を遡って、源流まで往復して1ヶ月近く調査したんだそうです。
この先のアメダス探訪は、期せずして彼の足跡を辿るようなルートになります。

犬が溺れるからではなく、名産のシジミを採集する沼だからです。→しじみまつりの様子てしお仮面とは
人間はいいのか?
シジミは見えなかったけど、タニシがたくさん這い回っていました。

この後、上川北部の観測点を辿るつもりでしたが、調査が順調に進んで時間に余裕が出来たので、宗谷側の2地点にも寄ることにしました。


アメダス探訪「幌延」の巻(2013/6/8)

北緯45度の町・幌延町の街外れにある総合スポーツ公園に立ってました。
河跡湖の近く
幌延町は元々は留萌地方だったんですが、最近の振興局改編のタイミングで宗谷地方に変わりました。

パークゴルフ場(まなビック:右側)の駐車場の脇にあります。
気になる木
雨量だけを測っており、立地条件は悪くはないけど良くも・・。

道路の向かいには、サッカー場や野球場などがありました。
さしたる障害もなし

松浦武四郎が記した「天塩日誌」には、天塩川遡行調査の1日目に宿営した地がここだと書かれています。
蚊が多くて参ったとか

実際に宿営したと推定される対岸の「サコカイシ」:作返(サクカエシ)には人が行き難いので、町内外の多くの人に知ってもらえるよう、現在地に説明板を立てたんだとか。(嘘も方便?)
6月7日・・って昨日だよ

幌延には、「金田心象書道美術館(心象館)」という日本初の書道美術館があって、かなり昔に訪れたことがあります。


アメダス探訪「豊富」の巻(2013/6/8)

高レベル放射性廃棄物を深い穴の中に貯蔵する試験をしている施設を横目で通り過ぎ、豊富温泉も今回は素通りして市街地に入り、豊富中学校の隅に見つかりました。
工場かと思う建物
寄るつもりが無かったので大まかにしか位置を調べておらず、少し手間取ってしまいました。夕暮れになってきて、今日はこれが最後の地点かな。

なかなか凝ったデザインの校舎です。
日本らしくない校舎

反対側は何の建物だったか忘れてしまいました。
障害物なし

積雪深も測っています。
老人ホームのような

今日は朝から晩まで、どこに行っても風が弱かったです。
南西の風弱く晴れ


アメダス探訪「中川」の巻(2013/6/8)

どうせ今夜は中川の道の駅に泊まるので、暗くなり過ぎたら翌朝に探そうと思ってたのに、あっさり見つかってしまいました。
営林署のような
でも、ここは何の施設なんでしょう。

「中川町営牧場管理事務所」と書かれています。
牧場なの?

牛に蹴飛ばされたりは・・普通に4要素を測っています。
山に夕日

ついに日没となってしまい、長かったミッションも終了です。
残りは明日の仕事
今日は、全部で9ヶ所も確認できました。

 
晴天で暑かったので、公共温泉施設「ポンピラアクアリズイング」に浸かって汗を流した後、道の駅で眠る前にトイレへ行ったら、恐竜の化石が発掘された街なせいか道の駅のトイレにも恐竜が棲んでいました。
壁の中を歩いてるのはもちろん、
陸上生活
個室の扉でも泳いでるし、
水中生活
目の前で我が物顔に飛ばれたら、落ち着いて用を足せないだろっ!
飛翔体
歯を磨こうとすれば足元にもっ!!
這い回る

感心するのは、全てに種名と棲息時代と体長を書いてあることと、一応は陸海空に分類してそれらしい背景色を塗ってあることです。
でも、夢に現れて起こされそうだな・・。


posted by 雁来 萌 |07:43 | 気象細事記 | コメント(1) |

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この記事に対するコメント一覧
農業試験場の跡地かも

多分、天塩のアメダス地点の周辺には、1916年に設置された「北海道庁立天塩農事試作場」があって、後に「北海道立天北農業試験場天塩支場」に変わり、1982年に廃止されたのではないかと思われます。

posted by 萌| 2013-08-07 23:10

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