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2012年11月09日

天翔けるペガサスロード

9月中旬に北海道カブスリーグU-15の試合へ行く途中の日高地方のアメダス4地点に続いて、翌日のU-18ブロックリーグ決勝大会の試合から帰る途中でも日高地方のアメダス4地点を調査しました。

どっちが主目的で、どっちがついでの寄り道なのか、分からなくなりつつありますが・・。

アメダス探訪「中杵臼」の巻(2012/9/16)

帰りは襟裳岬に用が無いから、天馬街道(野塚トンネル)を通ります。
坂本直行さんが描いたような日高山脈を眺めながら田舎道を進み、よくこんなトンネルを作ったもんだと考えると、黄金道路が通行止めになった場合の迂回路として重要であることが分かります。

日高側へ降りて来て、目印となる橋を渡って峠の方を振り返った景色
峠はあっち
ここの交差点で様似方向へ入り、近くには牧場や農場や石灰の鉱山などがあります。

草むらの向こうに見つかった・・んですが・・
何があった?

横には神社があって、バス終点の転回場になってる広場なのかな。
祭りじゃ
鳥居の前には「上杵臼神社」という幟、社の前には「開拓神社」という幟が立っていました。

神社の隣には老人ホームという雰囲気の施設がありました。
苦労して開拓しても寂びれてしまう
ちょうど秋祭りの時期で、お年寄りが集まって祭りの準備をしてました。

周囲に高い樹木も無く、環境に問題は無いでしょう。
関係者以外は訪れる人も無いだろう←オマエは?
積雪は60cmくらい積もる土地です。

神社の鳥居や幟が場違いな印象を受けることを除けば適地かと。
すだれ動かし秋の風吹く
上杵臼神社については、このブログ記事を参考にして下さい。
もしかしたら、ここは国鉄バスの「開拓学校前」という終点だったのかも知れません。開拓学校とは「上杵臼小学校」のことで、閉校後はバス停の名前が「地震観測所前」に変わったそうです。

浦河へ向かって下る途中に「オロマップ展望台」というポイントがあって、眺望はさほど良くはなかったけど、大きな花崗岩を据えてあり、
トンネルから出た花崗岩
これは野塚トンネルを掘削した際に出た岩だそうで、この路線の早期開通を念願したモニュメントなんだとか。


アメダス探訪「浦河」の巻(2012/9/16)

浦河は測候所だった観測所で、国道からも測風搭などが見えます。

測候所が廃止されたため、本来の登り口だった道路は立入禁止になっていました。
通りゃんせ

やむなく、公園になってる裏山へ通じる急な階段を登ります。
まだ残暑なのに

息が切れて足がダルくなる頃に平地に出ると、浦河灯台がありました。
他に登ってる人もいた

右奥の建物が旧測候所の庁舎です。
旧浦河測候所

金網に貼られた標板
まぶしい

露場内には測器が並んでおり、左後方は測風搭です。
測器は種類も多い

海を見つめて並ぶ姿はモアイ像の雰囲気
正しく望洋の杜だ

気温計と、右奥の白い小屋は地震計かな。
物置は何だろう?

これは別の金網の中にある視程計で、
視程計
鉄条網のトゲが喉に刺さりそうです。笑

そして測風搭と通信アンテナ
見晴らしが良いだろうなぁ


アメダス探訪「三石」の巻(2012/9/16)

予想した場所には無かったけれど、そこから観測所が見えました。
黄金色の収穫
季節は稔りの秋です。

農家へ通じる道の脇にありました。
牧草地かな?

私道のようなので、長居はせずに写真だけ撮ります。
工事でもする?

風速計も問題なし
支障なし


アメダス探訪「笹山」の巻(2012/9/16)

観測地点は静内の二十間道路桜並木の奥にあるはずですが、懸念した通り北大の実験牧場の敷地内で、家畜伝染病予防のため関係者以外は進入禁止になっていました。
見えない結界
道路に消毒用の石灰?を撒いてあるし夕暮になったしで、スゴスゴと退散して帰宅します。
アメダスは正面に見える小山の左手にあるはずで、あと1kmも進めば辿り付ける(はずな)んだけどなぁ・・まぁ、雨量しか測ってないし、敷地は広いから余計な物も立ってないだろうし・・と自分を納得させます。


これで日高地方のアメダス13地点は、どうにも無理な笹山を除いて踏破しました。

次は上川北部の2地点、その次は留萌南部の3地点を紹介する予定です。


posted by 雁来 萌 |07:34 | 気象細事記 | コメント(0) |

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