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2012年09月17日

飛行機が舞い降りた校庭

十勝滞在の2日目の夕方も、足寄方面のアメダス探訪を続けました。
今回の記事では、朝に訪問した2ヶ所と夕方に訪問した1ヶ所を紹介します。


アメダス探訪「本別」の巻(2012/8/16)

明治乳業の向かいだろうと予想していたものの何の施設にあるのかは不明で、探しながら通りすがりに見えた景色の一部にヒットする形状を認識しました。
隠れんぼしてる
左手前の建物は「子育て支援センター」って、保育所ですか?

バックするのは嫌なので、少し先でぐるっと回れば行き着けるだろうと思ったら、かなり迂回するハメになりました。
何の跡地だろう?
遠くは霧で少し霞んでいます。

広い空地で障害は何も無いですが、何の土地だったのかは分かりません。
広い土地・・さすが十勝

積雪深計と温度計と雨量計
平年の最大積雪深は40cmほど

南西の風・・って、川の流域沿いに遡る風向です。
霧も入って来るよなぁ


アメダス探訪「押帯」の巻(2012/8/16)

押帯(おしょっぷ)は、本別町勇足(ゆうたり)から士幌町下居辺(しもおりべ)へ向かって道道134号を山間部に入った地域です。

またまた廃校かよっ!
手前の白線は横断歩道?
体育館は残っていますが、右手にあった校舎は取り壊されて新しい施設になっています。
→「学舎の風景」の中にある押帯小中学校を参考に。

校門に乗っていた門灯?
これって点灯したことあるのかな?
「本別町立押帯小学校」と書かれていた跡が分かり、反対側は多分「本別町立押帯中学校」だったんでしょう。

校庭の隅に、閉校記念の「懐郷」という石碑と「押帯小中学校のあゆみ」という碑が立っていました。
離農と閉校

「~あゆみ」の碑文によると、昭和3年に新校舎落成の記念祝典や祝賀会が開催されたそうで、そのアトラクションとして飛行機が校庭に着陸したそうです。
・・こんな狭い校庭に着陸できたの?

飛行機なんて見たこともない時代のことですから、地面にひれ伏して拝んだとか 今でいえば宇宙船が着地したようなもんでしょうか。
そんな風に開校した学校も、昭和56年に閉校しました。
体育館の窓から中を覗いてみましたが、使ってる気配は無いものの急いで解体する必要も無かったんでしょう。

さて、肝心のアメダスは体育館の左後ろにあり、ここでは降水量だけを測っています。
ここはこれだけ
十勝地方って、陸別から足寄、池田、帯広にかけての川沿いは雨量が少ないんです。

道路を挟んだ向かいに「押帯神社」がありました。
例祭は行われている様子
ステンレス製の鳥居と小さな祠だけ・・。

追記(2012/10/7)
『押帯神社が完成した』という、2002年の記事がありました。→本別めーる


アメダス探訪「足寄」の巻(2012/8/16)

道の駅「あしょろ銀河ホール21」は一昨年にも訪れましたが、内部はかなり変わりました。
館内に線路とホームを再現し、入線する列車も再現してあります・・ただし、列車を正面から撮影した写真を壁に貼ってあるだけですけど。

展示物は、ムネオ色が一掃されて千春色になってました・・参院選に出馬するとかしないとか。

道の駅の横に、昔の足寄駅を復元してあります。ただし、昔は右側に玄関があったような・・。
右側に足型工房
駅舎の屋根に乗ってるように見える看板は、後方に建ってる地元資本のショッピングセンターの看板です。

アメダスは、役場や消防署の向かいにありました。
消防署の搭と通信アンテナ
白い小屋のような建物には地震計が設置されています。

立地は利別川に架かる橋の袂で、気温と降水量と風を測っています。
道路より一段低い

後方は「町民センター」という施設らしく、公園でもないのに芝生が良いなぁ。
隣の芝

秋の空っぽい雲が広がっています。
いつになったら秋が来る

街の入口に、歴史を感じる建物がありました。
いかにも役場な雰囲気
門の表札には「足寄高等家政学院」と書いてありました。

なんとなく役場の雰囲気に似てるよなぁ・・と思って調べたら案の定、元々は足寄村役場として建設された建物で、西足寄町と合併した後は足寄高等家政学院として利用されて、後に足寄町郷土資料館に変わったそうです。

資料館も入場者が減って、保存する予算を工面できずに解体する予定で調査したら、天井裏から棟札が見つかったそうです。
道の駅の横にでも置けば入場者は増えると思うがのぅ。


posted by 雁来 萌 |22:03 | 気象細事記 | コメント(0) |

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