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2012年04月27日

JFAプレミアカップ北海道大会

4月21日・22日に東雁来公園サッカー場で、「JFAプレミアカップ2012 supported by NIKE」の北海道大会が行われました。
→オフィシャルのニュース、北海道サッカー協会の結果(PDF)

以前は「ナイキプレミアカップ」と呼ばれていたJFAプレミアカップは、世界大会まで繋がっている第3種世代唯一の大会で、日本代表チームになるためには、まず北海道代表にならなければなりません。

ナイキとマンチェスター・ユナイテッドが提携した世界大会はイギリスで開催されてきましたが、今年はなんと中国に出張して開催されるそうで、これもアヘン戦争の影響なのでしょうか。(←時代錯誤)

 
5月のGWに「J-GREEN堺」(大阪府)で行われる日本大会には、全国の9地域から12チームが参加しますが、今年は北海道地域と東北地域に普及枠が割り当てられ、それぞれ2チームずつ出場できます。

北海道大会に出場できるのは、昨年の高円宮杯北海道大会の上位4チーム(コンサ札幌、SSS、スプレッド・イーグル、クラブフィールズ)です。→開催要項(PDF)

出場資格は4月2日以降に15歳になる選手だから、実質的に中学3年生が対象となります。(以前はU-14の大会だった)


4月21日に行われた準決勝で、コンサ札幌はクラブフィールズを(2-0)で降し、日本大会への出場権を確保すると共に、北海道大会の決勝へ進みました。

4月22日に行われた決勝では、準決勝でスプレッド・イーグルを(1-0)で降したSSSと対戦することになりました。

気圧の谷が接近している影響で、とにかく南南東の風が強いです。
雁来に通ってる人間だから大抵の強風には驚きませんが、向かい風で涙や鼻水が出てくるし、冷たい気流がコートを突き抜けて肌に刺さってくる感じです。
雲をつかむは無し
上空の風が強い時に出来る雲・・青いキャンバスに殴り描き?

SSS(黄青) vs コンサ札幌(赤黒)
またこのカード
コンサ札幌のスタメンは、GK:北原、DF:藤田・島田・住永・磯見、MF:川尻・高嶺・杉山・本塚、FW:沼田・久保田 でした。
キャプテンマークは杉山が付けており、住永は2年生です。

試合時間は40分ハーフです。
久し振りに見かける選手もいるし、前回は坊主刈りだった選手の髪が伸びてたりして、戸惑うほどではないけれど新鮮な印象です。

4分に久保田が左をえぐって中央へパス、右寄りから沼田が打ち込んで先制しました。(1-0)
写真を撮ったはずなんですが、保存されていません。泣

15分に高嶺が打ったロングシュートは、やや右上へ外れました。
17分には本塚が入れた左クロスに中央でなだれ込み、CKを得ましたが生かせません。
ビッグチャンス

21分にDFが抜かれて左から打たれたシュートは、サイドネットの外側で助かります。
29分に遠めから放り込んだボールも生かせず。
放り込み

30分に、SSSの右サイドを破られて深い位置からクロス、こぼれ球をファーから打ち込まれました。(1-1)
写真は撮ったけど、載せたくない。笑

33分にはSSSの左サイドで独走を許し、GK北原が対応に出たのをかわされて、深い位置から狭い角度のシュートを打たれて逆サイドに入りました。(1-2)
逆転されたシーンなんか、元々撮ってねーし。

35分に久保田が左サイドを独走して入れたクロスはクリアされ、38分の左クロスに川尻が飛び込むも合わず。
龍司が飛び込む

40分に沼田からパスを受けた久保田が右からクロス、
右へそれる
エリア内でのルーズボールを高嶺が打ったら、わずかに右へそれて過ぎ去りし日々。

前半は逆転されたまま折り返し、嫌でも前日に見たトップチームの試合を思い出してしまいます。

 
後半に向けて、沼田に代えて2年生の菅をFWに入れました。
後半に勝負

5分に左45度・30mくらいの位置でFKを得ました。
これを杉山が蹴り入れると、菅が胸トラップして左足でボレーを打ち込みました。(2-2)
まず同点
これが反撃の狼煙となるか・・。

11分に右サイドの藤田が上がる攻撃
右から

高嶺のミドルは、はるか上に飛んで行きました。
ミドルは打ち上げ

12分に左CKを得て、14分にも左CKを入れたけどヘディングでクリアされました。
クリアされる

16分に、よく見てなかったけど久保田が押し込んで、再逆転に成功します。(3-2)
お約束の逆転

ヌカ喜びじゃなきゃいいんだけど・・。(←トラウマ)
喜ぶ喜ぶ

17分のSSSのクロスはキャッチできました。
20分に久保田が独走、しかしシュートは正面でキャッチされました。
逆に21分にエリア内で左から打たれたシュートは、右に外れて行きます。

24分に菅が打ったシュートはボテ気味となって拾われましたが、27分に磯見が上がってシュート、GKが触ってCKとなりました。

30分にSSSの右からクロスを入れられ、中央でふかしてくれて助かったところで、島田に代わって名畑がCBに入りました。
その名畑が33分の大ピンチに足を伸ばして辛くもクリア、与えたCKからカウンターになって菅が攻め上がります。

35分にも菅がカウンターで持ち上がります。
大輝のカウンター

37分にはセンター付近でのヘディングクリアが後方へ流れてしまい、風にも流されてGK北原が追い付けずにCKを与えました。
SSSのCKから打たれたシュートはこぼれ、再び打たれボールはサイドネットの外側に当たって命拾いです。
助かったぁ

39分になったSSSの右CKにファーで足を合わされましたが、これも左へ外れて窮地を脱します。

怒涛の守備も相手の拙攻に助けられた感じで、何とか逃げ切ることが出来ました。(3-2)
勝った気がしない
際どいながらも、一応は優勝ですから。

終了後に表彰式が行われましたが、遠くてよく分かりませんでした。


今年で第16回となる日本大会に、コンサ札幌は4年ぶり7回目の出場となります。

5月3日から5日まで行われる大会では、12チームを4チームずつの3グループに分けて予選リーグを行い、コンサ札幌はガンバ大阪、ベガルタ仙台、ロアッソ熊本と同じグループCに入るようです。

一方のSSSは、大宮アルディージャ、サンフレッチェ広島、名古屋グランパスと同じグループAのようです。

それぞれのグループで1位になった4チームだけが、決勝トーナメント(準決勝、決勝)へ進めます。→日程

ちなみに、日本大会の登録メンバーは→こちらに載っています。


決勝戦に先立って3位決定戦が行われており、スプレッド・イーグルがクラブフィールズに勝ちました。
従ってプレミアカップ北海道大会も、結局は高円宮杯北海道予選と同じ順位になりました。

道路を挟んだ向かいのコンサ練習場では、前日のU-18プレミアリーグから戻った選手達がリカバリーしており、出場しなかった選手達と道都大学との練習試合も行われていて、そっちも見に行きたいよー。
U-18vs道都大学
おまけにアミューズメントパークでは、ナショナルトレセンU-12のトレーニングも行われているもんだから、気もそぞろです。

 
帰りも風が強く、クルマで走ってて横風に流されることは時々ありますが、向かい風を受けてスピードが落ちたのって初めてです。

この日の札幌の最大風速は、17.4m/s(南南東)@17:28で道内最大、1877年の統計開始以来、4月として7位の記録となりました。
実は南南東というのは、札幌にとっては鬼門の方角に当たります。→石狩・空知・後志地方の風の特徴

昨日(4/26)も風が強くて、最大風速は16.1m/s(南南東)で22日より弱かったけど、最大瞬間風速は26.6m/sと22日(26.5m/s)よりも強くなりました。

近年の春先の風物詩はバフン風じゃなくて、歩道の滑り止めに撒いた砂粒が飛んできます。


地下鉄の東豊線が分岐して雁来方面へ延伸する、というは本当だったんですねぇ・・冗談だと思ってたのに。
地下鉄は分岐する
反対運動が起こらないように、サブリミナルな暗示をかけようとしているに違いない。


posted by 雁来 萌 |06:55 | 闘う若梟 | コメント(1) |

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この記事に対するコメント一覧
プレミアカップ・LSINの戦評

LSINのサイトに北海道大会の戦評が載りました。
http://www.lsin.jp/info/?piid=690

posted by 萌| 2012-04-29 14:12

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