2012年03月29日
雪融けが遅くて僻んだよ
今冬の札幌は降雪量が少なかったし暖かい日も続いたから雪融けも早いんじゃないかと思って、3月7日に墓地の様子を見に行きました。 しかし霊園内の幹線道路は除雪されていたものの、枝道はまだ未着手で入り込むことさえ出来ない状況でした。 その後は気温が低い状態が続いたもんだから、いつまで経っても積雪深が減らず、最近は却って平年の積雪深より多いような気がします。 でも、気がするというだけでは説得力が無いので、今冬の気象の経過を調べてみました。(今冬の経過や平年値で)
1月上旬までは例年のような天候で、それなりに雪が降ったし積雪深も平年並にありました。 ところが1月中旬からはほとんど雪が降らず、積雪深はどんどん減ってしまいました。 それでも、晴天が多いと夜間の放射冷却も厳しくなるから、気温はむしろ平年より低いくらいの状態が続きました。 最近、札幌管区気象台の積雪速報の中で、日々の積雪状況を平年値と比較して分布や推移を表示できるページ(試行版)が公開されました。 従来は札幌と岩見沢と倶知安だけで、しかも10日ごとにしか更新されなかったのが、道内の観測点について毎日調べられるようになりました。 この時期になって札幌では、ついに積雪深が平年並まで盛り返し、つい最近には平年値を超えてしまいました。(↓3月28日の状況) このページで岩見沢↓とか新篠津などを調べると、どえりゃぁことになってるのが分ります。 そんな下調べをしてるうちに彼岸も近くなったから、いくらなんでも除雪は済んでるだろうと思って、17日にリトライしてみました。 環状通でコンサバスに追い付きました。今日はどちらへ出稼ぎに? 今冬の積雪深は平年並か・・墓地墓地でんなぁ。 今度、棹石に積雪深用の目盛を刻みたいような気が・・。 墓石の左右にある植木に積もった雪を掘り除きました。 今年は黄砂も降り積もってなくて、積雪の内部も綺麗な色で少し青味がかっていました。 北海道の彼岸なんて、こんな状況です。 手前はサザエさんのお供え物セット←自分の好物を買う(今日の昼食だから) 雪が積もってると、夏場よりも高い位置から見渡せます。←上から目線 道路脇の積雪の層に色を付けてみました。 以前はウォッシャー液で試しましたが、今回は予備のクーラントを染み込ませました。 でも蛍光色が明る過ぎて、積雪の層構造があまり分かりません。 もっと汚れたクーラントを使った方が、着色するのには良かったようです。 フツーに撮影しても、この程度は分かるんだもの。(泣) 次回はもっと暗い色の・・墨汁あたりを使おうかな・・。
posted by 雁来 萌 |07:03 | 気象細事記 | コメント(0) |
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