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2011年03月10日

ヒロと山瀬

「山瀬」と言ってもマリノスサポーターからすれば「功治?幸宏?どっち?」でしょうが、コンササポにとってはただ「山瀬」といえば「山瀬功治」に決まってます。
そして、「ヒロ」と言えばコンササポーターにとってもいろいろあるのかもしれませんが、私の場合、「ヒロ」といえば古田寛幸に決まってます。(や、実を言うと前寛之の可能性も出てきたのだけども、それはまだおいといて。)

今年のオフィシャルガイドブック巻頭に、北海道出身選手6名の座談会がありました。ユース出身選手4名と、らんた出身選手2名での対談です。オフィシャルガイドブックにはまだ読んでないページもあるというのに、ここはもう何遍読んだことか(笑)。
いろいろ盛りだくさんな興味深い話をしていますので、まだ読んでない方はぜひ手にとってご覧になっていただきたいのですが、その中に、ヒロが当時憧れていた選手が山瀬だったという話が出てきました。
「へーえ、ヒロは山瀬が好きだったのか~」と感心するのと同時に、ヒロがドリブルでゴールへ向かって突進していく姿がそういえばなんだか山瀬を彷彿とさせるわ、とも思いました。
ヒロのドリブルの方が山瀬よりちょっと軽やかですけれどね。

山瀬がうちにいたころってヒロはどのくらいの歳だったんだろ?と指折り数えてみました。
ヒロが札幌U-15に入った年が2004年になりますから、山瀬がコンサに入った2000年にはヒロは小3です。ちょうど東川下少年団に入って本格的にサッカーを始めた年です。
ということはヒロが4年生のときに山瀬が新人王をとり、5年生のときには山瀬が10番を背負って名実ともにチームの大黒柱になりシーズン中に大怪我をして・・・という時期にあたるんですね。
宮の沢で1人遅くまで居残り練習をしているのを見たというのはどの年なんでしょう。2年目あたりかしら?

ヒロが初めてコンサのアカデミーの存在を知ったのは赤池さんに誘われたときということですから、ヒロが5年生のときのはずです。赤池さんはヒロのプレーを見ててっきり6年生だと思って「来年は絶対にうちにきてね」と誘ったところ、ヒロが困惑して「僕まだ5年生だから・・・」と答えたエピソードがあるらしいので。ということは、ヒロはもしかしてコンサのアカデミーを知る前から宮の沢でコンサの練習を見ていたのかしら・・・。


山瀬は高卒ルーキーの年にキラリ☆と輝く活躍を見せて、2年目にはJ1でチームの主力選手として活躍し、そして3年目には押しも押されもせぬ中心選手の貫禄を見せていました。クラブはこの年山瀬に日本人選手初の10番を与え、地元出身の輝かしいスター選手、クラブの宝という扱いでした。
振り返ってみれば、ヒロも今年3年目にあたります。ヒロの場合は1年飛び級でトップに昇格したので、同じ3年目でも山瀬より年はひとつ下になりますけれど。
そしてヒロも今年はまさしく「チームの顔」ともいうべき扱いですよね。HFCはヒロを前面に押し出してコンサドーレを売り出しています。あれだけプレーが魅力的で、目を惹くようなイケメンで、しっかりとした受け答えができて、「年代別代表選手」の箔があって、しかも小さなころからコンサ育ちの地元っ子となれば、クラブの営業的にもこれ以上ないでしょ。というくらい好条件が揃ってますもんね。


クラブの営業だけじゃなく、チームにとっても、今年ノブリンは攻撃の大事な部分を担う選手としてヒロに期待しているところ大のようです。
もちろんサポも!
そして本人も、自分が中心となってチームを引っ張っていこうという自覚と責任と意欲をしっかりともっているようで、頼もしい限りです。

山瀬は不運なことに3年目に、プレーが輝きを放っていた時期に怪我をしてしまい、その後もかなり苦労をしました。
ヒロにはそんな不運がありませんように、順風満帆で充実したプレーがずっとずっとできますようにと祈りつつ。
ヒロがひっぱるコンサを隅々までしっかり見て、喜んだり笑ったり泣いたり怒ったりしながら熱く応援して。
ヒロと一緒に過ごす幸せな時間を存分に味わいつつ、今年のシーズンを思いっきりコンサと一緒に歩んでいきたいなあと、そんなふうに思いながらオフィシャルガイドブックを眺めるのでした。


【ヒロと山瀬のこと以外でこの座談会で印象に残ったエピソード追記】

  • 純貴が裕樹くんに対して「部活と違ってユースは上下関係にうるさくないし・・」みたいな光線を発していたようですが、そうは言いながらユース出身選手が互いを呼ぶ呼称がみなきっちり先輩・後輩の関係を明確にしていたのはちょっと笑えました。さすがにこの年代の子たちって1歳2歳の差でも大きいのよねー。
  • 純貴がユースにいた3年間、らんたとの公式戦(つまりプリンスですよね?)が3回とも引き分けだったとは意外でした。札幌第一にはなんとなく苦手意識があったのですが、らんたにも勝ってなかったのねー。
  • 陽輔がいたフォーザFCって名門クラブだったのね。というか少年団と比べるとクラブチームって強豪なイメージなところが多いのかしら。陽輔はヒロより1コ下だけど、その陽輔が10番を背負っているフォーザと対戦するときヒロが「緊張していた」というのもなんだか微笑ましかったです。ということは、そのときって実は拓馬もいたのかしら。
  • ヒロはオフィシャルサイトの選手プロフィールでも自分のベストゲームに「小4のときのフォーザ戦」を挙げています。どんだけフォーザを意識してたんだろう(笑)。そしてどんだけスペクタクルな試合だったんだろう。陽輔は対談の中で小2のときに少年団からフォーザに移ったと話してますから、ということはこのときに小3だった陽輔も対戦相手にいたんでしょうね。

posted by あきっく |23:54 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(4) | トラックバック(0)