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2009年07月31日

降格圏の監督が総入れ替え。

J1降格圏の3チームが、全て監督を代えた。

18位の大分が、シャムスカからポポヴィッチへ。
17位の柏は、高橋氏からネルシーニョへ。
16位の千葉は、ミラーから江尻氏へ。


秋春制のシーズンオフにあたる今の時期に監督交代をするのは、
より幅広い監督の人選という意味で、好機ではあった。

昨季の札幌も、監督を代えるなら、このタイミングであったと思う。


心配なのが、大分。
昨季は、ナビスコ杯をとり、リーグ戦も4位。“地方の星”と言われた。

しかし、今季は、元々選手層は厚くなかった上に
昨季の疲労が出て、選手が揃わなかった。
今の成績だと監督交代をしてもかなりきついだろう。


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posted by whiteowl |14:12 | J-league | コメント(0) | トラックバック(1)

2009年07月30日

ハファエルとボランチの組合せ。

昨日ネタにしたハファエル。

今日の報道では、紅白戦の情報が出ていた。


コンサドーレ倶楽部 新加入のMFハファエル 逆襲のキラーパスを (2009/07/30)

石崎監督は「球離れはいいし、何かありそう」、
横野は「クライトンとは全く逆のタイプ」と印象を語る。
クライトンのようにキープすることは少ないが、
ワンタッチでさばき、リズム良く攻めるプレーが得意のようだ。

シンプルな攻めという意味では、クライトンより石崎サッカーに合いそうな感じ。

ただ、球離れがよく、あまりキープしないとなると、
結局、チームとしてどこでゲームをコントロールし、アクセントをつけるのか?


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posted by whiteowl |17:28 | Consadole Sapporo | コメント(4) | トラックバック(0)

2009年07月29日

ハファエル、どこに置く?

実際のプレーはまだ見ていなものの、ハファエルをどこで使うのか想像が膨らむところ。

登録は、MF(攻撃的ミッドフィルダー)。
ハファエル選手(ブラジル) コンサドーレ札幌加入のお知らせ 2009年07月15日

本人も“前目の攻撃的MF”、“トップ下のイメージ”と言っていた。


しかし、前々節、前節の4-4-2の場合、トップ下がない。


早速ブラジルで古巣と契約したらしい(苦笑)クライトンの代わりなら、
4-2-3-1に戻して、トップ下で使うということなのだろうか。

【道スポ】MFハファエル、紅白戦で2発 豪快25メートルミドル決める (07/29)

MF西大伍(21)と、主力組の2トップを組み

終了間際には自ら持ち込み、ゴール正面約25メートルの位置からのミドルシュートを決めて見せた。

2トップなら、キリノとどう共存させるのか、前節、結果を出した西は?
など色々と疑問がわいてくる。

ただ、前線で張るポストタイプではない様なので、2トップなら、
キリノよりも前線でキープできる西とコンビを組んだ方が相性がいいかもしれない。

そうなるとキリノの行き場がなくなる。
もしそうなら、縦への速さを活かして、両SHで使うのも手か。




       西

キリノ ハファエル 藤田

  ダニルソン 宮澤




イメージ的には、こんな感じか?
本来なら、西と宮澤のポジションが逆なんでしょうけれど・・・。


あと、4バックの人選と、上里をどこに置くかも、結構悩みます(;´Д`A ```


 上里 吉弘 趙 西嶋
(石川)

石川をCBで使った方が良いとすれば、↓なんかもアリかも。


西嶋 石川 吉弘 趙



ハファエルが次節に間に合うかどうかわかりませんが、今回の2名の補強で、
セレッソ戦のスタメン争いは、結構熾烈になりそうです。



posted by whiteowl |17:11 | Consadole Sapporo | コメント(2) | トラックバック(1)

2009年07月28日

攻められたときに、引かない守り。

昨日も話題にしたCS8月号の石崎監督のインタビュー記事。

その中で、キャンプ中に、攻守の切り替えについて、
スペインのバルセロナの映像を見ていたことについて。


「奪われたときに引いてしまわないで、奪われたときこそ前に出てプレーしている。
だから、カウンターをなかなか受けないんですよね。

ボールを奪われたからといってポジションを下げると、
相手に簡単にパスを蹴られてしまうからカウンターを受けてしまう。

だから、カウンターを受けないためにも、
ボールを奪われたらすぐに前へ出ることを選手には強く意識させています。」


空手の“かわし”のコツと同じだなぁと。


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posted by whiteowl |16:53 | 武道から考えるサッカー | コメント(2) | トラックバック(1)

2009年07月27日

石崎監督。

CS8月号、石崎監督のインタビュー記事を読みました。


昨年、札幌がJ2に1年で再び舞い戻る結果になった最大の理由は、
監督の戦術云々の前に、選手の力量不足だと私は感じていたので、
選手の育成に定評のある石崎監督の就任は喜ばしいことでした。

その一方で、石崎監督は、川崎で02、03年と2年連続、
本当に惜しいところで昇格を逃していて、
結果が出るまで、時間がかかりそうというイメージもありました。

しかし、その後、石崎監督は解任されてしまいましたが、
翌年に昇格を果たし、今の川崎は、ACLに出場するまでになりました。

そして、柏をJ1に昇格させ2季残留。昨季の天皇杯では準優勝。

過去の例を見ても、成果が出るまで時間がかかる場合もありますが、
本当に石崎監督が関わったチームは、強くなっているので、
選手はもう少し結果を出して、周囲を納得させて欲しいと思っています。


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posted by whiteowl |19:43 | Consadole Sapporo | コメント(5) | トラックバック(0)

2009年07月26日

ゴールへの積極的な姿勢を継続して! 【J2:第30節 vs 岡山】

もう、30節なんですね・・・(-"-;A 
雨の厚別で行われた岡山戦。


前半、キリノと西の両FWがゴールして2-0。

こっから楽に勝てないのが、今の札幌。一進一退の緊迫した試合展開に(-"-;A ...

後半8分、西野に1点返されて2-1。
後半15分、西が荒谷のGKのこぼれ球に反応して3-1。
後半22分、右からのクロスにトップ下の保坂に決められ3-2。

そして、試合終了間際の後半44分、上原が決めて4-2で、札幌が今季厚別初勝利!


【J2:第30節 札幌 vs 岡山】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.07.25)

●石崎信弘監督(札幌):

「なかなか勝てない状態が続いてですね、
ホームの厚別で今季初勝利ということで結果としては良かったと思います。
やはりゲーム内容のところで、なかなか今まで点が取れなかったのですが今日は点が取れたので、
結果としては良いと思うのですが、ゲーム内容と試合運びのところで
まだまだたくさんの問題があるんじゃないかと思います」


今まで組み立ての部分にこだわって、綺麗にいこうとしていたのを
シュートの意識を強めて成功したのが今節だったのかなと。

確かに、内容は良くありませんでしたが、
それもひとつの“破”だと思います監督も、結果を出しちゃったら、怒るに怒れませんからね(笑)。

ただ、シュートの意識を強めた分、冷静な判断や組み立ての部分はやや物足りなかった。
岡山には悪いですが、雨天で技術の差が出やすかったこともあり、
岡山だから、がむしゃらにやって通じたという側面はあると思います。

普段のサッカーをしつつ、昨日の試合のような最後の部分で勝負をする、
シュートの積極的な意識があれば、監督も納得したのでしょうけれど(;´Д`A ```


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posted by whiteowl |15:47 | 2009 J-league Games | コメント(2) | トラックバック(0)

2009年07月24日

積極性のなさは、札幌の積年の課題。 【J2:第29節 vs 富山】

第29節の富山戦は、前回4月のドームでの対戦と同様にドロー。
引き分けの回数なら、上位2チームの対決に相応しい結果に(;´Д`A ```


いいところまでは行く、だけど結果が出ない。

【J2:第29節 富山 vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.07.22)

●石崎信弘監督(札幌):
「(点が)入らないのであれば、もっともっとチャンスを多く作り、
崩しの最後の選択のところで勇気をもってやるべき。
そこで逃げてしまっている選手が多い。ミーティングでも話したが、勇気を持ち、
失敗を恐れずに最後の選択のところで責任をもってプレーしならければいけない。」

積極性のなさは、もう少し言えば去年もそうだった。

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posted by whiteowl |15:25 | 2009 J-league Games | コメント(2) | トラックバック(0)

2009年07月23日

マスコミの責任。

今のチーム状態を招いた一因に、マスコミにも責任があるだろう。


4月12日、昨日と同じように富山戦に引き分けた後、
6月3日の栃木戦まで13戦負けなしだった。

この頃、このままいけば昇格できると
楽観的な記事を書いたのは、他ならぬ北海道新聞である。

しかし、現状は3位仙台との勝点差19と開く一方だ。
この結果に対して、担当記者はどう思っているのだろうか?


確かに、当時、負けてはいなかったが、内容がともなっていなかった。
このころから勝ちきれずに引き分けになる試合は多かった。

しかし、この時、チームへの危機感を喚起するどころか、
昇格を楽観視した記事を書いた責任はないのだろうか?


マスコミは、他人の責任を追及するのは得意だが、
自分の書いた記事に対する責任は負おうとしない。

そして、まるでそれがなかったかのように手のひらを返して、
今度は批判の記事を書く。


逃げるプレーで無得点 (07/23 09:50 道新)
監督が特に問題視したのは、ゴール前での藤田のバックパスに象徴される積極性の欠如だ。


積極性の欠如は、何も今に始まったことではない。

第4節湘南戦では、14本のシュートを打ち無得点。逆に、カウンターをくらい敗戦。

当時と比べれば、チャンスの質は上がっているが、

この頃から、大事なところで勝負を避ける選手の消極さは、
本質的に、ほとんど何も変わっていない。


私が以前、この件で切れたことを正当化する気はないが、
何を今さらという感じである。


チームが苦しい時に今さら批判を始めるくらいなら、
チームを擁護する記事を、初志貫徹、書き続けて欲しいものである。



posted by whiteowl |14:36 | Column | コメント(3) | トラックバック(1)

2009年07月22日

他人のために頑張るのは、正直しんどい。

19日の私の『まず、自分のためにサッカーをして欲しい。』に、
2つもトラックバックをいただいて、意外な反響の大きさにちょっとびっくりしています。

しかし、そのことが示すのは、
選手の「サポーターのために勝つ」という言葉に違和感を持った人が結構居たということ。


08-09シーズン、ドイツ・ブンデスリーガを初制覇したヴォルフスブルクのマガト監督が、
「普通の人間の何倍も努力をしないと、人を感動させることなど出来ない。」
というようなことをシーズン中に、長谷部を含む選手に言ったらしい。


だけど、他人のために頑張るのは、正直しんどい。

他人から全く期待されないよりかは、期待された方がいいが、
他人の期待に応え、その上で結果を出すのは、
本人に他人の想いまで背負う覚悟がなければ出来ない。

そんないきなり重いものを背負っては、思うように動けないだろう。
ましてや、プロ選手の背負う他人からの期待は、何万人という数になる。

そんなものに真正面から向き合って克服出来る人間など早々居ない。
しかし、人間はそれ程強くはないはずだが、人はそれを別の人間には求めがちだ。

だから、まず、他人のためではなく、自分のために頑張って欲しい。
そして、自分に精神的な余裕が出てきたら、チーム、次に、サポーターの心配をすればいい。


また、周囲は選手のプレーに覇気がないので、言葉だけでも欲しくなる。

しかし、選手、サポーター、誰にとっても必要なのは、言葉ではなく結果のはず。
そして、自分のために頑張ることが、結果的に他人を喜ばせる。

他人の想いを感じるのは、それからでいいと思う。


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posted by whiteowl |17:22 | Consadole Sapporo | コメント(1) | トラックバック(0)

2009年07月21日

観客動員数はJ2トップだが・・・(-"-;A ...

第1節 21,908人(ドーム)
第4節 10,786人(ドーム)
第7節 10,579人(ドーム)
第9節 11,035人(ドーム)
第11節 11,242人(ドーム)
第13節 15,696人(ドーム)
第15節 10,371人(ドーム)
第17節 10,002人(厚別)
第18節  6,359人(厚別)
第20節  9,899人(ドーム)
第21節  5,708人(厚別)
第23節   7,266人(厚別)
第25節 22,707人(ドーム)
第27節   6,376人(厚別)
第28節   5,353人(函館)

ホーム15試合累計 165,287人(平均11,019人)

(※参考:Jリーグ公式記録)




今のところ累計ではトップですが、平均で仙台の11,735人に抜かれているので、
実質は、ホームが14試合の仙台の隠れ1位です。

平均観客動員が、1万人を越えているチームは札幌、仙台、甲府の3チーム。
仙台、甲府は上位ですから、順位のわりには健闘しているといえます。


しかし、残りのホーム開催は11試合。内訳は、ドーム2、厚別7、室蘭1、未定1。

厚別での開催が多いので、平均観客動員が今後下がることが予想され、
このまま行くと、ホーム試合数が過去のJ2よりも1~2試合多いものの、
HFCが目標とする観客動員30万人を大きく下回る予想になります。
(26万人前後か?)


ちなみに、2008年のJ1は、もう遠い記憶になりつつありますが(・_・;
リーグとナビスコの20試合で、247,305人(平均14,547人)

2007年は、ホーム23試合で、290,676人(平均12,112人)。
2006年は、ホーム24試合で、251,476人(平均10,476人)。


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posted by whiteowl |15:26 | HFCの経営を考える | コメント(4) | トラックバック(1)